joujimさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

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ひろしま(1953年製作の映画)

5.0

CGや高度な特殊効果はなし。地域のボランティアを使った人海戦術でこれだけの迫力を出したのはすごい。途中で主人公がだれかぼんやりしてくるのが難といえば難。病気の女の子の幼少時の話かと思ったら、学校に来な>>続きを読む

ヴィナス戦記(1989年製作の映画)

5.0

当時はイマイチ盛り上がらないラストだなー、敵の将軍は変な死に方してるしー、と思ってました。が、今、観ると面白い!何事にもイライラしている主人公が、反発しながらも、それが正しいのかも分からないまま、有り>>続きを読む

ミカドロイド(1991年製作の映画)

4.5

結構面白い。ファッションなどバブル期の風俗、巨大なケータイ、ポケベルですらまだ女の子に普及していなかったなど、ストーリーよりもそっちに視線が。

殺されるシーンが笑ってしまうというか、昔の映画、あるい
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鴛鴦歌合戦(1939年製作の映画)

4.5

戦前の作品なのに、画質以外に古さが感じられないのがすごい。主役は急病のため、極力出番を少なくしていることをあまり感じさせない。ヒステリー、とか歌っているし。ラストは…みんなでもっと歌って踊って欲しかっ>>続きを読む

クラッシャージョウ(1983年製作の映画)

5.0

高校生の頃に劇場で観ました。サントラもLPで即購入。事故のあった小惑星?を切り離すOPは大傑作。記憶もかなり曖昧になり、家族で見直してみました。

とても30年以上前とは思えないクオリティ。吾妻ひでお
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天気の子(2019年製作の映画)

5.0

賛否両論ラスト、と新海誠監督が言っていたので、途中までは

「ああ、君の名は以前の作品のように、カップルが分かれる、どちらかが消える、みたいな話になるのね」

と思っていたら…いい方向に裏切られました
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来る(2018年製作の映画)

4.0

除霊が原作よりも派手派手になっています。そこは楽しめました。あと、女性がやたらとこき使われる親戚づきあいシーン、結婚式シーン、イクメン自慢シーンが実写化されるとあれほどウザいとは…ある意味ホラー。ただ>>続きを読む

降霊 KOUREI(1999年製作の映画)

5.0

平凡に耐える力って大切なんだなー、と。突然終わるラストもいいです。冒頭の人影は幽霊ですよね。早く出るところに出ればこんなことには…しかし、テレビスペシャルってレベルじゃなですね、これは。完全に映画です>>続きを読む

邪願霊(1988年製作の映画)

5.0

服装、車、ビデオガール、テロップの入れ方、ビデオ合成などなど、当時の風俗の方に目がいってしまいました。レンタルビデオ全盛の中、フェイクドキュメンタリーは初めての手法ではなかったかと思います。かなり荒削>>続きを読む

がっこうぐらし!(2018年製作の映画)

4.5

あの萌系の絵柄のマンガをうまく実写化できたと思います。建物立て篭もり系ゾンビ映画なら、星の数ほどあります。しかし、そこに「現実が見えない存在」「しかし、日常を維持する存在がいるが故に救われる」という要>>続きを読む

女優霊(1995年製作の映画)

4.5

フィルム時代の映画の撮影が舞台。モノ作りっていいですねー。荒削りですが、リングにつながるような演出も多数あります。全ての伏線を回収しようとしないところもいいですね。主人公の幼少時の記憶とは?そもそも母>>続きを読む

シャークネード(2013年製作の映画)

5.0

パクリの帝王、現代のロジャー=コーマン、アサイラム社の大傑作…というか一大ヒット企画です。すぐに何かがトラブルが起こるというテンポの良さがいいですね。無理のあるCGは仕方ないというか、むしろ味になって>>続きを読む

流転の地球/さまよえる地球(2019年製作の映画)

4.0

ルックスはまんまハリウッド系パニック大作。内容も家族の再生を描いた、やはり典型的なハリウッド作品。「ここはオレが!」の自己犠牲もあります。戦狼や超級台風のような「中国共産党万歳」的なものはありません。>>続きを読む

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

5.0

ここまで異世界を描いて、初めて「誰も見たことのない世界」と言えるんですが....(二の国の予告編より)。しかし、ほとんど悪夢のような世界です。

リム・オブ・ザ・ワールド(2019年製作の映画)

4.5

スカッとしました。ジュブナイルはこうでないと...その割には人がガンガン死んでますが。オタク、男子が尊重される中国の女の子、学習障害の男の子、倒産したお金持ちの男の子、という組み合わせが現代らしいです>>続きを読む

ビハインド・ザ・カーブ -地球平面説-(2018年製作の映画)

4.7

主人公はいい人です。主張している地球平面説はどうかと思いますが。

結びつきのない人たちが、突飛な主張で集まり、「真実を知っているのはおれたちだけ」ということで孤独ではなくなる。ここから抜け出すには再
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海獣の子供(2018年製作の映画)

5.0

映像がむちゃくちゃにキレイです。ラスト30分はかなりわかりにくいですが、

「現在の人類にはよくわからない、何かすごいことが起こっている」

というノリでいいのではないでしょうか。

ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

4.5

何でも研究の対象にしようとする、主人公のキャラクターがいいですね。台風のノルダを観て、スタジオコロリド製作に不安があったのですが、それを一気に吹き飛ばす快作でした。

機動戦士ガンダムNT(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

Z、ZZ、逆襲のシャアをリアルタイムで観ました。ラストで死者の魂が集まったり、MSの性能以上の何かが発射されたり、謎の光で小惑星が動いたり。数々のオカルトがガンダムで起こってきたわけですが、我々古参は>>続きを読む

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

5.0

意味不明な展開(核兵器On!やっぱヤメ!)の前作と異なり、派手なバトルシーンのつるべ打ち。最初は良かったのですが、後半はちょっと疲れてきたような。芹沢博士の行動の意味が、初代とは全く異なったのにはビッ>>続きを読む

IT/イット(1990年製作の映画)

4.5

リメイク版と観たので、テレビスペシャルをまとめたこの作品も観てました。よくできています。リメイク版もひと夏の思い出に力入れてましたが、本作もそこに力を入れています。ただ一つだけ。ITの正体がアレという>>続きを読む

ザ・ヴォイド 変異世界(2016年製作の映画)

4.5

いかにも80年代ホラーブームっぽい作品になっています。特にどろどろぐちゃぐちゃの後半。ラストシーンがビヨンドを思い出させる、フルチっぽくなっています。コズミックホラーとしてよくできているのではないでし>>続きを読む

プレデター(1987年製作の映画)

4.5

公開当時は劇場で見た記憶が....で、事前情報がほとんどない状態だったので、シュワちゃんの敵が宇宙人だということを全く知らず。いや、多くの観客がそういう状態だったと記憶しています。ポスターにもプレデタ>>続きを読む

プロメア(2019年製作の映画)

5.0

大傑作。最初はしょぼいCGっぽく見えたので(同じものが何個も並んで椅いる、など)心配だったのですが、杞憂でした。ストーリーもあれくらい単純な方がアクションに乗れます。主人公もいい意味でバカというか、単>>続きを読む

グロリア(1980年製作の映画)

4.0

グロリア姐さん殺しすぎです。そして、服を大量に持っていきすぎです。おじさんと少女、という組み合わせは山ほどありそうですが、おばさんと男の子、というのはあんまりなさそうな。

ダーティハリー(1971年製作の映画)

5.0

日曜洋画劇場などで放映されるたびに、多くのボンクラな男子中高校生を虜にした名作。M29のモデルガンが売れに売れました。改めて見てみると、構図などがカッコいいですね。しかし、犯人役の人のその後の役者人生>>続きを読む

甲鉄城のカバネリ 海門決戦(2019年製作の映画)

5.0

無名かわいい、で終わりなんですが、生駒くんの扱いがスッゲー悪くてビックリ。しかし、味方側の司令官がいずれも無能で再びビックリ。絵はいい、アクションはいい、でもなんとなく話が薄い気がするのはそういうこと>>続きを読む

名探偵コナン ゼロの執行人(2018年製作の映画)

5.0

小中学生にはかなり難しい内容だったのではないでしょうか。公安警察には3つある、公判前整理手続き、送検、などなど。しかも、事故として処理されては公安のメンツが立たないし、人員
一般警察の方が多いから、無
>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

5.0

主人公がいい意味で単純なのが救い。みんなが差別しているからカジュアルに差別する。一緒に行動しているうちに、仲間意識が芽生えてくる。とはいえ、主人公は底辺とはいえ白人ということでゲタをはかせてもらってい>>続きを読む

バットマン(1989年製作の映画)

4.5

もう30年前の映画なのかー。シリアスでリアルなヒーロー映画の走りだと思います。バットマンは最初は町のチンピラ相手を相手にしています。話題にもならず、まったくもってぱっとしません。しかし、ジョーカーとい>>続きを読む

バットマン オリジナル・ムービー(1966年製作の映画)

4.0

バットハシゴ(爆)!キャットウーマンに最後まで騙されるバットマン。人間の体から水分を抜くと粉になり、粉に水をやると復活するといういい加減さ。そしてちょっとした失敗から逃げるように去るバットマンがラスト>>続きを読む

舞妓はんだよ 全員集合!!(1972年製作の映画)

3.0

当時の風俗がよくわかるシリーズです。最後にいかりやさんが他のメンバーから報復されて、というのがシリーズの毎回のラストらしいのですが....いかりやさんってそんなに悪いことしたっけ?

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

5.0

最初はかんけーねー、と言っていた主人公が、ラストはUターンして記者を助けにいく。軍人にも、政府に逆らうヤツはアカだから殺してもいい、という者がいる一方、そっと主人公を見逃す者もいるという。やっぱ韓国映>>続きを読む

バースデー・ワンダーランド(2019年製作の映画)

4.5

ヒロインが中高生かと思ったんですが、回想でランドセルを背負って出てきて「あれ?」。声とスマホと、ちょっと独特なキャラデザインにごまかされたか...色はものすごくキレイ。周囲のプレッシャーって怖いねーと>>続きを読む

劇場版 マジンガーZ / INFINITY(2017年製作の映画)

5.0

タイムボカンシリーズのやられメカのようなデザインで、すさまじく極彩色な機械獣軍団。人類側はわりとマジンガーをベースにした、わりとリアルなメカで、その対比が面白い。そしてイデオンかガンバスターのような、>>続きを読む