「マンハッタンの二人の男」
本作は監督メルヴィルが主演を務めてる分、彼の作品を何作か鑑賞してから観ると彼のマルチな才能が垣間見れる。本作は記者と報道カメラマンが謎を追う内容でソラルの音楽が聴き心>>続きを読む
「ザップ 処刑軍団」
本作の何が好きかって徴兵令を無視し、当時のベト戦に向かった兵士の足手まといとなるヒッピーの日常を最悪に映し、更にはゴ・ディン・ジエム大統領と米国に対し死の抗議で焼身自殺した>>続きを読む
「マッドボンバー」
繰り返し観る程大好き過ぎる本作はこのご時世TVで再放送される事は無いだろう…余りにグロく、不愉快なシーンにショックを受ける。70年代は様々なトラウマ映画がある。「ある戦慄」な>>続きを読む
「ナイトホークス」
今回初収録16年版吹替で鑑賞したが良い。いつ観ても面白いこの映画は。女殺しに整形、逃亡、爆破…容赦無い闘いが衝撃的な結末を迎える。役者の芝居と駆け引き、アクション満載、繊細な>>続きを読む
「ノクターナルアニマルズ」
空想世界と現実世界…家族を殺された思いを小説と言う形で訴えるT.フォード復讐作。しかし彼にしかない感覚が描かれているし色彩も非常に冷徹な色…対照的に典型的な荒野の光。>>続きを読む
梶芽衣子は最高だわ。歌上手いし…あの冒頭の裸体で歩き回る女囚人たちはもはや芸術だわ…
「11.25 自決の日 三島由紀夫と若者たち」
あの時代の若者達の青春はもがき苦しみ日本の在り方に居ても立っても居られない感情が怒り変わり我々に問う…果たして三島由紀夫は最後に何を見て逝ったのか>>続きを読む
「立ち去った女」
16年度ベネチア国際映画祭最高賞金獅子賞を受賞した初フィリピン映画の「立ち去った女」が奇跡的に円盤化それもBDで!なんせ前作15年度の金獅子に輝いた同性愛(ゲイ)を描いたベネズ>>続きを読む
「さよなら、僕のマンハッタン」
ウェブ監督の巧妙な流体の方向性は素晴らしく、まるで仏映画を観るかの様だ。マンハッタンの雰囲気も良いし夫と妻の間の家族関係や性的関係、異質な愛に罪悪感、嫉妬、そして>>続きを読む
「暗殺の森」
複数の時間で舞台が変わる複雑な映画だが、この随所に挿入された主人公の人生と進展の描写や過去へ旅行する演出や長回しのシーンは凄く更に視覚的様式の形成が本作はズバ抜けて長けている。マジ>>続きを読む
「最後の晩餐」
2度目の鑑賞をしたが相変わらず異色な映画だ。本作は食と性の欲を題材にした4人の男の物語でマストロヤンニを初めとする最高の役者らが圧巻の芝居を見せ付け只管食べまくる…ここまで社会的>>続きを読む
「夏の嵐」
イタリア独立を巡る統一戦争を背景に軍将校と公爵夫人の悲恋を描いたヴィスコンティのメロドラマ。主演のA.ヴァッリは私の好きな作品に悉く出演して来た大好きな女優の一人で“かくも長き不在”>>続きを読む
「白夜」
ドストエフスキーの短編小説をヴィスコンティが映画化した悲恋。彼の作品を観て来た人には分かるがロトゥンノの撮影が素晴らしく美しいモノクロに映える雪景色…そしてロータの奏でる哀しい音楽。も>>続きを読む
「ヴェロニカ・フォスのあこがれ」
いよいよR.W.ファスビンダー監督の「ヴェロニカ・フォスのあこがれ」がBD化された!他にも貸出されず廃盤の愛は死より冷酷やマリア・ブラウンの結婚などもBD化望>>続きを読む
「死霊のえじき」
いやー酷いの一言に尽きるね…まずドラマ重視で感動系は御免なんだが。グロテスクな容姿のゾンビやセット等には金は欠けてる。一生懸命観客に娯楽を提供する気持ちは伝わるがタイトルがまずかった>>続きを読む
「神聖なる一族 24人の娘たち」
まるでおとぎ話だ。徹底した拘りにマリ語を話す素人たち…文明から多少離れた感覚を覚えるユニークな物語。マリ人と言う先住民の文化を垣間見れる貴重な作品でもある。全体>>続きを読む
「ひまわり」
あの壮大で無限に広がる美しいひまわり畑が何故か寂しさと孤独を感じる…誰もが知っているデ・シーカの名作。今尚美貌を保ち続ける大女優S.ローレンと名優M.マストロヤンニが共演した70年>>続きを読む
「フラットライナーズ」
さてと…ズバリ好き嫌い分かれる医療ホラーである。勿論オリジナルの足下にも及ばない。近年のホラー映画って光の演出が目立つね!洒落た感じにしたいんだろうか?物語は医学生らが好>>続きを読む
「不滅の物語」
本作を初鑑賞したが大好きな映画になった。58分の英語版と50分版の仏語版と二種あるが異なる場面があり、更に市民ケーンを思わせる主人公とそれを演じたウェルズの風格ある風貌と彼お得意>>続きを読む
「パリはわれらのもの」
なんじゃこの異次元に迷い込んだ気分になる映画は…J.リヴェットの長編デビュー作を初鑑賞したが傑作だった。というのもパリを舞台に現実と虚構で展開され様々な引用された詩やカオ>>続きを読む
「舞踏会の手帖」
なんて完璧な映画なんだ…古い作品なのに輝きが全く衰えていない。先日購入したJ.D監督の作品が余りに素晴らしく未見だった本作も漸く観れたが最高の作品。まず7つの構成と仏映画黄金期>>続きを読む
とりあえず物語とかは置いといてウーピー・ゴールドバーグが出てる時点で個人的には最高!
「ユニバーサル・ソルジャー」
エメリッヒ監督が筋肉派のヴァンダムとラングレンを善、悪で起用したベトナム戦争を土台にした特殊部隊同士の壮絶な戦いを描いた娯楽映画の名作。いや〜再鑑賞したがこの時期の>>続きを読む
「カットスロート・アイランド」
今の世代だと海賊映画と言えばパイレーツオブカリビアンだろう。僕の海賊映画は本作。それ以前の世代だと海賊魂など…本作は最高の娯楽映画で女海賊と言う点に凄まじい火薬を>>続きを読む
「氷の微笑」
今回初収録のフジテレビ版吹替で初鑑賞しビデオ版、字幕と三度鑑賞したP.ヴァーホーヴェンの名作サスペンス。
冷酷な連続殺人鬼+バイセクシャル…そして過激で暴力的なSEX描写とS.>>続きを読む
「影の列車」
彼特有の実験的劇映画の本作は台詞がほぼ無く字幕のみで観客に理解を求める形だ。それがこの映像を片隅まで観てイメージを膨らませ物語を見極める。傷や二重焼き等お粗末なフィルムが鮮明なカラ>>続きを読む
「ゲスト」
本作はゲリンが旅をテーマに製作されたドキュメントでヨーロッパ各都市で起きてる問題をモノクロで映す。中でも難民問題に対してのデモや裕福地、貧困地の差や各国の広場で行われる芸や人々が行き>>続きを読む
「工事中」
本作はゲリン映画史上最大のヒット作らしいが面白くそして時代の瞬間を捉えた映画だ。一瞬ラジオからNATOによるユーゴ空爆のニュースが流れる…また今では無いスペインの微兵の話も歴史を感じ>>続きを読む
「イニスフリー」
本作はJ.フォードの映画“静かなる男”の舞台で撮影され、ゲリンを有名にした作品で13世紀建造のアシュフォード城の聳え立つ神秘さ…スコットランドの民謡を歌う人々。イギリスとアイル>>続きを読む
「思い出」
本BDは3作の短編“ある朝の思い出”“アナへの2通の手紙”が収録された世界初円盤化のゲリン作品で中年男が投身自殺をし状況を周囲に聞き込み進んでいくドキュメントと西欧絵画の起源を映像で再現し>>続きを読む
「ベルタのモチーフ」
こないだ買ったホセルイスゲリンの6作品を漸く全て一気見し終わった。まず世界初となるBD化に力を入れたマーメイドフィルムには感謝する。23歳で撮り上げた長編一作目ベルタのモチーフを>>続きを読む
「ザ・リング リバース」
絶対に駄作に終わるだろうと思い購入までは考えていなかったがリングシリーズをBDでコレクションしているのと原作者である鈴木光司氏が評価している2点により購入したが恐怖が全>>続きを読む