MarySueさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

タイム・マシン/80万年後の世界へ(1960年製作の映画)

3.7

小説原作の穴だらけ古典的SF映画。

原作は1895年と途方もないほど昔。そう考えるとこの設定と考え方は画期的で凄いかも。

でもなんで802701年にもなって英語を未来人は話してるの?……アメリカ映
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ケーブル・ガイ(1996年製作の映画)

3.7

恋人と別居することになった男。引っ越し先でテレビ工事の人(ケーブルガイ)を呼んだことで様々な出来事に巻き込まれていく……

親からのネグレクトで現実逃避するために自分の世界がテレビ中心になってしまった
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怪盗グルーの月泥棒 3D(2010年製作の映画)

3.7

流行り病後でのんびり映画が観たくて。

なんだかんだミニオンの映画を観るのは初めて。キャラクター、展開は分かりやすくて面白い。子供向けアニメだからガバガバ設定が多いけど、メッセージもテーマも伝わりやす
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最強のふたり(2011年製作の映画)

3.9

首から下の感覚がない車椅子生活の男とがさつで所々常識がない男の友情物語。

フィリップが金持ちかつ性格がいい人間というのがある意味新鮮。こういう映画って偏屈ジジイと好青年とかが典型なのに。

多分、実
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七月のクリスマス(1940年製作の映画)

3.7

コーヒー会社の標語に選ばれれば、お金が貰えるというのに応募した男女の話。

肩書きに囚われて正常な判断が出来ない人たちは、評価対象に実績がないと評価される権利すら与えない。そもそも実績を持つためにチャ
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知らなすぎた男(1998年製作の映画)

3.8

勘違い男の勘違いが勘違いを生む映画。

セリフと行動を上手く物語の展開や伏線に活かしていて、良い脚本。話がうまく進み過ぎなのはコメディだからお気になさらず。

吹き替えも合っていて満足感は高い。

華氏 119(2018年製作の映画)

-

トランプ政権の背景、水質汚染、銃規制、人種差別など色々詰め込んだ作品。

見応えありました。個人的にはトランプ前大統領の演説とか差別主義者でアメリカンファーストすぎる考え方は側から観てると好き。オバマ
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ディープ・インパクト(1998年製作の映画)

3.6

何故かディザスター映画が観たくなったので。

脚本の穴が目立ちながらも、CGにそこまで違和感感じなかったのはすごい。

Munchausen(原題)(2013年製作の映画)

-

代理ミュンヒハウゼン症候群についての話を作っているので参考に観ました。

代理ミュンヒハウゼン症候群って自分の子供なり親なり交際相手なりを傷付けたり、嘘をついたりして病気になるように仕向けて、それを甲
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ロジャー&ミー(1989年製作の映画)

-

アメリカの自動車メーカー、ゼネラル・モーターズ(GM社)のお膝元、都市フリント。しかし人件費削減で賃金の安い海外に工場を作るため、フリントの人々を解雇するGM社。それにマイケル・ムーアが突撃していく。>>続きを読む

エース・ベンチュラ(1994年製作の映画)

3.6

ペット探偵がイルカを探す話。

ドクター・ドリトルみたいな感じを思い描いてたけど、ペット関係なくほとんど探偵。探偵要素も薄いけど。

ただ、ジム・キャリーの変な髪型以外はかっこいいし、若干顔芸が鬱陶し
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哀しい気分でジョーク(1985年製作の映画)

3.7

芸人の男は息子が病気であることを知る。今まで父親らしいことをしてやれなかった男は何とか息子に寄り添おうとするが……

あまり盛り上がる展開はなく、あまりキャラクターに魅力もなく、あまり伝えたいことが見
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カラー・オブ・ハート(1998年製作の映画)

3.8

700Mark!

本当は自分にとって特別な作品を観たかったけど、意識せずにこの映画になった。また日を改めて観ます。


50年代の古き良きアメリカを描いたドラマの中に入ってしまった主人公とその妹。モ
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パラサイト 半地下の家族 (モノクロVer.)(2019年製作の映画)

4.3

分かっていてもやっぱり楽しい。飽きる事なくずーっと観てられるのは脚本とカメラが上手いから。

初見はめちゃくちゃ痺れたけど、今回はそこそこだった。その理由として改めて考えると
『人物の葛藤がほとんどな
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半透明なふたり(2022年製作の映画)

3.6

Youtubeで公式に公開されているので是非!

芥川竜之介の「鼻」をモチーフにし、現代の問題とコンプレックスをテーマにした作品。

映画を観る前に初めて「鼻」を読みましたが、文学ってここまで表現豊か
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オースティン・パワーズ:デラックス(1999年製作の映画)

3.8

これも子供の頃に吹き替えで何度も観た。

字幕は初めてだったけど、こっちの方が英語のスラングだったりネタがよく分かる。

やっぱり山ちゃんの吹き替えはピッタリ。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.7

2回目

次は轟音上映で。

前回から時間が空いてしまったこともあり、違いはそこまで分からなかったものの、あまり耳が強くないので衝撃で痛くなるほどでした。

やっぱり2回観ると終わるのが早く感じました
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トップガン(1986年製作の映画)

3.8

もうマーヴェリック観に行ったけど、復習のために昨日鑑賞。絶対観返しておいた方がいい。

トム・クルーズとケリー・マグギリスのラブシーンは胸キュンで、男同士の友情も胸熱。中でもビーチバレーのシーンは筋肉
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ウエストワールド(1973年製作の映画)

3.8

夢のテーマパークは本物そっくりのロボットがキャストとして世界観を構築している。そこに訪れる人間は憂さ晴らしにロボットを殺したり、ハーレムを作ろうとしたりとやりたい放題。しかしある日、ロボットを制御する>>続きを読む

ローデッド・ウェポン1(1993年製作の映画)

4.0

センス爆発のパロディコメディバディ映画。

分かるパロディもあれば、分からないパロディも。コメディはめちゃくちゃ分かりやすい。だから深く考えずに笑える。フライングハイみたいな感じ。バディものとしては…
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悪のクロニクル(2015年製作の映画)

4.0

ある事件をきっかけに悪のクロニクルが始まる。

韓国のサスペンス映画は質が高い。サスペンスの勉強をするにも適している。全ての始まり、の前にも始まりがあって〜の展開が読めたとしても絶対に満足感は与えてく
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メン・イン・ブラック(1997年製作の映画)

3.8

コメディに頼らず、SFアクションものとしての完成度も高い。Jの掴みどころのないキャラクター、Kのいわゆる『師』としての立ち位置、MIBの世界観を一作目で完璧に構築して、続編への足がかりに成功。

とは
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メン・イン・ブラック2(2002年製作の映画)

3.8

3、2と観てきたので次は1かな?

ストーリーは1を観てからの方が楽しめた気がする。今度観ます。

暗数殺人(2018年製作の映画)

3.9

何人殺した?

主人公の動機が正義感というより、最後にデカいヤマやっとこかーみたいなだったので残念。

犯人も原因となる過去があったとはいえ、サイコパスとしてはもう一歩足りない。

徐々に真実が明らか
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ドライビング Miss デイジー(1989年製作の映画)

4.0

頑固なご婦人と気さくな黒人運転手の話。

ずっと観たくて、だから期待値が高くて……でもこれはこれでくるものがある。

メッセージはさりげなく入れることの大切さを教えてくれる映画。でももう少しお涙頂戴系
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近頃なぜかチャールストン(1981年製作の映画)

3.8

疲れ切った身体にムチを打たれるような映画。

演技、設定、題名が好き。

邪願霊(1988年製作の映画)

3.7

アイドルの新曲プロモーションドキュメンタリーを撮影する中で、その裏には様々な真実が隠されていて……

モキュメンタリーとしてはよく出来ていたし、キャラクターたちが生きている姿が垣間見える場面は必要。ア
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劇場版 おいしい給食 Final Battle(2020年製作の映画)

3.8

給食がなくなる……?!

思い出してみたら小学校の頃って給食好きじゃなかったなあ。みんな同じもの食べて。かといって好きなものを食べれるわけでもない。豆が!あの給食の豆が嫌いだった。ひよこ豆とか。

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カプリコン・1(1977年製作の映画)

3.5

国内外から期待されていた火星へのロケット発射直前に秘密裏に降ろされた宇宙飛行士たち。それには政府の陰謀が絡んでおり……

勿体ないの一言に尽きる作品。ロケットから降ろされて火星に行ったことにされてる間
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ファナティック ハリウッドの狂愛者(2019年製作の映画)

3.8

熱狂的なファンによるストーカー映画。

ムースの姿を見ていると泣けてきた。社会的な位置は決して高くはないし、ロンドンの警官とかいうどの層に向けたコスプレなのか分からないし、原付に乗る姿やホームシアター
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なっちゃんの家族(2022年製作の映画)

4.0

一応家族。

こういうのが邦画の目指す道だと感じるし、今回のNDJCの中で一番好きな作品。

おばあちゃんが何かするたびに声をかけてくれる感じ。なっちゃんの心境が本当に伝わってくる。子供に気を遣わせて
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LONG-TERM COFFEE BREAK(2022年製作の映画)

3.5

話が急展開だなーっと思ってたら、そっちが話のメインか。

話があちこち飛びすぎていて、何を物語の核にしたかったのかが分からない。適宜、バシッと決めてくれたら分かりやすいけど、こういう話はやんわり示唆す
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遠くへいきたいわ(2022年製作の映画)

3.6

ありがちな部分を外していたり、最初は良かったけど、後半は音楽の使い方が小賢しかったり、説明台詞が永遠続くシーンでそれは映画の世界なんだと引き戻されてしまった。

このテーマをこの時間で描こうとするのは
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少年と戦車(2022年製作の映画)

3.6

陸地から湖に出て行く、その瞬間が主人公の成長だと感じました。でも湖も陸地に囲まれている。逃げたつもりでも戻ってくる場所は陸地。勇気を出して進んだ先も結局同じ。だから同じ土俵で戦うしかない。その辺が上手>>続きを読む

Mr.BOO!インベーダー作戦(1978年製作の映画)

3.8

古典的なギャグより広川太一郎さんの吹き替えが楽しみ。

オールド(2021年製作の映画)

3.9

砂浜の設定は無理矢理に感じたけど、やっぱり最初の15分〜20分は設定の時間。そこではどんなに突拍子のない設定でも受け入れさせて、120分の旅に連れて行く荷造りをさせる。

SFは作者がその設定を信じて
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