geminidoorsさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

geminidoors

geminidoors

映画(1284)
ドラマ(78)
アニメ(0)

ある画家の数奇な運命(2018年製作の映画)

4.0

西ドイツに移ってからの奥さんとの裸の絡みや学生仲間とのおふざけシーン等が緩い為に、冒頭から亡くなる迄の叔母さん(画家の原風景に屹立しているヒト)が映っていた美しいシーンとの差が大きくアンバランス。
>>続きを読む

ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

3.9

過去一回鑑賞

話が素直に美しかった。
ハリウッドに真似されるのも納得。

天才たちの頭の中~世界を面白くする107のヒント~(2019年製作の映画)

3.4

答える方の中でこちらが勝手にもっていたイメージを覆す方は居らず、それもまた"成る程"と。つまり作品や行動の通りなんだろうし、このWhy〜という質問に対して絶対的なコトバの説明や、パンドラの箱を開ける鍵>>続きを読む

愛の悪魔/フランシス・ベイコンの歪んだ肖像(1998年製作の映画)

4.1

過去鑑賞5-6回

以前一時期暮らしたY県は直ぐ隣りが教育県とか何とか称されるN県で、図書館のアート関係蔵書も充実していて、なんと其処で本作を借り初見したのが懐かしい。
後BSからダビングしたVHSと
>>続きを読む

エゴン・シーレ 死と乙女(2016年製作の映画)

3.6

過去鑑賞

映画は今ひとつ、ふたつ。
観たらなんだか…モディリアニの"モンパルナスの灯"とは又違う意味で、随分と寂しい気持ちになった。

8〜90年頃に彼の作品もかなり魅入っていたから、バブル期に都会
>>続きを読む

テッド・バンディ(2019年製作の映画)

2.9

最後のテロップに何十人という犠牲者の名前が羅列される。
実際の当時の映像も挟まれる。

映画の中では(同棲もした)元彼女との触れ合いのシーン等が長い。謂うなればあくまでテッド側近くにとりあえずでも居る
>>続きを読む

インビジブル 暗殺の旋律を弾く女(2018年製作の映画)

3.2

他の方のレビューは結構厳しいけどワタシゃそれなりに楽しめた。
"博士と狂人"で知って以来、我が家では何故かナタリー女史のファン?カミさんも好きだと曰う。
ナタリー・ドーマー。そんなに見かけないタイプの
>>続きを読む

ペギー・グッゲンハイム アートに恋した大富豪(2015年製作の映画)

3.3

ペギー。彼女のことは以前エド・ハリス監督&主演の"ポロック"を観て劇中で知り、印象的だったがそのまま月日が経っていた。
彼女がテーマな映画がある事すら最近まで知らなかった。

とどのつまり富豪の娘であ
>>続きを読む

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

3.9

過去一回鑑賞。

自分も27年ほど昔に長野県松本に度々用があり訪れていた際に、オウム真理教関連の一つ松本サリン事件があり、すっかりメディアを信じ込んでしまい無実な人を疑ってしまっていた事を思い出した。
>>続きを読む

悪魔を憐れむ歌(1997年製作の映画)

3.5

過去一回鑑賞。

本作の邦題は言わずもがなストーンズの名作アルバムの一つ"べガーズバンケット"のオープニング曲である。
バンド創世記のリーダーであったブライアン在籍時の終焉辺りだったろうか…
ゴダール
>>続きを読む

ナイチンゲール(2019年製作の映画)

3.5

みなさんが丁寧に記されているレビューのお陰で、(一見ホラーと見間違うジャケットから避けがちな処を)襟を正して拝観。

たしかに卑劣非道な描写の長さには正直かなり参った。
しかし、辛い局面でも主人公の唄
>>続きを読む

ミークス・カットオフ(2010年製作の映画)

3.9

みなさんがレビューに書かれているに同じくです。

色彩や構図や、人物設定や各々の対比や関係性と其の変化…
不毛の荒野を大移動してゆく。
が、行けども行けども景色はさほど変化無く。
人々の疑心暗鬼だけが
>>続きを読む

愛を綴る女(2016年製作の映画)

3.5

マリオンの肢体目当てで観た訳ではない訳ではないけれど…(笑)
んだが、こんな女性が近くに居たらばやっぱり心配だわな。

ま、ラスト二人で訪ねた景色で一気に救われた。そこでも表情に微妙な変化しかない旦那
>>続きを読む

オートバイ少女(1994年製作の映画)

3.7

過去一回鑑賞

鈴木翁ニ氏のことは"オージさん"
スズキコージ氏のことは"コージさん"
我々の間ではそう呼んでいたんだ。
否、呼ばせて頂いてました。

己が転々としても、彼らの劇画や絵本の幾つかは手放
>>続きを読む