マサミチさんの映画レビュー・感想・評価 - 20ページ目

マサミチ

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君が生きた証(2014年製作の映画)

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銃乱射事件が起こり、残された父親は死んだ息子が残した歌を唄い始めるが・・・。

詳しくは書けないが、観てて驚いた。
こうゆう遺族感情の描き方もあるんだなと。

オススメです。

バニー・レークは行方不明(1965年製作の映画)

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アメリカからイギリスに引っ越したばかりで誰も顔見知りがいないとゆう序盤の設定だが、娘がいなくなったのは全て母親の虚言で、最初から娘など存在してないのではないか?と観客をミスリードさせる中盤までの流れだ>>続きを読む

野火(2014年製作の映画)

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観ていて辛い映画だ。
正視できない場面が続く。
でも観て良かったと心底思う。

「戦争の真実を暴こうとする映画を作ろうとしてもお金が集まらない」と監督の塚本晋也はインタビューで語っていた。

特攻を美
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女子大生・恐怖のサイクリングバカンス(1970年製作の映画)

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TSUTAYAの発掘良品で鑑賞。
邦題はB級感丸出しだが、わざわざ発掘されるくらいあってなかなか面白い。

女子大生二人(しかし台詞で病院の回診がどうのとか云ってるから、多分看護師とゆう設定と思うが)
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セッション(2014年製作の映画)

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傑作です。
それも10年に一本出るか出ないかのレベル。

詳しくは書けないが、直球ど真ん中勝負するかに見せて、中盤からグニャリと曲がるひねくれたストーリー展開がたまらない。

どんな仕事でもそうかもし
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極私的エロス 恋歌1974(1974年製作の映画)

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女性の映画、とゆうより"女の性の映画"とでも呼べばいいのか?

かと云って今の規制だらけの世の中のフェミニズムの表層だけを綺麗事に描いた映画とはまるで違う。とんでもない。

とにかくこの武田美由紀とゆ
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

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※公開当時に書いたレビューに加筆修正したものです。#この世界の片隅に


戦争を背景に描いたこれまでの作品は、殊更その悲劇性のみがクローズアップされ、それがある種の課題のように作り手も捉えていたと思う
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ザ・カー(1977年製作の映画)

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緩急あるシナリオが良い、70年代の職人監督によるサスペンスホラーの快作。次はどうなる?と展開に期待させられる。こうゆう拾い物があるから映画鑑賞は止められない。

レッド・オクトーバーを追え!(1990年製作の映画)

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あの長い原作を上手くまとめた、超ド級の潜水艦サスペンスアクションの傑作。【ダイ・ハード】の成功で勢いに乗るジョン・マクティアナン監督の演出が冴える。ただしソ連崩壊後の悪いタイミングでの公開だったのと、>>続きを読む

マグノリアの花たち/スティール・マグノリア(1989年製作の映画)

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小さな町を舞台にした女性たちの話なんですが、監督は男性です。あえて誤解を恐れずに云えば、仮に女性監督だったらむしろシビアに同性を描いて、ここまで感動的になったかどうか・・・。あくまで個人的意見として。

駅 STATION(1981年製作の映画)

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【北の国から】が嫌いな俺には倉本聰脚本ではこれぐらい。いや、大好きな作品なんだが。これはもう高倉健と倍賞千恵子の居酒屋での会話の呼吸の妙に尽きる。男と女、ただそれだけで何故にこうも難しくて焦れったくて>>続きを読む

シュリ(1999年製作の映画)

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政治的なテーマをここまで娯楽に徹して描けるのはある意味羨ましい。アクションとしてもラブストーリーとしても一級品。ほぼ満員の小屋で観た時はクライマックスにさしかかった時の女性客のすすり泣きが凄まじかった>>続きを読む

砂の器(1974年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

回想で描かれる父と息子の巡礼場面がメインに語られがちだが、"構成の鬼"脚本家橋本忍の本領はむしろこの場面の後に発揮されていると思う。

あの回想を見せられたらハッキリと説明されてないにも関わらず観客は
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サマーストーリー(1988年製作の映画)

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このラブストーリーの隠れた傑作のDVDが現在廃盤になってて人の目に触れる機会が少ない事が悔しい。もう素晴らしい映画です。この作品以降消えてしまったヒロイン役のイモジェン・スタップスの可憐さ・・・。

ダイ・ハード(1988年製作の映画)

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黒澤明の用心棒が時代劇の流れを変えたように、ハリウッドのアクション映画の流れを変えたのがこの作品。とにかく公開当時、この映画の面白さは一種の事件だったんだから。

追記

NY
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

5.0

この作品に出会うまで映画はあくまで娯楽でした。初めて映画で感動するとゆう体験をしました。しばらく椅子から立てませんでした。もうだいぶ昔の事で・・・。

いまを生きる(1989年製作の映画)

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公開当時何度も繰り返し観たなァ。きっちり生徒たちのキャラを色分けして青春の喜びと悲しみを描いたオスカー受賞の脚本も良いが、何よりピーター・ウィアー監督の繊細なタッチの演出が素晴らしい。

ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

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もう30年間不動の我がベストワン映画。ただし後半が無用に長ったらしいディレクターズ・カット版が世に普及してこの作品の価値を下げてしまった。これから初めて観る方はどうか2時間ちょいの海外公開版ヲ観てくだ>>続きを読む