かわきよさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

バッファロー’66(1998年製作の映画)

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嘘つきで臆病で愚かで勇敢で、でもやっぱり愚かな最高のラブストーリー。

刑務所から出てきて半ケツでバスを待つファーストカットで、もう既に楽しくなってる自分がいて、それを裏切らない最後まで保たれる高揚感
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シックス・センス(1999年製作の映画)

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有名過ぎるが故、落ちは1000回ほど聞いてだけど初鑑賞。

これはオチを知らずに観たら2億倍くらい楽しい映画だったと思う。この人死んでるんだよなーって思いながら観たらそれをやりたいだけの映画にしか見え
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アンダーカレント(2023年製作の映画)

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「どうせ人は分かり合えない」マインドで生きれると、本当に楽だと思う。分かりたい人がいて、分かってもらいたい人がいて、人はわがままです。それが苦悩で美しい。
車の長回しシーンめちゃくちゃ良かった。

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スマイル(2022年製作の映画)

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普通に怖くて好きだった。
でも幻覚が最強過ぎて萎えた

キリエのうた(2023年製作の映画)

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個人的には震災の設定さえ無ければほんとにほんとに素晴らしい作品だったのに…
キャラのルックも設定も台詞も、創作でしか生み出せない虚構感があって素晴らしいのに、震災を組み込むだけで一気に現実に引き戻され
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almost people(2023年製作の映画)

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人は生きてる限り、人間になりきれない存在な訳です。それが美しくバカらしく愛おしく描かれてて、素敵だった。

とっても好きです。

世田谷ラブストーリー(2015年製作の映画)

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YouTubeで出てきたから観てみた。
おんぶって、撮りたくなるよね。素敵

やっぱり何事もその過程に魅力が詰まってるな。

退屈な日々にさようならを(2016年製作の映画)

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画に惹かれないし、映画尺も長過ぎて少し観るのが疲れてしまったけど、
「でも着くよね。歩いても走っても着くよね」とか
「今の今まで次郎さんは生きてましたよね」とか
やっぱり素敵な言い回しが多い。

今泉
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福田村事件(2023年製作の映画)

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完成度が高過ぎるが故に、殺人シーンの安っぽいSEがめちゃくちゃ気になってしまった。刀も使ってたから多分違うけど、竹槍だからってこと?ほんとそこだけノイズだった。

実話を基にした話は良くも悪くもやっぱ
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オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

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カロリー高すぎて鼻血出た。
重なる復讐の先には何も残らず、あまりにもやるせな過ぎる。最後の情緒不安定演技最高だった

繋ぎもバラバラな忙しいカット割りがあまり好みじゃなかったけど、しっかり流れを作り出
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

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個人的には綺麗にまとまってしまってちょっと残念な気持ち。主人公がずっと都合良すぎるように感じた。もっとミランダとぶつかって欲しかった。ラストの車での会話なんてぶつかり合うチャンスだったのに、ケータイ投>>続きを読む

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

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色彩と画角が計算され尽くされていて、言葉でない。こんなオリジナリティに辿り着くまでどれほど映画と向き合ったんだろうと考えると、帰り道ほろほろ泣けてきた。

話は相変わらず難解。多分これからの作品もも分
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水は海に向かって流れる(2023年製作の映画)

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原作愛を加味してもとっても良かったと思う。(本当はラストのおんぶを見たかったけど、映画のリアリズム観点から見て、実写であれを無くすのは正解且つ勇気あるなと思った。)広瀬すずの次の段階に投じる一作として>>続きを読む

SOMEWHERE(2010年製作の映画)

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最愛の娘と一緒に過ごすことに喜びを覚えるべきなのに、ずっと空虚に包まれてる主人公つらい。

何かを成し遂げてしまったが故の代償がじんわり広がっていく感じがとても良かった。
あとずっとカットが攻めてる。
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バカ塗りの娘(2023年製作の映画)

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素晴らしい映画。家族のすれ違いも仲直りも全てのそばに漆塗りがあったのが本当に良かった。台詞も極小。必要最低限。家族の誰1人として、ごめんもありがとうも言わず、行動とテーマで家族の良し悪しも行く末しっか>>続きを読む

銀平町シネマブルース(2022年製作の映画)

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とってもとっても好き。
ミニシアターで働くあるあるが沢山あって、今の自分と親和性高かった。

ほっこりとシリアスのバランスが良くて、映画っていいよね。何度か離れたりするけどやっぱりいいよね。って優しく
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ミンナのウタ(2023年製作の映画)

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怖かった。とっても満足した。

マイスモールランド(2022年製作の映画)

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力強い。好きな映画。

どこで誰と生きるかを確立させていくのって本当に難しいと思う。

言語を使い分けることで、登場人物の立ち位置と気持ちを具現化できてるのが気持ちよかった。

残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

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久しぶりにお家ホラーしたくなったから鑑賞。
重なる怪異とその原因がしっかり紐解かれていく過程に、幽霊って本当にいるかもしれないと思ってしまった。

満足。怖かった

アリゲーター2(1990年製作の映画)

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ワニを見たことないから、デカさが想像の範疇を超えてこなかった。普通に居そうなデカさだった。

ラストサマーウォーズ(2022年製作の映画)

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これでいいんです。素直で可愛くて優しい映画。最高だった。

レフ版畳めない録音の子可愛すぎた。

ゾン100 ゾンビになるまでにしたい100のこと(2023年製作の映画)

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もしゾンビの世界になっても余裕で生きていける気がするけどなって思ってる人間だから、観てて結構その感覚に近くて嬉しかった。
色々言われる箇所はあるだろうけど、真面目にふざけてるから普通に好きだった。ゾン
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歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

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「いつもちょっと間に合わない」素晴らしい台詞
歩いても歩いても、家族は家族であり、他人なんだ

気持ちいい映画だった

欲望の翼(1990年製作の映画)

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タイトルの意味がラストしっくりくる感じ、ピースがガチッとハマる感じが気持ち良かった。
みんな路頭に迷ってて最高だった。潔い映画

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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挑戦的が故に置いてきぼりくらったから時間があればもっかいみる。
説教臭くない優しさは感じた。

メランコリア(2011年製作の映画)

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双方の視点に立つのがとっても難しい映画だったけど、ラストシーンを観た時に感情がぐわんぐわんになった。

世界滅亡という全人類への危機なのに、小さな小さなコミュニティだけを撮り続けることが、物語を逆手に
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うまれる(2021年製作の映画)

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個人的には超絶好きじゃない映画
愛が故の憎しみという変異はわかるんだけど、ただただラストのスプラッターを撮りたかったように思えてしまった。

娘が最後笑うんじゃなくて、悲しい顔して主人公絶望とかだった
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

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こういう映画を観た時に、自分の感性が乏しいんじゃないかと少し落ち込んでしまう。
凄いことやってるのはなんとなくわかる。でも理解できない。悔しい。

でも好き。なんか好き。

怪物(2023年製作の映画)

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複雑なトリックや伏線があるわけではなく、3者がただ見たもの、聞いたもの、感じたことをストレートに映し出すことで、人間の難しさを描ける映像の力に感動した。
ホルン?の音が繋がった時は鳥肌でした。

保利
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TAR/ター(2022年製作の映画)

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凄すぎる映画。映像の美学が詰まり過ぎてた。淡々と切るカットから、ガッと引き込む長尺カット、最初何を見せられてるかわからないのに、あらゆる強弱で気付けばこの映画にのめり込んでた。

いつから歯車が狂った
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