いつもいっちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

いつもいっちゃん

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きまじめ楽隊のぼんやり戦争(2020年製作の映画)

4.0

ロイ・アンダーソン色がムンムン。
日本映画でもこういうのできるんだなと思った。
戦争してる理由が分からず戦争する2つの街。
戦争のバカバカしさを上手く描いているな~
ひたすらキャストみんな棒読みでシュ
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グランパ・ウォーズ おじいちゃんと僕の宣戦布告(2020年製作の映画)

2.4

妻を亡くしたおじいちゃん。
孫の家に移住し、屋根裏に追いやられた孫がおじいちゃんから部屋の奪還を巡り宣戦布告。
孫VSおじいちゃんのプチ戦争が幕を開ける。
分かってはいたけど、ステレオなホームコメディ
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るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

4.4

タイトルが「The Final」
緊急事態宣言が出ましたが、公開されましたね。
前回の三部作でもう映画化はないと思っていたので、まさかまた製作されるとは思ってもみませんでした。
やはり相変わらず凄い殺
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Mank/マンク(2020年製作の映画)

-

「Mank マンク」観た。
アカデミー賞最多10部門ノミネート。
これがデヴィッド・フィンチャーの映画??
これがアカデミー賞候補作品??
正直作風と美術以外、全然刺さりませんでした。
良さが理解でき
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ドリームランド(2019年製作の映画)

3.5

マーゴット・ロビーが製作、主演を務めたラブストーリー。
映画の雰囲気はすごく好きです。
映像が凝っていて、時代感が出ていました。
やはりマーゴットさん、演技派ですね。
しっかり映画に合っていました。
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約束の宇宙(そら)(2019年製作の映画)

3.7

エヴァ・グリーンのイメージを覆す母親役。
宇宙へと旅立つ母の、娘との別れとの葛藤。
宇宙飛行までの過酷な訓練と、女性であるからと見透かされない為に弱味を見せようとしない母の姿がある。
それでも娘には優
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ロード・オブ・カオス(2018年製作の映画)

5.0

ジョナス・アカーランドは神!
いや、ちょっとヤバいわ。
めっちゃ強烈。
R18+指定なだけあり、グロいシーンがとことんリアルで、観る人によっては貧血を起こしそうな流血シーンが満載。
悪魔崇拝、自殺、殺
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BLUE/ブルー(2021年製作の映画)

4.5

良かったわ、、、
ストイックゆえの葛藤と切なさ、青春がある。
キャストがとても良い味がありました。
松山ケンイチの感情を抑えた演技、東出昌大の葛藤、柄本時生のエモさ、全てにおいてピッタリハマっていまし
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21ブリッジ(2019年製作の映画)

3.4

チャドウィック・ボーズマンの遺作の一作。
麻薬事件と警察の汚職事件を追った一夜のサスペンスアクション超大作。
100分弱と観やすい。
チャドウィックカッコええわ、、、
本当に彼の死が悲しすぎる。
「マ
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ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

4.0

楽しかった❗
新型コロナの影響で延期になってしまい、公開を楽しみにしてました。
「ハッピー・デス・デイ」シリーズの監督らしいポップな学園ホラーコメディ。
ただ今作はR15+指定であり、グロいシーンもい
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裏アカ(2020年製作の映画)

1.0

うん、酷い。
映画として面白くなりそうなんだけど、何せ音楽がやり過ぎ、演出もオープニングからしてダサい。
展開も無理やりだし、いきなり過ぎる雑な展開があり、さらにダレます。
孤独を感じる女と孤独を否定
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.6

煽りすぎな予告と豪快すぎるメンツのキャストで観るのためらってましたが、予想とは良い意味で違う映画でした。
テンポよく、キレのある吉田大八監督作品でした。
どんでん返しという意味での面白さではなく、どう
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

4.3

普通を問うことへのアンサー。
会話が面白いですね。
食い違いって端から見たら面白いし、普段会話のなかったカップルとの絡みも良かったです。
基本ゆるいんですが、終盤は切なく熱いわ。
人の合う合わないはあ
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サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

5.0

「サウンド・オブ・メタル」、金属音。
ラストシーンはもうため息が出るほど素晴らしい。
最初にメタルバンドの大音量から始まり、無音で終わる余韻。
聴こえない状態からインプラントを入れてからの雑音まで、耳
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モンスターハンター(2019年製作の映画)

3.2

これ映画として面白くなるのか?と疑問に思いながらも気になり鑑賞。
2D字幕。
可愛いトニー・ジャーと、久しぶりの大味豪快アクション。
ゲーム好きな人からしたらどうなのか、、、
もうモンハンでなくてもい
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ノマドランド(2020年製作の映画)

5.0

深く繊細な映画。
ヴェネチア、トロント、ゴールデングローブ賞を席巻し、アカデミー賞大本命の本作。
現代の遊牧民、ノマド。
ある事情でノマドとして生きていこうとする主人公ファーン。
彼女が抱えるものを下
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DAU. ナターシャ(2020年製作の映画)

1.7

つまらないけど、こういう映画体験も貴重。
ソ連全体主義を現代に甦らせるプロジェクト第1作。
もうこのシリーズの映画はいいわ。
全編酔っぱらい、ケンカ、セックス、拷問のスタンス。
アルコール臭が画面から
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ミナリ(2020年製作の映画)

5.0

素晴らしい家族映画。
雑魚寝が沁みる、、、
またおばあちゃんのための映画でしたね、、、
韓国系の移民家族の物語であり、またアメリカ映画であり、日本映画っぽい良さもありました。
アメリカの片田舎に越して
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アウトポスト(2020年製作の映画)

4.3

ポスターはB級感溢れてるが、中々の臨場感ある戦場シーン。
戦う区域が限られている為、カメラが寄る分迫力ありました。
前半、アメリカ兵の日常と敵との渡り合いを描き、後半は激化する戦場。
仲間とふざけあっ
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ビバリウム(2019年製作の映画)

4.0

謎多き迷宮住宅地。
育てたら解放される。
子供がキーパーソンになる映画。
最初から最後まで不気味で、ジェシー・アイゼンバーグがその雰囲気に食われまくっていた。
イモージェン・プーツに至っては「ミッドサ
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ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実(2019年製作の映画)

3.8

ベトナム戦争の戦友たちの30年越しの落とし前。
いぶし銀のキャスト陣の演技が放つ、ベトナム戦争の傷痕と人としての誇り。
日本公開時がこの時期になってから、クリストファー・プラマーの遺作となってしまいま
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わたしの叔父さん(2019年製作の映画)

4.5

淡々とした映画だけど良かった(^^)
デンマークの酪農で暮らす叔父さんと姪。
前半、日常を淡々と繰り返す場面から、第三者が介入してくると二人の関係性が浮き彫りになる。
どこかユーモラス。
あのデートで
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星の王子ニューヨークへ行く2(2021年製作の映画)

3.5

楽しみにしてた続編。
前作がめちゃくちゃ好きなので。
正に壮大な同窓会!
たくさんのエディとアーセニオが健在♪
そしてまた曲者の新キャラたち。
ゲストにはあの方まで、、、
1作目とのリンクが多いので、
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野球少女(2019年製作の映画)

4.0

未来はわからない。
速球ではなく自分流の球で。
プロ入りの世界で女性がどういう位置にいるかが分かる映画でした。
貧困、性差別を一人の女子の青春で映し出す作品。
「はちどり」と似た感覚を持ちながら、常に
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ラーヤと龍の王国(2020年製作の映画)

4.5

久しぶりにディズニー映画を映画館で観た気がする。
「ラーヤと龍の王国」、正直舐めてたけど、かなり楽しかった❗
最初から描くべきものが明確な上、魅力的なキャラクターたち、華麗なアクション表現、オリジナル
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.8

交わらないはずの二人の女性2人。
観て良かった❗
魚津市ロケしてたんですね、、、
ガッツリ自分の職場付近が映るというサプライズ笑
ラジオで原作者の山内マリコさんが日本の貴族社会を研究して書いた小説の映
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ザ・プロム(2020年製作の映画)

4.3

gleeと豪華キャストのコラボは新鮮。
ゴールデングローブ賞ノミネート映画巡り。
メリル・ストリープがミュージカルになると生き生きする。
ひたすら明るいミュージカル映画も良いですね。

どん底作家の人生に幸あれ!(2019年製作の映画)

4.0

こういうの好き。
「スターリンの葬送狂騒曲」の監督最新作ということで気になってました。
貧乏になったり、裕福になったり、また貧乏になったり。
正に子供の頃から波乱万丈な生活を強いられた男、デイヴィッド
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ノンストップ(2019年製作の映画)

3.8

楽しかった~
気軽に楽しめる明るい韓国映画!
揚げパン屋を営むおばさんと修理屋の旦那が実は元スパイだった。
オロナミンCの懸賞が当たり、娘を連れてハワイ旅行へ。
ハワイ行きの飛行機で待ち受けるテロに、
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ある人質 生還までの398日(2019年製作の映画)

4.3

彼らの憎悪に負けたくない。
元体操選手であり写真家の青年ダニエル。
シリアで拘束され、人質として過ごす398日。
拷問と屈辱の日々。手首が痛そう、、、
人質仲間と救済のときを待つ間の人質側と救済する側
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あの頃。(2021年製作の映画)

3.6

エモいんだわ。
ハロプロに生きた男たちの青春映画。
いやー、懐かしい曲がいっぱい。
今が一番楽しいという言葉がここまで響いてくる映画もなかなか無いね。
アイドルには卒業があるが、俺たちには卒業がない。
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シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

4.8

世界が見てる。
これは凄い映画だった。
アーロン・ホーキンはもう監督として巨匠感が出てる。
ゴールデングローブ賞のノミネートもあり、今度のアカデミー賞のノミネートに期待がかかる本作。
力強い映画でした
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続·ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画(2020年製作の映画)

4.0

下品、ゲス。
でも風刺が効いてる「ボラット」続編。
一作目がうろ覚えでも楽しめる。
ボラットの娘役凄い。
コロナウィルスまでぶちこんでくる所がヤバいな。
キワキワ過ぎる。

パリの調香師 しあわせの香りを探して(2019年製作の映画)

3.8

わがままな調香師と、お調子者の日雇いドライバーのささやかなヒューマンドラマ。
正にフランス映画らしいユーモア。
主演のエマニュエル・ドゥヴォスが気難しくも人間臭い役を演じる。「ヴィオレット ある作家
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マ・レイニーのブラックボトム(2020年製作の映画)

4.0

ゴールデングローブ賞でもアカデミー賞でも注目作。
チャドウィック・ボーズマンの遺作であり、まさかこんなにも熱演の演技の引き出しを持っているとは。
亡くなるのが惜しい。
マ・レイニーを演じたヴィオラ・デ
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

5.0

「すばらしき世界」
タイトルに偽りなし。
厳しさと幸せな現代社会を刑務所上がりの男の視点で描く大傑作。
役所広司さんがもう完璧に素晴らしい。
それに負けない演技派キャストの熱演。
西川美和監督の前作、
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