KKKの人達を見ながら、(こういう人、居そう…)と思った。人種差別をする乱暴な元軍人、個人的な因縁から黒人全員を憎んでいる人、ユダヤ人虐殺はなかったと信じる人、、、デューク以外、何となく社会的弱者なん>>続きを読む
「勝手にふるえてろ」以来の衝撃、共感。
けど、なんだか健康的で、堂々としてる主人公が格好良かった。ちゃんと向き合って主体的に選択している感じ。
個人的に演じている人達が、結構可愛くて、結構格好よくて、>>続きを読む
シンプルな行動原理で動いている二人が好き。複雑な三角関係なのだろうけれど、全力のシンプル三角関係が気持ちよかった。
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すごい映画だと、やっぱり思った。
後半の絶望感。閉塞感。どうしようもない状況の破壊的な雰囲気は映画館で味わいたかった。
まっとうな計画が実らないことの説得力には恐ろしいものがある…
意味のない描写は>>続きを読む
誰も傷つけたくない。そう思うと、簡単に関われなくなる。良くも悪くも。
労働組合っていう存在の良いところがギュッとされていた気がする。当事者として主体的に選択を重ねていき、時には反対意見も述べる。
アメリカが描く、アメリカのステレオタイプ達。偏見とかっていうのとの違いはわからないけど、観ていて気持ちが良いほどステレオタイプ。
アメ車に誇りを持つ白人男性のディーラーと、民族衣装みたいな装いのアグレ>>続きを読む
舞台鑑賞体験をしたかのような。暗転が真っ赤な舞台。
意味を解釈しながら、主体的に、積極性を持って観なければいけない作品。けれど、分かりやすい映画を受け身で観る態度が染み付いてしまっていた私の感想は、女>>続きを読む
信じがたい。けど、多分リアル。
お婆ちゃんの「互いを敬えばいいのよ」の一言に尽きると思う。
最後のシーンで運次第、運次第で普通の家族だったんだなぁと滲みた。
私は運が良かった、あなたは運が悪かったんだ>>続きを読む
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小さいときに観て、何となく内容を覚えているつもりだったけれど…
悪人の同情されるべきバックグラウンドが描かれていないところが、救いようのない世界観だったと思う。
どうしてパーシーは、、?とか考えるのは>>続きを読む
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途中で観るのを辞めようかと思うくらい嫌悪感を持った。けど、最後のウエディング姿を笑われるかもしれないという「あの子」に言う、「fuck everyone(他人なんか気にするな)」という台詞を聞いて観て>>続きを読む
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フランシスが無理をして、男らしい男を演じているのではないかと思うと同時に、母親の価値観が気になった。
農場の仕事を手伝わせたトムが、機械で怪我をしたとフランシスから聞いた母親は瞬発的にフランシスに手が>>続きを読む
恋する乙女の教科書。笑
まず、己が恋する乙女だったと自覚させてもらった。
恋愛を割り切りながらも、希望を持たせてくれるのが素敵。
私も誰かの例外になりたい…
あ、見方間違えた。
どこにゴールがあるのか、野暮だけど、途中で調べてしまった。
村上春樹の短編を…なるほど。
やっぱり、自分の部屋を見つめながら映画を観ることになった。深夜、私の視界には無駄な物ばかりが目に映った。
明日の私は、これらの物を手放しているかな。
分かる。私も、変わりたいと思ってる。
こんな風に、エキセントリックな出会いがあって、劇的なシチュエーションに、続いていくお祭り騒ぎ、憧れを抱かずにいられなかった。
たぶん、私の精神状態の問題も大きい。>>続きを読む
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適役。笑
悲しみを帯びた黒木華、掴みどころのないなぁと思っていると全裸になって人間味を出してくる綾野剛。
前半はジェンダー問題を扱った映画を見ているかのような息苦しさ。今思えば、ジェンダー問題を扱っ>>続きを読む
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「トイレに変な穴があると盗撮を疑う」
女子のあるあるだと思うけど、冷静に考えれば異常な話だ。世界のどこかに、そんな発想を持たないでいられる場所があるのかな。私の子どもも、女の子として生まれたら変な穴に>>続きを読む
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ラストでfucking mental な老害と戦う若者の背中を押す映画だと分かった。日本のこういう映画も観たいな。日本にも必要だと思うし…
fucking mental と戦うのが真面目な正論じゃなか>>続きを読む
偉大な映画だと思う。日本人の私からみると、なおさら…この映画が興行収入1位だったドイツには尊敬の念しかない。ドイツを勉強してみたくなった。
難民の受け入れに肯定的な人と、伝統的な社会で生きてきた難民の>>続きを読む
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虐殺の2文字が頭をよぎるほど、白旗をあげている市民が一方的に殺されていた。政府の軍に市民が殺されていくなんて、遠い国の話だと思っていた。映画の中の世界でも、第二次世界大戦か内戦中の東南アジアやアフリカ>>続きを読む
彼はマンデラに味方した、チョコレートを渡した、彼は優しい人だ。
と単純に語れないのが黒人差別が正当化されていた社会の難しさだと思った。現代に私が映画を観ている分には、差別でもって収監されている人達を前>>続きを読む
主人公を演じている少年は、映画と並行してどんな人生を送っているのだろうかと考えながら観ました。
そして、少年期の出来事が及ぼす人格形成への影響やなんかに思いを馳せました。
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最初は全く違う世界の話だと思いました、キリスト教信者の両親を持つゲイの主人公。
けれど、同級生に襲われてから苦しんでいる主人公の表情を見て、私は同じ顔をして悲しむ女性を見たことがあると強く感じました。>>続きを読む
日本は不当解雇が許されていない社会で良かった。やっぱり、解雇っていうのは恐ろしい…人の生活が壊されていく。
壊れる人と耐える人、紙一重だったように思う。大事な違いは支えてくれる人がいるかどうか。支えて>>続きを読む
ラストが好きです。このシーンがタイトル画面の写真だったのか!史上、私のNo.1、
正直、中盤までは理解し難い価値観に違和感を覚えながら異世界の暮らしを眺めていました。けれど、最終的には仕事よりもケイト>>続きを読む
生きることの滑稽さを肯定してくれる最後。唐突な終わり方も、生の意味となる喜びは一瞬に過ぎないことが強調されていて好きです。
真面目に考えると反出生主義に陥るし、自己矛盾に苦しみ、生きる意味を見失う。け>>続きを読む
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あまり集中して見れなかったせいか、伏線にハッキリした心当たりはなく…最後のシーンで走馬灯のように伏線回収されていくシーンに着いて行けず💦
ラスト、善人と悪人が入れ替わるのが観終わった後に物悲しさが残る
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黒人男性へのイメージ像が強すぎるが故に苦しみが生まれている世界の物語のような気がする。白人から差別されているシーンこそ無いけれど、自身を黒人男性として差別した社会が悲しい。レゲェ野郎も黒人男性としての>>続きを読む
想像はできた。学力が低い事も、プレシャスと子どもたちが一緒に暮らしていくのは難しい事も、幼い頃から父親に襲われていた事も。
けれど、まさか米国に住んでいて文字が書けないほどだとは、、まさかエイズとは、>>続きを読む