geminidoorsさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.0

過去鑑賞。

ガンホって、どんな映画に出ててもガンホで。
以前『殺人の追憶』を観て以来、安定した彼を観てると何処かシリアス場面でも笑ってしまう様な優しい気持ち?にさせられてしまう様な…
でも好きな俳優
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23年の沈黙(2010年製作の映画)

3.3

過去鑑賞。

本当の意味でかなり怖い。

サービスは皆無なリアルさと、町外れから続いてるだろう麦畑への道に吹く風の景色…
その不穏な落差に、観終えてジワリと怖い。

クロッシング・ガード(1995年製作の映画)

3.5

過去鑑賞。

監督ショーン&主演ニコルソンでは『プレッジ』が好みかな…

フューリー(2014年製作の映画)

3.6

ワタシも仕事で戦車とは異なるが幾種かの重機に乗る機会があるが、平地ではなく必ず傾斜地の道無き森林に丸太搬出道を造ったりする。だから、時に岩あり倒木あり泥濘みありでキャタピラが外れ立ち往生した経験がある>>続きを読む

ロング・ライダーズ(1980年製作の映画)

3.8

過去鑑賞。

ライ・クーダー奏でるサントラも良かった記憶がある。
でも(『パリ・テキサス』でライに感銘を受け例の泣きメロを音質まで完コピしてた)フジワラ君に貸したら、返してくれないまま消えてしまったか
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タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

3.5

"川に落ちたからではない。
自らが落ちてゆくのだ"
だったかな?
対訳がわかりにくいとは思ったが、ラストでなるほど!と。

たしかに接近戦の演出や撮り方もドキドキしたし、なかなかで。
途中からタッグを
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クロスロード(1986年製作の映画)

3.9

過去鑑賞。懐かしい…

ギタリストというパートだけ考えても、
一時期スティーブ・ヴァイがヘビメタ畑に来て或る旋風を起こしたり、ToToのスティーブ・ルカサーや、はたまたエイドリアン・ブリューまでがハー
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悪魔はいつもそこに(2020年製作の映画)

4.2

暗い暗いと皆さんがレビューされていたから、体調の良い時にでも観ようと先延ばしにしていたのをやっとこさ鑑賞。
どうしてワタシには当りくじ。
期待していなかった分だけ、独特の雰囲気やリズムを堪能した。横に
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ポーラー 狙われた暗殺者(2019年製作の映画)

3.1

過去鑑賞。レビュー先延ばしにし忘れてる内の一本。
引退し暮らしていた別荘の環境を見て、ふとデニス・ホッパーが監督、アラン・スミシー名義で発表した『ハートに火をつけて』を思い出した。

たしかに…
こん
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トリプル・フロンティア(2019年製作の映画)

3.2

先日鑑賞。

ヘリで山越えの映像はドキドキした。

話の本流とは異なるがー
登場人物5人の男の背景や人となり(為人)を、順に紹介的に映していた中で、ヤケに腹が出て無精髭の落ちぶれているベン・アフレック
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麦の穂をゆらす風(2006年製作の映画)

4.1

この度三度目の再鑑賞。
たまには真面目で真っ直ぐな映画もいい。

P.ブラインダーズ観てから、すっかりキリアンのファンになっているカミさんが本作観たがって。しかし只今他は辞めてNetflixしか入って
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ANNA/アナ(2019年製作の映画)

2.5

今日は少し元気(観る気)があり、明朝が少しだけゆっくりで良いから観た。
軽めで行こうじゃないかと観た。
カミさんが"キリアン出てるの観たい!"と宣うから、今我が家はNetflixしか入ってないから其の
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NARC ナーク(2002年製作の映画)

3.8

過去鑑賞

レイ・リオッタの急逝、早すぎるんじゃないか?
婚約して再婚前で、亡くなった滞在先ホテルで側に婚約者が居たと記事で読んだ。原因不明だとも。犯罪の可能性は無いと書いてある記事も。
だとしたら…
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.0

露のウクライナ侵攻が始まってから、どうしても戦争映画を観る気持ちになれなかった。
だがコレは一味異なる角度からの視点だと何方かのレビューで知り、尚且つ宣伝デザインからも気になっていたので観てみた。
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熱い賭け(1974年製作の映画)

4.0

過去鑑賞。
未レビューの内の一本。
これもカーン氏の輝ける一本。

アンソニーの死、先程ニュースで知った…

合掌!

堕天使のパスポート(2002年製作の映画)

4.4

過去3回鑑賞
何故だか或る意味では観易くてかなり好きな作品。しっかりと的が絞ってある。

話の核であった男女二人がそれぞれの道へ別れるのが、自分にはリアルに感じられた。

後の展開の事件性と対比するか
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マイ・ネーム・イズ・ジョー(1998年製作の映画)

4.3

過去鑑賞

ピーター・ミュランは好きな役者。
特別器用でもなければ、なかなか凛々しく男らしい容姿だが今一つ演技にはアクも無いのか。滲み出てるザ男の哀愁は昔から。声が凄くいい。

好きな映画『巡り合う大
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ピアノ・レッスン(1993年製作の映画)

4.4

すっかり本作レビューを忘れてた。
過去3回は鑑賞。
最近、同監督の『パワー・オブ・ザ・ドッグ』を観た際に本作を思い出したのだけど、直ぐ本レビューをチェックしないから又忘れて今に至る。

ハーヴィ・カイ
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.6

アガサ風の推理物が好きなカミさんチョイスで拝観。
劇中のキャラ配分的に中盤で先が読めてしまったのは仕方ないとして、M.シャノンの苦悩顔とD.ジョンソンの白々しい顔は久しぶりに会えた。
何より少しふっく
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空白(2021年製作の映画)

4.0

個人的な理由からなかなか観ることをしなかった作品。

観終えて、真摯に作ってある作品だと思った。
関わる登場人物も多過ぎず少な過ぎず、久しぶりに観た邦画にしては予想より入り込めた。

学校教員やスーパ
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.7

当時劇場公開版を観て、思い切ってDVD買い(当時は高かったのょ!)その後4-5回は観て、完全版の廉価版が発売され出して直ぐ手に入れて3-4回は観て。

ゴットファーザーやパルプ・フィクションや色んな意
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

4.3

題のDogをなんと訳そう(解釈しよう)か…
旧約聖書からの引用とて、観る者の其の解釈に依って感じ方の深度は変わる。
それはどんな映画やどんな絵画や音楽とて同じ事が云えると思うが、解釈や感じ方は受け手の
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荒野の殺し屋(2017年製作の映画)

4.2

ワタシには当たりの内。
コレ西部劇じゃないし、第一ハリウッド作品や巷に溢れるサービス重視の作品と比較なんてナンセンス。
どうして、画面の色やアングルや構図だって頑張っていたし、音楽も良かった。
唯単に
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ザ・ハーダー・ゼイ・フォール 報復の荒野(2021年製作の映画)

3.6

或る流れでたまたま久々にレゲエやスカや裏打ちリズムの話をしてて、ジミー・クリフから映画"ハーダー・ゼイ・カム"の話になり、それを検索してる内に題名の近似から本作に引っ掛かり…
そんな流れから観た。そし
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ハーダー・ゼイ・カム(1973年製作の映画)

4.3

おっと本作を忘れておった。
過去二回鑑賞。
初見は遡ること30年程は昔、高円寺の貸レコード店の兄ちゃんからのお勧めで。
お陰で20代に数年間は裏ビートにもハマったし、ボロアパートの押入れで卵パックに綿
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アイリッシュマン(2019年製作の映画)

3.0

個人的な話だがー
生活の糧を稼ぐ仕事の方が珍しく上手く軌道に乗っているので、体力と気力が残る平日夜に3日間かけて観た。毎朝5時起床6時半出勤だから眠いのなんのって〜(⌒-⌒; )
それも災いしたのかな
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アメリカの森 レニーとの約束(2005年製作の映画)

3.9

過去鑑賞。

隠れた佳作かな…
唯、ラストにかけての演出があまりにリアル過の記憶が。
併しコレが戦の現実なのは、今まさにウクライナの配信を観て改めて解る。

追伸:ロンP.に出会うと、何故だかいつもト
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バスターのバラード(2018年製作の映画)

3.9

観たい観たいと思いながら先延ばしにし、今夜やっと観れた。

幾つもの小噺の全てが、実は導入部の一冊の本の見出しのフレーズや題にオチや秘密が隠されている。
気付かれた人も多いだろうけど、その見出しの絵や
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この茫漠たる荒野で(2020年製作の映画)

3.9

善良なキャプテン=トム(ボウイの唄う少佐じゃないょ)の"真っ直ぐ前に向かって歩め"な映画…だと思いきや。

"血の繋がり"だけ頼りに親戚に少女を届け預けてから、軍リタイア後にも今までは通り過ぎていた故
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麻薬王(2017年製作の映画)

3.4

ソン・ガンホ主演で観て初めて退屈してしまった理由を考えてみたが、羅列しても仕方ないから一点。只々、場面場面の繋ぎが下手。
景色や背景や美術等から間を置いて人物の動きや台詞に導入する様な空気感の演出や繋
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最後の追跡(2016年製作の映画)

4.4

渋いっ!足りないと云う意味ではなく。
気に入って魅入ってしまった。ワタシ好きなタイプですわ。
イイな〜こうゆう大袈裟演出が無く、風景や設定だけで静かに語る作品は。勿論、語るとは強盗や追跡?やの事象では
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ただ悪より救いたまえ(2019年製作の映画)

3.8

多忙な中でもジョンミン出てるから観ちゃう。
ファン・ジョンミンにしては随分台詞を抑えた設定と演出。
脇役のオカマちゃん(パク・ジョンミン)現れてから不思議と画面が引き締まった感アリ。

脇役が話の本流
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