かわきよさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

マイスモールランド(2022年製作の映画)

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力強い。好きな映画。

どこで誰と生きるかを確立させていくのって本当に難しいと思う。

言語を使い分けることで、登場人物の立ち位置と気持ちを具現化できてるのが気持ちよかった。

残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

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久しぶりにお家ホラーしたくなったから鑑賞。
重なる怪異とその原因がしっかり紐解かれていく過程に、幽霊って本当にいるかもしれないと思ってしまった。

満足。怖かった

アリゲーター2(1990年製作の映画)

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ワニを見たことないから、デカさが想像の範疇を超えてこなかった。普通に居そうなデカさだった。

ラストサマーウォーズ(2022年製作の映画)

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これでいいんです。素直で可愛くて優しい映画。最高だった。

レフ版畳めない録音の子可愛すぎた。

ゾン100 ゾンビになるまでにしたい100のこと(2023年製作の映画)

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もしゾンビの世界になっても余裕で生きていける気がするけどなって思ってる人間だから、観てて結構その感覚に近くて嬉しかった。
色々言われる箇所はあるだろうけど、真面目にふざけてるから普通に好きだった。ゾン
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歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

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「いつもちょっと間に合わない」素晴らしい台詞
歩いても歩いても、家族は家族であり、他人なんだ

気持ちいい映画だった

欲望の翼(1990年製作の映画)

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タイトルの意味がラストしっくりくる感じ、ピースがガチッとハマる感じが気持ち良かった。
みんな路頭に迷ってて最高だった。潔い映画

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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挑戦的が故に置いてきぼりくらったから時間があればもっかいみる。
説教臭くない優しさは感じた。

メランコリア(2011年製作の映画)

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双方の視点に立つのがとっても難しい映画だったけど、ラストシーンを観た時に感情がぐわんぐわんになった。

世界滅亡という全人類への危機なのに、小さな小さなコミュニティだけを撮り続けることが、物語を逆手に
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うまれる(2021年製作の映画)

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個人的には超絶好きじゃない映画
愛が故の憎しみという変異はわかるんだけど、ただただラストのスプラッターを撮りたかったように思えてしまった。

娘が最後笑うんじゃなくて、悲しい顔して主人公絶望とかだった
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

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こういう映画を観た時に、自分の感性が乏しいんじゃないかと少し落ち込んでしまう。
凄いことやってるのはなんとなくわかる。でも理解できない。悔しい。

でも好き。なんか好き。

怪物(2023年製作の映画)

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複雑なトリックや伏線があるわけではなく、3者がただ見たもの、聞いたもの、感じたことをストレートに映し出すことで、人間の難しさを描ける映像の力に感動した。
ホルン?の音が繋がった時は鳥肌でした。

保利
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TAR/ター(2022年製作の映画)

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凄すぎる映画。映像の美学が詰まり過ぎてた。淡々と切るカットから、ガッと引き込む長尺カット、最初何を見せられてるかわからないのに、あらゆる強弱で気付けばこの映画にのめり込んでた。

いつから歯車が狂った
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渇水(2023年製作の映画)

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小説の台詞をそのまま使ってるからなのか、実写にしちゃうと違和感ある台詞回しになってる気がして、少し気が散ってしまったけど、孤独と水、当たり前にあるものを盲点的にテーマとして結びつけるのは、ずるいなあう>>続きを読む

THE WITCH/魔女 —増殖—(2022年製作の映画)

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1とアクション内容もそんな大差ない気がするので、3で完結してくれるとありがたい。
あと主人公の葛藤が少ない気がした。「この人たちの命を救いたい」のくだりはもっと繊細にやって良かったと思う。

話として
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宇宙人のあいつ(2023年製作の映画)

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何がなんでも王道に添い続けるというエネルギー感じた。舞台でも観たいかも。

全キャラクター愛おしくて大好きだった。

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

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とても岸辺露伴してて良かったんだけど、ドラマで良かったなあに落ち着いちゃった。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

5.0

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間違いなく人生ベストの1作。

ロケットを主軸に置きながら、全てのキャラに存分に焦点を当て、一人一人の帰るべき場所と、これからの役割を与えた上で、詰め込み過ぎていない心地良さが、物語のお手本のように感
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食人族4Kリマスター無修正完全版(1980年製作の映画)

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観る前までは、はいはい、村人にドキュメンタリーチームが襲われて全滅して無惨なラストね。ただグロいだけねって勝手に決めつけてて、一生観ることはないと思ってたんだけど、思ってたのと180度違うバチバチに社>>続きを読む

エンディングノート(2011年製作の映画)

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僕は中年男性恐怖症があるので、最初観てて、お父さんの亭主関白感が「うっ」ってなっちゃったんだけど、仕事を辞め、がん宣告を受け入れ、足りなかった時間を取り戻していく過程で、どんどんどんどん性格も顔付きも>>続きを読む

放課後アングラーライフ(2023年製作の映画)

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キャラクターが本当によく出来てる。推しは誰かと語り合える映画って素晴らしいと思う。僕は断然凪ちゃん。

演技が上手いって感じではなかったけど、それぞれの役者がしっかりと熱意もってこの作品に臨んでること
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高速道路家族(2022年製作の映画)

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主人公と社長夫人の人となりがもう少しだけ分かれば、彼等の終末にも同情できたけど、主人公が個人的に何一つ魅力がなくて残念だった。

社会や環境の矛盾に掻き乱されるような、そこに辿り着かざるを得ないストー
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search/サーチ(2018年製作の映画)

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ちょっと新しいことやってますよって奇をてらってる映画かと思ってたら、内容がとんでもなく上質なサスペンスだった。ラスト15分のカタルシスすごい。

青の炎(2003年製作の映画)

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なんとなくのギクシャク感が邪魔して頭に入りづらい作品ではあったけど、過ちを犯してしまった代償と覚悟の対比がよく出来てて、それをしっかり受け取ってからのラストまでの流れはとても気持ちが良かった。
ラスト
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東京物語(1953年製作の映画)

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寄りのカット以外全てに奥行きがあって、常に漂う空虚さがこの作品の美しさを際立ててる気がした。
話し方とか演技が、やっぱり現代とはかけ離れてるものがあって、初めの方最後まで見るか悩んだけど、気が付けば最
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シザーハンズ(1990年製作の映画)

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ストーリーは個人的に刺さらなかったけど、映画はこう撮れと言われてるような気がした。凄まじい映像表現。

美術もそうだけど、実際に起こりうる傷つけ合う相互関係を、言葉ではなくて視覚的に分かりやすく映して
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ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

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鑑賞から3日ほど経って、いまだに感想を言語化できずにいる。
感情を掻きむしってきたかと思えば、すぐに絆創膏渡されたみたいな感覚。どう受け取れば良いのかわからない。
優しさって、全部相手が決めるんだよな
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ミナリ(2020年製作の映画)

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共に生きていくことと、ここで生きていくことの覚悟や業が、徐々に重圧をかけて家族にのしかかっていく様がかなり苦しかった。
すれ違いは、守りたいものが違うだけで、誰も悪くないのがほとんどなんだけど、それに
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罪の声(2020年製作の映画)

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真相に隠されたのは、偉大な愛情でも美しい友情でもなく、「大人の果たすべき責任」なのがとても良かった。

丁寧に丁寧に過去を紐解いていく過程と、その先の未来に焦点を当てていく収束の仕方がとても綺麗で良質
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