Isseiさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

Issei

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仮面/ペルソナ(1967年製作の映画)

4.7

まず全てのショットの構成が完璧に計算し尽くされていて美しい

見終わった後の感情だけはそこにあるんだけど、

難しすぎる...
何が起こったのか1つもわからない...
理解したい...

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.6

Greta Gerwig監督とことんセンスも頭も良すぎるでしょ....
複雑に時系列を絡めて、場面を多様に広げ、登場人物を個々に深めながらもずっと残る一貫性ある感情の質感...

今2020年に、この
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ミスター・ノーバディ(2009年製作の映画)

4.5

“一羽の蝶の羽ばたきは、翌日のテキサスの竜巻に関係するのか”というバタフライエフェクトや、
ビッグバンによって生じた時間という次元は、宇宙が拡大をやめた瞬間、それか伸び縮みが同等となった時にどうなるの
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ペイン・アンド・グローリー(2019年製作の映画)

4.7

清純で混沌な、淡い、そして苦い映画監督の物語

新しい作品が書けず体も悪化していくかつてキャリアとしての名声を築いた映画監督サルバドールのもとに降りかかる時間を経た運命たち
それを純粋に受け止めようと
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サクリファイス(1986年製作の映画)

4.8

僕たちは常に待っているんだろうな...
この場所に留まっていたいと思いながらも、常に何かが変わってしまうどうしようもない運命のようなそんな機会を待っているんだろう
たとえそれに犠牲が必要でも。
全ての
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スノーデン(2016年製作の映画)

4.0

これがSci-fiでもなんでもなくて実話だという現実

ジョセフゴードンの演技がスノーデンをむちゃくちゃ研究したんだろうなっていう憑依ぶりで素晴らしい

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.7

ずっと見たかった2019年の傑作。

ほんとに全てが美しい。綺麗すぎる...。
感情を表現するのに言葉なんていらないと存分に教えてくれた。
表情ひとつで人の悲しみも怒りも、そして悦びも感じることができ
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デヴィッド・リンチ:アートライフ(2016年製作の映画)

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Lynchは映画監督というよりも画家、そしてなによりも史上芸術家。

8 1/2(1963年製作の映画)

4.8

芸術家、そして1人の男の生きる人生そのものを美しい映像と哲学的でありながらリアリズムな口調で魔法を使い夢のように紡いでいくフェリーニ監督の完璧な傑作

無駄のない全てのシーンに感謝


There a
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第七の封印(1956年製作の映画)

4.5

初ベイルマン。

人間は死・恐怖から逃れることはできず、その己の弱さを補うかのように神を呼ぶ

(500)日のサマー(2009年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

これは、実はサマーがもともと付き合っている人がいて遠距離とかの理由で寂しい思いをしていた時にトムを見つけて仲良くしてたけど、そんな理由があったから付き合うとかはしずにたまに突然寂しげな悲しい素振りを見>>続きを読む

エンター・ザ・ボイド(2009年製作の映画)

4.7

今まで見た映画で一番ぶっ飛んだドラッグ映画。
さすが2001年宇宙の旅を最も好きな作品としてあげるGaspar Noeの傑作

空虚だけが当てはまるテーマに沿りまくった東京での映像体験
人は死んだらほ
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.3

The Beatlesで始まるそれだけでワクワクが止まらない
そして中盤で流れたEverybodyには本当にやられた....

Sam Rockwell絶妙にはまり役すぎ
Scarletの色味が最高
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

4.6

Frank Oceanが人生の一部くらい好きすぎる自分にとって最高の映画でした

日本のFrankファンに一言
“ちゃんとEndlessも聴いてるか?!”

自分が今までに出会ってきた音楽に乗せてすす
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ライトハウス(2019年製作の映画)

4.7

まじで一瞬だった...
A24恐るべし...
Robert Eggers恐るべし...
パティンソン、デフォー恐るべし...
そしてなによりも怖いのは....

神話のような構図で進んでいく話に、
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.3

評判を聞き映画館で鑑賞

チャーリーの優しさと、ニコルの強さ
それぞれの裏側が表になるときに噛み合わずそれでも向き合って前を向くとそこにいる2人
そしてなんといっても表向きの自分自身が好きなお互い。
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アイリッシュマン(2019年製作の映画)

4.7

果たして何が人間として正しくいると言うことなのか。
正義の言葉が裁判で出てきたけれど、それぞれの人生の中でその正義とは一体どれほどの価値があるのか。
マフィアの中だから見える家族と個人の内面との言葉の
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ワイルド・アット・ハート(1990年製作の映画)

4.5

リンチに好き放題やらされるニコラスケイジ
ギャグかと思われるくらい突拍子もないリンチの頭の中のキャラクターたちが何もフィルターを通さずに無造作にどこにでも置かれてく....

リンチ大先生....

ディック・ロングはなぜ死んだのか?(2019年製作の映画)

4.5

“How did they do in Pulp Fiction?”
(あいつらパルプフィクションでどうしてたっけ?)

“Called Anthony Kiedis.”
(アンソニー・キーディス呼ん
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