Okabeさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

簪(かんざし)(1941年製作の映画)

-

温泉で足に簪が刺さったのを情緒的と言う笠智衆の言葉を、周囲が拾って「イリュージョン」に仕立てあげる。いびき合戦をする学者と老人や、橋を渡る按摩さんにまで、「がんばれがんばれ」と声を掛ける子どもらのおか>>続きを読む

晩春(1949年製作の映画)

-

終盤宿屋で床につく際、笠智衆と対面しにんまりと表情を引きつらせた原節子に、怪人ノスフェラトゥや『海の沈黙』のナチス将校の登場シーン味があって怖かった