生と死が地続きになっている世界。魔物が人間の世界に住んでいる不思議な世界。ストーリーの前半で、この世界を丁寧に描いている。
並行して描かれる、一色夫妻の仲のよさ。高畑充希さん演じる亜紀子がかわいい。>>続きを読む
「スター・ウォーズ」っていうのは、歌舞伎だなあと思いました。映画における、古典芸能。前作にも感じたスター・ウォーズらしさは、今作も健在。
浅い映画鑑賞歴ですが、スター・ウォーズのストーリーを作る上で>>続きを読む
異なるヒーローたちをひとつの世界に集めた、ユニバースものの醍醐味は、ヒーローたちがそれぞれの能力を発揮しながら、時には補いながら、敵に向かっていくというもの。
ヒーローたちの構成も、ストイックな性格>>続きを読む
困ったから殺そう、という短絡的な考え。それも、行き当たりばったりのような計画性のなさ。殺害するということが生活のかなり近くにある人たち。
こういう考えの人たちが身近にいたら、怖い。どこでスイッチが入>>続きを読む
冒頭のシーンがすごくくだらない。いい意味で。そんな事件を名探偵ホームズみたいに解明しなくたって……! この探偵が普段、どの規模の依頼を受けているかが分かるね。
でも、このシーンが後から効いてくるとは>>続きを読む
ソーが、デッドプールや「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のスター・ロードにしかみえない! すごく人間っぽくみえたのは、前作よりも、もっとコミカルな感じだったからかな。神様なんだけどね、ソーは。>>続きを読む
荒波に船が揉まれたり、海が割れるシーンを観ただけで圧倒された! なんだこの世界は! なんてもので表現してるんだ! ストップモーションっていうのか!
CGアニメーションとは違う、手のぬくもりがあるよう>>続きを読む
前作を観て「この後どうなっちゃうんだ?」と期待してました。かなり広がった風呂敷を、どうたたむのか。この戦いに、いよいよ大人が参戦するのか! これはとんでもないことになるぞ!
と、思ってたんだけど、な>>続きを読む
ボクが先日観た、映画「散歩する侵略者」と違うのは、宇宙人の扱われ方。こっちでは、地球人の敵として色濃く描かれている。
映画「散歩する侵略者」を観たあとは、観た人といろいろ話したくなる。「愛って、何な>>続きを読む
映画評論家の町山智浩さんのコメント。
<「アン・ハサウェイが酔っ払いのダメダメ女で、巨大怪獣になってソウルのビル街を破壊するんだけど、巨大ロボットと戦って大人になる映画だよ」と言うとオレが酔っ払って>>続きを読む
「視聴率30パーセントを越える番組」って、あれのことだったのか。観ましたよ、当時。客前コントでの、お笑いコンビ「次長課長」の河本さんのポジションの重要さと、その期待に答える活躍ぶりにこちらも涙したのを>>続きを読む
絶対味覚を持つ料理人が事件に巻き込まれるミステリー作品だと思ってた。タイトルに「麒麟」とつけばミステリー、と思い込んでいたのは「麒麟の翼 ~劇場版・新参者~」を観ていたからだ。
ニノさんこと二宮さん>>続きを読む
ちょっと前までは、ロボットに人の心が入るなんて思っていなかった。ロボットはあくまでもロボット。しゃべると言っても、いわゆる「ロボット声」で、人間との境界線がはっきりしていた。
ところが、今はそういう>>続きを読む
シャーリーズ・セロンの魅力にやられたこの作品。ロレーン・ブロートンというキャラクターが映画史に残った。強いんだよ、この人。
アクションを観ていれば伝わってくるし、この身体能力は精神的な強さも感じさせ>>続きを読む
組織っていうのは、いろんな人がいろんな考えを持っているもんだって怖くなりました。会社勤めをしている人なら、うちの会社もこういうことあるなあ、って思うんじゃないかなあ。
いや、もちろん殺してしまうって>>続きを読む
「おおっ!」となったシーンが予告編に含まれているという大盤振る舞い。35秒からの暗闇での戦闘シーンで、レーザーを効果的に使った光の演出とか……。
2分からの、ノバを演じているアミア・ミラーの「あたし>>続きを読む
この作品では黒人差別のシーンがいくつか出てくる。描かれている1960年代では、それが普通であったと言わんばかりに、さりげなく、生活の一部として描かれている。
キャサリンたちも、それを受け入れている。>>続きを読む
「犬がそんなこと思ってるわけないだろう! 人間が勝手に意味づけしてるだけだ!」って思いながら観てました。でないと、ボクは泣きっぱなしになっちゃうので……。
というか、人間の演技だって泣かされることは>>続きを読む
タイトルが出るまでのシーンを観ただけで、この作品は十分楽しめる。音楽に合わせた一連のシーンを捕りたいという気持ちが乗った、いいものだ!
カーチェイスだけでなく、全編音楽のリズムに合わせたつくりになっ>>続きを読む
ファーストシーンから「これはいったいどんな展開になっていくんだ?」と不安になる。この不安は、ボクの貧しい想像力をはるかに超えるシーンが最初だったから。
エイリアン、って言うと、最初に宇宙船の全景から>>続きを読む
まずは作品の中にぽーんと放り込まれる。こちらが「え? なに?」と戸惑っていると、徐々にどういう世界にいるかが分かってくる。暗闇に放り込まれて、だんだん目が慣れてくるような感じかな。
自分も宇宙人にな>>続きを読む
いろんな戦争映画はあるけれど、この作品はまるで「これが現実ですよ」と言っているようだ。多面的に映し出すダンケルクの戦い。兵士もいれば民間人もいる。生き残る人もいれば命を落とす人もいる。
映像作品って>>続きを読む
光央が持っている魅力、と言っても、キラキラしたものではない。闇に引き込んでいくようなパワー。それを多分、本人は気づいていないんだと思う。周りがそうしたくなってしまうんだろう。
光夫と光央の関係って、>>続きを読む
いろんなことが起こった作品。エンドロールが流れている間、頭の中でストーリーを振り返っていた時に浮かんできたことが「腹をくくった女性ほど強いものはない」ということ、ついでに浮かんできたのは、あの人やあの>>続きを読む
予告編を観て「これは絶対、おもしろい!」と思い、公開を楽しみにしてました。世の中には絶対って、ないね。おもしろい、じゃなくて、ものすごくおもしろかったから!
おもしろかったのは、ボクが好きな要素が入>>続きを読む
退屈ですよ、これ。ほとんどなんにも起こらない、と言っていい。朝起きて寝るまでの出来事を一週間つづる。映画になるようなドラマチックなことなんて、起こらない。
でも、これ、映画です。何も起こらないことが>>続きを読む
特報予告編を観て「これはどっちの層からみても中途半端な感じになってるなあ……」と思ったんです。「最強のスーパーヒーローは女!」とか「美女戦士は天然系?」とか。この作品、あんまり女性を前に出した宣伝じゃ>>続きを読む
G-SWORDの紹介、とも言える冒頭。あれがないと、初めてこのシリーズを観るボクには何がなんだか分からなかっただろう。そのくらい、登場人物が多くて世界観が複雑になっている。
でも、最後の最後まで誰が>>続きを読む
エイティーズは遠くになりにけり。80年代の曲がいろいろ流れるんだけど、それにちっともワクワクしない。それはボクが、今回の悪役のブラットにちょっと近いものを感じたから。
いつまでもそこにいる、大人にな>>続きを読む
鑑賞後のヒーローインタビュー。
「放送席、放送席。きょうのヒーローはもちろんこの方! プロ初登板で見事初勝利を挙げました、スパイダーマン選手です!」
「ありがとうございます」
「試合を振り返って、い>>続きを読む
「信長協奏曲」「ルパン三世」でおなじみの小栗旬さんが演じる、坂田銀時。この人は本当に、マンガのキャラクターを演じるのがうまい。
それでも「銀魂」なんて難しい作品、よく実写化したなあ。ボクはマンガでは>>続きを読む
トム・クルーズが演じているからいくぶん薄まっている感じがしたけど、ニックってのは、まあホント、イヤなやつだね。自分のことしか考えてない。
それに、モテるし。「え、いきなりジェニーと、そういうことなの>>続きを読む
ヒーロー戦隊ものを観ないボクでもこの作品は盛り上がった! パワーレンジャーがスーツを着て登場した時は思わず声を出しそうになりました。
テレビでスーパー戦隊シリーズを観てきた人にとっては、若干物足りな>>続きを読む
前作を観た感想で、ボクはジョン・ウィックさんに「安らかにお過ごしください」って書いていたんだけどね。
続編の今作は、予告編を観たとおり、安らかな生活なんて送ってない。そこがまた、悲しいね。戻りたくな>>続きを読む
事件は「うっかり」から始まる。いくらなんでも、それはちょっと無防備じゃない? と思うような。
その事件を表沙汰にはしないようにする。そして、周りには「なんかおかしいよね」という空気が漂う。
ボクの>>続きを読む
人間って、いちおう地球最強ですよね。食物ピラミッドの頂点にいるし、快適な環境を作り上げるし、そのためには資源を加工する。
開発の手は宇宙にも伸び、人間が進出しようとしている。夢のあるプロジェクトの反>>続きを読む