門さんの映画レビュー・感想・評価

門

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アド・アストラ(2019年製作の映画)

2.5

凄く面白いとは言い難い。。雰囲気は好き。
・冒頭が素晴らしい。遥か上空での作業風景は高度感たっぷりで迫力があった。
 宙に浮いてるんじゃなくて、地球と繋がってる建築物なのがかえって新鮮。

・月への移
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ファースト・マン(2018年製作の映画)

4.5

面白い!個人的には宇宙モノではインターステラー以来の傑作と思いました。

迫力も物凄い。ロケット打ち上げのシーンは数多くの映画で観たけど、ダントツ 。
視点が船内からで、飛行士達の緊張感、不安を、同じ
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スペース カウボーイ(2000年製作の映画)

2.5

熟練俳優達による円熟味のある内容を期待したんだけど軽いノリの作品でした。
一線を退いた飛行士達は、時を経て重みを身に纏ってるどころか、いかにもな軽口叩くオッサン( というかじいさん)になっており、
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ラストエンペラー(1987年製作の映画)

4.5

以前観たけど、ラストシーンが良くって2度目の鑑賞。
映画観るより前から、サントラだけ聴いていたので、使われてる楽曲にも思い入れが強いです。

最後にメインテーマが流れるあのシーンは、それまでの長い溥儀
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トータル・リコール(2012年製作の映画)

3.5

序盤~中盤はこいつぁ面白え!星4つは硬い!とかってワクワクしてましたが、後半はグングン気持ちが盛り下がってしまった。
(リメイク元のシュワちゃん版は未見です)

・追いかけてくるワイフしつこい。
部下
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.5

初見でした。良かった。。

刑務所の中が舞台なので動きは少ないんだけど、時間を忘れて見入ってしまった。
しっかりと物語の山場もあり、映画のお手本のような作品。
ラストシーンも良かった。

アンディとレ
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ジオストーム(2017年製作の映画)

2.5

2012みたいな大災害パニックモノと思いきや、アルマゲドン寄りの作品であった。

災害、家族、仲間、サスペンス、宇宙、近未来、アクション、これだけ詰まって一時間半ちょい。
特にサスペンスは意外な要素で
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アナザー プラネット(2011年製作の映画)

3.0

結構好き。ヒューマンドラマを軸にSF成分がスパイスとして効いている。
決して大作ではないし、大変地味。

SF自体は深く突っ込めば矛盾がありそうだけど、こういうロマンがあるのは好き。終わり方の解釈は分
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ジュピターズ・ムーン(2017年製作の映画)

1.5

これは理解しづらい。
宣伝が大変魅力的だったので随分期待してしまったんだけど、
SFエンターテイメントの謳い文句は撒き餌でしか無いので注意。

移民問題と宗教観が背景にあって、おまけに舞台はハンガリー
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クロニクル(2012年製作の映画)

2.0

日常を舞台にしたSFって好みの設定なので、嫌な予感しつつも借りた。

話は悪くないんだけど、なんだか映画としては雑でこだわりを感じない。。

派手なシーンが一人称視点なのは、主人公達がyoutuber
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ガタカ(1997年製作の映画)

4.5

魅力的な出演者、洗練されたセリフとカット、力強いストーリー。

近未来を舞台にした映画って、つい映像表現に目が行きがちだけど、この映画って派手な部分は全くなくて、むしろ大事なシーンほど人間臭い。主人公
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パッセンジャー(2016年製作の映画)

3.0

期待ゼロで観た。上映してた時も気になったんだけど、パッケージや謳い文句が地雷臭凄すぎてスルーし続けてた。

宇宙船の造形や内部の未来感、プールで泳いでる途中で無重力になる、みたいな初めて見たような映像
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アポロ13(1995年製作の映画)

2.5

事故が起きた船内よりも管制センター側がどう対応したかが描かれていて、今までの宇宙事故モノとは違った面白さがあった。起伏は少なめ。
ミッショントゥマーズが好きなんだけど、あの映画で火星に行った主演の彼が
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

3.0

美談は持ち上げすぎず、盛り上がりすぎず。事故シーンも過度に悲惨さを煽るようなこともなく、落ち着いた雰囲気。
映画としては固めだけど、リアリティがあって良かった。
最大風速は無いけど余韻が長く残る映画。

ジャンパー(2008年製作の映画)

2.5

瞬間移動(ジャンプ)の能力を身につけてしまった男の話。

超B級映画だと思って観始めたら思いの外お金がかかった映画だった。
ジャンプの映像表現が爽快で良い。

序盤は面白い。主人公中心のミクロ視点なの
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.5

文句のつけようが無い。
前に観た「英国王のスピーチ」が凄く良くて、同じ製作陣とのことなので観た。

ストーリー的には良い意味で想像通りで、無駄は一切無し。
人物と情景がポートレートのようで美しかった。
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ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日(2012年製作の映画)

2.5

映像がとても綺麗。ただ、やたらとフォトジェニックで、ちょっと引くくらい。それ今必要?とかって思いながら観てしまった。

良くも悪くも、トラと漂流する話にとどまらない奥深さがあり、それが好みの分かれ目に
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英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

4.5

吃音症の英国王。なんと実話なんですね。
ちょっとしたプレゼンで緊張しがちな自分にとっては想像を絶する苦悩。

無駄なところが一切感じられない、とても丁寧な作品。
主要三者の演技が素晴らしい。全然演技っ
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地球が静止する日(2008年製作の映画)

2.0

面白くない。
人類を危機にさらす宇宙人さん、最後は随分と短絡的な判断下してますけど、あんなんでいいんですかね。
後半の雑さが酷い。話の膨らみを期待する要素はいくつもあったのに。
(70年前から潜伏して
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LIFE!(2013年製作の映画)

4.0

ロードムービーだけど、主人公は普通の男であり、出発点も終着点も日常なので親近感が湧く。
自然の美しさを映像で感じることもできる。
ストーリーは至ってシンプルだけど、エンディングでは高揚感も得られ、観賞
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地球、最後の男(2011年製作の映画)

1.0

とにかく話に動きがなさすぎる。はよ終われ、とまで思った。
伝えたいメッセージは明確にあるようだけど、あまりに説明が足りておらず、難解。おまけにストーリーもどうも抽象的な描かれ方なので、またキツイ。
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ターミナル(2004年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

法の狭間で空港から出れなくなる男の話。

ストーリーの骨格はとても気にいったんだけど、トムハンクス演じる主人公が妙にドジキャラで、最初は誰も味方してくれなかったのに、後半は空港職員みんな「ヘーイ!俺た
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ミュージカルには苦手意識あり。

ので、序盤どころか初っぱなからミュージカル超全開!で、ノリについて行けず、入り込むのに苦労したが、中盤以降はストーリー共に楽しめた。

2人が共に歩んでそのまま幸せを
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オデッセイ(2015年製作の映画)

2.0

主人公は植物学が専門の宇宙飛行士。知的なイメージですが、演じるのはマッチョなマットデイモン。この違和感がどうにも消えなかった。

気の利いた展開やセリフは少なめ。
恋愛描写や、家族の元に帰る、的なお約
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

2.5

いくらでもシリアスにできそうな題材だがコメディタッチなので気軽に見られる。
前半はとても面白いが、見る人の一番の関心であるトゥルーマン自身が真実に気づく過程が思いの外あっさりとした描かれ方であり、興奮
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猫が教えてくれたこと(2016年製作の映画)

-

イスタンブールの情景をバックに猫と人の暮らしを追ったドキュメンタリー。
ストーリーは無いので、映画として見ると退屈してしまうかも。(自分はそうでした)

ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

2.5

名作とのことで期待があがりすぎた。。

東洋的で混沌とした世界観が強烈。一時停止して画面の細かいところを見たくなる。
あまり多くを語りすぎない故に、鑑賞後はあまりスッキリした気分になれなかった。
ハン
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メッセージ(2016年製作の映画)

3.0

ヘプタポットという異星人の宇宙船が現れ、言語を通じて真意を探っていく。
映像や音楽に派手さは無いが洗練されていて静かに美しい。
ばかうけとか言われてた宇宙船の造形からくるイメージに反して、物凄く真面目
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ダンケルク(2017年製作の映画)

2.5

実話ベースの戦争映画とのこと。
恋愛も感動も無し。全編緊迫した場面が続き、戦時ならではの人の死に振り返らない感じがリアル。
そういったリアリティは映像、音楽、キャスト、脚本、全てブレずに描かれている。
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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

3.0

キレッキレの映像&音楽。
チネチッタ川崎のLiveZoundで観た。

クソのような性根のまま大人になった登場人物達が歳を重ねた事による苦悩が生々しい。悲惨になりすぎずどこか爽快感がある。
前作を見て
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オブリビオン(2013年製作の映画)

3.5

変に異星人が出るわけでもなく、割と硬派な映画と思った。
細かいアラは沢山ありそうだけど、こういうのは気にし過ぎず、入り込んで見るのが良い。
現実離れしすぎないSF具合や世界観、適度な人間ドラマ、楽しめ
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

2.5

少年がミリオネアの問いに答えながら、これまでの道を振り返っていく。ラブストーリーで最後も王道っぽいEd 。

ただ、インド社会がリアルに描かれてもおり、重みがある。ダニーボイル特有のスタイリッシュな映
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.5

全編にわたってよく練られたストーリー。前半の伏線が後半で綺麗に回収され、終わり方も素晴らしかった。

個人的にグッときたところ
・宇宙が舞台で星々を移動していく(ワクワクする)
・しかし異星人は登場し
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.0

洗練されたカットと音楽の使い方が俊逸。
登場人物のキャラがたっていてgood。

明るい未来を示唆した終わり方ではあるが、どうしようも無い性格の彼らを思うと無理だろうなと思ってしまう。
EDへの高揚感
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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

スターウォーズシリーズの中で一番面白かった。最後の希望(デススターの設計図)を、次世代に託す後半は泣ける。
エピソード4への繋がりも完璧。

君の名は。(2016年製作の映画)

4.0

序盤こそコメディータッチの男女入れ替わりもので、しかも個人的にはこの手の絵柄には抵抗感があるので入り込めなかったが、中盤以降、そのストーリー展開のスピード感もあってグイグイ引き込まれた。
見てよかった
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