着ぐるみロボットが暴れる系ホラー。グロシーンは割と良かったけど、まあ長いな。89分だけど長い。この内容なら50分でいける! とにかく魅力的なキャラクターがほとんどいなくてドラマパートが苦痛なんですわ。
エヴァからパクってきたシンジくんみたいな少年の成長物語。どれだけ動きの激しいシーンでも画のクオリティが保たれており、さらに"何が起きてるか分からない"とならないギリギリのところまで攻めたダイナミックな>>続きを読む
平成の特撮映画といえば金子修介監督のガメラ。脚本や画作りや演技など、どの側面を切り取っても真面目に怪獣映画をやり切るんだという気概に満ちた作りとなっている。怪獣による街の破壊と個人への襲撃、動く政府と>>続きを読む
不眠症で悩む男と、ある日出会った石鹸売りの男。2人は殴り合うことで生を実感するための「ファイト・クラブ」を始める……。作品の中に一つの秘密が隠されており、それが物語の核心に繋がっているわけだが、その秘>>続きを読む
テーマも一流、音楽も一流。さらに紫禁城ロケも凄いのだが、脚本や演技など、どこか他人事という感じで熱量のようなものが伝わってこない。台詞が英語というのはその要因の一部で、なんか全体的に嘘っぽく、「本当は>>続きを読む
世界制服を企む悪のおバカリーダー vs セックスの事しか考えてないおバカ諜報員。マジでくだらねーと思って油断してると、たまにめっちゃ鋭利なギャグが飛んできたりするのでなかなか侮れない映画ではある。ヒロ>>続きを読む
ギャーギャーうるさい親族や、ヴィランが上司に対して反感を抱く描写、主人公が頑なに"殺さずの誓い"を守ることなどは後半の展開を際立たせたり理由付けしたりする要素になっているわけだが、もう出てきた時点でノ>>続きを読む
プレデターから生まれたプレデター型エイリアンが人間を襲いまくる。そして、な ぜ か それを狩りに来てくれたプレデターとの戦いを描く。スピード感、ワクワク感、画面の分かり易さなど、どれをとっても前作に遠>>続きを読む
なんと続編。ゾンビに腕をかまれ、腕を切り落としつつ命からがらゾンビ軍団から逃げてきた主人公。手術は成功だ! と言われ目を覚ましたら、ゾンビの腕が間違って取り付けられてしまっていた……。アイデア一発勝負>>続きを読む
吹替で鑑賞。気の抜けたミッション・インポッシブルみたいな映画で、随所にユーモアが散りばめられている。かといって適当というわけではなく、ストリングスベースの上品な劇伴を使ったり、気の利いた綺麗な画作りが>>続きを読む
極シュール映画。開始1分でヘドラ登場(早い!)そしてこのオープニング曲である。この時点で既にシュールさが爆発して収集がつかなくなっているわけだが、まさかとは思うだろうが、この状態が1時間半続くことにな>>続きを読む
ヴァイオリニストのサラサーテが演奏する、「ツィゴイネルワイゼン」のレコードをめぐった物語。シュールレアリスムとエロスとホラーとユーモアの要素がごちゃ混ぜになっていて観ている間は混乱させられるが、一応ラ>>続きを読む
山に逃げんの!? って思いましたけど、ターミネーター!? って思いましたけど、うん、割と楽しめました。中盤までは人間の怖さと心霊的な怖さどっちもあったりして。それだけに終盤以降、もう加速度的にクソ映画>>続きを読む
へーこんな映画あったんだね。18世紀のフランスの孤島が舞台で、とにかく画が綺麗。海のシーンとか綺麗。どのシーン切り取ってもそのまま絵画にできそうな感じがある。それに加えてファンタジー的な演出もあったり>>続きを読む
いや、雑だナー笑 古代遺跡に潜入した探検隊が、プレデターやエイリアンと遭遇して虫ケラのように殺されていく。命の軽さがハンパない。雑ですけど、一応プロットはちゃんとしているし、あのポール・W・S・アンダ>>続きを読む
吸血鬼、ジキル博士、透明人間などの超人達と共に、ショーン・コネリーが国家の敵に立ち向かう映画。CGがクソ、ミッションがクソ、すぐに裏切る仲間もクソ、何もかもクソで救いようがない。しかし、よく分からん駄>>続きを読む
盗賊から村を守るために村人に雇われた7人の侍と、その戦いの様子を描く。これはまさに映像表現の映画。役者に喋らせずに観客に何かを伝える技術というのが凄い。台詞の有り無しにかかわらず、映像からとにかくバシ>>続きを読む
女と戦争を通じたナポレオンの栄光と没落が描かれる。製作費2億ドルということで、スクリーンに映し出されるもの全て一級品である。戦闘シーンの迫力、VFXのクオリティ、ドラマパートのセットの作り込みなど細部>>続きを読む
我慢しながらなんとか最後まで見た、というのが正直なところ。現代のゾンビ映画を見慣れちゃったからしょうがないね……。しかしゾンビ映画好きなら一度は見ておかなければならない映画ではある。劇場版『アイアムア>>続きを読む
ディカプリオ率いるチームが、ミッション達成のために夢の中に入り込んでいく……。夢の中でさらに夢に入っていくという構造的な面白さ、それを踏まえた目的達成のプロセスの面白さがあり、さらにアクション要素あり>>続きを読む
119分版と比較するとまあ確かに長いけど、割と物語の核心に触れるような重要なシーンが追加されていたりもする。119分版ではちょっと唐突感を感じた気がしたが、北米公開版はそういうことはなくて、ああこれが>>続きを読む
金のためにヤクザの抗争を煽っちゃう用心棒! その戦略みたいなところが面白いし、戦略が裏目に出ちゃったり、金以外のところが大事になって正義感を発揮しちゃったり、なかなか飽きさせない作り。何より登場人物の>>続きを読む
製薬会社で働く堤真一、信号待ちで柴咲コウに見とれていたら銀行強盗3人組が車に乗り込んできて、それぞれの運命を変える一日が始まる。かなりファンタジー寄りな作品で、とんでもないことばかりが起きてミラクルな>>続きを読む
ゴジラパートは良かったですね。『ゴジラ』(1954)へのオマージュとかもあって楽しかった。海上の作戦が多いので結構『ジョーズ』感ありました。ドラマパートが気に食わなかったな……。あれだけクサい演技にも>>続きを読む
音楽を向井秀徳が担当。キャッチーで耳に残る音楽が多く、プレイヤーも実力派揃いなので音楽面をしっかり楽しめる。神木隆之介が地獄に落ちた後に輪廻転生をするために地獄でバンドとかを頑張っていく話で、一見する>>続きを読む
石油で一攫千金の部族。そしてその部族の金をめぐった殺人事件に巻き込まれていくディカプリオ。面白いけど3時間半は長いよ!
『ゴジラ-1.0』観る前にとりあえずなんか山崎貴監督の映画観とくかってことで。前作もそうだけど深津絵里の落ち着いた演技が割と好き。特に警察と赤ん坊とのシーンが印象に残る。原作とは脚本が異なるっぽいけど>>続きを読む
吹替で鑑賞。藤森慎吾さん割と上手かったな。全然期待せずに観たけど結構面白かった。ドラマパートはいらん要素がなくて見やすかったし、変形シーンも今までガッチャンガッチャンやってたのとはちょっと趣が異なる感>>続きを読む
他の監督だったら全部CGにしちゃうところを、ちゃんと模型とか作って撮影してるのがリアリティの源泉。レインジャー号の薄い鉄が軋んでる感じとか、エンデュランス号が宇宙をバックにぽっかり浮かぶ姿とかが最高。>>続きを読む
ゴジラは災厄なんだ、これ絶対倒さなきゃダメだわって再認識させられるくらいゴジラが冷徹に、徹底的に街を破壊してくれる。そしてゴジラ討伐と、自身の研究が悪用されることに対する恐怖との間で揺れ動く芹澤博士の>>続きを読む
ほぼ日常系で、アクション要素は2割くらいである。注目すべきは『ジョン・ウィック:コンセクエンス』でスタントを務めた伊澤沙織さんのアクション。ギャップ萌えってやつかな(死語)。それにしても主人公2人の滑>>続きを読む
『インファナル・アフェア』のハリウッドリメイクだが、全く違う映画に仕上がっている。『インファナル・アフェア』は上映時間102分、『ディパーテッド』は上映時間150分で、後者の方が敵も味方もキャラクター>>続きを読む
「4K上映」という触れ込みだったが、ひと昔前のブルーレイ並の画質でかなりガッカリさせられた。映画そのものは最高。マフィアに潜入した警察官vs警察に潜入したマフィア。この設定で面白くならないはずがない!>>続きを読む
村上春樹作品の映画化で成功したやつ。淡々とした語り口と演技で、孤独と喪失が描かれる。ずっと流れ続けてる坂本龍一の音楽がかなり良いし、イッセー尾形と宮沢りえの表情と演技も良かった。暗い話の割に不思議な心>>続きを読む
上原ひろみスゲー。音楽好きなら必見。音楽とそれ以外の要素の主従関係が逆転していて、音楽で感動させるために映像やストーリーが組み立てられている。しかし、演奏中のCGのクオリティが低く、演出もワンパターン>>続きを読む
ペレペペペペペペペペレペペペペ……。常人には理解できない映画。何回見てもストーリーが全然まったくこれっぽっちも理解できないし、登場人物たちの動機や目的もよく分からない。ただ画面の前では何か凄いことが起>>続きを読む