KJさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

KJ

KJ

映画(214)
ドラマ(5)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

イレイザーヘッド(1976年製作の映画)

3.2

訳分からん映画だった!
でもこの一言で片付けるのはダメだと思って、色々調べると、これは彼の実体験を元にしているみたいだ。
そして、彼の経歴や、趣味やらを調べると彼の作風の理由がよくわかる。
このカルト
>>続きを読む

8 Mile(2002年製作の映画)

3.5

エミネムの半生を描いた今作品。
ストーリー的には単調であったが、デトロイトでこんなラッパーが生まれたと考えると驚きである。

環境が違いすぎて共感しづらい部分があるが、でも黒人コミュニティにおける白人
>>続きを読む

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

3.5

アニメーション特有なキャラクターの表情によって、あまり感情移入できなかった。
主人公はある日クモに噛まれヒーローになり、突然ストーリーに放り込まれる。
主人公の葛藤みたいなものが少し物足りない気がした
>>続きを読む

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

4.0

アリー
■内容面
レディーガガの圧倒的な歌唱力とカリスマ性に終始惹かれまくった。

ジャックと会って、人生を変えることができたアリー。そして自分自身を好きでいてもいいと教えてくれたし、ありのままの表現
>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

5.0

セッション
今年観た中でダントツの一位!
なんなら今まで観た映画でトップ5には確実に入る!
やばすぎる!

何回もミスリードされた。
最高の音楽を作ろうとするもの同士の音楽への想い。
そこには世の中の
>>続きを読む

CUBE 一度入ったら、最後(2021年製作の映画)

3.0

たまにはこういうミステリーもいいけど、ぶっちゃけあんまりオチも大したことなかったし、何より演技による惹くものがなかった。
もっとイカゲームのような真剣勝負で、もう後がないような緊迫感漂うものが、こうい
>>続きを読む

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.5

どんな世界でも民族の分断はあり、その民族間の争いは必ず起きる。それが生物の本能であり、自分たちを守るためでもある。
とてもユーモアある世界観で、ストーリーが描かれており、とても楽しめた。
知恵を持つも
>>続きを読む

トレインスポッティング(1996年製作の映画)

4.3

とても音楽と映像のテンポ、スピード感あって、とても1990年代に作られたとは思えなかった。

主人公のヘロイン中毒と、彼の仲間たちを巡るストーリー。
見てる側としてはとても楽しめたが、実際問題笑える問
>>続きを読む

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

3.8

マトリックスの原案でもある攻殻機動隊。
この世界観を1995年に思いついていた原作者にまず驚き。

そして、アニメーション表現によって、世界観を見事に表現できていた。

SF映画をやっぱり自分も作って
>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

■所感
主人公フレディマーキュリーの葛藤とストーリーが上手く噛み合っていたし、音楽も最高だった。
そして、彼自身の当時の心境が音楽の歌詞にも現れている。
そして、見事なくらいの音楽のクリエイティブさ。
>>続きを読む

羅生門(1950年製作の映画)

3.5

歴史的背景、何がこの映画で発明されて大きく映画界に貢献したのか。
それを知ると、見るのも苦ではないかと思ったが、やっぱり昔の作品は見るのが大変笑

ただ、70年前とは思えない程の、カメラワークと映像の
>>続きを読む

ターミネーター2(1991年製作の映画)

4.8

最後の名シーン。
そして、散りばめられた名言。

運命を受け入れるのではなく、運命を切り開く。
この時代背景を考えても刺さるメッセージだったのではないかと思う。

ここまでの世界観の構築と、脚本を巧み
>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

-

2人が起こした奇跡。
穂高の、最初何も持たぬまま、ただ地元が嫌で出てきた東京。
しかし、高校生が東京で何かしよう思うものなら、叩きのめされる。

現代版スタンドバイミー。
若者たちが世界を大きく変える
>>続きを読む

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.2

■演出
映画というより、没入体験。アトラクション乗ってるような感覚。
完全に60fpsで映像も高度な映像を見てる感じ。
壮大な映像と音楽(ちょっと弱い気もした)。スターウォーズ見てる時みたい。

妹と
>>続きを読む

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.0

マフィアの家族愛を描いた映画。
最近日本のヤクザ映画を見たけど、そこでもメンツってのが命で、なんかマフィア世界には色々と決まり事があるみたい。
それを守らなかったら、自分の大切な身内にも被害が出る。ス
>>続きを読む

アバター(2009年製作の映画)

3.8

現実とアバター。
どっちが自分なのかわからなくなる主人公。

部族と人間たちの異なる民族。
人間の欲望によって、被害を被る民族。
目的の邪魔になるなら、力づくで追い払う人類。

この当時の映像技術とし
>>続きを読む

フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

3.7

ベトナム戦争時のアメリカの若者を描いた本作。キューブリックの映画は淡々と述べる。葛藤とかあまり感じられない。
映画のスタイル。
映像のスタイルか
安定した不気味さとコミカルな感じ。
世の中を風刺する描
>>続きを読む

ドライヴ(2011年製作の映画)

3.7

主人公が控えめの殺し屋でカッコ良すぎるのと、ヒロインが可愛すぎる。
結ばれない仲。
愛する人の夫の借金のために助けたつもりが、マフィアのいざこざに巻き込まれてしまう。
それもほんの一回のことで人生が全
>>続きを読む

イージー★ライダー(1969年製作の映画)

3.5

ヒッピー時代の名作。
衝撃のラスト。
ヒッピーの映画はこれで3作目。
当時の若者がどういう生態なのか。
終戦後の若者の葛藤。
アメリカンニューシネマ。

古い映画は体力がいる笑

ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

4.6

やっぱりエドガーの作品はテンポも良いし、コメディチックで観てて楽しい。
音楽を上手く使っているし、色使いもいい。

上品なコメディって感じがするし、キャラクター同士のコンビも最強。
映像もとても勉強に
>>続きを読む

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

5.0

久しぶりに度肝を抜かれた作品!
発想が凄い!
とんでもない鬼才!
とんでもないヒーロージャーニー。
しっかり、主人公の弱さである(海や、過去のトラウマ)を乗り越えている。

誰もが一度は考えたことある
>>続きを読む

イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

4.6

爽快なラスト。
史実とは違うが、最高にタランティーノらしい映画!
マジで最高!
いつも気になるのだが、章立てになってるのはなんでだろう?
調べたところによると、章立てにすることで、異なるタイプの映画を
>>続きを読む

ファーゴ(1996年製作の映画)

3.5

コーエン兄弟二作目!1番の代表作!
あらすじを読まずに、行って冒頭集中して見てなかったので、最後までハテナだったが、あらすじを見ると納得。
傑作の理由がイマイチわからないが、取り扱った内容が画期的だっ
>>続きを読む

モンティ・パイソン/ライフ・オブ・ブライアン(1979年製作の映画)

3.8

新年一発目の映画!
鬼のコメディで、終始展開が読めなかったwww
なんか、こういう自由気ままな映画憧れるし、しっかり映画業界で、地位を築いてるのがすごい。
ヨシヒコの元ネタにもなってるこの監督の作品。
>>続きを読む

バスターのバラード(2018年製作の映画)

3.5

コーエン監督の作品を初めて見たが、開始5分でテイストがわかった!
なんなら、炸裂しすぎて、あっこれがコーエン監督かって分かった!

ダークコメディでユーモア溢れる作品。
西部劇の作品が無知すぎるので、
>>続きを読む

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.6

メンバーのキャラが個性的。
スパイや泥棒集団のキャラクターは映画制作において、本当に参考になる。
みんながみんな良い個性を持っている。
映像、音楽が特殊。
映像美、レインボー。
ショットの早く切り替わ
>>続きを読む

ターミネーター(1984年製作の映画)

4.2

改めてちゃんと見た。
まずキャメロン監督の未来予測が凄すぎるくらい、もうAIの存在が高まって来ている。
そして、このターミネーターという世界観をもう35年も前に、作っているのがすごい。
そして、重厚な
>>続きを読む

ミラノカリブロ9(1972年製作の映画)

-

B級映画の巨匠!

時代的に、あまり感情移入もできなかった。

イタリア映画のセリフのクセが強かった。

最後のオチはまあ衝撃だった。

ヒロイン可愛い。

マフィアの怖い世界。

万引き家族(2018年製作の映画)

4.6

監督の優しさが存分にこもった作品。是枝監督だから、描けた映画。
安藤さん、リリーさん、その他みんなの演技力がすごい。みんなホントにいそうである。
「家族って血縁関係だけが、家族なのだろうか。」それを考
>>続きを読む

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.0

タランティーノ節が炸裂してた作品!
彼はホントにユーモアに溢れた監督だ。
監督兼メインキャストまで演じるところが遊び心満載で、いつまでも自分の好きなことを突き通す、子供のまんまなとこが大好き!
時系列
>>続きを読む

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.6

クセになる世界観
倍速の演出始めて
美術セットこだわすぎ!
50年前とは考えられないオリジナリティ

道徳の選択の権利がない
政治的的批判をうまく作品に落とし込んでる。
凄い皮肉混じりのハッピーエンド
>>続きを読む