一花さんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

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あゝ、荒野 後篇(2017年製作の映画)

4.0

前編・後編をイッキ見。
考えさせられるテーマがいっぱいに盛り込まれていて、この作品をおかずに1ヶ月は思索にふけいれそうな全部のせ映画。
何より、寺山修司の世界観を、2021〜22年という超近未来に完璧
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ゲキ×シネ「五右衛門ロック」(2009年製作の映画)

4.5

最っっっっ高!
五右衛門や、そのほか個性的なキャストが見得を切る度に、心の底からスカーッとする。
エンターテイメントとしては、新感線の作品の中でもマイベスト5本指に入る!
筋を通して生きる人たちのかっ
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パトリオット・デイ(2016年製作の映画)

3.9

こういう映画をわりとありのまま?に、本人の顔出し付きで映画にできてしまうアメリカという国がすごい。
実話だと思うとさらに興奮する!テンポが良く、ストーリーも良く、優等生的に楽しめる作品!

ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

4.3

「信念」って、すごい。一番のパワーかも、と、思わせられる。
最後に、敵である日本人の「信念」が一瞬描かれていて、心遣いが感じられ、日本人としてはホッとしました。。

真白の恋(2015年製作の映画)

4.1

いい映画だった…
ストーリーはそんなにひねったところはないけど、障がいそのものがテーマではなくて、「初恋の切なさ」を、丁寧に丁寧に描いた映画。
だから、社会派でなくても、みんなに受け入れられる映画なん
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.6

映像すごい!テンポも素晴らしくいい!音楽もばっちり!
それでも観た後にあまり何も残らないのは、登場人物にあまり感情移入できなかったからかなぁ…
堅苦しくなく、IMAXの大画面で映像を楽しみたい人には期
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.5

す、す、すすすすごい。
映画に引き込まれすぎて、レイトショウからの帰り道、閉まっているドアが開く度に、周りの人影をチェックしてしまった。
「映画好きが熱狂する理由」という煽り文句にすっかりおどらされて
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アシュラ(2016年製作の映画)

3.9

ストーリー自体にひねりはないけれど、
逆に、ひねくれたところのないド直球の刑事モノ、サスペンス。
韓国の映画は完成度の高いものばかりで圧倒されます。

ヒトラーの忘れもの(2015年製作の映画)

4.2

苦しくて切ない映画だった。
こんな歴史は知らなかった。
最近、ヒトラーを題材にした映画が多いなぁ、なんでだろう?と、ぼんやり思ってた、
この作品もその中の一つだと、軽い気持ちでいた…。

とんでもない
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お嬢さん(2016年製作の映画)

4.1

「OLD BOY」の、パクチャヌク監督作品。

不思議な日本語から始まって、あれ?字幕じゃなかったっけ?と、何度も確認してしまった…汗
最近、韓国という国の、日本や、日本人への目線が気になって、もっと
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アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場(2015年製作の映画)

4.0

戦争の映画…だけど、命の尊さのようなテーマではなく、新たな視点を与えられ、考えさせられる。
そして、途中、かなり、「シン・ゴジラ」
「これって、シン・ゴジラだよねぇ?!」と、観た人と語り合いたい。。

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

4.4

す、すごい、韓国映画。

猟奇的な殺人事件が悪霊のしわざ!?という、ともすればリアリティを失ってしまいそうなテーマを、とことん、リアリティのある進行でつなぎ合わせていく伏線のうまさ。描写の巧さ。
うま
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牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

4.2

映画館にて鑑賞。

台湾旅行に行ったばかりということもあって、より、歴史的な背景を詳しく知りたくなる内容でした。勉強してから、また見てみたい。

「人生の貴重な1日を費やすのに、ふさわしい傑作」という
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パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊(2017年製作の映画)

4.5

ジャック!爽快!最高!
嫌なやつなのに憎めない、あほなのに賢い。このキャラクターをずーっと見ていたい。
本作では、ジャックの、あの謎ファッションの理由が明かされます。
お涙ちょうだいでもなく、感動的で
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ゲキ×シネ「髑髏城の七人〜アカドクロ」(2004年製作の映画)

4.3

タイトルの「6人」が、どの6人なのかというのがわかる瞬間、耳元で血管がドクドクいうのが聞こえるぐらい、興奮マックスに!
この恍惚感は、お芝居ならでは。
古田新太さんが、かっこよい!エロい!男らしー!
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ブルーに生まれついて(2015年製作の映画)

3.8

観る前の印象とはちょっとちがう、
小難しさはなく、単純なストーリー。

渋い映像と音楽で、単純だけど、心揺さぶられるものがある。
薬物依存を切り口にした、芸術家の魂についてのハナシ。

見所は、女優さ
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ゲキ×シネ「乱鶯」(2016年製作の映画)

4.0

ゲキシネの中でも、特に渋い…!男の渋さ120パーセント。
これまで、どちらかというと、若者や女性の苦悩を描いた作品を見てきたからか、ちょっと物足りなさを感じるものの、
渋さが、見終えた後から、じわじわ
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花戦さ(2017年製作の映画)

4.3

ポップな販促とはうらはらに、重厚で、心に残る、素晴らしい作品。
なぜ「秀吉ギャフン!」なんて安直やコピーつけたのか。。「仇討ち」だとか、単純なものではない。
戦乱の世に、芸術家としてだけでなく、仏に祈
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.1

みおえたあと、じわじわと振り返って思い出す、そんな映画。
インドの広大さが、脳裏に染みついて、大きく深呼吸をしたくなる光景が美しい。

すこし上長な感じがあって途中退屈しそうになるものの、
母の偉大さ
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