kanekoneさんの映画レビュー・感想・評価 - 18ページ目

その道の向こうに(2022年製作の映画)

3.9

2人のやりとりが良い。地面めな感じのジェニファー・ローレンスは少し新鮮な感じで良かった。

ぼく モグラ キツネ 馬(2022年製作の映画)

3.8

優しい作品。キツネとの押し付けがましくないやりとりが良かった。

バルド、偽りの記録と一握りの真実(2022年製作の映画)

3.6

すごいと思うシーンは多々あったけど、ちょっと長かったなぁ。

ブロンド(2022年製作の映画)

2.7

とにかく長い。もうわかったよと思いつつ最後まで鑑賞。ここまで負の面だけを見せなくてもなぁ。観ていて辛かったし、事実とは異なる部分もあるらしいのは酷い。パートカラーの演出は上手くいってるとは思えず。アナ>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.2

既存の映画のパロディ的な要素もありながら新鮮に感じる映像体験。最後は普遍的な家族のドラマに落とし込むのがすごい。女優として成功した世界の映像のウォン・カーウァイっぽさがツボだった。子供の頃に魔宮の伝説>>続きを読む

ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

3.9

キャラクターの造形が良い。戦争の色が濃いのが印象的。静かなラストが味わい深い。

エルヴィス(2022年製作の映画)

3.8

兎にも角にも主演のオースティン・バトラーがすごかった。確かなカリスマ性を感じさせた。ただライブシーンにはそこまでグッと来なかったりもした。

逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

4.3

序盤のレストランでの口論で完全に心を掴まれてしまい、そこからラストまでずっと面白かった。船での阿鼻叫喚が凄すぎ。島に行くまで結構かかるなぁと思いつつ、島でのサバイバルもしっかり見応えがある尺だと感じる>>続きを読む

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.9

夢を追いかけることの素晴らしさ的な作品かと思いきや、映画の道に生きることの業みたいなものを描いていて良かった。

ジェイコブと海の怪物(2022年製作の映画)

3.5

特別な何かはないものの、終盤のメッセージは素直に良いと思えた

ファイアー・オブ・ラブ 火山に人生を捧げた夫婦(2022年製作の映画)

3.9

貴重な火山の映像の数々やお二人の解説が面白い。ある程度覚悟を決めつつ常に命の危険のある現場で調査を続けていたのがすごい。

無垢の瞳(2022年製作の映画)

3.8

終盤の展開が最高。それにしてもあのケーキを子供達に食べさせてあげないの理解出来ない。よくあんなこと出来るな。

ヨーヨー(1965年製作の映画)

3.9

小ネタの数々が楽しい。ラストがとても良かった。他のピエール・エテックス作品も観たい。

エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

3.8

思ってたより恋愛要素が強めで驚いた。彼の方があそこまで急速にヒラリーに惹かれていくのが少し腑に落ちなかった。映像がとても美しい。映画館も他の従業員も魅力的で良かった。

エレファント・ウィスパラー:聖なる象との絆(2022年製作の映画)

3.5

映像が美しい。象を我が子のように世話をする姿に胸を打たれる。子像が可愛かった。

ザ・コール [緊急通報指令室](2013年製作の映画)

3.6

ギルティよりも先にこんな作品があったとは。誘拐された女の子の奮闘もありハラハラドキドキ飽きさせないのは良い。終盤で現場に行っちゃうの個人的には拍子抜け。ラストもちょっとなぁ。

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

3.9

戦争の理不尽さを思い知らされる。前線で犠牲になる若者と、後方で戦争を牛耳っている連中の対比が印象的。特に食べてる物の違いが強烈だった。

真冬のトラム運転手(2020年製作の映画)

3.8

最初の主人公の行動には少し引っかかったものの、その後の展開と夜の空気感と街並みにすっかり魅了されてしまった。オチも良かったし。

止められるか、俺たちを(2018年製作の映画)

3.6

思ったより穏当な青春映画という感じ。勝手なイメージではもっとヤバそうな出来事もあったのではないかと思ったり。キャストが豪華。藤原季節はやはり良い。

洞窟(2021年製作の映画)

3.0

なんだか変わった作品。洞窟よりも静かな佇まいの老人が印象に残った。

夜の女たち(1948年製作の映画)

3.6

戦後の日本の混乱を垣間見ることが出来る。タフじゃないと生き抜くの厳しい。壁を乗り越えての脱獄シーンを田中絹代さんが実際にやってるのがすごい。

遠い声、静かな暮し(1988年製作の映画)

3.8

ずっと観たかった作品。あれだけ暴力的な父親でも家族は慕っていたというのがすごい。皆で歌う歌が印象的。家族と家と、しみじみくる作品。

皮膚を売った男(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

どんどん追い込まれていく主人公を観るのが辛かったが、こちらの予想を裏切る優しい終わり方が嬉しい。

カラミティ(2020年製作の映画)

3.9

主人公のキャラクターが良い。実在する伝説のガンマンだとは知らなかった。旅の様子も面白いし、絵がとてもきれいで素晴らしかった。

アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.8

今回の量子世界はスターウォーズを連想してしまい、あまり魅力を感じず。キャシーは良かった。カーンは強いんだか弱いんだかという感じ。ともかくマルチバース・サーガがようやく本格的に動き出した感があって今後が>>続きを読む

別れる決心(2022年製作の映画)

4.0

2人の関係性が面白い。飲み込みづらい展開もあったが、そこも含めて引き込まれた。ヒロイン役の女優さんが魅力的。

バビロン(2021年製作の映画)

3.8

冒頭の脱糞とパーティシーンがインパクト抜群。演者さんたちも豪華で素晴らしかった。ただストーリーには完全には乗り切れず。3時間を長く感じさせない作品ではあった。

香港、華麗なるオフィス・ライフ(2015年製作の映画)

3.4

美術は独特で面白かったけど、ストーリーや歌は特に印象に残らず。チョウ・ユンファが観れたのは嬉しかった。

ECHO/エコー(2019年製作の映画)

3.9

とても短い日常的なエピソードが積み重なって出来ているのだけど、登場人物の関係性や前後を想像させる感じが絶妙。久しぶりに父親と再会した女の子のエピソードが一番印象に残った。年を越して終わるのもなんか良い>>続きを読む

カンフースタントマン 龍虎武師(2021年製作の映画)

3.8

改めてとんでもないスタントばかりで観ていて少し恐ろしい。笑い話のように昔を語るスタントマンの人たちは日頃の鍛錬もあるだろうけど運が良かったのもあるんだろうなぁ。終盤の香港映画の現状がなんとも切ない。頑>>続きを読む

百年の夢 デジタル・リマスター版(1972年製作の映画)

3.8

出てくるのは孤独で貧しい生活を送っている老人ばかり。宇宙飛行士について延々と語るおじいさんがいたが同じ時代とは思えない暮らしぶり。それでも小さな幸せや楽しみを得て日々をしっかり過ごしているように感じら>>続きを読む

バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

3.9

サンタの暴れっぷりがすごい。悪い子だとはいえサンタがあそこまで大胆に人を殺しまくる映画はなかなかないのでは。ドラマやコメディの要素もちょうど良い塩梅で最後はきっちり感動させるのもすごい。

サヴェージ・ウーマン 美しき制裁(2019年製作の映画)

3.4

ジャケットや邦題の印象から派手めなリベンジアクションかと思いきやドラマ重視な作品。でもつまらないわけではなくて母との和解やシングルマザーの苦難などのドラマはなかなか見応えがあった。

春夏秋冬そして春(2003年製作の映画)

3.7

キム・ギドク監督の作風の多彩さに今更ながら驚かされる。夏の行為を執拗に何度も描くのがちょっと笑えた。

FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.8

映像のインパクトがすごい。最後まで手汗をかきまくってしまった。ただ高い所に行っただけでなくて色々と飽きさせない工夫があって面白い。極限状態でのWWEトークがプロレス好きとしては嬉しかった。