粋な演出から始まり、5つの都市で同じときに偶発的に出会った、ドライバーと乗客たちのタクシー内での物語。大好きな映画だった。
ロサンゼルス。可愛くて、着飾ることなく夢を貫くドライバーがかっこよかった。>>続きを読む
ただただハッピーになれる映画!!
終始笑いを堪えるのに必死で、最後は徐々に芽生えた友情と信頼関係に涙がほろり。
お金が繋いだ縁ではあるものの、彼らが争ったのは賞金の分配方法だけで、互いの国や価値観を否>>続きを読む
監督さん、今までどんな人に出会ってきたの?人間観察力すごすぎない?と思ってしまう、これぞ会話劇の面白さ!!ずっと4人の会話を聞いていたかった。
ひとり心の中で思ってたりした共感する部分もあるし、全くわ>>続きを読む
ふと観てみたら、原作全く知らなかったけどめっちゃ楽しめた!!
ヤンキー×タイムリープって斬新だし、タイムリープを繰り返して徐々に未来が変わっていくハラハラ感。ハッピーエンドで良かった!
どのキャラもク>>続きを読む
ずっとこの世界に浸っていたかった。フィルム映像、音楽、2人の声はもちろん、生活音すら心地よく感じた。
観ているうちに心の中にあった不安や積もり積もった何かがスッとなくなって、映画館を出た瞬間涙がこぼれ>>続きを読む
自分の希望のためにしてきたタイムトラベルを、恋人になって、家族ができて、あえてしないと決めたティムと、人生の素晴らしさに気づくためにタイムトラベルしていたお父さん。どちらの選択もメッセージとして良かっ>>続きを読む
当時の市子にはどうしようもなかった、そうせざるを得なかった過ちから、彼女の意志による過ちへ…というのが一番つらかった。
ただ、、、カメラの揺れがかなりしんどかった。冒頭から酔ってしまっておそらく半分>>続きを読む
不協和音と絵画のような映像美。ランティモスの世界は惹き込まれる…!
『哀れなるものたち』での天真爛漫なベラに、この作品では愛らしくブラックなアビゲイルに、エマストーンの演技力もすごい。。
3人とも自>>続きを読む
物語、映像、音楽すべてが衝撃的すぎた…!!奇妙なのに美しくて求めてしまう世界観。
長尺といえど、ベラが0歳から大人になるまでを中弛みなく描き切って、ベラとゴッドの過去とか引っかかった部分もまるっと回>>続きを読む
映画好きの子に絶対観るべきと言われて観たけど、わたしにはグロすぎて無理だった、、、、
クセの強いキャラクターたちと、各キャラの過去が徐々に明らかになる展開は面白かったんだけど、、、
地球滅亡というとんでもない危機なのに、目先の利益しか見えていない政治家たち。コロナ禍を経験したからか、あり得なくもないと思う設定だけど、笑いながら見てしまった。
ティモシーが出てるの知らなくて、出て>>続きを読む
想像以上に物語の波のない作品だったけど、登場人物の誰もがそれぞれの守りたいものを諦めていない姿が美しかった。
そして、彼らの生活がこれからも続くことを実感させられるエンドロール。すごく好きだった。>>続きを読む
この後の作品に通ずるカウリスマキ特有の撮り方、モチーフ、描き方がとても感じられた。
友達の優しさが可笑しくて好きだった。
街と映画祭と音楽は素敵!
でもオマージュになっている作品を知らなかったため、既婚のおじいちゃんが綺麗な女性に魅了されている映画としか観れなかった、、原題の方がしっくりくる。
クラシック映画、勉強しよう>>続きを読む
性別の違いのせいか、父と息子の関係性や気持ちが理解し難くて、正直なところ小津作品の中で1番刺さらなかった、、
修復版を観ると印象は変わりそう。検閲によって表現の自由が奪われていた事実はやるせないけど>>続きを読む
圧倒的な存在から徐々に人間性が浮き彫りになっていく展開、指揮を取って代わられたコンサートでのまるで怪物のようなターが、いい意味でとても恐ろしかった。
何度か話についていけない場面があって、考察を読んで>>続きを読む
穏やかでない世の中に、不器用で不運な男女。なのに少ないセリフにユーモアがたっぷり詰まっていて、帰り道の足取りが軽くなった。
枯れ葉ってなぜか悲しい印象を持ってたけど、実は自ら芽を出し、雨風に耐え抜き>>続きを読む
癒された。映像と音楽がとにかく美しかった。
手持ち無沙汰で人の家を掃除したり花を摘んでくるようなクッキーの人柄と、少しずつ育まれていく2人の友情に、常に死のリスクを抱え、いつ不穏な展開になるかわからな>>続きを読む
これぞロードムービー!!出会い、同じ時間をともにする中で互いの人生に変化が訪れ、別れる。その変化はまさにロベルトの手紙の通り“必然”だったと感じるからロードムービーは好き!
難解だった『春原さんのうた』のリベンジの気持ちで観たけど、今回もやっぱり難しかった。
感情が自然と顔に現れて、人に言われて初めてその感情に気が付く瞬間ってある。この作品では春さんが0の関係値からそれ>>続きを読む
たった一晩にも、人間の数だけ違う夜がある。
まだアケルマンの作品は難解すぎるみたい。いつか見返して素敵と思いたいな。
一番凄いと思ったのは、ラストの行動に直結する具体的な出来事、行動、言葉はないのに、不思議と受け入れられてしまったこと。
毎日水が一滴一滴コップに溜まっていき、なんとか溢れないよう保っていたけど、ついに>>続きを読む
小津監督のお墓参りに行く前に観ておきたいと思い鑑賞。
小津作品は「映画は監督のもの」を体現するかのように、すべて監督によって統制されている。俳優やカメラマンたちにとって果たしてそれでいいのか?と思って>>続きを読む
天使の視点で人と街を描くヴェンダース、さすがすぎる…!こんなモノクロとカラーの使い分けがあるのか。
こういうファンタジーが日常に溶け込んだ映画好き。
トラヴィスの身勝手な物語では片付けられない、愛のある映画だった。
何者かになりたい自分と何者にもなりたくない自分の話のように思たけど、すごいわかる。
ヴェンダース作品のキャストのクレジットが登場順な>>続きを読む
娘の結婚を主軸とした作品の中で、一番色んな関係性の人物が出てきて、それぞれの立場からの紀子への思いや結婚観が見えて面白かった。
紀子とお姉さんの、血は繋がってないけど互いに家族の中で一番の理解者である>>続きを読む
「女の子はつまらない」など小津作品で女性と合わせて使われる言葉に違和感を覚えていたけど、いくつか見ていくうちに、あくまで時代的な表現であって、娘を失う寂しさや幸せになってほしいという願いを含んだ父親の>>続きを読む
不思議な後味の悪さ。結ばれることを望んではいなかったけど、サスペンスとロマンスが隣り合わせのハラハラ感から続きを追ってしまった。
幻想か現実か一瞬わからないカメラワークが危うさを深めてた。
オードリー・ヘプバーンの美しさと可愛さに魅了されることは言わずもがな、単なるロマンチックなストーリーではなく、コミカルさ、責任感、情もあってすごく良かった。
名作と言われるものは、永久に名作なんだと再>>続きを読む
平山は自ら選んだ習慣を繰り返しながら、毎日を新しい1日として過ごそうとしているように見えた。
映像と音楽が圧巻で、ヴェンダースだから作れた日本映画なのでは。とにかく観てよかった。
こんなに画で訴えかけられる映画は初めて。1カット1カット見せるものに無駄がなく、しかしこちらが想像する余白がたくさん。
自分の幸せを求めることと、身近な人の幸せに手を差し伸べることの両立の難しさをしば>>続きを読む
ミニシアターとしてオープンしたミニシアター以外は、ならざるを得ずあるいはなることを自ら選んでミニシアターになったんだという気づき。そもそも自分を含め、日本ではシネコン対ミニシアターという概念を持ってる>>続きを読む
変わらないけどどこか変わった。相手がなのか、自分がなのか。おそらくどちらとも。それでも定期的に会う友達は、同じように変わった人なんだと、誰かの言葉を思い出して観てた。
ジブリ初心者であることを恥じるくらい、想像力、表現力、世界観のすべてが素晴らしかった。描かれている一つ一つがタイトルの問いかけに対するヒントのようで、気付いたらこれは何を意図してるのか?と考えながら観>>続きを読む
コーヒー中毒具合が面白かった。あのコーヒーメーカーはどうやって抽出されてるんだろ?
どんなことでも互いを責めない関係性が素敵。淡々と、セリフは少なく物語が進んでいく中で、表情でこちらが感情を読み取れるのがすごい。ラストは微かにハッピーが見えてよかった。