チーズマンさんの映画レビュー・感想・評価 - 28ページ目

8 Mile(2002年製作の映画)

3.6

青春映画。
とにかく、丁寧な描写を積み重ねた末のラストのフリースタイルバトル、単にカッコつけて上手いこと言っているだけじゃないのは映画を観たら分かる、今観ても余裕でカッコいい。
今更気付いたけどパパ・
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コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

3.3

正直言ってもっと面白いかと期待した、それでも全然面白かったんだけどね。
観終わってみれば、1番最初のギャビーを連れ出すシークエンスが1番面白かった。ワクワクした。

ギャビーを演じたアリシア・ヴィキャ
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バトルシップ(2012年製作の映画)

3.9

どうしても憎めないカラッとした軽さのバカ映画、海戦という以外このSF映画に目新しさはない。
あ、でもハリウッド映画でちゃんと日本人&自衛隊が活躍するのは新鮮だった。逆になんのサービスなんだこれはと思っ
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クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃(2016年製作の映画)

3.7

逆襲のロボとーちゃんの高橋渉と劇団ひとりでどんなクレシン映画になるのか楽しみだった。
そして面白かった。
劇団ひとりの影響か分からないけどギャグの質がいつも以上にパロディ的というか全体的に親世代をピン
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ズートピア(2016年製作の映画)

4.1

全てのクオリティの高さ、お見事としか言えないでしょう。

ズートピアのようにこの映画に詰め込められた物は沢山あって豊かだった。
これを110分に収めてるんだからどれだけ上手い脚本なことか。差別という問
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ルーム(2015年製作の映画)

4.1

こんな良い映画だったなんて、公開が終わってしまう前に滑り込みで劇場で観たかいがあった。

もう演技と言いたくないくらいの子役の自然な演技。そして、それ以上に難しい母親という役柄の見事に演じきったブリー
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太陽(2016年製作の映画)

3.5

ノクスとキュリオの二つの人間の種類、上下の格差、居住区を分かつ橋、村コミュニティ、太陽の存在、それらのポイントを工夫して見せていてそれなりに説得力のある世界観になってたのですんなり入り込めて観れた。>>続きを読む

リリーのすべて(2015年製作の映画)

3.6

そこまで観ようと思ってなかったけど、観て良かった。ある意味スリリングですごく切ない映画だった。
妻のゲルダ側から見ればストレートな愛の映画、夫エイナルがリリーになるまでもなぜそうなのかが男が見ても分か
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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

4.0

観る前は、ストーリーの内容からそういう印象にはならないと分かりつつも、メンツは豪華だしもしアベンジャーズ的な単に祭りっぽくなるだけならアベンジャーズでやればいいとか勝手に思ってたけど安心した、まぎれも>>続きを読む

アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

3.8

予想以上に良かったよ!

佐藤信介、どうかな〜と思ったけどコミック実写化物で言うと同監督のガンツが結構残念な出来だったのと比べるなら今回は天と地との差があったと思う。
よくぞここまで面白く作ってくれた
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父親たちの星条旗(2006年製作の映画)

3.6

あのすいませんが勝った方の人達ですよね?と思うほど実際に戦場で戦った英雄達とから騒ぐ周りとのギャップがなんとも。

硫黄島からの手紙(2006年製作の映画)

3.9

イーストウッドが同じ題材でわざわざ2本作るわけだから、父親達の星条旗とセットで観た方がより伝わってくるしあっちももちろん良い映画だけどやっぱりこっちの方が染みる。
生き残る人死ぬ人の意味のなさと引きの
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インターンシップ(2013年製作の映画)

3.4

本当よく喋る二人で楽しかった。

これ観りゃ誰だってGoogleって良いよねって、なるよね。笑

話は定番でおそらく誰もが予想するような良い感じの気分で終わった。

寝取られ男のラブ♂バカンス(2008年製作の映画)

3.6

こんな一部の人しか喜びそうにない邦題のせいで観る気がしないならもったいない。
なぜなら別れた女を忘れようとする話にアメリカも日本も関係ないでしょう。面白かった。
彼女からプレゼントされる服のくだりにや
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.7

おめでとうディカプリオ!
観てて、疲れるほど過酷で、疲れが吹っ飛ぶほど美しくて、とにかくIMAXクラスの大きいスクリーンで観た方が良いのは確か。
最初の原住民に襲撃されるシーンからやはり撮影監督のルベ
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死刑台のエレベーター(1958年製作の映画)

3.7

昔のフランス映画なんて普段全くと言っていいほど観ないけど、結構良いもんですね。

前提として役者や小道具、映像や音楽などトータルで良い雰囲気に仕上げてるのはもちろんだと思う。ただ、マイルス・デイビスの
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アーロと少年(2015年製作の映画)

3.6

毎回ピクサーの新作を劇場で観るたびにここまで映像技術がきたかと、もうこれ以上は進歩できないでしょうと思うけど、当然のようにまた映像技術を進歩させてくるからすごいわ。
少年はセリフが無いのに表情だけで話
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俺たちプロボウラー(2007年製作の映画)

2.7

俺たち、とタイトルに付いてるが実際全然関係なく俺たちが想像する俺たちではなかった。
話の核は、冴えないボンクラのサクセスストーリーと友情と恋人を勢いよく雑に描いただけなのでボウリングじゃなくても全然な
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俺たちサボテン・アミーゴ(2012年製作の映画)

2.4

やりたいことはまあ分かるけど、上手くいってない。
ウィル・フェレルだしコメディなんで一応笑えるけどもシュールなギャグと中途半端に入ってくるメッセージ性がどうもチグハグで微妙だった。
メキシコ麻薬物でも
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戦艦ポチョムキン(1925年製作の映画)

3.1

観る前から、偉大な作品というのは分かっていても特にそこまで期待はしてなかった。
観てみるとこれが普通に面白かったんだけど、冒頭に付いてた淀川長治さんの解説ほどのテンションに自分はそこまではなっていない
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ヤクザと憲法(2015年製作の映画)

3.7

攻めるね〜東海テレビ。
タイトルのインパクトだけで色んなこと想像するものね。
そのタイトル通りに確かに観終わって色々考えさせられるけど、まず普通にドキュメンタリー作品として面白かった。
大人の色気すら
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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

4.2

想像通りの地味な、というか硬派な映画だった。
仕事映画としても面白かった。

バチカンを頂点とするローマ・カトリック教会といえば良くも悪くもどこか怪しげというかミステリアスなイメージはあったけど実際に
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バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016年製作の映画)

3.0

割と期待はしてたけど、ごめんなさい結局ワンダーウーマン登場シーンが一番でした。
話の筋がちょっとよく見えなくて長い上映時間をそのまんま長く感じた。深夜の回、何度か眠気との戦いながら観てたけど、なんだか
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仁義の墓場(1975年製作の映画)

3.9

1人のヤクザの破滅を描いた、まあ凄い強烈な映画だった。
何度も救いの手が差し伸べられたにも関わらずその都度はじき返すように暴走するとこに毎度苛立ちを覚えながら、目が離せなかった。

終盤、家に立て籠も
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マジカル・ガール(2014年製作の映画)

3.8

まさか、展開がそう転んでいくとは。

なにか直接そういうことを説明してくる映画じゃないけれど、嫌〜なことを想像させてくる。
とりあえず、ちょっとどう言葉にすれば良いか分からないような場面が少なくとも2
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

3.7

”モヒカン故郷に帰る”と続けて観たけど、これが同じ世界の話とは信じられない。まあ気が滅入る。
観る順番逆だったな〜。
ただ映画となると麻薬カルテル物にはハズレが少ない、もちろんこれも面白かった。
音楽
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モヒカン故郷に帰る(2016年製作の映画)

3.8

いや〜笑った、ウルっときて、沁みた。
沖田修一作品では一番笑えるんじゃないかな。

なんだろ、家出た長男ってやっぱこんなんだよね。いつも電話はしたつもりでいるんだけどね。笑

主役の松田龍平はまあ松田
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アニマトリックス(2003年製作の映画)

3.0

あまりこういったスピンオフ的なものには興味がいかないんだけど、それなりに楽しかった。
一応マトリックスシリーズの補完的要素もあったし、アニメとの相性も良かったね。
あ結構バラバラなクリエイターの人達の
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マトリックス レボリューションズ(2003年製作の映画)

4.0

最後はバタバタと急ぎ足で終わったな。
シリーズでは一番スケールが大きいけど、派手になるにつれてアクションシーンの内容が薄くなってくね、緊張感もないし眠くなりそう。
公開当時も、アクションでどう闘ってる
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君が生きた証(2014年製作の映画)

4.0

これは、ネタバレは絶対知らない方が良さそうな声が漏れ聞こえてたので大まかなあらすじさえもほぼ知らない状態で鑑賞。

観始めて、ちょっと苦い”はじまりのうた”みたいな映画かな〜と思ってたら中盤で、えっ…
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ちはやふる 上の句(2016年製作の映画)

3.7

ストレートな青春映画。面白いし熱かった。
それでいて競技かるたの魅力みたいなのが伝わる映画だったと思う。特に大会での1回戦の会場中の全員が一斉に飛び出す様は圧倒されるし、一対一の最後の運命戦の緊張感も
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フェリスはある朝突然に(1986年製作の映画)

4.1

学校をズル休みして遊ぶ!
内容はそれだけのコメディ映画なんだけど、朝ズル休みに成功した瞬間のガッツポーズしたくなるあの感じ、それだけでここまで話を膨らませて楽しませてくれるなんて、ここしばらく観た映画
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ムトゥ 踊るマハラジャ(1995年製作の映画)

3.8

まあ人が吹っ飛ぶこと。笑
予想以上に楽しかったな〜。懐かしいような新鮮なような。

なんか最初の歌のとこからなんなんだここれはとぐいぐい掴まれちゃって、大真面目にやってるんだと思うけど初めて観た自分に
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カリフォルニア・ダウン(2015年製作の映画)

3.1

ヘリコプターで地震で倒れる高層ビルの間を飛び抜けるシーンとかすっごい迫力だった。
序盤は結構良かった。

この手の映画のある意味で見所の一つである人が犠牲になってしまう場面で言えば、一番最初の地震でキ
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マトリックス リローデッド(2003年製作の映画)

3.7

アクションは更にトリッキーにパワーアップしていてそこは見応えがあった。
ザイオンのとこも楽しかった。
ただこの映画、肝心の物語自体がほとんど進まないので、結局なんの為のアクションかよく分からないとその
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.4

劇場公開時はこんな話だったんだと思って楽しかった印象、なので観返してみると序盤から勢いがあって普通に面白かったけど観終わって思いのほか残るものが薄かった。
まあ気持ちの盛り上がりに欠けたというか。
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