けんいちさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

けんいち

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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.0

クセのある魔法動物たちが、キュートで恐ろしい。どっかにニフラーいないかしら。集めてきた光るもの、宝飾品とかお金とかを、全部こっちがもらうのに!

この世界を映像で観られたことに満足。のめり込みました。
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マダム・フローレンス! 夢見るふたり(2016年製作の映画)

3.0

なんでこんなことをしたんだろう、とは正直に思う。カーネギーホールで歌うなんて、本来は止めるべきだったのでは、と素直に思う。

でも、この作品にはフローレンスをカーネギーホールの舞台に立たせたい、という
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聖の青春(2016年製作の映画)

3.0

村山聖さんは、ビックコミックに連載されていた「聖―天才・羽生が恐れた男」で知りました。

そのあと、ドキュメントで彼の姿を見たことがあり、こういう壮絶な人生を送った棋士がいたんだと思ったんです。

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ジャック・リーチャー NEVER GO BACK(2016年製作の映画)

2.0

前作の「アウトロー」とは違うところがある。それが予告編では感じることができないところ。前作ファンからすると、マイナスと思う人もいるかもしれない。ジャックの違った面が描かれていて、ファンからすると「それ>>続きを読む

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

5.0

自分の環境の変化や、時代の変化。そういう大きな流れに飲まれつつも、すずはマイペース。そのキャラクターが周りをなごませる。きついことがあっても、助けられた人もいただろう。

それは、こうの史代さんの絵の
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コウノトリ大作戦!(2016年製作の映画)

2.0

赤ちゃんはコウノトリが運んでくる、という話をベースにしているから、きっとファンタジー色の強いものなんだろうと思ったんだけど、なんだこれ! いい意味で、悪ふざけが過ぎる!

観ている子供はドタバタのスト
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溺れるナイフ(2016年製作の映画)

2.0

http://oride.net/kounotori-daisakusen/時折はさまれる、航一朗役の菅田将暉さんのアップ。少年っぽさが見られる表情だったり、大人っぽさが見られる表情の時もある。菅田さ>>続きを読む

スター・トレック BEYOND(2016年製作の映画)

2.0

ああ、素晴らしきエンタープライズ号のクルー! そして、次のキャリアを考えるカーク船長とスポック。このお話を進めていくにあたっての下地づくりがテンポよく進められていく。

そして、墜落するエンタープライ
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金メダル男(2016年製作の映画)

2.0

年を重ねた人ほど、この作品にグッとくるだろうなあ。自分の半生を、どうしても振り返っちゃうもの。そんな気持ちにさせたのは、泉一の母、房江役の宮崎美子さん。

30歳前後から80歳前後と思われる、時の流れ
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ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)

3.0

ボーンシリーズ前前作「ボーン・アルティメイタム」の公開から9年。間に「ボーン・レガシー」を挟んでの、通算5作目となるボーンシリーズ。

間がずいぶんあいたからか「この作品は、このあたりを押さえておいて
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何者(2016年製作の映画)

4.0

いわゆる「就活」はやったことがない。周りは就活をやっていたんだろうけど、その輪の中に入ることはなかったなあ。この作品の中で言えば、ボクは烏丸ギンジが一番近いんだろうか。

主な登場人物は6人。この関係
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

3.0

当時、日本では大きなニュースだったかなあ。報道されていたのは知っていたけど「あわや大惨事」のように時間を使って報じていたのではなく、ニュースをまとめてお伝えします、のような中での扱われ方だった気がする>>続きを読む

SCOOP!(2016年製作の映画)

3.0

結婚もされ、子供も生まれる予定の福山雅治さんが、これまでとは違ったイメージの役に挑戦している。ホントに挑戦してるよ。苦手なシーンというか、これまでやったことがないだろうこともやってるから。

だから、
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怒り(2016年製作の映画)

3.0

この作品の登場人物たちを演じている人たちに圧倒されっぱなし。仕草や表情で、しっかり感情を伝えていく。このキャストでなければ無理なんじゃないか、って思ったくらい。

ボクが勝手にほっとしたところは、赤江
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超高速!参勤交代 リターンズ(2016年製作の映画)

3.0

この作品を観るにあたって、前作の「超高速!参勤交代」を観ました。シリーズものの前作を観直す、なんてことはしないんだけど、ちょっと時間があったんで。

結果、観ておいてよかった。前作を観ていなければ、面
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

2.0

悪いやつだけど、悪くない。そんなことを印象づけるようなデッドショットの登場。悪党を「正義」に見せるためには、こういうことをしなくてはいかないのか。

でも、物語としては「倒すべきもの」を設定しなければ
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グランド・イリュージョン 見破られたトリック(2016年製作の映画)

2.0

映画とマジックは相性がいい。どちらも観客に現実ではないものを見せるから。カメラワークの見せ方、演じている人たちの動きとCGがうまく融合して、ありえない世界をみせてくれた。

大掛かりなトリックも、冷静
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君の名は。(2016年製作の映画)

4.0

前日に「後妻業の女」を同じ場所に観に行ったんだけど、その時に、この作品のレイトショーが満席のアナウンスを聞いていた。なので念のためにチケットを事前に取っておいたんだけど、この日も自分が観る回と、その次>>続きを読む

後妻業の女(2016年製作の映画)

3.0

婚活パーティーを観てて、正直「うわあ」っと思った。それは今でもよく分からないけど、欲望がむき出しになる場所だからかもしれない。

そこを狙ってくる、小夜子。後妻におさまって財産を自分のものにする…とい
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ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)

2.0

あれは小学生の時だったか、ゴーストバスターズを踊ったのは。運動会の学年パフォーマンスだった。

放課後に、全員で近くの公園で練習したんですよ。「君たちは全然踊れてない! これじゃ間に合わない!」ってこ
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X-MEN:アポカリプス(2016年製作の映画)

2.0

結局、他の作品を観ないまま今に至る。2年前の話、どんなだったかなあ…と思い出しながら観た。プロフェッサーXやミスティークの立場で。

「こうやって次の世代に譲っていくんだなあ」と思った。迷いはあっても
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TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ(2015年製作の映画)

2.0

最初は「なんじゃこりゃ?」と思ったんだけどね。いつの間にか、この世界にのめりこんでしまった。ある意味でリアル感を得られたのは、確かな演技力と確かな演奏力だ。

だって、バトルであんな人やあんな人が出て
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

5.0

情報量の多いこと! いっぺんに把握するにはかなりの集中力が必要だ。余計なものは全部排除して、そのスピード感であのクライマックスへ!

2016年にゴジラを作ったら、こうなるんだ。先人たちへのリスペクト
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インデペンデンス・デイ:リサージェンス(2016年製作の映画)

2.0

リアル世界のパワーバランスを感じずにはいられない。あれからおよそ20年で、アメリカが世界でどういう位置づけになったのか、どこが力をつけてきたのか、そういうことが分かる作品。

もうね、レイン・ラオ役の
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ファインディング・ドリー(2016年製作の映画)

3.0

ドリーらしさ。それは、目の前のものに対して直感で動くこと、と感じた。ひとつの感動シーンで、それが発揮される。いや、分かってましたよ、ああなることって。でも、あんな登場の仕方は、ずるい。「今もだったのか>>続きを読む

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

5.0

TM NETWORKみたいだなあ、と思っていたけど、時代がズレている。TM NETWORKがデビューしたのは1984年だから。

TM NETWORKが生まれる感じって、こんなふうだったのかなあと思っ
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ペレ 伝説の誕生(2014年製作の映画)

3.0

才能を持っていても、それを開花させるのは自分の力だけではできない。花に水をやるように、他人の愛情が必要だ。

サッカーフィールドで迷った時、ペレはある場所を見る。そこには常に、才能の花に水をくれる人が
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日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

3.0

諸星が成り上がっていくのを観てるのは痛快。そうか、こうやれば仕事が取れるんだね、と思うくらい。ちょっと参考にしようかと思ったよ。

でも、その成り上がり方には無理がある。それを象徴するシーンもあるんだ
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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

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この作品がすごいのは、観ているとフェイクだかリアルだか分からなくなってくるところ。ある手法を使っているからなんだけど。

ヒトラーの「役」ではあるんだけど、その作り込みは半端でない。そりゃそうだ。あの
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クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

5.0

この作品の世界そのものが異質、と感じる前半のつくり方。カットのひとつひとつが気になる。でも、それが怒涛の後半への入り口だったとは…!

なんかおかしい世界だなあ、と感じている中で、高倉の妻を演じていた
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デッドプール(2016年製作の映画)

4.0

観始めて思った。これは「アメリカン変態仮面」だ。マスクをかぶっているとどこか似ているような気もするし、アクションのひとつひとつを観ても変態仮面の動きのようだ。

デッドプールも変態仮面も、両方観た。デ
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

5.0

コメディにならないところで笑える。それは濱田岳さんとムロツヨシさんの演技によるものだ。セリフのイントネーションや間合いが、コントにならないギリギリのところでおかしみを出している。

佐津川愛美さんも「
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マイケル・ムーアの世界侵略のススメ(2015年製作の映画)

3.0

侵略先のイタリアでは、有給休暇が年に8週間ある。それを観て、ボクは「イタリアって、なんていい国なんだ!」と思ったよ。

ボクの場合は有給休暇はないんです。休んだら収入がなくなっちゃいますから。ただ、ボ
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テラフォーマーズ(2016年製作の映画)

2.0

近未来をイメージした地球の様子に「おっ!」と思う。「ブレードランナー」のようだ。CGも使われているだろうけど、違和感がそれほどなく受け入れられるようになったのは、テクノロジーの進化だよな。

違和感が
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ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

3.0

柳楽優弥さんって「HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス」にも出てましたよね? その時の印象とは正反対。あっちが静なら、こっちは動。

いや、もう「動」なんてもんじゃない! 人を殴ったり蹴ったりして
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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

4.0

最初っから出し惜しみなしの迫力は「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」を思い出す。あの作品も「はーい、今回の戦闘シーンの迫力はこんな感じでーす!」って感じに見えたっけ。

ある場所での戦闘シーン
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