やまぞうさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

やまぞう

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モリーズ・ゲーム(2017年製作の映画)

3.0

モーグルの選手だったモリーは、オリンピック出場を目前に怪我で挫折。

がしかし、スポーツの才能だけでなく、明晰な頭脳を持つ彼女は、法科大学院へ進学するまでにロサンゼルスで過ごした際に、ふとしたきっかけ
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孤狼の血(2018年製作の映画)

3.5

ヤクザ映画の本家は東映なんじゃ!
ここんところ、プリキュアとか仮面ライダーとか以外はイマイチパッとせんけど、
とにかく、ヤクザ映画は東映なんじゃ!

...と、言いつつ製作されたかどうかは定かではない
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サバービコン 仮面を被った街(2017年製作の映画)

3.5

アメリカンドリームを形にしたような、瀟洒で平和な街 サバービコン。

お上品な白人富裕層の人々が、ニコニコと幸せそうに暮らしている様は、何だか作り物の街のように胡散臭い。

そして、ある日サバービコン
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

3.0

光州事件は何となく名前は記憶あるけど、実際どんな事件で、どれだけの犠牲者が出たのかはよく知らなかった。

軍事政権下から民主化となる一助となったであろう光州事件の映像を撮影したドイツ人記者と、彼を乗せ
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

5.0

1994年のフィギュアスケート界のスキャンダル「ナンシー・ケリガン襲撃事件」は、なんか、薄っすらとしか記憶にない。

まぁ、それぞれの主張とゆーか、言い分はあるだろうけど、事件の真相はこんなもんだった
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

いや〜、壮大に敗北したねー。。。

アイアンマン、キャプテンアメリカ、ソー、ハルクなど、元々のアベンジャーズに加えて、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーと、ブラックパンサーも参戦しましたけど
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

全くスタンダードな、儚くも美しい一夏の恋物語である。
それが美少年と美青年という組み合わせではあるのだが...。

北イタリアの避暑地というロケーションが素晴らしい。

いい感じに閑散とした町、静謐な
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

5.0

IMAX3Dで観て大正解!

スピルバーグだからこそ実現したのかもしれない、見たこともない世界。

アニメ、特撮、ゲーム、映画...
1980年代〜90年代のコンテンツ盛りだくさんで、全てを見つけるに
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となりの怪物くん(2018年製作の映画)

3.0

原作コミック未読。

うむ。普通に少女マンガっぽい、爽やかな余韻。

菅田将暉演じるハルが、無邪気すぎるとゆーか、奇行がハンパないけど、可愛かった。

主人公の雫やハルを取り巻く仲間たちのエピソードも
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いぬやしき(2018年製作の映画)

4.0

ある日突然、謎の事故により超人的な力を得た、サエないジジイとフツーの高校生。

それは、地球上に存在するあらゆる兵器を凌駕する力である。

母子家庭に育ちながらも、母親からの愛情を受け、いじめられっ子
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パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

3.0

前作の内容をほとんど忘れてたのたが、観ているうちに思い出した。
それでも、一作目を復習してから観た方がより楽しめたかも。

さて、今作はジョン・ボイエガが主人公。
前作でKAIJUと死闘を繰り広げた英
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

4.0

初回映画化の「ジュマンジ」は1995年かぁ〜。
今は亡きロビン・ウィリアムズが主演だったんだよなぁ。

呪われたゲーム"ジュマンジ"は、ボードゲームからテレビゲームへと進化した!
それはさながらVRの
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ラブレス(2017年製作の映画)

4.0

離婚協議中の夫婦。
まぁ、お互いに不満があるから離婚するんだろうけど、一人息子を押し付け合うってどうよ?

愛が冷めたとゆーか、そもそも少しでも愛があったのか分からんけど、既に互いに憎しみ合うレベルの
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娼年(2018年製作の映画)

3.0

バリバリのR18映画である。
2016年に三浦大輔演出、松坂桃李主演で舞台化されたらしいが、これってどーやって舞台演出したんだろう?
再演したら観てみたいものだ。

それにしても、若手人気俳優の尻を大
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ヴァレリアン 千の惑星の救世主(2017年製作の映画)

2.0

個人的には、リュック・ベッソン監督って、「レオン」を最後にその才能は枯渇したと思ってるので、莫大な費用をかけた贅沢なB級映画として観たら、まあ、つまらなくは無かった。

原作はフランシスの人気コミック
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

5.0

アカデミー賞でメイクアップ&ヘアスタイリング賞を獲得した日本人、辻一弘さんの仕事振りもあって、見事にゲイリー・オールドマンがチャーチルそのものに見えた。

もちろん、ゲイリーの渾身の演技も素晴らしかっ
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トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

4.0

大事な家族のために危険な警官職を辞めて、保険会社へ転職。
それから10年間、平凡で平和な日々を過ごしている60歳のマイケル(リーアム・ニーソン)だったのだが...

ある日突然、保険会社をリストラされ
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レッド・スパロー(2017年製作の映画)

4.0

ロシアの諜報機関がメインの話なのに、ロシア人同士もロシア訛りの英語で会話するというヘンテコ感は否めないが、
なかなかの掘り出し物作品だった。

直近で観た女スパイもので「アトミック・ブロンド」という、
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.5

民主主義国家の根幹を揺るがす、政府による報道規制。

インターネットが普及している現在、チミッと調べて手に入れられる情報(ガセも含め)の量と比べて、まだ新聞が国民の知り得る情報の先端だった1971年。
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BPM ビート・パー・ミニット(2017年製作の映画)

5.0

1981年にアメリカで症例報告がされ、全世界が震撼した「AIDS」。
爆発的に感染者が増える中で、当初は間違った情報や偏見が蔓延し、差別的な扱いを受けた人も多かったと記憶している。

今作はそれから約
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トゥームレイダーファースト・ミッション(2018年製作の映画)

2.0

ゲーム「トゥームレイダー」のイメージで観ると、かなり違和感がある。

ララ・クロフトというキャラクターは、やはりアンジェリーナ・ジョリーの方がしっくりくるなぁ。

バカバカしい程セレブでゴージャス、そ
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ラッキー(2017年製作の映画)

5.0

90歳まで大病もせず、ボケもせず、足腰しっかりしてるっつーのは、超高齢化社会を生きる現在、ある意味憧れであろう。

しかしながら、健康であったからこそ、突然原因も分からず倒れてしまった事がきっかけで、
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

5.0

なんか、映像技術がまた進化してないか?

目と心を奪われる程美しい死者の国の描写、質感やキャラクターの動きなどのクオリティーが、もはやアニメの域を超えている。

...恐るべし、ピクサー。

そして、
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ボス・ベイビー(2017年製作の映画)

4.0

字幕版を上映しておらず、不本意ながら吹替版で鑑賞。

悪くなかった。
まぁ、ストーリーとかキャラクター設定と動きのクオリティが高いので。

赤ちゃんネタのせいか、幼児連れがやたらと多かったが、
主人公
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素敵なダイナマイトスキャンダル(2017年製作の映画)

4.0

出版業界ではもはや伝説と言われる、エロ&サブカルチャー雑誌の編集長・末井昭氏の自叙伝を映画化。

こりゃ民放で放送するの無理だろ、な程、マ◯コやチ◯コなど卑猥とされる言語や、映像が飛び交う。
しかも、
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去年の冬、きみと別れ(2018年製作の映画)

2.5

うーむ。ストーリー的にはなかなかのサスペンスであった。

が、しかーし。

懇切丁寧な演出と、説明的なセリフで、割りかし先やオチが早い段階で読めてしまったのが残念。

ちなみに原作は未読。

謎の焼死
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ハッピーエンド(2017年製作の映画)

4.0

冒頭のスマホ動画シーンから始まり、序盤までは、一体誰の視点なのか、人間関係とかがサッパリ分からず
「うわ、全然分からん!ヤベぇぞ...」
と、アセる。

お話が進むにつれ、そこらへんは解消されていった
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ナチュラルウーマン(2017年製作の映画)

5.0

昨今ではトランスジェンダーに対する理解が進んでいるとはいえ、まだまだ偏見と差別に晒される状況は多々あるだろう。

最愛の恋人が突然死んでしまったショックに追い打ちをかけるように、医師や警察から疑惑の目
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.0

はじめに、アメリカ同時多発テロでハイジャックされた航空機を題材にした「ユナイテッド93」や、ボストンマラソンで起きた爆破テロ事件を描いた「パトリオット・デイ」みたいな、手に汗握る攻防とか顚末を期待して>>続きを読む

ブラックパンサー(2018年製作の映画)

4.0

正直、マーベルシリーズはもう登場キャラが多すぎて訳分からんくなったりしてるのだが。

また増えてるんかい。。。

と、ゆーコトで「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」に登場したブラック・パンサーが主
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

5.0

個人的にギレルモ・デル・トロ監督作品には点数が甘くなるのかもしれないが、
「パンズ・ラビリンス」の世界観と心震える衝撃から、今作は待ってました!と期待大だった。

孤独に生きる声を失った女性と、謎の半
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空海 ーKU-KAIー 美しき王妃の謎(2017年製作の映画)

3.0

絢爛豪華な映像美が売りの、チェン・カイコー監督作品。

総製作費150億円という巨額を惜しみなく注ぎ込んだ映像の美しさを堪能しました。

なんか、ストーリーの仕立てが「陰陽師」っぽいなぁー
と、思った
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The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

3.0

クリント・イーストウッド主演の「白い肌の異常な夜」は未見。

南北戦争中のアメリカ。
男子禁制の女学園に、傷ついた兵士が運び込まれる。

禁欲生活をおくる女の園に紛れ込んだ男の存在が、女達の押さえ込ま
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さよならの朝に約束の花をかざろう(2018年製作の映画)

2.5

予告編見た時に「うわぁ。これ絶対泣けるやつやん!」
と、期待し過ぎたのかもしらんが...

いや、決して悪くはなかったのだが、
ことごとく自分のツボからビミョーに外れまくって、不完全燃焼に。

10代
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

5.0

実在した興行主、P・T・バーナムの波瀾万丈人生を描いたミュージカル映画。

身体的な「個性」を持つが故に、周囲から奇異の目で見られ、蔑まれている人々を
「オンリーワンの個性」として、唯一無二のショーで
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リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

5.0

原作未読。
同じ岡崎京子が描いた「ヘルタースケルター」と繋がっているそうな。

スクリーンサイズを敢えて4:3にしてたり、公害を撒き散らす工場地帯と汚染された河、公衆電話、河川敷の枯れた原っぱ、高校生
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