かんなさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

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カット数すごかった…衣装の数も多すぎた…。欧米の映画の質感でアジア人が主人公だから、正直見慣れない感じがあったけれど、人種に関係なく主演を張れるようになって、しかも評価されているのはとてもいい。

JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

安全より経済を優先させちゃった市長がダメ。クイントあとちょっとだったのになー、あとインディアナポリス号の事件は実際にあったけど、みんながみんなサメに襲われたわけではないらしい。

アザー・ミュージック(2019年製作の映画)

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音楽を聴き始めた頃の、名盤や新譜を聴き漁って、衝撃を受け続けるあの感じ。友だちが教えてくれた曲がめちゃめちゃ良くて、テンションが上がるあの感じ。そういうのを与えてくれていた、レコード屋の話。
センスが
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ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

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法も構わず余生を駆け抜ける、粗野で大胆なマーティンがカッコいい。「僕も海を見てみたいなア」と容易に思っちゃうルディも、滑稽だけど純朴でカワイイ。

車をパクったり銃をドカドカ撃ったり、いいぜこういうの
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RRR(2022年製作の映画)

4.0

めちゃめちゃおもしろかった!初っ端のインド版スキャットみたいなのからワクワクしたし、アクションがずっとヤバすぎる。(圧倒的な強さ!超人的な腕力!しかも滑らか!)水と火の対比とか、植民地時代の描写とか、>>続きを読む

PLAN 75(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

与党が高齢者に支持されまくっている日本で、75歳以上に死ぬことをおすすめするような制度など可決されるわけがなく、ディストピアではあるけど、あんまり没入できなかった。

福祉を充実させないと、あと高齢者
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トムボーイ(2011年製作の映画)

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嘘をつかないといけない時の罪悪感や、バレた時の最悪な気分がビシバシ伝わってきた。男っぽい女としてみんなに受け入れてもらう他ないんだけど、、リズは分かってくれそうだし希望のあるラストだった。

子どもが
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

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アレックスたちの悪行や人体実験にもぞっとするけど、それ以上に、洗練さと血みどろの暴力が同居しているところが、あまりにもミスマッチで気色悪い。一方で、そういう他にはない世界観がすごく魅力的でもある🍊「シ>>続きを読む

バオ(2018年製作の映画)

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ダンプリングを食べる=子離れせずに息子を閉じ込めることだと思うけど、良心があるのならそれはそれで辛いはず。仲直りして、自立している者同士で付き合えるようになってよかったね🥟

わんわん物語(1955年製作の映画)

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家は壊すし犬は逃すし、セーラおばさんが無能ということになってしまう。

ロッキー・ホラー・ショー(1975年製作の映画)

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全然ホラー映画じゃない、ドラァグコメディー🤣奇抜で錯綜していて性的😂

ダンボ(1941年製作の映画)

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ピンクの象が出てくる夢は、支離滅裂で絶え間なく場面が変化するし、「デスティーノ」にも似たトリップ感がある。

あのこと(2021年製作の映画)

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すごい痛い、本当にぐったり。きっとこういう事件が相次いだから、比較的安全な中絶方法や避妊の手段が開発されていったと思うと、女の歴史の中で最先端を生きる者として、先人の苦しみを忘れてはいけないと感じる。>>続きを読む

マペット・ムービー/マペットの夢みるハリウッド(1979年製作の映画)

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4回ぐらいに分けてようやっと見終わった…。拉致された恐怖でわなわな震えるカーミーが可愛い。

セールスマン(1969年製作の映画)

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明らかに不要なものを売る仕事。信仰心に語りかけようにも薄っぺらいし、根性論にも限界があるし、こりゃひどい。でも、こういう人らがいたからこそ、クーリングオフやマーケティングの仕組みが生まれたのかな〜とも>>続きを読む

ロジャー・ラビット(1988年製作の映画)

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人とアニメは、動き、大きさ、色などなどが違いすぎて、見ててぐったり疲れた🐰ミッキーもバックスバニーも、色んなキャラが出てきて楽しい。トゥーンタウンに人が入り込むシーンは、ラリった夢みたいでいい感じ。

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.0

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強くて賢い女子が勝者。家族がいなくなっちゃったから、親切な人に助けてもらいながら自然の中でサバイブする子ども、というジブリ映画みたいな序盤。初恋と失恋、そして再生の描写は、サスペンス映画の枠に収まらな>>続きを読む

秋刀魚の味(1962年製作の映画)

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「娘を便利に使う」とか「早くお嫁にやっちゃった方がいい」とか喋ってて、娘の意思とは?!と思ったが、ほのぼのしてユーモラスなストーリーに和んだ。

中井貴一のお父さんかっこいい&ウィキペディア読んで泣い
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羅生門(1950年製作の映画)

4.0

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これは大名作…。自分が生きるために事実を曲解し、盗み、他人を疑い蔑む。そういう人間の醜さがテーマだけれども、ラストの赤子救出で希望の光が差す。

強姦被害に遭った女性が汚らわしい存在として扱われていて
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生きる LIVING(2022年製作の映画)

4.0

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粗い画質とオープニングクレジットが昔の映画を彷彿とさせ、最初から期待値爆上がり。サスペンスでもないし、元ネタが有名だから話は大体わかっているのに、時系列をずらすことで、種明かしの楽しみがあった。原作も>>続きを読む

怪人現る(1928年製作の映画)

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ヒゲおじ怖い〜バカ殿をバイオレンスでエンドレスにした感じのギャグ〜もうしっちゃかめっちゃか。

ほらふき倶楽部(1926年製作の映画)

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エッグが入ったエッグプラント🍆ストローからできたストローハット👒とかいうシャレ。バワーズは困ってる女子のために頑張っちゃうタイプ。へいへい。

全自動レストラン(1926年製作の映画)

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牡蠣が自力でうにうに移動して、スープに潜るシーンがラブ。豆缶がなる木とか、そういう人工物と自然物の融合が好きみたい🥫🫘

たまご割れすぎ問題(1926年製作の映画)

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最高の邦題!ニコ動みたいにコメントが流れてるイメージで、頭の中でツッコミながら見るとめちゃ面白かった🍳(たまご泥棒乙www)(てか国際たまご輸送協会ってなに)みたいな。

あと紙くずで埋まった部屋から
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オトボケ脱⾛兵(1918年製作の映画)

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カートゥーンを見てから映画を見ると、バワーズの目指したダイナミックな空間利用ギャグがよく分かる。

とても短い昼⾷(1917年製作の映画)

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“Quick”とかいう問題ではない。わちゃわちゃ。パンケーキは踊り出さないし、客は出されたものを見て「不味そうね」とは言わない😂

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

大変つらい。特に麦くんがビジネス本読みの社畜になって根性ひん曲がってからがつらい。
固有名詞がたくさん出てくるから、時代は超えないだろうけど、その分リアリティが凄まじい。基本的にオタクの冴えない会話だ
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SOMEWHERE TO DISAPPEAR~アレック・ソスと往くアメリカの果て(2010年製作の映画)

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ハードコア版「ポツンと一軒家」というか、リアル「羊たちの沈黙」おじさん超怖かった。

ビリーとリサのはじめての出会い(2022年製作の映画)

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ビリーアイリッシュは歌上手し可愛いけど、シンプソンズ的には完全にスポイルされてる 🎶🎶☹️

みんなのヴァカンス(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

バカンス特有の、開放的でさっぱりした楽しさはあれど、常になにかしらトラブってる三人組。そもそも避暑地まで追いかけてくるの、女子からしたら普通にストーカー行為でこわい!こわいよ!
サイアクな川下りと、キ
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バンド・ワゴン(1953年製作の映画)

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「バンドワゴン」が取り止めのないファンタジーな劇中劇であることは分かった。靴を磨こうソングと広場で踊るシーンはよかったんだけどな。あとリハーサルの混乱も面白かった🫤

知られざるマリリン・モンロー 残されたテープ(2022年製作の映画)

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全部が嘘みたいに聞こえるけど、ケネディ兄弟との不倫は嫌に信憑性がある。「まるで肉みたいに味見された」と言わしめるマリリンの苦痛たるや、想像に難くない。

灼熱の魂 デジタル・リマスター版(2010年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

衝撃作。結末は調べずに見てほしい!

中東の砂漠。バリカンで坊主にされながら、じっとカメラを見つめる少年。不穏な雰囲気。双子の兄妹は、母の意味不明な遺言に従い、生存しないはずの父と、いないはずの兄を探
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百万長者と結婚する方法(1953年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

大金持ちとの結婚を目指す出会い厨3人。なんやかんやで、お金<愛の結論に至る。

今や女性にとって、結婚は経済的なステップアップを実現するためのものではない。と思っていたが、理想高すぎる婚活女子もいるわ
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人生模様(1952年製作の映画)

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オーヘンリー短編が原作のオムニバス映画。「赤い酋長の身代金」がズッコケ感満載でおもしろだった。有名な「賢者の贈り物」は美談ということになっているけど、タイトルは皮肉だと思うし、お互いへの気遣い加わって>>続きを読む