このレビューはネタバレを含みます
スパイ映画というジャンルを超えて、壮大なヒューマンドラマに仕上がっていた。
最初は、黒金星ことパクは悪い意味で官僚的な人物に見えたし、準主役のリ所長も北の体制に忠実なエリートとして描かれていたため、あ>>続きを読む
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この映画は約20年前の映画だが、当時と比べても、南北朝鮮を巡る情勢は未だに改善していないのだと痛感した。
劇中に登場した兵士たちは、敵同士という立場を超えて友情を育んだものの、結局は互いの立場から逃れ>>続きを読む
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原作はクリア済みなのでストーリーは全て知っていたものの、映像で観ると、新しい発見があったり違う印象を抱いたりした。
特に、終盤で士郎が「生きたい!」と叫ぶシーンは、彼が人間らしさを取り戻すというHFの>>続きを読む
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前半は、主人公であるイギリス人ジャーナリストのガレス・ジョーンズが、モスクワで情報収集を行うのが主な内容だったが、比較的華やかなモスクワ市内で監視社会の影がちらつき、ディストピアらしい雰囲気になってい>>続きを読む
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全体的にジメジメした雰囲気の作品だった。特に、犯人の卑劣な手口や逃げ足の速さは凄まじい。
ラストシーンを観ても、片腕を失った犯人はどこかで生きながらえて、逃走しているのではないかと思えた。
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昭和天皇が降伏を決断し、玉音放送が行われるまでを描いた作品。1967年版もあるらしいので、そちらもそのうち観たい。
目新しい歴史認識が示されているわけではなかったが、映画して大臣たちのやり取りを見ると>>続きを読む
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冤罪と人種差別をテーマにしつつ、緊迫したサスペンスに仕上がっていた。あくまで邪推だが、イーストウッドなりに人種差別を超えて手を取り合う道を示していたのかとも思う。
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評価が低い理由が全く分からないほど面白かった。
ベトナムに取り残された捕虜が、劇中での”今年”が1985年だと知って呆然とするシーンは、とても印象に残った。ベトナム戦争からアメリカが撤退したのは197>>続きを読む
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謎解きよりも社会性を重視した内容だった。
アメリカには、登録された性犯罪者の氏名や住所が公表される「ミーガン法」が存在するが、この法律は賛否両論で、犯罪抑止効果があるのか疑問視されることも少なくなかっ>>続きを読む
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独ソ戦の最中のベラルーシを舞台にした作品ということで興味を持ち鑑賞したが、凄まじい作品だった。
前半からずっと地獄のような殺戮と破壊が続き、それを目の当たりにした主人公の表情はどんどん凍りついていく。>>続きを読む
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グロテスクな描写も多く、人を選ぶ作品だが、全体的に迫力ある作品だった。
主人公は最終的に妻子を助けて逃げ延びるのだが、それと同時にスペイン人が来航し、マヤ文明の滅亡が始まる。
後世の歴史を知っている現>>続きを読む
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満足点
・どのキャラクターもバランスよく活躍できていた。
・後味の悪くない終わり方だった。
不満点
・全体的にアクションシーンが多すぎて、謎解きや思想が等閑になっていた。
・まだ明かされてない謎もあ>>続きを読む