TVアニメの雰囲気を受け継ぎつつも、劇場版らしい構成になっていて面白かった。OVAも早く観たい。
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とにかく、凄惨で暴力的なシーンが多い。しかし、この作品はただ単に暴力的なだけではない。
主人公の不良少年アレックスは、人を殺して刑務所に収監されるものの、暴力的な行為を強制的に抑え込む「ルドヴィコ療法>>続きを読む
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理想に燃える共産主義者だった青年が空虚な暗殺者へと変わり果てていく過程がスリリングに描かれ、とても面白かった。
本作の主人公であるソ連の諜報員ラモン・メルカデルは、ジャック・モルナールという偽名を用い>>続きを読む
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飛行機の中で視聴。
映像や設定はとても好みだったが、敵との決着が付かずに終わったので、続編に期待。
原作は日本の漫画らしいので、そちらも読みたい。
今まで観た邦画の中だと一番面白かった。
登場人物のほぼ全員がクズだったが、どの俳優もクズを演じ切っていて、ある種の清々しさを感じた。
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登場人物の再現度が割と高かったので、まずそこで笑ってしまった。
本作は、ソ連共産党の幹部であるフルシチョフが主人公となっているものの、フルシチョフ自身も決してヒーローと呼べるような人物ではなく、生き残>>続きを読む
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前作を観た時は、どうやってオチをつけるのか心配だったが、見事に完結していた。
「血統よりも強いものがある」というテーマも十分に発揮され、劇中において一貫していたと思う。
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ベルリンの壁崩壊30周年を記念して鑑賞。
主人公のヴィースラー大尉は、序盤では模範的とも言えるシュタージの将校だった。シュタージで働く中で、多くの人々の人生を潰してきたことも、容易に想像できる。
しか>>続きを読む
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今回のターミネーターはメキシコに現れ、メキシコ人の主人公を追いかけるという内容だったが、メキシコからアメリカに逃げる際に「国境の壁」を描いていたことが、秀逸だと感じた。
それ以外にも、監視カメラやロボ>>続きを読む
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最初の会話がよく分からなかったものの、意味がわかると衝撃的だった。
やはり、母親と同じ売春婦であるパリスを最後に恐怖を与えて殺したことを考えると、ティミーこそマルコムの真の人格なのではないかと思う。
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話の大筋は帰ってきたヒトラーと同じだけど、細部を見るとドイツとイタリアの違いが浮き彫りになってて、面白い。
個人的には、帰ってきたヒトラーよりも、こちらの方が日本にとってリアリティがある内容だと思う。
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(アメリカにおいては)どこにでもいそうな電車の乗客たちの印象が終盤にガラッと変わる。原題のThe Commuterというのも、おそらく彼らこそストーリーの肝になることを示していると思う。
謎解きもアク>>続きを読む
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構成のせいか、観るのが途中から疲れた。
それに加えて、テロリスト側が髪型や顔立ちが似てる人が多かったので、登場人物を把握するのも紛らわしかった。
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話が複雑で、ネットを見ても色々な解釈があるけど、自分としては「レナードは架空の仇敵であるジョン・Gを何度も探し、テディやナタリーがそんなレナードを利用していた」と解釈した。
劇中前半のレナードは、「記>>続きを読む