MarySueさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.7

んーー……ああ?

確かにこれは満足感がない。キャラクターの深掘りも表面上だけで、悪役もカッコいいのに興味が湧かない。

絶対ハーレイクインだけに絞った方が面白くなる。ジョーカーはカッコよくないし魅力
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バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

4.6

どこにマイナス要素があるのか分からない。

最後の時計台のシーンで感じたけど、特に理由なく緊迫する展開を入れてもいいんだ。理由もないのに唐突に起こるからこそ物語にドラマが生まれる。

物語の発端以外に
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これがロシヤだ/カメラを持った男(1929年製作の映画)

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ヴェルトフが当時の映像技術を駆使して制作したモスクワでの市民の生活を映したメタドキュメンタリー。

とにかく映像が目まぐるしく変わっていく。正直疲れた。疲れたけど観終わった後には満足感が残る。市民たち
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こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE 〜勝どき橋を封鎖せよ!〜(2011年製作の映画)

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それこそドラマの方を10年前くらいに夏休み中に再放送を観ていた記憶と共に、今思い返してもつまんなかった印象しかないこち亀の実写化劇場版。

あの頃観てつまんなかったということは、もちろん今観てもつまん
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31年目の夫婦げんか(2012年製作の映画)

4.2

側から見れば長年結婚生活が続いていて幸せ……本当にそう言える?“ただ続けている”だけでも?

「最後の手段で選んだものに苦しめられる」という自分が作品を書くときのテーマとして心掛けていることが描かれて
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アンストッパブル(2010年製作の映画)

3.8

無人列車が止まらない……どうする?!

割とそれだけ。そこに家族とか人生とか関わってくる。ガバ要素も多め。

キューティ・ブロンド(2001年製作の映画)

3.9

元恋人を追いかけるためにハーバードのロースクールに通うことに決めた美人で気立ても良くて天然なエル。しかしロースクールでは初めてのことだらけで……

ロースクールってよくアメリカ映画で出てくるけど、法学
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ニューオーリンズ・トライアル(2003年製作の映画)

3.9

法廷サスペンスって会話劇が好きで観るんですけど、今回は少なめ。それより裁判の裏で行われる様々な取引、人間模様が詳しく描かれている良作。

法廷サスペンスはある程度、社会的な正義が透けて見えるので勝利す
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シモーヌ(2002年製作の映画)

3.8

アル・パチーノがバ美肉おじさんになる話(違う)

アンドリュー・ニコルの先見の明というか、SFにおいて素晴らしい設定を選んだなと感じました。ただ、投げっぱなしで終わったし、これからのことは考えずに作っ
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ミッドナイト・ガイズ(2012年製作の映画)

3.8

激渋。

セリフとか全体的なトーンも軽めだから観やすい。でも無理矢理な展開も多かったし、終わり方がああでいいのかは断言出来ないけど、お酒飲みながら楽しんで観る映画だと感じました。

クリストファー・ウ
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エキストランド(2017年製作の映画)

3.7

映画人(笑)がゴミ脚本のクソ低予算映画を作り上げるまでに田舎のフィルムコミッションを利用する話。

映画ってたくさんの人の協力と熱意によって作られるもの。作品に対する思いとか、地元を盛り上げたい思いと
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アリス(1988年製作の映画)

4.0

新解釈アリス。

ヤン・シュヴァンクマイエル監督の独特すぎる世界観に連れ込まれて本当に疲れた。上映時間が長いとか、話がつまらない以外でここまで疲労感を与えられたのは初めてかも。

食べるという当たり前
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ジャッキー・チェン マイ・スタント(1998年製作の映画)

4.5

普段はドキュメンタリー映画に点数は付けないようにしていますが、これは付けておきたい。

ジャッキー・チェンのスタントの秘密、映画の裏話、ジャッキー映画でスタントを務める成家班の人々を映したもの。

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風をつかまえた少年(2019年製作の映画)

3.7

干ばつで作物が取れない村で一人の少年が風力発電で水を運ぶポンプをもたらす話。

まず風力発電機を作るまでが長すぎる。最後の30分になるまでずっと飢饉とか政府のことばっかり。しかも全然興味が湧かない。多
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スティング(1973年製作の映画)

3.9

構成はよく出来ているけど引っ張りすぎた展開は予想出来たし、「グランドイリュージョン」のときみたいに手品やトリックってその場で見せられるからこそハラハラドキドキするものであって、映画という世界に持ち込ま>>続きを読む

全身ハードコア GGアリン(1994年製作の映画)

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個人的には自由奔放に生きてる人より、何かに葛藤しながら生きてる人の方が感情移入できるので、GGアリンの音楽や人間性に対してあまり共感できず。

映像的な価値はある。

マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

4.4

結婚式に招待されて家族より先にニューヨークに向かったインド人のお母さん。家族内でも英語を喋ることが出来ず、疎外感を感じていた。そんなとき、英会話教室の宣伝が目に入り……。

自由に生きてみて初めて今ま
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家族ゲーム(1983年製作の映画)

4.0

家庭教師の男、高校受験を控えた次男とその家族の話。

「ビジターQ」や「逆噴射家族」のような不条理で独創性に溢れた作品。理解出来ない日常に連れ込まれて、襲われてる感じ。ずっと殴られて段々頭がぼんやりし
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チャイナ・シンドローム(1979年製作の映画)

4.3

原発事故とずさんな管理を隠蔽する会社側と事実を暴こうとする管理者、テレビのリポーター、カメラマンとテレビ局を描いた作品。

久しぶりに響く映画を観ました。映画としてはよくある話だし……だけど、緊張感た
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バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

4.3

2回目

脚本えぐい。

複雑だけど無駄がない。

バックトゥザフューチャーとしての感動というよりは、ここまで考えられてるストーリーに感動した。3部作全てが名作の映画。

ギャラクシー・クエスト(1999年製作の映画)

4.1

宇宙人が地球のSFドラマを本物だと勘違いして、戦いへと出演者を巻き込んでいく話。

設定が大好き。こういう偽物が本物以上の活躍をする映画って名作が多い気がします。

展開は飽きないし、終わり方も良い。

ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.8

2回目

台詞が上手い。映画っぽい台詞だけど、そのキャラクターが喋りそうな言葉を使ってる。ジョークも上手いし、飽きさせない展開も流石。問題はこの時代で仕方ないとはいえ、CGの没入感のなさと、演出の弱さ
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デッドヒート(1995年製作の映画)

3.6

解体屋?自動車修理工場?で働くジャッキーが様々な事件に巻き込まれて、なんだかんだでレースに参加する話。

呆れるほどどうでもいいストーリーに、無理矢理感満載の重い展開が連なる。

カンフーよりカーアク
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カンバセーション…盗聴…(1973年製作の映画)

3.8

盗聴のプロが陰謀に巻き込まれる話。

気になった女性がいても、深入りして仕事を邪魔されるわけにはいかない。プロとしての信念がありながら人間性との狭間で揺れる男の心理描写が興味深かったです。

ただスト
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ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

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映画の「音響」に着目したドキュメンタリー。

少し前に編集を取り上げたドキュメンタリーを観ましたが、そっちの方が個人の采配次第な部分があって参考になりました。

映画の質を高めるのは両方同じだけど、編
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それいけ!アンパンマン 勇気の花がひらくとき(1999年製作の映画)

3.7

バイキンマンが本気を出した作品。

省略の美学というか、子供向けとして要らない部分や説明になる部分は徹底的にカットする。基本的に説明不足なのにも関わらず違和感なく進めていけてるのは、アンパンマンという
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アヒルと鴨のコインロッカー(2006年製作の映画)

4.0

ミスリードや回想を上手く活用した作品。

ストーリー自体は特に感動することはなかったけど、構成が大好き。

演技はちょっとクサイ。神様うんぬんの話もちょっとクサイ。というか全体的にクサイ。

あと、既
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トータル・リコール(1990年製作の映画)

3.7

U-NEXTで配信されているのは81分と、公開版より30分もカットされていました。だから設定は凝っていても説明不足でカットが定期的に入るので物語に集中出来ない。

これは……ダメだなあ。酷い。U-NE
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悪魔の毒々モンスター(1984年製作の映画)

3.7

ひ弱でいけてない男がモンスターになって復讐する話。

盲目のヒロインとモンスターの恋。使い古された設定ながらも分かりやすくて大好物な設定。

人体破壊描写も満足で、殺し方もたくさん。最初の車で頭轢き潰
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ポリスアカデミー(1984年製作の映画)

3.8

警官学校に入る条件無くしたら変な奴がいっぱい来ちゃう話。

警官になりたくてもなれそうにない人たちが頑張っているのは応援できる。逆になれそうな人がボロボロになるのは可哀想。まあ点数稼ぎしたくていい子ち
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いつかギラギラする日(1992年製作の映画)

3.8

お金を巡って追い追われの全力アクション。

あっさり死んだり、引っ張って引っ張って引っ張って……死んだり、流石に死んだだろと思ったら死ななかったり。

かっこいいけどそこまで魅力がないキャラクター。勝
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夏の庭 The Friends(1994年製作の映画)

4.0

近所のおじいさんを観察する、小六男子たち、最後の夏休み。

原作は10年ほど前に読みました。多分最後まで読んでない。結末を完全に忘れていたから。

あれをファンタジーっぽくしてしまったのは、まるで夢の
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ラブ IN ニューヨーク(1982年製作の映画)

3.9

冴えない男とコールガールの恋愛を描いた作品。

原題の「Night Shift」直訳は夜勤。主人公とコールガールの仕事形態、両方を表した良い題名。「ラブINニューヨーク」は何にでも当てはまりそうで安っ
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ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲(2018年製作の映画)

3.8

なぜかU-NEXTでは2作目が観れないので3作目を観ました。

1では面白いながらも話の展開が流石にあり得なさすぎて若干萎え気味でしたが、今作の面白さはパワーアップしながらもお話は上手くまとまっていて
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ジョニー・イングリッシュ(2003年製作の映画)

3.8

バカバカしいスパイコメディ。

U-NEXTで観ましたが、声の出演とかが書いている地上波放送をそのまま持ってきたような映像だったのも面白かったです。

高校大パニック(1978年製作の映画)

3.8

「数学できんが、なんで悪いとや!」

エネルギーたっぷりだけど、引き伸ばしが多く、もう少しコンパクトにまとめれば良作になった気も。

浅野温子の胸?が観れるのも利点。