しっかりボクシング映画でもあり、ボクシング映画を超えてなにより新鮮だったのは「好きな事があるという人生」ってどんなものかを吉田恵輔監督らしい独特の距離感と愛情と緊張感で描いた素晴らしい作品でした。>>続きを読む
お酒を飲まない人には全く勧めませんが、人の人生に正解も不正解もないように、非常にダメ〜なタイプの酒飲みの男どもの話ではあるんだけれど、でも決してなにか一言正論を言って片付けられないような余韻が残る映画>>続きを読む
テイラー・シェリダン監督らしい、まさにアメリカの映画でした。
世の中の無慈悲でドライなバイオレンス描写と、そんな無慈悲な世界の極限状態の中でも人間の尊厳だけはなんとか守ろうとする市井の人達。アメリカの>>続きを読む
前作よりも良かったです。
序盤は悪役がもろにあの人でそっちに引っ張られましたが、そこからちょっとずつ外れて最終的にはこの作品の物語の悪役としてとても良い存在感でした。
いやしかしワンダーウーマンか>>続きを読む
これは前作とは打って変わり思い切ってエンタメに振り切ってきましたね。
前半とかテンポも良くて楽しかったです。
マッドマックス的なカーチェイスをソウルの都市の廃墟で、しかもゾンビも障害物というギミッ>>続きを読む
これはいかにも、金かかってますね〜。
子供の頃に夜に幾度かテレビ放映されてたのを見た記憶がめちゃくちゃあります。
細かい内容とかは全く覚えてないですが、ワクワクした記憶だけはあります。
それぶりに>>続きを読む
この前劇場で観たジェームズ・ガン監督版のスーサイドスクワットの最初のこちらが仰天する掴みを連想して、スケールは全然違うけど、こういう悪ノリというかシニカルな感じの作品なのねと、序盤から嬉しい裏切りでグ>>続きを読む
なかなかぶっ飛んだ設定のようでいて、まさかのクレヨンしんちゃん作品な中でも真っ当な教育映画でした。
こういう切り口で熱くさせてくれるとは思ってなかったので、新鮮でしたね。
京極尚彦監督で脚本が実写映画>>続きを読む
前作とはまた違う面白さが詰まった、見応えのある続編でした。
もう一度観たくなる仕掛けも用意されているのも良いんですよね〜。
松坂桃李演じる日岡の、あれから年数を重ねてしっかりやさぐれた感じが伝わって>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
レビューとかではないのであまり読む価値は無いと思います。
多幸感に溢れる前半と、社会の中で擦れて変わっていく2人の関係性を恋愛エピソードのサンプリングだけで組み立てられたような作りを普通に楽しんで>>続きを読む
とにかく笑いましたね。
それでいて設定の面白さとキャラクターと脚本がそれぞれ連動しながら最良の仕事をしていて、まず娯楽作品としての完成度の高さに驚かされます。
ハミ出し麻薬捜査班なのにメインがチキン>>続きを読む
まず思ったのは、ジェームズ・ガン監督はとにかく自由に作ったんだろうなと。笑
同じアメコミでも『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』とは露悪趣味と悪ふざけの度合いが遥かに違うので、ダメな人は結構はダメ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
全然思ったのとは違う作品でした。
いかにもチャーリー・カウフマンっぽい脚本で、なんでしょうね最後の充足感が観て良かったなという気にまんまとさせられました。
観ていくにつれてこの作品の特殊な構成に気付>>続きを読む
公開当時劇場で楽しく観ましたけど、それ以来ぶりに鑑賞しました。
こんなに良い映画でしたっけ。
映画のルックは楽しげな感じのくっついた離れたの単なるラブストーリーに見えて、実はそれよりもっと踏み込ん>>続きを読む
これは劇場で鑑賞して正解でした。せっかく丁度良い時間の回があったので初めてDOLBYCINEMAで鑑賞しましたが、発色の良さと音響がまさにこの作品にはぴったりでした。
あと、特に、停電になってからの黒>>続きを読む
そんなつもりで観たわけじゃなかったのに、こんなにも切ない映画だったとは…笑
クローネンバーグ監督作品らしい“主人公”で演じたクリストファー・ウォーケンが素晴らしいハマり役でした。
この主人公には、>>続きを読む
予告から『サマー・ウォーズ』みたいなものかと思ったら全然違いましたね。
いや、違うというより裏表であり更には“時代の波で傷だらけに擦れに擦れたサマー・ウォーズ”みたいな印象が近いかもしれません。
まさ>>続きを読む
ヒロシとミサエの夫婦の愛が試されるというのが題材になっていて新鮮でした。
あの時はお金も無かったし新婚旅行に行けなかったんだよな、という序盤のヒロシとミサエの2人の背中が強調されるシーンのほろ苦さが>>続きを読む
終盤の事態の悪い意味でのなんじゃこりゃーな解決法や、テンポが鈍重なのか上映時間にしては割と長く感じるところなど色々と言いたいことはあったような気もしますが、なんだかんだ楽しく観れましたね。
カンフー>>続きを読む
むし暑い日にぴったりな涼しげなドキュメンタリー映画ですね。
Netflixオリジナルです。
とりあえず、タコすげえ、となります。
元々映画製作者のクレイグ・フォスターさんがちょっと心を病んでしまい>>続きを読む
劇場で見逃してしまったやつですね。
ギャスパー・ノエ! ドン!
『クライマックス』 !ドン!
もうなんかこれだけで、これは来たぞと、何か分からんが来たぞと、思いますよね。
ハイテンションなバッドト>>続きを読む
面白かったです。
おそらく人がバンバン死ぬ類いの作品だろうなというのは冒頭からも伝わってきますが、中盤ぐらいまでのこの映画を観ている観客側がいったいどこへ連れて行かれるのか分からない感覚が良いですね>>続きを読む
危機的状況の30年後の未来の地球を救うべく、現在の地球から世界規模で徴兵され未来に出兵しに行くというぶっ飛んだ設定が面白そうで楽しみにしてました。
とはいえ、こういう大味なノリのSF映画は地雷のパタ>>続きを読む
なんというか、広大な湖の薄氷の上で、さあ割れるのかな?割れないのかな?的なシチュエーションスリラーが展開される作品かと思っていたら全然違いまして、車の中でむさ苦しい男達が四苦八苦する映画でした。>>続きを読む
観てなかったですが、解説とか様々に語られるものがチラチラ入っていたのでなんとかく観た気になっている状態でまあこのままでいいかと思っていましたが、いけませんね。
ちょうどリマスターBlu-rayをゲット>>続きを読む
面白かったです。
観た誰かと喋りたくなるような作品でした。
タイトルの通り「愛がなんだってんだよ」というセリフが出てきますが、終盤に行くにつれてもはや恋愛についての話ではなくなっていくのがこの作品の>>続きを読む
ジョス・ウェドン版とここまで違うとは、ほとんど別の作品にすら感じましたね。
その上で比べてみると、どちらもそれぞれ目指してる方向性が違うので、それぞれのバージョンの面白さの部分も実はそこまで被っていな>>続きを読む
ワンシチュエーションものは嫌いじゃないですが、なぜか途中まではそこまで乗れなませんでした。
たぶん、悪い意味で自分の予想とは違った作品だったからかもしれません。
しかしその予想と違った部分が後半から豊>>続きを読む
なんとザック・スナイダーの新作ゾンビ映画がNetflixで作られた!それだけでオールOKな感じではあります。
ゾンビ映画にしては独特な風味のあの映像もスナイダー監督ならではで良かったですし、スプラッタ>>続きを読む
思いのほか骨太なヒューマンドラマでした。
昔ながらのヤクザというこでベラベラと喋るような人達じゃないのて、表情で物語るシーンが多く役者の演技が際立ってましたね。
綾野剛や舘ひろし、その他の登場人物達>>続きを読む
2008年にインドで起きたムンバイ同時多発テロの中で特に被害の大きかったタージ・マハール・ホテルの襲撃及び人質事件を映画化した作品です。
当然内容はヘビーで、襲撃が始まってからの臨場感もすごくてつま>>続きを読む
リチャード・ドナーとクリス・コロンバスとスピルバーグの組み合わせということでもろに80年代のアトラクション的エンタメ映画で、もう次から次へと大変な(楽しい)ことが起こりまくる作品です。
しかも3人のク>>続きを読む
気が付けば1100本目だったので、この映画にしました。
そういえばイーストウッドはこの時に役者引退すると言っていましたね。
ほんと、善い嘘つきです。笑
終盤からエンディング曲までの一連の流れには泣か>>続きを読む
素晴らしい最新アニメーション映画でした。
考えるより一瞬先のスッと一段飛ばしのユーモアと、普遍だけどまだまだ語り直せるテーマとちゃんと挑戦してるビジュアルで、十分に楽しませてもらいました。
エンドク>>続きを読む
あれれ、結構感動しちゃった…笑
下品な下ネタで笑わせるタイプのコメディですが、少年たちの友情と成長がちゃんと描かれていて、しかも明らかに現在の感覚としての諸々の標準に合わせて配役や台詞回しも考えら>>続きを読む