たかちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

たかちゃん

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馬と呼ばれた男(1969年製作の映画)

3.8

シリーズ三部作の第1作。スー族イエローハンドに拉致されたリチャード・ハリスが、部族と溶け合い、酋長の娘と結婚する。第2作は「サウス・ダコタの戦い」(76)、第3作は「馬と呼ばれた男の勝利」(87)で、>>続きを読む

セックス・オブ・エンジェル(1968年製作の映画)

1.6

脚本家ウーゴ・リベラトーレの監督作。「南海のフリーセックス」もひどかったが、本作も褒めようがない。話がない、空っぽの、内容なんかないようとぼやきたくなるローズマリー・デクスター、なんで出ている。。

性に群がるハイエナ(1968年製作の映画)

1.9

刹那的快楽をむさぼる若者を描いたカナダ映画。無職の青年が、図書館員の女の子と知り合う。ドラッグと乱交。カネが泣け鳴門男をカモる。いつしか青年が女の子に支配されていた。そして…。彼らが無軌道すぎて、感情>>続きを読む

続・快楽と神秘/世界秘(秘)教地帯を裂く(1969年製作の映画)

1.7

激情公開時の監督名は、類似・スカティーに。イタリア映画だから、この名が本当だと思う。丸の内東映パラス公開のセミドキュメント。世界のいかがわしい儀式。カルト宗教などを追った異色作。

シシリアン(1969年製作の映画)

3.9

ドロンがギャバンに宝石強奪の仕事を持ち掛け、成功する。しかし、ギャバンの身内に手を出したドロン。ギャバンの怒りをかう。一方刑事のヴァンチュラも二人を追う。ドロンが老練ギャバンと対等に渡り合うギャング映>>続きを読む

去年の夏(1969年製作の映画)

4.0

フランク、エレノア・ペリーが、 エヴァン・ハンターの原作を映画化。不愉快になるほど辛辣な作品。スリラーと言ってもよい。

宇宙からの脱出(1969年製作の映画)

3.7

冷戦下、米ソが協力してアメリカの宇宙船乗組員を救出するジョン・スタージェス監督により70ミリ作品。東京地区はテアトル東京のシネラマ方式上映。

二人でひとり(1970年製作の映画)

2.1

製作・原作・脚本・監督・音楽・主演、青島幸男のワンマン映画。彼のコント台本や作詞のようには面白くならなかった。

無頼漢(1970年製作の映画)

3.9

河竹黙阿弥の「天衣紛上野初花」をモチーフに、寺山修司の脚本を篠田正浩が監督した。六人の無頼漢の物語。六人の演技合戦。

スパイ大作戦/薔薇の秘密指令(1969年製作の映画)

2.4

テレビシリーズの再編集版。テレビシリーズの劇場版は本作だけのようだ。

黄金線上の男(1969年製作の映画)

2.2

スコットランドヤードの秘密捜査官、ユル・ブリンナーが、偽ドル組織を追ってロンドンへ。組織とは簡単に接触できるし、相棒は簡単に殺さるし、ちっとも面白くならない。サスペンスとして成立していない。

テオレマ(1968年製作の映画)

4.8

パゾリーニの最高傑作、と言うと、いや、「アポロンの地獄」だ、「王女メディア」だと異論をはさむ輩がいるが、ひとそれぞれ。訪問者テレンス・スタンプの謎を解くカギは、配達人のニネット・ダヴォリにある。

地獄に堕ちた勇者ども(1969年製作の映画)

4.8

ナチが政権を握ったドイツ。鉄鋼王一族の物語。ヴィスコンティのドイツ三部作の最初の作品。脚本もヴィスコンティ(共同脚本にニコラ・バダルッコ、エンリコ・メディオーリ)。ドストエフスキー、シェークスピアをモ>>続きを読む

明日に賭ける(1967年製作の映画)

3.7

オリヴァー・リードは有能なCMディレクターだが、自由な生活を求めて退職。支配欲の強い経営者、オーソンウェルズが、ことごとく邪魔をする。両者ともインパクトのあるキャラクター。面白い鵜効果が産まれた。マイ>>続きを読む

ポーラの涙(1969年製作の映画)

4.0

マグ・ボダール製作、ニナ・コンパネーズ脚本、ミシェル・ドヴィル監督。これだけで面白さは保証付き。保険金をめぐるミステリー。ヒロインのエヴァ・スワンは本作だけで姿を消す。残念。

夕陽に向って走れ(1969年製作の映画)

4.0

赤狩りでハリウッドを追われたポロンスキーの、監督復帰作品。先住民の青年(ロバート・ブレイク)が、キャサリン・ロスとの結婚に反対され、彼女の父親を誤って殺してしまう。二人で逃亡。追跡するレッドフォードの>>続きを読む

電撃特攻作戦(1967年製作の映画)

3.5

ナチドイツの侵略に抵抗したユーゴのパルチザン。ドイツ軍非工場爆破の任を受け、5人の部下を連れて命令遂行に動く。ゲシュタポの変装して敵地のい乗り込み、ガソリンタンクを積んだトラックで体当たりしたりするが>>続きを読む

ゴーストタウンの決斗(1958年製作の映画)

4.0

ジョン・スタージェスの決斗三部作の1本。スタージェスは「墓石と決闘」もあり、西部劇はフォード、ホークスとは違う作風で貴重な存在。本作はかつて無法者だった音尾が保安官になる。しかし昔の義理で、仲間を助け>>続きを読む

風の無法者(1967年製作の映画)

2.9

「続さすらいの一匹狼」のジョージ・フィンレイ(変名)によるマカロニウェスタン。無法者が保安官になる。銀山から銀運搬中に強奪され、それを取り戻すものの、無法者時代の仲間が現れる。マカロニウェスタンとして>>続きを読む

賭けの報酬(1969年製作の映画)

3.3

バート・レイノルズの犯罪コメディ。犯罪といっても、盗んだ金塊を戻しに行く話。その金塊を横取りしようとする奴がいるから面白くなる。監督は「栄光の野郎ども」の西部劇専門の職人。

カトマンズの恋人(1969年製作の映画)

3.9

ルノー・ヴェルれーがパリからカトマンズへ。父に会い、資金援助を頼むためだ。現地で友人に会う。低賃金で働いていることを冷笑する。一方で、ジェーン・バーキンを麻薬中毒から救おうとする正義感もある。ようやく>>続きを読む

大逆転(1969年製作の映画)

3.2

この監督は、「ゴースト/血のシャワー」で有名だと思うが、本作は謎が謎を呼ぶサスペンスアクション。混乱しそうな展開を巧く捌いている。

サンタ・ビットリアの秘密(1969年製作の映画)

4.2

イタリアの小さな村の人たちが、ナチドイツの侵攻からワインを守る。出演者もイタリア系が主だが、英語発声なのが難だが、スタンリー・クレイマー監督製作。アンソニー・クイン、アンナ・マニャーニの漫才夫婦が良い>>続きを読む

富士山頂(1970年製作の映画)

4.3

建設映画大好きな裕次郎、本作は気象庁レーダー観測所建設の新田次郎原作を映画化。山頂まで資材を人力やヘリで運搬する苦労が丁寧に描かれている。石原プロ製作、日活配給だが、劇場は東宝系。キャストは日活勢の男>>続きを読む

愛の化石(1970年製作の映画)

2.0

浅丘ルリ子の歌謡映画。日活マークは付いているが、日活らしさはない作品。感t区は外部の岡本愛彦。キャストもルリ子と川地以外は外部。空洞化というしかない。作品もつまらない。

愛と死の果てるまで(1969年製作の映画)

3.6

ジョン・ヒューストンが、娘のために作った)と思われる、フランス百年戦争を背景にしたラブストーリー。伯爵の娘に恋をした青年。激動の時代の波の呑み込まれるが…。

デンジャー(1969年製作の映画)

2.7

ラクウェル・ウェルチの名前で観てしまったが、残念な出来。殺人鬼のルーク・アスキューが、どこまでも追ってくるだけのシンプルなスリラー。xそして、ウェルチは逃げるのをやめ、闘う。話がない、空っぽの作品。

レマゲン鉄橋(1968年製作の映画)

3.6

ライン川のルーデンドルフ橋をめぐる、連合軍とドイツ軍の攻防。橋を爆破したいドイツ軍。それを阻止しようとする連合軍。ギラーミンの見せ場作りの巧さが発揮された作品。

狂った蜜蜂(1968年製作の映画)

3.0

「人喰族」のウンベルト・レンツィ監督のミステリー。キャロル・ベイカーのイタリア出稼ぎ映画の一作。このひとのイタリア作品はミステリーが多いのは、好みなのか。

The Sex(1968年製作の映画)

1.5

西ドイツ製性教育映画。ホックハイマー博士が、セックス問題についてまとめたドキュメント。風俗ドキュメンタリーに過ぎない。

人類の恥部を剥ぐ!(1969年製作の映画)

1.3

扱っているネタがつまらない。浅草のヘビ屋、苦行者、人工授精、男根神社、トルコ風呂、闘牛など。

水滴(しずく)(1969年製作の映画)

3.4

医師の家庭に、かつての恋人の娘が引き取られる。その娘は邪悪な心で家庭を破滅に導く。日本映画でもよくある設定だが、悪魔のような少女というのはなかった。

世界殺人公社(1969年製作の映画)

3.8

バジル・ディアデンのミステリーコメディ。ジャーナリストのダイアナ・リぐが、一連の殺人事件は組織ぐるみではないかと新聞王サヴァラスに接触、殺人公社の会長オリヴァー・リードの取材に成功する。そしてリードに>>続きを読む

ボブ&キャロル&テッド&アリス(1969年製作の映画)

3.5

二組のカップルが夫婦交換を行うコメディ。ポール・マザースキー初監督作品。「ハリーとトント」など題材の選び方が巧い。本作はキャスティングが見事。

エロス+虐殺(1970年製作の映画)

4.2

吉田喜重の代表作。山田正弘と喜重の共同脚本による、大正十二年関東大震災のさなかに大杉栄と共に虐殺された伊藤野枝を描いた。新東宝の小森伯監督「大虐殺」(60)も凄い。見比べるのも一興。

帰って来たドラキュラ(1968年製作の映画)

3.6

ハマーフィルムのドラキュラシリーズ4作目、クリストファー・リーのドラキュラ3作目。ドラキュラ復活を防ごうとした司祭、足を滑らせ、出血、その地で甦るドラキュラ。巧いオープニングだ。村の娘を襲うドラキュラ>>続きを読む