いやよセブンさんの映画レビュー・感想・評価 - 65ページ目

ミラクル コークビルの奇跡(2015年製作の映画)

3.0

1986年に米国で起きた事件の映画化で、児童を人質にとり、身代金を要求した狂気の犯人夫妻がいた。
事件の最中は緊迫感もあり、ハラハラ・ドキドキの展開だったが、終盤、この映画の言いたいことがわかる。
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アパートの鍵貸します(1960年製作の映画)

5.0

ビリー・ワイルダーの傑作喜劇で、ジャック・レモンもシャーリー・マクレーンも素晴らしい。
主人公(ジャック・レモン)は出世のために、自分のアパートをラブホテルのように、上司に貸し出していた。
密かに想い
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ブラック・クラブ(2022年製作の映画)

3.0

戦争中、不利な状況を反転させるために、薄い氷の張った海をスケートで200km向こうの味方まで、あるものを届けろ、と主人公(ノオミ・ラパス)は命令を受ける。
6人で出発するが、一人、また一人と減っていく
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ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

4.0

CGとは違う味わいのストップモーション・アニメで、2時間近くもある。
有名な童話、ピノキオのアニメ化で知っている話通りに進行する。
監督がデル・トロなのでちょっと心配したが、子供が楽しめる作品でアカデ
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新網走番外地 嵐呼ぶダンプ仁義(1972年製作の映画)

2.5

網走番外地と新網走番外地、この作品で全18作が終わったのだが、東映はこれだけ稼いでくれたシリーズに何もしなかったみたい。
主人公(高倉健)は出所後、ダンプ野郎になり、美しい社長(生田悦子)のために、悪
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恋人たちの予感(1989年製作の映画)

5.0

ロマコメでは一番好きな作品で、メグ・ライアンもとてもキュートな一品。
シカゴ大学を卒業したハリー(ビリー・クリスタル)とサリー(メグ・ライアン)は、同じ車で口論しながらニューヨークに行く。
5年後、偶
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インシディアス 序章(2015年製作の映画)

2.0

このシリーズ、悪霊は家ではなく人にとり憑くのが特徴。
母を亡くした女子高校生の主人公は、霊能者を訪れ母と話がしたいと頼むが断られる。
忠告として、死者に呼びかけるとすべての死者が聴いてしまうから気をつ
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ピーター・パン(2003年製作の映画)

3.0

ピーターパンの王道作品で、子供に見せても全く問題にならない。
大人になることができないピーターパンと、彼にあこがれるけど現実の家族を大切にするウェンディが、大人から見ると、とても切なく見えてしまう。

ヴィタール(2004年製作の映画)

3.0

主人公(浅野忠信)は交通事故で記憶を無くしてしまう。
同乗していた恋人は亡くなってしまう。
主人公は大学に入り医学部へと進む。
そして解剖実習となり・・・。
悲しみを乗り越えて前に進めるのか?

影狩り ほえろ大砲(1972年製作の映画)

2.0

今回はご禁制の大砲をめぐる話で、小藩に依頼され、幕府の隠密集団・影と戦うが、この三人が強すぎてみんな歯が立たない。
そのかわり味方はみんなやられてしまう。
1970年代の劇画ブームの一品。

ザ・ファン(1996年製作の映画)

3.0

サンフランシスコ・ジャイアンツのファンで、今季、移籍してきた大物打者(ウェズリー・スナイプス)に期待している主人公(ロバート・デ・ニーロ)。
しかし、仕事も私生活もうまくいかず、次第に精神的に追い詰め
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コンスタンティン(2005年製作の映画)

3.0

主人公(キアヌ・リーブス)は天使と悪魔を見極め、人に取り付いた悪魔を追い出すエクソシストみたいな仕事をしていた。
女性刑事(レイチェル・ワイズ)の妹の死を巡って、二人は捜査を始める。
悪魔も天使も嫌だ
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眠狂四郎 無頼剣(1966年製作の映画)

2.5

あまりお色気のない今回はちょっと不思議な感じ。
過激派集団が老中を狙って、江戸を火の海にしようと画策する。
狂四郎は、目的はわかるが罪のない市井の人々を犠牲にするのはけしからん、と立ち上がる。
キャラ
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悪夢探偵2(2008年製作の映画)

2.0

悪夢探偵の母親はとても怖がりだった。
今回、依頼してきた女子高生も怖がりだった。
この程度の探偵だったら仕事を受けないほうが・・・。

陽だまりハウスでマラソンを(2013年製作の映画)

5.0

主人公はメルボルンオリンピックのマラソンの金メダリストだが、もはや高齢で、一人娘は夫婦を老人ホームにいれる。
主人公はホームの陰気臭さと、死ばかりを見つめる管理方法に嫌気がさす。
コーチだった妻とラン
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ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

5.0

弟(ダン・エイクロイド)は出所してきた兄(ジョン・ベルーシ)を迎え、ブルース・ブラザースを再結成して、音楽活動を再開しようとする。
名曲がズラリ、歌手もズラリ、ゲストもビックリの傑作で、ラストのカーア
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グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)

5.0

主人公は東ベルリンに住んでいるが、1989年、デモ中にそれを見た母親が心臓麻痺で倒れる。
昏睡状態が続くが、東西ドイツ統一の動きが加速度的に進んでいった。
目を覚ました母親にショックを与えないために、
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エミリー・ローズ(2005年製作の映画)

3.0

悪魔にとり憑かれた女子大生が悪魔払いの後、死亡してしまい、神父が殺人罪で逮捕される。
正当な医療を受けさせなかったというもの。
検察側は医者を証人として呼び、病気で治療は可能だった、という証言を引き出
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13ゴースト(2001年製作の映画)

2.0

遺産相続の家に行ってみたら、そこはゴーストたちのたまり場だった。
主演がモンクこと、トニー・シャルーブなので最初から笑ってしまう。
製作者はホラーのつもりかもしれないが、すべてのゴーストが可笑しいので
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モータル・コンバット(1995年製作の映画)

2.0

ゲームの映画化らしいが、メインストーリーは「燃えよドラゴン」と同じ。
ファンタジー色を強くしているが、肝心の格闘シーンが盛り上がらない。
やはり主人公のオーラが足りないようだ。

あなたがいてこそ(2010年製作の映画)

3.0

突然、主人公に遺産が入ることになり、受け取りに出かける。
そこは亡くなった父の時代、殺し合いを繰り返していた地域だった。
そうとは知らず、途中で知り合った可愛い娘とウキウキしていたら、命を狙われ始め、
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シュンマオ物語 タオタオ(1981年製作の映画)

2.5

パンダのタオタオは母を射殺され、ヨーロッパに連れてこられる。
動物園では人気者になるのだが、望郷の念は忘れがたく・・・。
パンダを通して人間の愚かさを表現しているようにみえるが、子供向けとしてはちょっ
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風と共に去りぬ(1939年製作の映画)

5.0

1939年に製作された超大作映画で、あの時期にこんな映画が作られた・・・。
ヒロインのスカーレット(ビビアン・リー)のキャラが飛び抜けていて、レッド(クラーク・ゲイブル)やメアリー(オリヴィア・デ・ハ
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マドモアゼルC -ファッションに愛されたミューズ-(2013年製作の映画)

3.0

フランス版「ヴォーグ」の編集長をやめ、独立して「CR」というファッション雑誌を立ち上げたカリーヌ・ロワトフェルドのドキュメンタリー。
同じようなドキュメンタリーがあったが、この人は女神色が強く、一緒に
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寄生獣 完結編(2015年製作の映画)

3.0

ヒトに寄生して生きていくが、ヒトを食べることで生命を維持する寄生獣と、寄生されたが善玉の主人公との戦いが繰り広げられる。
なんとかヒトを食べないように体質改善を図ろうとする寄生獣、寄生されていないのに
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クリシーの静かな日々(1990年製作の映画)

3.0

アメリカからパリにやってきた作家は、友人と共に娼館に入り浸る。
退廃を絵にかいたような展開だが、美少女の登場で男どもは狂わされていく。
原作はヘンリー・ミラー、美しい女性のヌードが氾濫するが、よくわか
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仕掛人梅安(1981年製作の映画)

2.5

東映が作った仕掛人梅安で、萬屋錦之介が演じる。
上方から悪い奴が江戸にやってきて、仕掛人ビジネスの元締め、音羽屋を亡き者にして乗っ取ろうと画策する。
東映が作った割には・・・ねぇ。

赤い玉、(2015年製作の映画)

3.0

メディア関係の学園で教鞭をとっている映画監督が主人公(奥田瑛二)、監督としての仕事はもうこないのが実態。
離婚して娘は元妻と一緒に暮らしており、疎遠になっている。
学園の事務員と愛人関係にあるが、そろ
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いつも2人で(1967年製作の映画)

3.0

オードリー・ヘップバーン主演で、監督がスタンリー・ドーネン、音楽がヘンリー・マンシーニとくれば期待してしまう。
主人公(オードリー・ヘップバーン)と夫(アルバート・フィニー)は何回目かのフランス旅行を
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X-MEN2(2003年製作の映画)

3.5

大統領がミュータントに襲われ、かろうじて助かるが、過激な科学者にミュータントの取締を許可する。
この科学者はエグゼビアとマグニートーを捕らえ、世界のミュータント皆殺しを企む。
また、ローガンのミュータ
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遠い太鼓(1951年製作の映画)

3.0

1840年のアメリカ南部、アメリカ軍は敵対していたインディアンを急襲、捕虜を開放する。
しかし、圧倒的なインディアンの大群に追撃され、撤収を図るのだが・・・。
あらゆる要素を網羅した娯楽大作だ。

グローリー/明日への行進(2014年製作の映画)

5.0

アメリカの1960年代、ケネディ暗殺後に就任したジョンソン大統領とキング牧師が、黒人の公民権運動で丁々発止の交渉を続ける。
穏健派のキング牧師はインドのガンジーにならい、非暴力で訴えを続けていた。
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きみはいい子(2014年製作の映画)

4.0

認知症が出始めた一人暮らしの老女と自閉症の子供、夫の単身赴任で子供と二人きりの生活で育児ノイローゼの主婦と虐待を受けた過去を持つママ友、クラスの秩序維持に悩む新米小学校教師と生徒やモンスターペアレンツ>>続きを読む

美女と野獣(1946年製作の映画)

3.0

ジャン・コクトーが映画化したお伽噺だが少しホラー調。
ベルは可愛く、父を助けるためという原作通りの展開になる。
この話を美しく楽しいラブストーリーに仕上げたディズニーは流石だ。

X-メン(2000年製作の映画)

4.0

ミュータントが多数登場、ローガン(ヒュー・ジャックマン)は別格でミスティーク(レベッカ・ローミン=ステイモス)のキャラが強烈だった。
ミュータントは善玉のエグゼビア(パトリック・スチュワート)と悪玉の
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ブルドッグ(2003年製作の映画)

3.0

主人公(ビン・ディーゼル)は麻薬取締官、メキシコに乗り込んで大物の逮捕に成功する。
しかし、麻薬組織の主導権争いが勃発、そして主人公の自宅が襲われ、妻が亡くなる。
ここからは復讐のためには手段を選ばな
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