俳優の演技が空回っていて全体的にちょっときつかった。カメラなども趣里の脚を映したかったとしか…
台本と即興が隣り合わせにある感じで良い。赤ちゃんとか。街なかでおとぎ話という意味ではリヴェット感もあり。
ヒロインのどうしようもなさ、それを自覚してて抜け出そうと藻搔き沼にはまってくどうしようもなさ。>>続きを読む
少し難しいのは、表象不可能な過去とその不可能性を問題にする作品との関係は良いとして、この作品と観客との間にはある種の距離が発生してしまうこと。フィルムの上映時間をその指示対象の輪郭と錯覚してしまう自体>>続きを読む
アニメーションはまあまあ良いが中身が無さすぎ。複数の短編を100分余りで並べられると村上の稀薄さが露呈して良くない。とりわけ2択を迫られた時の「AでもBでもある/ない」といったどうでもよい台詞が反復さ>>続きを読む
ダンスみたいに柔道を描いていて、舞台端では与作を歌う男がいるし、物語が線上を走り出すと思いきや、靴や金を落とし投技みたいに後ロヲ振リ返ルこととなり、変な映画だ!
最高!!!レオーネを観て育ったジャン・ヴィゴの子供たちというような…
冒頭の戸を叩く手からドアが開く所の切り返しで目を疑い、しかしトーはもう1度やってくれるのでありがたい。隙間を縫うようなカメラから室>>続きを読む
意味のない数式であろうことがバレバレで、低予算的空間の狭さを逆手にとる…ということより想像力の限界を感じる。数学者の家訪問などはちょっと良い。
タイトルコールのゴダールオマージュが予告する音と映像のレトリック。「バランスの崩壊/再構築」の主題を演出しているかも。冒頭で娘が森を彷徨い歩くのをチェーンソーの音が切断したり、ハッとする横移動→隆起す>>続きを読む