moviefrogさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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レイダース 失われたアーク《聖櫃》4DX(1981年製作の映画)

3.1

「レイダース」を大画面で!ということで何十年かぶりに4DX鑑賞。

うーん、これ4DX要らんな(笑)というのが正直なところで、もう少し画像の鮮明度を上げてくれたものを2DXで観たい。

というのも、こ
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シネマ歌舞伎 らくだ(2008年製作の映画)

4.2

落語「らくだ」をわりと忠実に歌舞伎化。

落語の「らくだ」が本当に好きで、春風亭一之輔の2016年の「らくだ」には涙が出るほど大笑いした。死体と一緒に踊りを踊り、酔っ払ってクダを巻く不謹慎この上ないバ
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戦場のメリークリスマス 4K 修復版(1983年製作の映画)

5.0

「戦場のメリークリスマス」最後のロードショーということで、2K版で鑑賞してきました。東京23区内の映画館はすべて2K。4K版はどこで観られるのかが公式HPから全くつかめない。結局立川シネマシティのみが>>続きを読む

キンキーブーツ(2018年製作の映画)

5.0

色々観たシアターライブ中、自分のなかでは最上位に入る作品。シアターライブでしかできないカメラワークが優れた作品で、ステージ上から客席を映すショットが1回だけあり、そこが非常に効果的。観客がお気に入りの>>続きを読む

イエスタデイ(2019年製作の映画)

2.9

アイディアは良いのだけれど、それ以外に問題がありすぎる。

男はつらいよ お帰り 寅さん(2019年製作の映画)

1.1

ファンムビーとして意義のあるものだとは思う。

しかし映画作品としては受け入れがたい。

基本的に「男はつらいよ」シリーズ末期の満男の物語が好きではない。
そうするしかシリーズを維持できなかったのは理
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グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

3.7

ポン・ジュノの2006年監督作品。

コロナウィルス問題の真っ只中の2021年にこの映画を観ると、色々とツッコミどころがあるというか、脚本の粗さが目につくのではあるけれど、それでも最初から最後まで「こ
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ナショナル・シアター・ライヴ 2020 「プレゼント・ラフター」(2019年製作の映画)

4.0

ノエル・カワードの戯曲が現代にこんな形で成立するとは思いもしなかった。イギリスの演劇人の才能に圧倒された。

主演のアンドリュー・スコットはゲイをカミングアウトしていて、2014年の「パレードへようこ
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

2.5

これはない。時代設定とキャラクター造形がチグハグで、何を意図してリメイクしたのか全く意味不明。

男はつらいよ 奮闘篇(1971年製作の映画)

3.8

寅さんと知的障害をもつ少女との交流を描いた「奮闘編」はかなりの異色作。

冒頭でのラーメン店主の言葉は今では表向きには決して発せられないものばかり。

「目つきがおかしい」「脳が少ない」「頭が薄い」
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いい湯だな全員集合!!(1969年製作の映画)

3.0

身に覚えのない銀行強盗の容疑者として逮捕されたドリフの5人。釈放されたものの世間の風は冷たく、やさぐれた5人は「ハードボイルドに生きよう」をスローガンに、悪の道へ。

温泉町に乗込んだドリフの面々。温
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落語物語(2010年製作の映画)

3.1

落語協会協力、林家しん平監督作品。

2011年封切。主演は柳家わさび。

春風亭ぴっかり☆、隅田川馬石、柳家喬太郎、春風亭一之輔、春風亭小朝、柳家権太楼、立花家橘之助、三遊亭歌武蔵、春風亭百栄、三遊
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男はつらいよ 純情篇(1971年製作の映画)

3.4

シリーズ第6作。4Kデジタル修復版を衛星放送で視聴。

相変わらず寅さんは故郷と旅の行ったり来たり。今回は博の独立騒動を引っ掻き回し、失恋をし、また旅に出る。

ヒロインは若尾文子。おばちゃんの遠縁で
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男はつらいよ 望郷篇(1970年製作の映画)

3.6

1970年の札幌では蒸気機関車D51が普通に運行していることに驚く。

1970年の浦安にはネズミの王国はなく辛うじて漁業が残っていて、今の状況とのあまりの違いに驚く。

1970年の寅さんは完全にア
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ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟(2006年製作の映画)

3.3

色々全部くっつけてしまえ!的なUキラーザウルスの造形に唖然とするも、ウルトラレジェンド達が大集合して戦うところはアガる!ストーリーがわりとまとまりがよく、こういうのを時々作って欲しいと思う。

日本一のゴマすり男(1965年製作の映画)

3.5

タイトルソングが痛快。
ただ、内容的にはゴマすりというよりはピカレスクロマンという感じ。

男はつらいよ 知床慕情(1987年製作の映画)

3.4

三船敏郎がちょっとあんまりなんだよなぁ.....。悲しい。

男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎(1983年製作の映画)

3.9

おいちゃん役がここで交代。

寅さんが僧侶になって説法するバカバカしさが崇高(笑)

男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋(1982年製作の映画)

3.8

シリーズの中で一番静かな作品。個人的にはこれは好きな方。

ナショナル・シアター・ライヴ 2019 「イヴの総て」(2019年製作の映画)

3.6

映画史におけるバックステージ物の代表作、1950年公開映画「サンセット大通り」と「イヴの総て」はどちらも後年舞台化されているが、正直どちらも舞台化に成功しているとは言い難い。

今回のNTL「イブのす
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5

面白い映画。これぞエンターテインメント。

社会問題を声高に叫ぶのではなく、最高の美術、映像、演技、脚本で、韓国ソウルの現実をエンタメに昇華。

脚本が非常に良く、コンゲーム映画かと思わせておいて、中
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.9

子供の頃、エピソード6をもって「スター・ウォーズ」製作終了と聞いてはガッカリし、エピソード3をもって「スター・ウォーズ」完結と聞かされてはガッカリし、一喜一憂を繰り返しながら足掛け42年。長いサーガが>>続きを読む

らくごえいが(2013年製作の映画)

2.2

3本の短編オムニバス映画。

落語「ねずみ」「死神」「猿後家」を現代風にアレンジ?しているらしいが、正直、笑える部分は皆無。1篇目と3篇目は映画製作の話。なぜ?

面白い・つまらない以前に、何を考えて
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.3

本作のゴッサムシティは70年代末期の雰囲気が残るニューヨーク。過去作のどのゴッサムシティよりも裏びれ、荒廃している。明らかにアメリカン・ニューシネマのフィルムの色調に寄せていて、これは「過去の話」だと>>続きを読む