キングボブさんの映画レビュー・感想・評価 - 22ページ目

ドラえもん のび太の大魔境(1982年製作の映画)

3.9

シリーズ3作目。
今作は完全にジャイアンが主役。

アフリカ奥地にイヌの王国があるという設定…なぜ犬なんだろうという疑問はあるが、敵のスケールがやや小さめだった気がするのが残念だったところ。

しかし
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キングダム(2019年製作の映画)

4.4

最近アジアの中では少し遅れをとっていた日本映画だが、これだけのアクションを見せることができることにビックリ。
日本人として非常に嬉しい。

原作を読んでいないのだが、これは中国の秦の始皇帝誕生までの話
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ドラえもん のび太の海底鬼岩城(1983年製作の映画)

4.1

大長編シリーズ4作目。

初めての人類滅亡危機を救う話。
ただこれは東西冷戦終結間近の世界情勢を揶揄したものでもあり、深刻な地球環境問題を取り上げた非常に深い話に思えた。

それにしてもテキオー灯を使
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ドラえもん のび太の魔界大冒険(1984年製作の映画)

4.0

大長編シリーズ5作目。

もしもボックスで魔法の世界にしたら、宇宙から悪魔の侵略者が来てしまうというとんでもない話。

石になったのび太とドラえもんがすごく気味悪かった記憶がある。
でもこの謎をしっか
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.7

いい映画を久々に見るというのも凄くいい。
というわけで本作を再鑑賞、再レビュー。

ジョン・カーニーの作品はやはり音楽が素晴らしすぎる。
挿入歌全てに聞き入ってしまうほど。
街に出ての屋外レコーディン
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ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトル・スター・ウォーズ)(1985年製作の映画)

4.0

シリーズ6作目。
オープニングから当時の映画のオマージュが多く入っていて、映画好きにはたまらない。
C-3PO にR2-D2も出演しちゃってるところからも、スターウォーズへのリスペクトが感じられる。
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ドラえもん のび太と鉄人兵団(1986年製作の映画)

4.1

大長編ドラえもん第7作目。
これも劇場に観に行った記憶あり。多分初めての劇場鑑賞。

鏡の中の世界や、大昔の神々の話など、素晴らしく良くできている。

しずかとリルルのラストシーンに号泣し、さらにあの
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ドラえもん のび太と竜の騎士(1987年製作の映画)

3.8

セル画が付いたカラーの単行本を持っていて、幼少期に何度も何度も読み込んだ記憶あり。

「のび太の恐竜」よりも恐竜好きにはたまらない作品。
そして様々な謎が後半にどんどん明らかになっていくのも気持ちがい
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.4

マット・デイモンがまだ駆け出しの頃だからまだいいが、今このメンツをキャスティングしたら一体どうなってしまうんだというくらいの豪華キャスト陣。

やっぱりロビン・ウィリアムズが最高。
この人ほど「先生」
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ドラえもん のび太のパラレル西遊記(1988年製作の映画)

3.6

幼少の頃劇場で観た記憶あり。

やっぱりドラえもんは大山のぶ代さんでしょう。
「3人の危険が危ない!」は名言(笑)

他の大長編と比べると、少しホラー要素もあって、昔は結構怖かった気がする。

大人に
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P.S. アイラヴユー(2007年製作の映画)

4.0

ものすごく好き嫌いが分かれる作品なんだなあ…。

鑑賞は2回目だったが、ストーリーはよくできていて、グッとくる場面も多い。
「セイフ ヘイブン」とか「ある天文学者の恋文」に近いのかな。

ただ…脇役も
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ミニミニ大作戦(2003年製作の映画)

4.3

皆さん仰るとおり、完全に邦題で損してる(笑)

マーク・ウォルバーグにエドワード・ノートン、シャリーズ・セロンなどキャストは超豪華だし、「オーシャンズ」シリーズを思わせるワクワクするクライムアクション
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ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.8

エドガー・ライト監督、サイモン・ペッグ主演という「ホット・ファズ」のコンビによる『ロマンティックコメディ with ゾンビ』映画。
相棒にニック・フロスト、ビル・ナイやマーティン・フリーマンがチョイ役
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真実の行方(1996年製作の映画)

4.7

面白かった〜!

大好きな法廷サスペンスにまさかのドンデン返し。
ストーリーもわかりやすくて、130分があっという間。

そして何より、主役のリチャード・ギアを完全に食ったエドワード・ノートンが凄い。
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ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

4.7

ジェイク・ギレンホールにハズレなし。

タイムループというSFにサスペンス要素が加わり、最後は感動できるヒューマンドラマにもっていくあたりが非常に素晴らしかった。
果たしてハッピーエンドかという賛否は
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シャイニング(1980年製作の映画)

3.9

キューブリックの名作ホラー。
いろいろなところでオマージュを見るが、ようやく元ネタを見ることができた。

多少の古さもあり、内容はツッコミどころも多いが、なんといってもジャック・ニコルソンの狂気に満ち
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グラディエーター(2000年製作の映画)

4.4

アカデミー作品賞や主演男優賞など、この年では最も輝いていた作品だろう。
一度見た気がしたが、大昔の話であることや、2時間半という長さから少し敬遠していた。

世界史は全然詳しくないのだが、色々な人のレ
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007 スペクター(2015年製作の映画)

4.3

スカイフォールを上回り、個人的には最も面白かった。

148分という長さで、見る前は不安でしかなかったが、長さを感じさせることなく初めて最後まで楽しめた。

そして何よりボンドガールが素晴らしかった気
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アス(2019年製作の映画)

4.5

映画の80%は訳も分からない恐怖…。
得体の知れない恐怖が実は最も恐ろしい。

全てはラスト10分のための布石。
それがわかった時には放心状態に陥る。

同監督の「ゲットアウト」と対比されることが多い
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大好きだから(2017年製作の映画)

4.3

最近観た「ハローゴースト」と被るなあって思ってたけど、チャ・テヒョンがどちらも主演ということで納得。

やっぱり韓国の作り方は非常に上手い。
最後に回収できる伏線をわからないように張るところなど、大き
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地上の星たち(2007年製作の映画)

4.8

いや〜、素晴らしかった!
これは親や教師など子供に関わる人には絶対に見てほしい、いや見るべき作品である。

インド映画に、そしてアーミル・カーンにハズレなし。
「きっとうまくいく」よりも前の作品という
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バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

4.6

これは連続で鑑賞すべき。
「ロード・オブ・ザ・リング」以上のセット感なので、2本でひとつの話と考えた方がいい。

前作以上の大作で、2時間半を超える長さだが、全く長さを感じずに連続5時間でもあっという
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

4.5

今作は次作につなげるための序章に過ぎない…。
それでも圧倒的な壮大さとわかりやすくも一瞬も目の離せないストーリーで、さすがはインドと思わせる内容である。

現在と回想部分で、親子を同じ俳優が演じている
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キック・アス ジャスティス・フォーエバー(2013年製作の映画)

3.7

1作目が面白いと続編を見るのは期待と不安で少しドキドキする。
結果…マシュー・ヴォーン監督の第1作目に比べるとだいぶ質が下がっちゃったなあ…。

最初の2人が訓練しているあたりやキックアスがどんどんた
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007 スカイフォール(2012年製作の映画)

4.1

ダニエル・クレイグシリーズでは1番楽しめた。
トルコに上海、マカオにスコットランドと、世界中を移動する感じが良かった上に、日本の軍艦島も登場しテンションが上がった。

そしてボンドだけでなくMの過去に
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

3.5

2019年のアカデミー賞外国語作品賞で、あの名作「存在のない子供たち」と争い、みごとに受賞した作品ということで期待大の鑑賞。

結果は…苦手な部類でした。

カメラワークは素晴らしいし、どの場面も映像
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.5

ツッコミどころ満載なタイトルではあるが、非常に面白かった!

さすが韓国、見せ方が本当にうまい。

正体不明の未知のウィルス(出所もいっさい触れない)によって凶暴なゾンビに変身する人間たち。
しかし今
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007/慰めの報酬(2008年製作の映画)

3.8

「カジノロワイヤル」からの続編であることを知らずに、前作から少し時間をおいて見てしまったことを後悔…。

ボンドガールは2作でヴェスパーのエヴァ・グリーンであると考えると、やっぱり今作のオルガ・キュリ
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シックス・センス(1999年製作の映画)

4.5

M・ナイト・シャマラン監督作品では間違いなく最高傑作。

シックスセンス(第六感)の中では1番身に付けたくない能力だよなあ…。

内容に触れたら終わりなので、一切触れません。

アクションのイメージ強
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

3.5

若き日のスカーレット・ヨハンソンが出演する青春ドラマといったところかな。

思春期によくある甘酸っぱさがうまく表現されている。
好かれたい、かまってほしい、注目されたいという思いが溢れるのに、つまらな
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シュガー・ラッシュ:オンライン(2018年製作の映画)

4.3

いや〜笑ったなあ!

ストーリーとしては前作で終了で良かった気がする。
今作はディズニーファン(スター・ウォーズもマーベルも含む)のためのお祭り映画と言っていい。

そしてインターネットのシステムを可
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

4.2

ブラッドリー・クーパーの演技とレディ・ガガの歌唱力は誰もが知っているものだが、ブラッドリー・クーパーの歌唱力とレディ・ガガの演技には驚かされた。

序盤はすごく好み。
緑のグレッチをかき鳴らしながら2
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レッド・スパロー(2017年製作の映画)

4.1

女性スパイ映画といえば、ブラック・ウィドウやソルトなどアクション強めのイメージが強いが、今作はアクションはほとんどなく、頭脳戦がメインとなる。

それだけに見ている側も非常に頭を使い、登場人物の相関関
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ハロー!?ゴースト(2010年製作の映画)

4.7

タイトルやパッケージから、大好きな映画「愛が微笑む時」のリメイクかなと思って鑑賞。
途中まではなんとなく話が弱いなと思っていたら、まさかのエンディングに大号泣。

韓国映画にはものすごい破壊力があり、
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モンスターズ・ユニバーシティ(2013年製作の映画)

4.5

ピクサーの傑作「モンスターズインク」の前日譚。
マイクとサリーの出会いから、なぜモンスターズインクで働くことになったのかが描かれる。

非常に感動的な愛と友情の物語だった前作に対して、今作は人生におけ
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ネバーエンディング・ストーリー(1984年製作の映画)

3.7

「グーニーズ」と並んで幼少の頃大好きで何度も観た映画。
これを観てファルコンに乗りたいと思った人は多いはず。

30年ぶりくらいの鑑賞であったが、今見てしまうとどうしても映像のチャチさを感じてしまう。
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