じょーさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

オリーブの林をぬけて(1994年製作の映画)

4.2

映画の撮影中に共演者にめっちゃアタックする男の話。

『友だちのうちはどこ?』『そして人生はつづく』から連綿と続く世界観。

相手の女性にシカトされながらも口説き続ける主人公の姿は、パワフルだけど、ヤ
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そして人生はつづく(1992年製作の映画)

4.2

90年のイラン地震の被災地を訪れる父と息子の話。

『友だちのうちはどこ?』のある意味続編で、監督の実体験を元にした劇映画。

どういう手法で撮ったんだ、というほどに登場人物の佇まいがめちゃくちゃリア
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シン・デレラ(2024年製作の映画)

3.2

あのシンデレラが舞踏会の会場で復讐の鬼になる話。

むむう。B級、C級だろうとは思っていたけど、個人的にD級だったな。プロットはわかりやすいけど、シーン毎の面白みが弱い。未来を予見するカットバックは不
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ホームワーク(1989年製作の映画)

3.3

宿題にまつわるドキュメンタリー作品。

イランのある小学校の、小2、小3あたりの男子にひたすらインタビューを行う。

当時のイランが抱えていた教育現場の問題が浮き彫りになる内容で興味深くはあるが、それ
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トラベラー(1974年製作の映画)

4.0

サッカーの試合を観るためにお金を工面する少年の話。

試合を観たいという熱意はわかるけど、この少年、なかなかの悪童で、盗んだり騙したり、やりたい放題。その所業の数々に、ちょっと引いた。そんで終盤、いよ
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花嫁はどこへ?(2024年製作の映画)

4.3

新婚夫婦が夫の実家に帰る途中で、夫が誤って別の花嫁を連れて帰る話。

インドの風習故に起きてしまった珍事。そこからのそれぞれのドラマが、軽妙に、神妙に描かれる。情報の出し方、展開が巧みで、惹き込まれる
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ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

4.0

前作を“毒”、本作を“解毒薬”だと感じた。

「毒っ気の強い作品を作っちゃったので、解毒っ気の強い続編を用意しました。解毒効果を高めるために音楽劇にしてみました。前作の毒にあてられた方は、ぜひ服用して
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友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

4.0

級友のノートを間違えて持ち帰った少年が、ノートを返しに行く話。

実にシンプル。友人のために東奔西走する少年を活写。周囲の大人が優しかったり、いいかげんだったり。友人に会えぬまま日が暮れて、めっちゃ心
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悪魔と夜ふかし(2023年製作の映画)

4.2

深夜の生番組で大変なことが起きる話。

うおっ!これは好き!

霊媒師や悪魔憑きの少女などが続々登場。フェーダーをじわじわ上げていくような感じで進むんだけど、時折ギャーってなって、またホッとして、みた
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シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

4.2

内戦が勃発したアメリカで、NYからワシントンDCに向かうジャーナリストたちの話。

分断と格差、起こり得る未来…。ひたすらリアルな戦争描写に胸が抉られる。戦争の愚かさを感じるともに、戦場カメラマンの存
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籠の中の乙女(2009年製作の映画)

4.0

両親に軟禁されている2人の娘と1人の息子の話。

ぐええ。何だこの不条理で不穏な世界は。おそらく軟禁が20年前後は成功してしまっているので、3人の子供たちの歪みっぷりがヤバイ。突然の暴力、怖い。性描写
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ビヨンド・ユートピア 脱北(2023年製作の映画)

4.2

北朝鮮からの脱出を試みる人たちの姿を追うドキュメンタリー作品。

全編再現Vなし、実際の映像と多少のイラストアニメーションのみ。

これは…凄まじい…。未だに続く北の独裁。変わらない生活を変えたい人た
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ハヌ・マン(2023年製作の映画)

3.7

猿神ハヌマーンの力を手に入れた青年の話。

158分。

面白いことは起きているのに何っかタルくて、体感時間長かった…。けど、面白みはあるわけで、「昨日の敵は今日の友」「何かすげえメカが出てくる」など
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憐れみの3章(2024年製作の映画)

4.3

何らか切羽詰まってる人たちが右往左往する3つのお話。

うんわああぁ。面白い…!不穏と奇妙が延々続く。何だこれ。やほんと、いい意味で、針振り切れちゃってて、引き攣り笑い起きるくらいに、何かヤベえもん観
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ナイトスイム(2024年製作の映画)

3.6

呪われた家に引っ越してきた系の亜種で、呪われたプールの話。

何かちょっと全体的にこじんまり…。もうちょい描写や展開にパンチがあっても良かったかな。以前住んでたご婦人のくだりはコワ面白かった。犠牲を払
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クワイエット・プレイス:DAY 1(2024年製作の映画)

4.2

前2作の前日譚。

やつらがNYにド派手に降臨し、最凶のパニックホラーが始まる。のだけど。1人の女性と逃走中に知り合った男性にスポットを当てることで、後半やけに情感溢れる展開が待っていて、これはこれで
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コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

4.0

親戚夫婦の家にひと夏の間だけ預けられた9歳の女子・コットの話。

うんうん。そうよなあ。この夫婦と過ごした時間がとても素敵なものだったのだよなあ。木々に囲まれたロケーションが良い。コットが走るシーンが
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バーナデット ママは行方不明(2019年製作の映画)

4.0

かつて天才建築家だった専業主婦が、ぐいっと舵を切る話。

家族や隣人との軋轢で「ぎゃー」ってなって、後半の舞台は南極。夫、娘も含めて、それぞれが大切なことに気づく過程を丁寧に描写していて、めちゃ良かっ
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ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ(2023年製作の映画)

4.0

25年ぶりに再会する男たちの話。

30分の短編。

短いけどドラマ凝縮!彼らの過去、そしてこの後の展開を観たい、と切に思ったけど、これはこれで完結しているのだとも思う。

E・ホーク、P・パスカルの
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プロジェクトA2 史上最大の標的(1987年製作の映画)

3.6

前作を経て、主人公・ドラゴンがある区画の署長に就任する話。

展開に若干たるみが…。中盤の隠れんぼシーンで間延びを感じてしまった。唐辛子アクションや手錠アクションなど、貪欲にいろんなアイデアのアクショ
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プロジェクトA ニュー2K リマスター版(1983年製作の映画)

4.2

もう何度目か。

展開は粗があるけども、とにかく才気溢れるアクションの数々が、やっぱすごい。ジャッキー、サモ・ハン、ユン・ピョウの活躍バランスも良いなあ。

痛快娯楽作。

ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ(2024年製作の映画)

4.3

映画の1、2とドラマ4話まで鑑賞済。

まひろが20歳の誕生日を迎える話。

いやあ。これは良い!敵味方ともに新キャラが濃いぃ。ニヤける会話と息を呑む凄まじいアクションのギャップ、極まれり。ちさととま
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ジガルタンダ(2014年製作の映画)

4.3

ギャング映画を撮るために、ギャングのボスをリサーチすることになった青年の話。

嗚呼。次作とはそう繫がるのか。そして次作と共通する“映画を撮る人”の話なんだけど、また違う様相を呈していて、先の読めなさ
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プロジェクトV(2020年製作の映画)

3.5

国際特殊護衛部隊・ヴァンガードの活躍を描くクライムアクション映画。

銃と車多めで肉弾戦少ないのが残念。終盤の展開がするするっと過ぎてしまい、盛り上がりに欠けたのも惜しい感じ。

中盤のボートアクショ
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エンター・ザ・フェニックス(2004年製作の映画)

3.0

マフィアのボスの息子とその友人が、各々の立場を偽り、跡継ぎ騒動に巻き込まれる話。

2004年作品なので致し方なしかとは思うけど、LGBT要素の取扱でムムッという箇所あり。

あと、話の展開、そもそも
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侠女/俠女 第二部:最後の法力(1971年製作の映画)

3.7

『侠女』を鑑賞。

(第一部・第二部のつなぎ目がよくわからない180分のバージョンを観たので、両方に同じ文章を載せます)

明朝末期の中国。政府に父親を殺され、自らも追われる身となった女性の話。180
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侠女/俠女 第一部:チンルー砦の戦い(1971年製作の映画)

3.7

『侠女』を鑑賞。

(第一部・第二部のつなぎ目がよくわからない180分のバージョンを観たので、両方に同じ文章を載せます)

明朝末期の中国。政府に父親を殺され、自らも追われる身となった女性の話。180
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ファースト・ミッション(1985年製作の映画)

3.2

知的障害を持つ兄と刑事の弟の話。

うーむ。何だろう。話に雑音が多いというか…今のシーンいるかね、とか、その設定いるかね、がけっこう気になってしまった。80年代ド真ん中の空気感、兄に弟が心情を吐露する
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ジガルタンダ・ダブルX(2023年製作の映画)

4.5

『ジガルタンダ・ダブル X』を目撃。

殺人事件の濡れ衣を着せられ逮捕された若き警官の話。この警官が映画監督だと身分を偽り、ギャングのボスの暗殺を試みるのだけど…とにかく展開が読めなくて面白くて、めっ
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ドラゴン・ファイター(1973年製作の映画)

3.0

悪党たちの財布探しに、タクシー運転手が巻き込まれる話。

珍しくジャッキーが悪党サイド。アクションはかなり少なめ。話の運びがようわからん箇所がいくつかあったけど、最終的にちゃんと着地した感があって良か
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アンジェラ・マオの女活殺拳(1972年製作の映画)

3.8

戦時下の中国で日系の武館と対立する、合気道の道場の人たちの話。

日本人と彼らに与する中国人の武人たちが極悪非道すぎる…。そして、仲間を殺され仇討ちのテンプレ展開。アクション描写がしっかりしていて、観
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アビゲイル(2024年製作の映画)

4.2

誘拐した富豪の娘が、実は吸血鬼だった…という話。

“舐めてた相手が実は最強・最恐・最凶だった”系ですな。これはめっちゃ面白い!誘拐犯(6人の男女)が酷い目に遭います。かなりの出血量です。展開の読めな
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ノラ・ミャオ レディ・ブレイド(1971年製作の映画)

3.7

おそらくジャッキーの映画本格デビュー作。

“刀不留人”の異名をとる剣の達人の話。

なんやかんやあって最終的に巨悪に挑む展開はけっこう好き。主演のノラ・ミャオの眼力(めぢから)がすごい。今観ると殺陣
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マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

4.6

英会話教室に通うインド人女性の話。

ぬおお。すごい。やばい。これは本当に素晴らしい映画。人生を変えようと1歩踏み出す人を温かく、熱く描写。教室の仲間も家族もみんなラブリー。最後のスピーチでボロ泣き&
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エイリアン:ロムルス(2024年製作の映画)

4.2

1と2の間の話。

これはヤバい。メチャ怖かった。

内容は言えないので、観ていた私の状態をお伝えします。顔が引き攣る、目をかっぴらく、口がぽかーんと開く、「うぎゃっ」という顔になる(少しうぎゃって言
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きみの色(2024年製作の映画)

4.0

ひょんなことからバンドを組んだ3人の話。

全編通してパステルカラーな感じ。よくも悪くも“淡い”世界だと感じた。時間の経過のさせ方、シーンの端折り方が何だか心地よい。

各人の思いが交錯し、ぶつかりあ
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