つきしまさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

つきしま

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ジョゼと虎と魚たち(2020年製作の映画)

3.5

こういうのでいいんだよって感じの青春映画だった。
女性の自立ってフェミニズムなメッセージもあるけど、爽やかでくどくないのが素晴らしい。
どうでもいいけど鑑賞中に目の前の中学生がホモ行為スレスレでイチャ
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ブレンダンとケルズの秘密(2009年製作の映画)

3.0

絵本を見ているかのようなアニメ映画だった。あとアシュリンの声が釘宮理恵みたいで横転した。

映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)

3.0

こういうのでいいんだよって感じの冒険映画、序盤が少しばかり退屈なくらいで、それ以降はストレスなく楽しく見られる。
絵がとても綺麗だし、挿入歌も雰囲気もあっていて良い。
更なる冒険を予感させるエンディン
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異端の鳥(2019年製作の映画)

3.0

ひたすら重いし辛い割に3時間見てて苦ではない珍しい映画、他人に傷つけられれば傷つけられるほど、他人の痛みに気づかなくなっていく過程が恐ろしい。
主人公があまりにも報われないし、傷が癒える描写が特にない
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ウルフウォーカー(2020年製作の映画)

4.5

神話を見ているかのようなアニメだった、映像演出が素晴らしく、登場人物が宗教画のように描かれていたり、狼の視点でダイナミックに描写されるなど芸術性が高い。
芸術性だけでは無く、女の子2人の友情物語として
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アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

2.5

アナ雪も大概だったが、2はアメリカリベラルをディズニーが擬人化した感じで、環境・ジェンダー・人種と全部パックで入ってるのが印象的だった。

アンヴィル!夢を諦めきれない男たち(2009年製作の映画)

4.0

一時栄光を手に入れるも、その後鳴かず飛ばず。当時の共演者はスターになってるが自分たちはフルタイムの仕事をやりつつバンドをしてる、実直に自分のやりたい音楽を30年(もう40年近い)続ける2人の男の物語。>>続きを読む

スパイナル・タップ(1984年製作の映画)

3.5

架空のバンドのモキュメンタリー、モキュメンタリーというとブレアウィッチプロジェクトに影響を受けたような低予算ホラー作品はよく見ていたが、こういうものもあるんだと驚いた。
しかも監督がスタンドバイミーの
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Away(2019年製作の映画)

3.9

ラトビアのオタクが1人で作ったアニメ映画、エンディングの場違いなpillows以外はよかった。
人物のFlashっぽい動きがノスタルジーを感じさせた。
ゲームっぽいと思ったらインタビューで答えてる通り
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ムーラン(2020年製作の映画)

2.5

歌のかわりに全開になったフェミニズム・ポリコレがあった

羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

3.5

脚本が薄いが、演出が凄い。日本のアニメやアメコミの影響を感じさせながら、既に独自のスタイルを確立させている。中国のアニメは知らないうちに進化しているのだなと感じさせられた。ただギャクセンは古い日本のア>>続きを読む

エレファント・マン(1980年製作の映画)

4.0

エレファントマンの心が綺麗過ぎて泣けてくる。
全体的な思想としてアンチルッキズムの思想が見え隠れしないでもない。
当初白黒だから戦前の映画かと思ったけど案外新しかった、そういう演出だったようだ。

アリス・イン・ワンダーランド(2010年製作の映画)

3.5

意外とアナ雪よりポリコレってた印象が強い。最後に自立した女性まで描いていたので。
ハートの女王と騎士の気まずい同棲生活の続きが見たいかもしれない。

みかんの丘(2013年製作の映画)

4.0

紛争地帯にあるアブハジアで暮らす老人と負傷した兵士の物語。
ほのぼのと淡々と進むかと思いきや、やはり戦争をテーマにしているだけあって違う模様。静かなパートと動くパートの対比が冷徹で恐ろしい。
民族とは
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.0

大筋とやりたいことは分かった気がするけど大体はよく分からんかった

コンジアム(2018年製作の映画)

3.5

まんま韓国製ブレアウィッチだけど、本家よりは分かりやすい。和製ブレアウィッチの白石作品と比べると異形の存在は出てこないので純粋にホラーとして楽しめる。ホラー映画として見てるのにチャラい演出でこいつら死>>続きを読む

ウィッカーマン final cut(2013年製作の映画)

3.9

ミッドサマーの元ネタだというから丁度よく見に行った。予定調和カルトムービーだった。
ミッドサマーのサントラをSpotifyで聞いている時も思ったが、予想より音で恐怖を煽りにきてるのはウィッカーマンの方
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カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

4.0

超絶ドストレート青春物語、父親がパキスタンからイギリスへと移民してきた少年がブルースと出会い、空っぽの毎日から青春を謳歌する物語。
音楽が軽快で映像と素晴らしくマッチング。何も考えずに笑顔になれる映画
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空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)

3.5

池井戸作品の映画としては7つの会議と比べて地味だけど、勧善懲悪!町工場が巨悪を討ち果たす!な構造は下町ロケットと同じでスッキリ爽快…とは行かないけど、サラリーマンとして響く映画だった。
シナリオ構造は
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マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

3.0

フランスのボーイミーツボーイ映画、カタルシスに至るまでが若干退屈ではある。
男同士がキスを行うが、マット役がイケメン過ぎて目の保養になってしまう。
カタルシスに至るシーンはぶっちゃけセクシー過ぎてエロ
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きっと、またあえる(2019年製作の映画)

4.5

エリートの親を持つ子供が失敗して負け犬のレッテルに耐えられず衝動的に自殺未遂、親たちが「俺たちが真の負け犬だ」と学生時代の物語が語られていく。
バーフバリやマッキー的なインド映画を期待すると踊りはラス
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ソン・ランの響き(2018年製作の映画)

3.8

ベトナムのシガーロス系メロドラマ、ストーリーなんかはベタベタのベタベタだが、映像が美しい&俳優がイケメンなのが良い。
2人のイケメンの関係は詳しく語られないので、演出を見るしかないが、露骨に大衆演劇の
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Viva!公務員/公務員はどこへ行く?/オレはどこへ行く?(2015年製作の映画)

4.0

中々無いノーストレスイタリアンコメディ、地味にイタリアやノルウェーの文化なんかも見られる。
全てが軽快でスキップするかのように展開するのでサクッと見られる。観賞後も爽やかな余韻が残る。
時間も90分な
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マッキー/Makkhi(2012年製作の映画)

4.5

インド版アベンジャーズな気がしてきた。
ストーリーは殺されたから、ハエに転生して殺し返すという水戸黄門的シンプルで最高にわかりやすい。
演出的にはマサラ風味全開でCGも中々リアル、虫が苦手な人はキツい
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七つの会議(2018年製作の映画)

3.8

サラリーマンが見るとスカッとジャパンになるのでおすすめ(ラスト除く)
多分学生の時に見てもここまで面白く感じなかったと思う。
ストーリーそのものは下町〜半沢を踏襲した池井戸作品だし、演技は野村萬斎が強
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来る(2018年製作の映画)

2.0

ホラー版の翔んで埼玉。
仄暗い水の底からが黒木瞳を見る映画なら、この映画は黒木華を(とダメ妻夫木、後半松たか子)見るための映画とも。
何故かTwitterでBuzzったみたいだが、劇場で見たときのガッ
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スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

1.8

途中までの演出や情報の出し方はまぁまぁ良いが、なかなかの隠し場所の犯人の隠れ家が爆音とビカビカの光で演出されるのが意味不明だった。
めっちゃ見つかるじゃん、それ。
芸術気取りにも馬鹿映画にもなりきれな
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マジカル・ガール(2014年製作の映画)

3.5

陽キャな国の印象があるスペインから出てきた陰陰な胸糞映画。
登場人物の行動全てが悪い方向に傾いていく。
何というかすきっ腹で亜鉛サプリを飲んで、ゲップで臭い匂いが漂ってくるような嫌味がある。
古臭い日
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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.0

討論内容はナチュラルにサルトルの引用があったり、難解であるが、ドキュメンタリーなので要所要所で補完される。
討論について掘り下げるというより三島由紀夫の生き様についてよく響いた。
特に氏の本は読んだこ
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