観ていたら、博多華丸さんを思い出した。華丸さん、ボクの頭の中で言ってる。「酒のチャンポンと親の意見は後から効いてくるけんね!」いつ頃から、親の意見をありがたいと思うようになるんだろう。
もうひとつ思>>続きを読む
アンドリュー・ガーフィールドの顔が、デズモンドの信念にぴったり重なってみえた。序盤、信念を貫くその顔は、周りからは屁理屈を言っているように見える。その理由を述べる口は、どこか半笑いに見えて、やや相手を>>続きを読む
ボクが一番「おー!」と思ったところが一番のネタバレになりそうなので難しいんだけど、ある役者さんの演技がすごくてね。ボクが最初に抱いた印象どおりに、最後のどんでん返しの中心人物になってた。
その役者さ>>続きを読む
この作品、すごく興味があった。未知の生命と、どうやってコミュニケーションをとるのかということに。相手も何か言葉を持っているようだ。でも、まったく分からない。さあ、どうする?
今の地球ではほとんど、こ>>続きを読む
この作品でも、家族から煙たがられている平田周造は健在。橋爪功さん、なんであんなにハマってるんだろ。まさか、ご自身が実際に……?
セリフの言い回しから間の取り方、仕草のひとつひとつが本当に気にさわる。>>続きを読む
テロを起こした犯人を徹底的に追い詰めるサスペンス……という内容ではない。それは、観始めて何分経ってもテロが起こらないことで気がついた。
徹底的に、市民の日常を描いている。こちらはテロが起こっているの>>続きを読む
原稿を読む、ということをやっていると、重一郎の「読めてなさ」っぷりが気になる。アナウンスがなってない、この読み方ではテレビに出られないはずなのに……って思ってしまうレベル。
でも、それが間違ってたこ>>続きを読む
ヒュー・ジャックマンがウルヴァリンを演じる最後の作品。全体を覆うのはどことなく悲しいものに。そりゃそうだよね、どんなものでも「これが最後です!」って言われたら。
そういう空気の作品が取り入れた空気感>>続きを読む
2度の流産をスクリーン越しに共有する。その後に、小舟に乗った赤ちゃんが流れ着く。さあ、この赤ちゃんを自分たちの手で育てることにするか?
普段なら間違いなく届けるだろうけど、スクリーンの向こうとこちら>>続きを読む
前作で、Redbone の Come And Get Your Love の使われ方にやられてしまいました。あのシーンは今でも覚えてる。ピーターのキャラクターも表現している、素晴らしいものだったんじゃ>>続きを読む
シャマラン監督の作品は「シックス・センス」を観た時の衝撃がやはり大きかったわけです。その後「アンブレイカブル」を観た、というのが過去の自分の記録に残っていたけど、あんまり覚えてない。「サイン」はどうだ>>続きを読む
この作品で気をつけなければならないものは、襲撃者が飼っている犬である。すごいのよ、この犬が。
容赦なく獲物を追う。においを嗅ぎつけ、猛追し、襲いかかり、咬み殺す。その身体能力を見たら「こいつに目をつ>>続きを読む
このシリーズは、2011年公開の「ワイルド・スピード MEGA MAX」 から観てるんだけど、今じゃすっかり「あのファミリーに会いたい!」を思うくらいのものになってます。ドミニクを中心にした仲間たちの>>続きを読む
飾らなくて、独特の雰囲気を持っている。それがボクが黒髪の乙女に抱いた印象。ものすごく酒を飲む、っていうのがいいね。あんなふうに酒が飲める人は、気持ちいい。
いや、酒が飲めない人だって、あの「詭弁踊り>>続きを読む
20代や30代のボクがこの作品を観ていたら、ピンとこなかったと思う。40代になって、それなりに自分のやってきたことが積み重なってきた今だからこそ、観終わって心に残るものがあった。
それは「今こうなっ>>続きを読む
水の流れがとてもきれいだった。液体である水が意思を持って動くのもスムーズだった。
昔、トムとジェリーっていうアニメでも波が擬人化するシーンがあったけど、あれは2Dだ。これは3Dなので、奥行きを出すの>>続きを読む
一人称視点での作品が、これだけ情報量を少なくするとは思わなかった。最初のシーンで「目を覚ましたら見知らぬ研究施設にいた」ヘンリーとシンクロしたもん。
ここはどこだ? なんで寝てるんだ? ヘンリーの体>>続きを読む
「人間対キングコング」がこんなにおもしろいとは! 島に潜入してから最後までワクワクしっぱなしだった。
キングコングの登場も、惜しげない。演出として「引っ張って引っ張って、さあ! いよいよ! ジャーン>>続きを読む
ボクの中では「宇宙で生きる軽い男を演じさせたらナンバーワン」だと思っているクリス・プラット。「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の印象でしかないんですけど。
この作品、クリス・プラットが演じてよか>>続きを読む
「今のCG技術は、かなりリアルな描写ができるよね。じゃ、動物を擬人化させて、それに歌わせたらおもしろいんじゃない?」という企画でつくられたんじゃないか、と思ってしまう。結果、それが大成功! 現実にはあ>>続きを読む
市長のソンベが、本当に悪くて…! 人を恐怖で支配する、とんでもない奴。ファン・ジョンミンの怪演っぷりが光る。
怖いだけじゃなくて、ユーモアを入れている。それがまた、笑えないジョークで…。そして「周り>>続きを読む
ヴィン・ディーゼルは「頼れるリーダー」というイメージです、ボクの中では。ルパン三世のようです。それは、別の映画「ワイルド・スピード」シリーズを観たのが最初だったから。
この作品でヴィン・ディーゼルが>>続きを読む
ラッセル・クロウがアクションを起こすたびに「かわええ…!」ってなる女子がいる…かどうかは聞いたことないけど、彼が演じているヒーリーの家庭を持つということについてはどこか欠陥があるんだろうなと思わせるあ>>続きを読む
オープニングの「Another Day of Sun」が、まるでテーマパークのエントランスみたいだ。「ようこそ、ラ・ラ・ランドへ!」と、観ている人を一気に世界へいざなってくれる。圧巻ですよ、これ。>>続きを読む
最初「ちょっとこれは受けつけないかも…」って思ったんです。映画「デッドプール」を思い出すような演出に。まだこちらがどういう構えでこの作品を捉えればいいか、その態勢がととのっていないうちに、アレをやられ>>続きを読む
「この『奇妙なこどもたち』くらいが、グロい最低ラインかな?」と思っていたけど、中盤、そうなりますか。食べますか、それ。
グロくてユーモアがある、ティム・バートンの世界観はこの作品でも健在。そして、こ>>続きを読む
ある日突然、電気が使えなくなる。普段の生活にどれだけ電気が使われているか。ガスや水道にも電気が使われているので、普段の生活はまったくできない。
最初、情報をテレビやネットから得ようとしているのを観て>>続きを読む
「表では会計士、裏の顔は殺し屋」のストーリーだと思って観ていたら、違った。この作品、そっちじゃない。
すごいんですよ、クリスチャン。自宅のガレージに車を入れるところなんて、地味だけど曲芸をみているみ>>続きを読む
欲しいものはすべて手に入れてきた、と言ってもいいドクター・ストレンジ。それが事故をきっかけに、少しずつ手放すことになっていく。
徐々に描かれていっているので気がつかないかもしれないけど、この転落っぷ>>続きを読む
七人いるうちの誰に目がいくか。そのあたりで心理ゲームもできそうだ。ボクはグッドナイトとジャック。ちょっとワケありなところを持っている、とか、常人の感性ではない、というところに惹かれるんだよなあ。
誰>>続きを読む
前半を観ていて「これって、ホラー映画だっけ?」と思ってしまった。いつ何が出てくるか分からない怖さは、まさにゾンビが出てくるんじゃないか、という感情に似ていた。
ゾンビはつまり、役人に置き換えることが>>続きを読む
「人魚を見た!」って言われたら、どんな反応をしますか? まあ、なかなか信じないでしょうね。そこを突いたギャグは、さすがチャウ・シンチー監督!
その他にも、リウに向かっていくシャンシャンのシーン。あれ>>続きを読む
自転車ロードレースのシーンが迫力あって、これ、ケガもしてるんだろうなあと思ってたら、その通り、スタッフロールとともに流れるメイキングでは、転倒シーンも入ってた。
カメラの小型化で、かなり迫力あるシー>>続きを読む
アンデッドを観てて思った。これ、元は人間だったり動物だったりしたんだよなあ、と。生き残っている人間は世界で数千人。対するアンデッドは数億規模。これで人類が生き延びられるのは、確率的に難しい。
でも、>>続きを読む
公開前から大まかなストーリーを知っている作品なんて、珍しいよね。「設計図を手に入れるために多くの犠牲が出た」って、エピソード4で語られちゃってるんだもん。
そのぶん、見せ方を工夫していると思うんだよ>>続きを読む
怖かったなあ、この作品。逃げ場を求めて追っかけ回されて、死の恐怖におびえて…。正直、スクリーンを凝視はできなかったね。薄眼がちに観てた。
この手のものって、ビックリさせる演出があるじゃないですか。ド>>続きを読む