LaserCatsさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

バービー(2023年製作の映画)

3.7

グレタ・ガーウィグがバービーを題材にするって知ったときは意外だった。観てみたらまあ納得な感じかな。アメリカ・フェレーラの長台詞が印象的だった。
バービーが女性の味方だと考えたことはなかったなぁ。

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ファルコン・レイク(2022年製作の映画)

3.7

素直になれない思春期の残酷さというのか何というのか…。
辛いな。
映画全体の雰囲気も素敵で好きでした。

縁路はるばる(2021年製作の映画)

3.6

女性たちが住んでいる場所が全部僻地という設定はユニークだが、ラブコメとして面白いかというと微妙かな。
でも、香港の端から端までを観ることができて、それは大きな魅力だったと思う。
また、自分が無知だから
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君は行く先を知らない(2021年製作の映画)

3.8

子役の可愛さが作品の魅力を倍増させているといっても過言ではない。とてもかわいかった。
具体的な事柄はわからないものの、この家族の道中からはイランの内情がなんとなく伝わってくる。
印象に残っているのは自
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エリザベート 1878(2022年製作の映画)

3.7

伝記映画や歴史ものとして大胆な描き方ではあるものの、一人の女性の苦悩という内容自体は目新しくはない。
私はエリザベート本人についてほとんど知らないまま観たので、この映画の中年になってからのエリザベート
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モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021年製作の映画)

3.7

未見の作品が多かったけど、面白く観られた。
モリコーネの土台となっているものや、彼の映画音楽が世の中にどうやって受け取られてきたかを知り、苦難も多かったけど映画音楽を続けてくれてよかったと思った。

ひまわり(1970年製作の映画)

3.6

この前出張中に見た河北潟のひまわりが綺麗だったのと、買った楽譜に曲が載ってて良いなぁと思ったので観てみた。
メロドラマ色が強い分、感情移入できないと響きにくい気がする。
ソフィア・ローレンがマストロヤ
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スポンジ・ボブ スポンジ・オン・ザ・ラン(2020年製作の映画)

3.6

ちょっと良い話じゃん。
特に初めて知るイカルドの想いにほろりとした。
昔テレビで観てたのもあって吹替版で観たので、声だけのゲストは分からなかったけど、実写ゲストが豪華。

ロアン・リンユィ/阮玲玉(1991年製作の映画)

3.7

全盛期に25歳で命を絶った女優について、再現ドラマやその撮影現場、インタビュー等を織り交ぜながら描いていくという特殊な映画。
つまらなくはないけど、女優本人のことを知らないのでそこまで興味津々で見入る
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大いなる自由(2021年製作の映画)

3.8

男性間の同性愛を禁じる法律が撤廃されたのが1994年だそうで、そんなに最近まであったのかということ、また、同性愛者もナチスにより強制収容され、戦後も刑務所に移されただけだったということにも衝撃を受けた>>続きを読む

インスペクション ここで生きる(2022年製作の映画)

3.6

思ってたより感情移入しにくかったかな。
これ要るのかなぁ?っていうシーンもあったし、全くの他人には何か分かりづらい感じがした。海兵隊員になることってそんなに誇りなのかなというところもピンとこなかったし
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星くずの片隅で(2022年製作の映画)

3.7

正しいことをしていても報われるとは限らなかったり、貧しい人には手段がなくて正しくないことをしてしまったり。
神様も見てくれないほど塵よりも小さい存在だけど、お互いを見れていればいい。その言葉が全てなの
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ロボフォース/鉄甲無敵マリア(1988年製作の映画)

3.6

ずっと観てみたかった作品。
無茶苦茶な映画ではあるけど、物を破壊しまくるアクションやターザン的なアクションは見応えあり。
序盤は特に残虐な感じで、脱退者と科学者の逃避行?になってからはコメディ要素の方
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俺たちスーパーマジシャン(2013年製作の映画)

3.6

私が一番好きなスティーヴ・カレルが主役、その親友役にスティーヴ・ブシェミ。この2人の再会シーンのかわいさよ…。
定番の展開ではあるんだけど、アラン・アーキンが出てくると面白さに感動もプラスされて満足感
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さらば、わが愛/覇王別姫 4K(1993年製作の映画)

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正直レスリー・チャンを見るためなら「欲望の翼」「大英雄」「ブエノスアイレス」が断トツでお気に入りなんだけど、せっかく映画館で観られるということで。
児童虐待とか政治的に良くも悪くも利用され時代に翻弄さ
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The Most Dangerous Year(原題)(2018年製作の映画)

3.9

トランスジェンダー映画祭2023夏にて鑑賞。
医学的な研究結果、トランスジェンダーの子どもやその家族、市民の声、政治家の声など、色々知ることができて、とても勉強になった。

すべての人が自認する性に基
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(1965年製作の映画)

4.0

Konbiniでクリストファー・ノーランが紹介していた作品。
すごい理不尽。
囚人たちに対して優越感を感じて自分の思い通りに虐待したいだけに見える。何のための刑務所だと思っているのか。戦争中の軍の中で
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ラブバード(2020年製作の映画)

3.7

イッサ・レイとクメイル・ナンジアニの組合せがいい。
2人だけの会話のテンポがあるって感じで観ていて楽しい。
大学生に情報を吐かせようとするシーンと、スマホロックを解除するために一芝居うつシーンの不自然
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シュガーランドの亡霊たち(2019年製作の映画)

3.8

20分程のドキュメンタリーなのだが、ここ数ヶ月で一番考えさせられた作品となった。
ISISに行ってしまった"マーク"のことを友人たちの視点で語るという内容。
もともとムスリムの家庭に生まれた友人たちと
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霊幻百鬼(1983年製作の映画)

3.6

仲間内+幽霊の悪ふざけが続くのでなんだかなぁ…と思いながら観ていたが、終盤のかなり気合の入った恐怖演出で点数が上がった。怖いというよりはアクション面で、という感じではあったけど。
あと、子どもにおしっ
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裸足になって(2022年製作の映画)

3.5

予告編でリナ・クードリを見て気になっていた作品。
内容はちょっと散漫に感じましたが、アルジェリアの歴史と今を知るという点では勉強になりました。

同級生(1998年製作の映画)

3.6

スティーヴン…公衆便所に通うゲイの高校生。
ジョン…年上の下着モデルの彼女がいて、文武両道の人気者の高校生。
いずれも個人的に好感度があまり高くないせいか、あまり感情移入できなかった。ただ、2人の関係
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新・愛と復讐の挽歌/ラヴ&デス(1992年製作の映画)

3.7

容赦ない話やったねぇ。
出だしの家族の事件から辛いし、復讐場所はすごいバチ当たりそうだったし。
あと、クワンの瓶の使い方がすごく怖かったのと、人を火の中に投げ込んだりと絶対誰か火傷してそうなんだけどと
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彼女はパートタイムトラベラー(2012年製作の映画)

3.8

これは結構好きだなぁ。
新聞にタイムトラベルの同伴者を募集する広告が載っており、雑誌社のインターンが潜入するというところから展開していく話。
生き甲斐や人生の目的を特に見出だせずに生きていたヒロインな
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乙女の祈り(1994年製作の映画)

3.8

2人だけの世界が全てで、周りはそれを妨げるものとしか思えなかったのかな。
思い詰めるようにさせた一因としてホモフォビアがあるのか、それがなければこうならなかったのかは分からないけど、何だか重い余韻を残
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熱帯魚(1995年製作の映画)

3.6

緩いコメディでありつつ意外と社会派な内容にも思えたが、誰も彼も安否より入試の心配をしてるところが最も印象的だった。

ロケッティア(1991年製作の映画)

3.6

アラン・アーキンの顔が見たくなって…。
温かみを感じる役どころで素敵だった。
それにしてもお尻は平気なんだろうか。そればかりが気になった。

CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

3.8

レオの感情の揺れ動きを傍で静かに見守るような映画だったが、前半は自分の小中学生の頃を思い出して泣き、後半は後半で琴線に触れまくって泣き、久々にボロ泣きしてしまった。
中学生の時って、なんであんなに学校
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神が描くは曲線で(2022年製作の映画)

3.7

登場人物も観客の思考をも操るミステリー。
気持ちよく惑わされる、こういう映画は好きですね。
細かいところは騙されたけど、大筋としてはそっちか、こっちか、やっぱりこっちよね、という感じでした。

妖術秘伝・鬼打鬼(1981年製作の映画)

3.7

アクションホラーコメディですかね。
結構気持ち悪かったですね(鶏のシーンはちょっと無理でした…)。
アクションは全部キレッキレでかっこいいです。
すごいところで止めるラストシーン。
突然のYMCA。

東京流れ者(1966年製作の映画)

3.7

ちょっとコメディなのかな?
落とし穴仕掛けるとか笑ってしまったんだけど。
主題歌がかっこよく、それを歌いながら登場する主人公もまたかっこよかった。
色分けされたセットなども印象に残った。

To Leslie トゥ・レスリー(2022年製作の映画)

3.7

過去映像の時点からレスリーという人物がちょっと苦手で、少し共感しづらかった。もう逃げないと決めたときは応援したくなったけど。
それにしても、自分一人でどうしようもなくなったときに、手を差し伸べてくれる
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パリ 05:59(2016年製作の映画)

3.7

冒頭20分弱、ぼかし無しでちょっとびっくりしちゃったけど、それ以降は会話と微妙に揺れ動く2人の関係性がメインでそれも興味深くて結構面白かったかな。
始発電車のシーンが特に好きだった。
一晩中2人で歩き
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アシスタント(2019年製作の映画)

3.8

たった一日の様子だけで業界の闇に震撼させられる。
性犯罪レベルのことだけでなく、心理的なハラスメントも。
またやってるよ~って笑い話にしたり、こんなこと気にして将来を潰してもいいの?って黙らされたりと
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⻘いカフタンの仕立て屋(2022年製作の映画)

3.7

美しい映画だった。
言葉ではなく、表情や仕草、後ろ姿などから感じ取ることに重きをおいている感じがした。
そして、タイトルにもなっている美しい青いカフタン。主人公の想い的にそうなるのかもとは思ったけど、
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渇きと偽り(2020年製作の映画)

3.7

故郷で起こった、友だち一家の死亡事件と20年前の事件が、記憶や人々の意識の中で交錯しながら進む捜査劇。
ミステリーとしても人間関係の面でも結構観応えがあった。
それにしてもあんなに干ばつが続いたら生活
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