ino7010さんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

カオス・ウォーキング(2021年製作の映画)

2.0

ユーモアが少なくトムの軽妙さが活かされてないし、アクションも少なく、SF的な映像もチープだし、ストーリーもびっくりするぐらい盛り上がりがなく、ノイズの設定も映画の見づらさ以外の効果もなく、予想以上につ>>続きを読む

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.5

ワンピース映画としてはかなり異色な世界観で、特に悪役の設定がファンタジーすぎて、ラストバトルもかなり不思議な感じがした。音楽含めド派手な映画であることは間違いないので、映画としてはそれなりに楽しめた。

PLAN 75(2022年製作の映画)

3.3

どんどん追い込まれていく現実を見せられて、居た堪れない気持ちになった。
色々と思想的な内容を盛り込むことをもできたのに、声高に主張するシーンや心情を明確に示すセリフ等は少なく、倍賞美津子の表情が印象に
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マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル(2022年製作の映画)

3.5

いつも通りいい意味で力が抜けるらしさ全開のゆるーいクリスマス作品だった。ケビンベーコンのノリの良さが素晴らしい!

アムステルダム(2022年製作の映画)

3.4

俳優の力もあって登場人物はみんな個性的だし、個々のエピソードとかは面白いのだが、終始盛り上がりに欠けていたように思え、上映時間も長く感じてしまった。

マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ウェアウルフ・バイ・ナイト(2022年製作の映画)

3.0

モノクロでレトロな雰囲気でおとぎ話のような作品だった。ホラーという事で描写は意外とキツめ。

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.6

冒頭から不思議と個性的な映画の世界観に引き込まれた。現実の常識に当て嵌めずにあるがままの物語を受け入れると、(何故こんなことをするのかと突っ込まない)不条理スリラーのはずなのに、観終わった後は不思議な>>続きを読む

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

3.7

背景だけでなく、キャラクターの繊細な表情がとても丁寧に描かれており、病気の少年と家族、友人との物語はベタだけどストレート過ぎて泣けたし、最後もビターエンドかと思ったけど、激甘なハッピーエンドで救われた>>続きを読む

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.0

永野芽郁の存在感は映画の雰囲気に合っているし、他の俳優も良かったけど、どうしても作中の年数の経過を上手く表現できていなかった気がする。
中盤と終盤にある物語の核心については予想できるものだったし、早瀬
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少年の君(2019年製作の映画)

3.9

最初から終わりまで悲しみと苦しみで心臓が押しつぶされそうになって、切なさとやるせなさで呼吸が苦しくなる感覚になる映画だった。
いじめに対してはもちろん受験主義や親子関係、格差社会それぞれに対して社会的
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.4

演出や音響や演技の全てにより、不快で不安な気分にさせられる精神攻撃的な時間が多くて気持ち的にはかなりヘビーな鑑賞だった。夫の思う幸せと妻の幸せの定義は違うけど、愛していたことは事実という普遍的な夫婦の>>続きを読む

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.6

独特な湿地の世界観を表現する映像が何よりも素晴らしかった。過酷な人生を生きた真の強い少女が周りに支えられてハッピーエンドを迎えられたことは良かったけど、ラストに犯人を匂わせるなら、きちんとミステリーと>>続きを読む

リトル・シングス(2021年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

髪留めをめぐる虚しい結末は良かったけど、途中の物語の進みが遅く、必要なのか分からない場面も多いと感じてしまった。
真犯人について描いてくれた方が後味の悪さが強調された気もするけど。。。

アウトポスト(2020年製作の映画)

3.5

序盤はそこまでのめり込めずキャラや人間関係もざっくりしか理解できなかったが、後半の戦闘シーンは相手との戦いというよりも生き残りをかけたサバイバル映画のようで緊張感があり、味方の死が過剰に描かれていなか>>続きを読む

クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

3.7

サスペンスというよりは人間ドラマという感じで、ペンコフスキーの信念、2人の友情が丁寧に描かれており、最後の2人のやりとりは感動的で泣きそうになった。

ダイブ(2022年製作の映画)

2.8

女としての嫉妬と選手としての嫉妬が入り混じったようなネットリとした空気が漂う映画だった。登場人物はみんな痛々しく、最後の決断は正義のようにも見えるが、主人公にも終始共感できなかったので爽快感はなかった>>続きを読む

フォーエバー・パージ(2021年製作の映画)

3.0

特にこれといった特徴もないいつものシチュエーションスリラーだった。
過去作より移民や人種に焦点が当たってるのは時代の流れかもしれない。毎回登場人物が異なるがシリーズ全体の締め方は気になる。

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.0

映像体験としては映画を超えた未知の体験だった。一瞬も妥協のない画面作りから生まれる世界観への没入感は唯一無二だと思う。水中の世界の表現はずば抜けて素晴らしく、平和な世界が続く時間帯では映像美で別世界へ>>続きを読む

ルパン三世 VS キャッツ・アイ(2023年製作の映画)

2.5

作画と演技はやはりしっくりこないし、黒幕がすぐ分かる、ルパンたちも結構ボロボロになるし、キャッツアイも終始雑魚すぎると不満点は多い。でも、テーマソングが流れるとテンション上がるので音楽は偉大だと再認識>>続きを読む

アルゼンチン1985 ~歴史を変えた裁判~(2022年製作の映画)

3.7

辛い歴史を見つめつつ比較的軽いタッチで物語が進んでいくが、やはりクライマックスの論告の演説は心揺さぶるものだった。
見た目のイケメンはいないのに全員が真摯でカッコよかった。

ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実(2019年製作の映画)

4.0

親が子を想う気持ち、仲間を敬う気持ち、過去へ向き合う恐怖など一人一人の心情ががとても丁寧に描かれており、彼らの信念に基づく行動がとても真摯で感動的で、ふとした瞬間に何度も涙してしまった。
実話をベース
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モスル~ある SWAT 部隊の戦い~(2019年製作の映画)

3.5

戦場体験型映画と言った感じで、名前もわからない仲間が当たり前のように死んでいく。一人一人の死が悲劇なはずなのに乾いた感じの空気感で淡々と物語が進んでいき、舞台の目的が明かされるもここで終わりかぁと感じ>>続きを読む

神々の山嶺(2021年製作の映画)

3.7

外国映画と思えないほどに日本人や日本の描写が丁寧だった。
原作を読んでないので、もっと謎解きメインかと思っていたが、ガッツリ登山そのものに対する物語だった。
羽生と深町の距離が縮まるのが少し唐突だと思
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フラ・フラダンス(2021年製作の映画)

3.4

個人的には不快なキャラがおらず皆の頑張りを楽しんで観ることができた。でも作画、演出、笑い、ストーリーどれも飛び抜けた印象はなく、姉の存在を引っ張った割にはそこまで感動出来なかったのは残念だったと思う。

スイング・ステート(2020年製作の映画)

3.7

町長選挙を通じて二大政党による選挙を皮肉に描いてる過程も十分面白かったが、さらに皮肉が効いたドンデン返しのラストも予想外で面白かった!!

ザ・ウェイバック(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

普通ならラストの事故からの施設入所の下りを中盤に持ってきて、プレーオフの時にはコーチとしてコートに戻って共に戦う方が感動的だと思うけど、あえて一歩引いたようなラストだったのが良くも悪くも印象的だった。>>続きを読む

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.3

映画全体が湿っぽ過ぎずガサガサしている雰囲気になっていて、そこが主人公の戸惑いと喪失感をうまく表現している感じがして個人的にはよかったけど、最後まで心震える感動までは至らず。。。

黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

3.9

副題から結末は予想できるし、基本は冤罪系の定番のストーリーなんだけども、途中から信じられない出来事が続き、唖然となった。囚人たちの絆に涙し、感情移入していたが故に最後の判決シーンでも自然と泣けてきた。>>続きを読む

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.8

前半は特にテンポが悪く退屈になりそうな間があると感じてしまうけども、これから何が起きるのか気になり続けるし、正体が判明してからは独特な緊張感から痛快なラストまで監督の個性が色濃く反映させられてるオリジ>>続きを読む

スティルウォーター(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

愛する娘を救い出したのハッピーエンドのはずなのに、愛する人達とは別れることになるバッドエンドが絡みあって、何ともいえない余韻が残る面白い映画だった。
謎解きよりも人間ドラマに重きを置いた中盤が退屈だと
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.5

設定にいい意味でも悪い意味でも現実感がないためか緊張感がありつつも中盤は少し退屈だと感じたし、もう少し盛り上がりが欲しかった。こじんまりとしたホラーで何とも不思議な雰囲気映画だった。

SEOBOK/ソボク(2021年製作の映画)

3.3

思ったよりもファンタジー色強めなことに戸惑い、ストーリーはよくある展開でキャラクター同士の交流がそこまで深く描かれていないため、感動的なラストのはずなのにそこまで響かなかった。

エルヴィス(2022年製作の映画)

3.3

序盤の演出から単なる伝記映画とは違うかなと思ったが、中盤からはよくある展開になっていき、楽曲に馴染みがない世代な部分もあり、イマイチ楽しめなかった。
演技も圧倒的とまでは行かない印象だった。

21ブリッジ(2019年製作の映画)

3.7

短くまとまっている中で緊張感を保ちつつ一気に物語が進み、最後まで楽しめた。
チャドウィックの眼差しと佇まいがカッコ良すぎて彼の存在感も堪能することができた。

RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.7

限定された条件下で可能な範囲で活路を見いだす主人公を見守りながら、後半は特にドキドキしながら見入ってしまった。
テンポ良く進むし、結末も毒が効いていて最後まで面白かった。

ホラーマニアvs5人のシリアルキラー(2020年製作の映画)

2.8

タイトルから予想していたストーリーとは悪いベクトルでだいぶ違ったのと、肝心の殺し方にイマイチインパクトが足りなかった気がする。。。