つまらなくはないが、面白くもなかった。
人物描写が淡白に感じる。
実在の人物(それもとても魅力的な人生を歩んでいる女性)をモデルにしてるため淡白なわけがないのだが、そう見えるのは俺の見方なのか、演技>>続きを読む
恋愛・スクールコメディとしてとても面白い。
映画全体がユーモアに溢れていて、観ていて楽しい。オチは中盤で示唆されるが、そのオチも可愛いし幸せになる。
*中盤から終盤への展開の悪さとスクールカウンセ>>続きを読む
映画的快楽以外の何物でもない。
あの画面の迫力に、あの音を組み合わされたら最高にあがる。
シンプルなストーリーともいわれるけど、シナリオもテーマを含めてちゃんと作られてる。
*映画館で観なきゃいけ>>続きを読む
なんやかんや放置してたフィンチャーのセブン。
あのラストで終わらせるのすごいな。
画面構成であの暗さや憂鬱感、スリルを作り出したことが評価されてるのかな。
*アメリカン・ニューシネマにも通じる何か>>続きを読む
映画として傑作なのは間違いない。
セリフのセンスや会話のテンポ、わかりやすさは抜群で、物語の展開のさせ方や画面の見せ方にも目を見張った(大事なところは直接描かない、時系列を操る)。俳優陣の演技も素晴ら>>続きを読む
至福のひと時だった。
映画史をたどりながら、映画の面白さ、映画音楽の素晴らしさをとてもわかりやすく直感的に語ってくれる作品。
*ハンス・ジマー×ノーランのTENETを観てみたかった気もするが、'20>>続きを読む
よかった。
コズモやリナの描かれ方に若干モヤりつつも(茂みに愛は語れないから責めないであげて…)、タップダンスのシーン含めミュージカルシーンの楽しさは最高だった。
Moses suposes his>>続きを読む
ロバート・レッドフォードの引退作。
レッドフォードの哀愁が映画を際立たせてる。
強盗の被害者は「いい人」と言うが、実の娘ははっきりと嫌悪する。この不具合がフォレストの犯罪者たるゆえんだと思った。>>続きを読む
やっと…ついに…とうとう…観た…。観たこと自体が感慨深い。
後半10分でかき乱して、そのまま終わるのには思わず笑った。この難解さのまま世に出したキューブリックは、言葉ではなく映像で語りたかったのだろ>>続きを読む
(K-)POPに疎い俺でも知ってる世界的なアーティスト・BLACKPINKのドキュメンタリー。
エモく仕上がっていて泣ける。
*最後のバンコクライブ後のジェニーの字幕は「はじまり”に”すぎない」が正>>続きを読む
傑作。脚本が好き。
テーマの一部は人の黒い部分(罪)についてであるが、それについて語る暗さを会話と表情を中心としたユーモアで明るくしてるから、全体のトーンは重くない。
2人が自分(とその罪)に向き合い>>続きを読む
ヒュー・グラントに今まで騙されてた。こんなに最低な男だとは思わなかった。出会った頃のノッティングヒルでの彼はもっと誠実に見えてたのに…。たしかに、分別と多感でもその兆候はあったけど…ここまでとは思わな>>続きを読む
フェデリコ・フェリーニ映画祭で観た。
パパラッツォがパパラッチの役を演じてるな〜と思っていたら案の定パパラッチの語源だった。
映画自体は難解で、全体として面白いとは思わなかった。それでも冒頭シーン、>>続きを読む
生誕100年フェデリコ・フェリーニ映画祭で観てきた。キューブリックが愛し、スコセッシュも言及する名作の一つ(wiki)。
奔放に生きる若者を描いた作品。
カーニバルのシーンの華やかさやファウストの映>>続きを読む
あまり刺さらず、観ていて退屈だった。
悪そうな先輩に憧れる感じ、無理して悪ぶる感じは共感できる。最後の映像も良かった。アトロク・ムービーウォッチメンを聴いて勘所も理解したつもり。それでも、作品としての>>続きを読む
狂ってると思った。ストーリーの初見殺しぐあい、本物の飛行機を燃やすこだわり、演者を逆に動かさせる感じ等々が。
意味不明なのに観ていてとてもワクワクしたし、楽しかった。一連のプロモーションや盛り上がりぐ>>続きを読む
女子高生目線のハイテンション青春肯定映画。
友情、若さ、同性愛、学校内ヒエラルキー等々多様なテーマが描かれている。
軽快で知性と下品さが混ざったユーモアのある会話が最高。彼女ら特有のお互いに褒め合う>>続きを読む
記者と弁護士がカッコよく描かれていてエンタメとして満足。特に、記者がその矜恃の下に叫んだり裏どりをするシーンは爽快感があり、十分面白いジャーナリズム映画に思えた。
最後、キャサリン・ガン本人が記者に>>続きを読む
シャーロック・ホームズの妹エノーラが、失踪した母を探す物語。
全体的にフェミニズムが主題。(映画内では)進歩的な教育をする母に育てられたエノーラは、女性はかくあるべしという価値観(マイクロフト等)に>>続きを読む
数年ぶりに鑑賞。といっても前回は寝た記憶があるから、新鮮だった。
不朽の名作、ここにありって感じ。
2020年105作目
傑作。
鮮やかな色彩で溢れる画面の一方で、描くテーマは深刻なもの。住んでる場所は安モーテルの一方で、すぐ近くにはディズニーがあるなどコントラストが効いてる。
カメラの位置を子どもの高さにしてることで、>>続きを読む
ジェーン・オースティンの『分別と多感』の映画化作品。
長女エリノアと次女マリアンヌを中心として、イギリスの中流階級の恋や生活を描いた作品。
役者は豪華、映像が綺麗、ユーモアありと楽しく鑑賞した。
*>>続きを読む
1948年ハムレット。
アカデミー賞作品賞受賞。
映画のハムレットを観たのは初めてだったから最初は感慨深く思った。
*オフィーリアはもっと色とりどりのドレスを着てるイメージだった。
*フォーティン>>続きを読む
フランク・キャプラ監督作
理想に燃える素人政治家が既存の政治腐敗を暴くという普遍的なテーマ。
十分面白かった。
*当たり前のように白人政治家しか映らず、黒人は鞄持ちでしか出てこない。
2020年1>>続きを読む
とても素敵なお話だった。
監督のキャプラ氏はこの作品を満を持して発表したが当時はヒットせず、自信を喪失して本作以降作品数が激減したらしい(wiki)。それが、今ではクリスマスの定番作になってるのだから>>続きを読む
まず、テーマが好き。
○○らしさ・固定観念によるしがらみを真正面から突破していくテーマ。誰だってやりたいことをやっていい、それがバレエだろうとボクシングだろうと。ビリーの「なぜ、いけないの?」と父に問>>続きを読む
言葉で評し難い。
文脈によって全く異なる見方ができるのかもしれない。ジャズ、ドラッグ、愛等々。
ただ、俺にとっては、その文脈全てにおいて最低な結末に見えた。そして、その最低な終わり方も含めて映画とし>>続きを読む
どうなんだろう。
無難な面白さだから、そこまで残るものがなかった。
2020年96作目
ミュージカル映画の名作の一つだとは思うが、あまり面白いと思わなかった。
何よりもストーリーの展開が雑すぎる。展開・行動に動機が感じられなかった。
感じる人、わかる人にはわかる映画なのかもしれない。>>続きを読む
法廷/弁護士もののサスペンス。
最後までハラハラできるし、弁護士がイカしてる。
2回目の鑑賞。
2020年94作目
目の前で戦闘が起きてるかのような没入感の一方で、ある程度の第三者性も感じた。
時間の流れがドラマを作りあげる。理想主義的な要素と現実主義的な要素が絡みあう後半30分は震えた。戦争映画として傑作。
2>>続きを読む
フィクションという名のノンフィクション。
ケンローチ監督にはまだまだ映画を作ってほしい。
2020年90作目