キングボブさんの映画レビュー・感想・評価 - 26ページ目

500ページの夢の束(2017年製作の映画)

4.5

アマンダ・セイフライドかと思いきや、ダコタ・ファニングだったんだ…キャラがだいぶ被ってしまった。マイ・ボディガードのあの子がこんなに成長していたなんて…。

素直にいいお話だった。
とにかくウェンディ
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ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた(2018年製作の映画)

4.4

「はじまりのうた」に似た雰囲気の作品という多くの意見に納得。

ジョン・カーニーの作品と同様に、音楽が作り出されるシーンとライブのシーンが本当に素敵。
またしても音楽の素晴らしさに気づかされる作品だっ
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ガリーボーイ(2018年製作の映画)

4.7

2020年、初めてのインド映画。
本日からレンタル開始なので、期待大での早速鑑賞。

ボリウッドの幅の広さを感じさせる作品であった。
インドらしくない音楽。フリースタイルのラップというなんともクールな
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ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

3.8

「レクイエム・フォー・ドリーム」ほどではないが、ドラッグの怖さを味わえる作品。
ティモシー・シャラメとスティーブ・カレルの凄さは味わうことができたが、やはりドラッグものはキツい…。

薬物の過剰摂取に
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ヘイト・ユー・ギブ(2018年製作の映画)

4.6

「フルートベール駅で」などで、黒人差別による悲劇については多く語られてきた。
しかし、本作は単純な黒人VS白人というところにとどまらないところに、アメリカ社会の深い闇を感じることができた。

セカニが
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フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

4.3

もう30年も前の作品であるし、ツッコミどころをあげればたくさん出てきてしまうのだが、ファンタジー映画と割り切って考えれば全く問題なく楽しめる。

「ミッドナイト・イン・パリ」に似ているというレビューを
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.7

電話だけで展開されるワンシチュエーション映画ということで、下手したらどうにもハマらない作品になっていたかも…
しかも相性のよくないロッテントマト100%の最高評価…。

蓋を開けてみれば終始手に汗握る
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最初で最後のキス(2016年製作の映画)

4.6

「ウォール・フラワー」や「彼の見つめる先に」同様、男子2人に女子1人という3人組は青春ものに非常にハマる。
今作も最高に心地のよい青春映画であり、途中まではほぼ完璧な内容であった。
それぞれに闇をもち
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バイス(2018年製作の映画)

4.0

9,11はとにかく衝撃だった。
こんなことが現実に起こるなんてと…。
しかし今作はその時と同じくらい衝撃。

当時の事実上のトップはブッシュではなくチェイニーとラムズフェルドというのは有名な話であった
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.5

タイ映画2本目となるが、非常に面白かった。

ミッション・インポッシブルのようなドキドキ感がたまらない。
その緊張感を出すカメラワークや、それを引き立てるかのような美しい情景だったりと、最初から引き込
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アクアマン(2018年製作の映画)

4.4

やっと観れたのが、2020年記念すべき1本目。

とにかく映像美が凄まじい。
海底という舞台を、ここまで美しく表現し、迫力のアクションを生み出したジェームス・ワン監督に脱帽。

オーム役のパトリック・
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パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

4.8

2019年は多くのインド映画に感動させられた年でもあったので、今年の締めくくりとして本作を。

インドにハズレなし!
本当に素晴らしかった!
前半の主人公の落とし方は行きすぎかなと思ってしまったが、後
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判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)

4.8

ずっと観たかった本作を、この大晦日に観られてよかった。

同じくレバノン映画の「存在のない子供たち」と同じくらいによかった。
もともと法廷ものは好きなので、判決が出るまでのドキドキハラハラが非常に面白
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家族を想うとき(2019年製作の映画)

4.4

「わたしはダニエル・ブレイク」で、イギリスの社会保障問題に警鐘を鳴らしたケン・ローチ監督が、さらに深いところまで踏み込んだ作品。
観ていて辛いものしかなかったが、不思議と深く心に刺さった。

どんなに
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セッションズ(2012年製作の映画)

3.9

障害者の性の問題とセックスセラピストという仕事のお話。
日本においてもテレビで特集されたりと、注目されつつある内容ではあるが、非常に難しい話である。

それでもヘレン・ハントをはじめとするキャストたち
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テルアビブ・オン・ファイア(2018年製作の映画)

4.6

イスラエルとパレスチナの中東問題をコミカルに描いた作品。
国同士は緊迫状態にあっても、実は国民レベルでは仲良しであるなんてことはよくある話で、まさにそれを見事に表現したストーリーであった。

実際にこ
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サンタクロースになった少年(2007年製作の映画)

4.0

クリスマスの夜に相応しいと思い…

最近注目のフィンランド。そこはまさにサンタクロースの生誕の地。
世界の子どもたちに夢を与え続けるサンタクロースがどのようにうまれ、なぜプレゼントをくれるのかを見事に
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ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

3.3

JOKERでホアキン・フェニックスのすごさを知ったので、これまた演技の評価の高い今作品を。

その存在感と醸し出す雰囲気は圧巻。
ほとんど無言だし、表情も変わることがほとんどないのに、滲み出てくるもの
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サウンド・オブ・ミュージック(1964年製作の映画)

4.9

記念すべきFilmarks 600作品目。

言わずと知れたこの名作を劇場で見られるとは…。
午前十時の映画祭に感謝。

素晴らしかったの一言!
3時間近いストーリーも本当にあっという間で、笑いあり涙
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一分間タイムマシン(2014年製作の映画)

3.6

6分間で非常にうまく作られている。
前半は「アバウトタイム」の感じだが、それだけに終わらずこの短さでもしっかりと深みがあって素晴らしい。

「バックトゥーザ・フューチャー」「エンドゲーム」などタイムル
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

4.9

期待と不安をもっての劇場鑑賞。

開始10分で面白いと確信。見事な着地で自分の中でのシリーズ最高傑作となった。
様々な予想を自分の中でも考えていたが、その中でも最もいいストーリー展開だったと思う。
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ワイルドシングス(1998年製作の映画)

4.1

前半のドキドキする感じから、後半の畳み掛け…。
非常によくできたサスペンスである。

それにケビン・ベーコンにマット・ディロン、ビル・マーレイと実はキャストも豪華。
設定や雰囲気からなんとなく低評価に
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旅するジーンズと16歳の夏(2005年製作の映画)

4.5

10代の女子の友情物語ということで、不安もありながら観たが、予想を大きく上回って素晴らしかった。

タイトルとなっているジーンズはそこまで重要ではない気がするのだが、一人一人のエピソードがしっかりして
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.8

NETFLIX 作品が劇場で観られる…。ありがたい。

アベンジャーズとスターウォーズのファンとしては、やっぱりブラック・ウィドウとカイロ・レン。
そんな二人が離婚調停中の夫婦を演じる。

まずは二人
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マイライフ・アズ・ア・ドッグ(1985年製作の映画)

3.9

ものすごいラッセ・ハルストレム感が出ているなあと思っていたら、ほぼデビュー作に近いものであると判明。
この世界観で後の名作「サイダーハウスルール」や「ギルバート・グレイプ」「ショコラ」を生み出したこと
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

4.7

1と同等のクオリティ。
爆笑シーンも多く、最初から最後まで存分に楽しめる。

ただ、インフィニティサーガという視点からいくと、自分は1の方が若干上。
やはりサノスやロナンといった魅力的なヴィランに、イ
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.4

アベンジャーズファンとして、ホークアイとスカーレット・ウィッチの共演というだけでテンションが上がる。

-30度いう極限状態の環境での少女の死体…。
そんな設定だけで心の底から寒くなる。
ミステリーと
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ラスト・クリスマス(2019年製作の映画)

4.6

2019年。記念すべき目標の250本目。
ただのロマンチックラブコメディだとしたらもう少しポイントは低かったかな…。
イギリスだしクリスマスだしエマ・トンプソンだし、ラブアクチュアリーのような傑作を期
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彼の見つめる先に(2014年製作の映画)

4.7

なんて気持ちのいい青春映画なんだろう。
LGBTがあまり得意ではなく、今作は間違いなくLGBT映画なのだが、1つも不快なシーンもなく、愛に溢れた良作となっている。

恋愛が友情に、そして友情が恋愛に。
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オンネリとアンネリのおうち(2014年製作の映画)

4.0

北欧の独特な雰囲気と、美しすぎるカラフルな映像。それだけで幸せな気持ちになれる。
誰も傷つくことがない、おとぎ話のようなフィンランド産ファンタジー。

「出来事には理由がある」というのは、この作品のテ
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ヒトラーの忘れもの(2015年製作の映画)

4.7

心に重く響いた…。

フィクションではありながらも、きっとこのようなことはヨーロッパだけではなく世界中で起こっていることなのであろう…。

ナチスの大罪の尻拭いをさせられる、罪のないドイツの少年兵達。
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モンスター(2003年製作の映画)

4.2

まずはアイリーン役にシャリーズ・セロンをキャスティングした人物に拍手。
世界一セクシーな女優に選ばれた正統派美女を、どう考えたらこの役にできたのか頭の中を知りたい。
そしてその役を見事に演じ切ったシャ
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

4.7

前回観たのが2017年11月。つまりインフィニティ・ウォーの前。当時はアベンジャーズとの繋がりもよくわからないままであったが、エンドゲームを終えて改めてみると本当に面白い。

インフィニティ・ストーン
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人生に乾杯!(2007年製作の映画)

4.3

初めてのハンガリー映画。

あまりにも少ない年金…。そんな社会に対し立ち上がる老夫婦。

時々出てくるコメディ要素に笑いながらも、最後は大きな感動と最高のハッピーエンド。
派手ではないが、社会問題も考
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新しき世界(2013年製作の映画)

4.4

知り合いの韓国人が、「ベストオブ韓国映画」ということで勧めてくれた作品。

「ディパーテッド」や「フェイク」「インファナルアフェア」の韓国版というところであろう。
潜入捜査ものということで、序盤は人物
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40歳の童貞男(2005年製作の映画)

4.1

40歳の記念に(笑)

テーマがテーマだけに、お下品な下ネタのオンパレードであるが、これは純粋な愛と友情の物語である。
ちょっと長かったかな…。
この内容なら90分くらいにまとめた方が締まった気がする
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