キングボブさんの映画レビュー・感想・評価 - 23ページ目

ピッチ・パーフェクト ラストステージ(2017年製作の映画)

3.9

シリーズ完結篇。

前作に引き続きRiff offが始まった時は非常にワクワク。
しかも今回はバンドもありということで音楽的にも好みであった。

エンディングは流石にシリーズの完結ということで非常にう
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シュガー・ラッシュ(2012年製作の映画)

4.3

オモチャではなく、ゲームでのトイストーリーといったところだろうか。

これはヴァネロペと出会ってからのラルフの成長の物語。
悪役はあくまで役であって「悪」ではないということ。
わかっていても人間(?)
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クルーレス(1995年製作の映画)

4.3

キラキラのガールズムービー。
これはアリシア・シルバーストーンを見るための映画かな。
そういう意味では「キューティ・ブロンド」に似てる気がするが、内容がもう少し薄い。

まだ若かりし頃のポール・ラッド
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二十日鼠と人間(1992年製作の映画)

4.5

高校時代…文化祭の劇でこの話を上演しているクラスがあったことに途中で気づいた。
高校生が演じたストーリーでもグッとくるところがあるのだから、元ネタの映画であればそりゃあ泣くでしょう。

ジョン・マルコ
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ストレイト・アウタ・コンプトン(2015年製作の映画)

4.4

ヒップホップを全く知らない自分でも楽しめたのだから、N.W.Aを知っている人なら最高に楽しめる作品なのだろう。

正直最初はゴチャゴチャしてるし、流れている音楽は似たようなものばかりでついていくのに必
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リアル・スティール(2011年製作の映画)

4.7

面白かった!
ディズニー映画ではないけど、日本での配給がディズニーだったからディズニーDXで観れることに。感謝。

ヒュー・ジャックマン主演で制作にロバート・ゼメキスとスピルバーグが関わっていれば、面
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96時間 リベンジ(2012年製作の映画)

4.0

1作目を96時間にしちゃったから、2作目も関係ないのにこの邦題…。

リベンジということで前作の内容を引き継ぎつつの今作なのでスッと入り込めた。
前作ではほとんど出番のなかったファムケ・ヤンセンが結構
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タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

4.5

クリス・ヘムズワース主演で、ルッソ兄弟が関わった超ド級アクション。

最初から最後まで続く半端ない緊張感の中、120分があっという間に過ぎる。
アクションとしては申し分のない出来。

ただ、誘拐された
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ビッグ(1988年製作の映画)

4.3

ペニー・マーシャルにゲイリー・ロスとなれば、ハートウォーミングなコメディになるだろう。

まあ今作は間違いなくトム・ハンクスの演技である。
まだ若かりし頃にも関わらず、素で演じてるように自然体。
社長
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2人のローマ教皇(2019年製作の映画)

4.1

Netflix加入第一弾。

無宗教の自分でさえもローマ教皇と聞いたら神々しいものと思うのだから、カトリック信者からしたら想像を絶する存在であることは間違いない。

この作品は前教皇と現教皇の話から浮
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

4.6

豪華2大スターの共演。
本当に味のある渋すぎる2人の演技はやっぱり素晴らしいが、それよりも金持ちだけど家族に恵まれないエドワードにジャック・ニコルソン、地味だけど温かい家族に恵まれたカーターにモーガン
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ファミリー・ゲーム/双子の天使(1998年製作の映画)

4.7

これがディズニー映画であるとは知らなかった。

ドイツの「ふたりのロッテ」のリメークであるが、今作は幼き頃のリンジー・ローハンが二役に。

ディズニーの誰も傷付かないハッピーエンド感と、ナンシー・マイ
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パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊(2017年製作の映画)

4.5

4作目がだいぶ残念だったため、5作目はもう観るつもりはなかったが、ディズニーDXにあったので鑑賞。
結果…1作目に次ぐ出来であった。

これまでのシリーズの内容を全て回収する感じは非常に気持ちよく、笑
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ホーム・アローン2(1992年製作の映画)

4.0

1と変わらない面白さ。
舞台が家ではなく大都会ニューヨークになりスケールは大きくなったが、まあ二番煎じということで。

当時プラザホテルのオーナーだった若き日のトランプ大統領が出演していたり、今はなき
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グリーンマイル(1999年製作の映画)

4.7

スティーブン・キング原作、フランク・ダラボン監督という「ショーシャンクの空に」のコンビによる感動大作。

初見は劇場にて。
話の重さとリアルな死刑描写にズーンとなってしまった気がする。
しかしこれはも
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ホワイトハウス・ダウン(2013年製作の映画)

4.3

ローランド・エメリッヒ監督の作品としては、「インデペンデンス・デイ」「デイ・アフター・トゥモロー」に次いで面白かったかな。

アクションも素晴らしくストーリーも非常に面白い。
アメリカ至上主義的なとこ
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フィフティ・シェイズ・フリード(2018年製作の映画)

3.4

なんだかんだで観ちゃったなあ…。
三作目にしてようやく面白さを感じた。

過去二作とは一気に雰囲気が変わり、特に後半はサスペンスやアクションの要素も加わってなかなかの見応えだった。

ただこのシリーズ
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96時間(2008年製作の映画)

4.2

リーアム・ニーソンが娘を助けるために、元CIAの能力を最大限に活用する本格アクション。

「イコライザー」のデンゼル・ワシントンの如く無敵感と、味方ではないと判断した時の容赦しない感じは見ていて本当に
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となりのトトロ(1988年製作の映画)

4.4

宮崎駿監督の代表作。

この作品を見てお化け屋敷のような家、秘密基地のような草むらなど憧れない人はいないと思う。
それほどにノスタルジーに溢れた映画である。

死の世界などの伝説も多く取り上げられ、確
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落下の王国(2006年製作の映画)

4.0

最初は正直わけがわからない…。
評価のわりには外れ作品かと思っていた。

しかし作り話と現実が少しづつリンクし始めた頃から一気に引き込まれ、いろいろタイトルの意味など繋がったときに大きな感動となる。
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17歳のカルテ(1999年製作の映画)

4.3

これは深いなあ…。
社会とうまく溶け込めずに、精神病棟に入院している十代の少女たち。

異常と正常のボーダーラインだったり、投げかけられるものが非常に重たい。
自殺とはいかないまでも、拒食症に過食症、
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世界の果てまでヒャッハー!(2015年製作の映画)

4.3

笑いの要素も感動的要素も前作の方がやや上だが、これもこれでだいぶ面白い。

ただやっぱり前作にしろ「ハングオーバー」にしろ、酔った勢い感が最高に笑えるが、今作はちょっと変わった設定。
おばあちゃんやナ
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ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

4.6

面白かったなあ…。

パッケージから騙されるとわかっていながらも結局騙された。
素晴らしいドンデン返しものであったと素直に思う。

途中はいわゆるクライムサスペンスのドキドキがあり、観ていて全く飽きる
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ウォルター少年と、夏の休日(2003年製作の映画)

4.9

このキャスト陣で面白くないわけがないと思っていたが、近くのレンタルショップになかったのでなかなか見れず…。
ちょっと遠くの店で見つけたのでようやく念願の鑑賞。

最高だった!
言うまでもなく、ロバート
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コーラス(2004年製作の映画)

4.5

不良たちが集まる寄宿学校に赴任してきた教師。
夢中になれるもの(本作では合唱)を通じて改心していくという非常にありがちな話。

「天使にラブソングを」や「フリーダム・ライターズ」などでも語られてきたテ
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恋愛適齢期(2003年製作の映画)

4.3

邦題の「恋愛適齢期」とは何を表しているかな…。
恋愛に歳は関係ないということ…?

ナンシー・マイヤーズの作品は本当に元気がもらえる。

中年から老年にかけての恋愛ということだが、ジャック・ニコルソン
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

4.2

アルベールヴィルとリレハンメルで2人の名前が話題になっていたのは中学生くらいだったかな…。

当時はニュースでもよくやっていて、完全にハーディングの自業自得だというふうに報道されていた気がする。

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ニーゼと光のアトリエ(2015年製作の映画)

4.5

精神にも自然治癒力がある…
非常に心に残った言葉だった。

暴力的治療によりゴミのように扱われてきた精神病患者を、芸術という療法で治療を続けた女医ニーゼ。

保守的な考えの医者から煙たがられながらも、
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塔の上のラプンツェル(2010年製作の映画)

4.7

ディズニープリンセス映画の最高傑作。

日本におけるそこまでの知名度にならなかったのは、2011年3月公開ということも影響したのだろうか…。

こんなにプリンセスが魅力的で映像が美しく、愛と夢に溢れた
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フッド:ザ・ビギニング(2018年製作の映画)

4.3

ケヴィン・コスナーにラッセル・クロウという大物がこれまで演じてきた「ロビン・フッド」だが、タロン・エガートンも決して負けてない。

史実ははっきりしていないのでどれくらい忠実なのかはわからないが、オリ
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BECK(2010年製作の映画)

4.3

原作コミックはもう何度読んだか分からないくらいのファン。

あまり評価が高くないので不安もありながらの鑑賞だったが、いい意味で堤監督らしい仕上がりであった。

20世紀少年と同じようにキャスティングが
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ロード・オブ・ドッグタウン(2005年製作の映画)

4.4

スケボーの話ということで、あまり期待もせずに見たが、この評価通りに素晴らしい作品だった。
序盤はみんな髪型が似てるし、サーフィンやスケボーでわちゃわちゃした感じがなかなかついていけなかったが、後半にな
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セックスで繋がる3つの世界/ZOOM ズーム(2015年製作の映画)

3.4

非常に斬新なアイディアには好感がもてる。
パラレルワールドというのか、執筆の三角関係というべきか…。
これまでに味わったことのない新感覚のストーリーである。

それぞれの話は正直あまり面白くないし、3
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神様の思し召し(2015年製作の映画)

4.3

コロナで大打撃を受けているイタリア…。
本当に神の力で救ってもらいたい。

「これが私の人生設計」でも思ったが、イタリアのコメディはテンポが良く、笑いどころもしっかりしているので全く飽きさせない。
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スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ(2008年製作の映画)

4.3

記念すべきフィルマークス700本目。

最近見ているドラマシリーズ「マンダロリアン」の第二シリーズで出演が話題になっているアソーカ・タノ。

スターウォーズ本編には出てきていないので、気になってついに
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ヒドゥン・フェイス(2011年製作の映画)

4.8

この作品は凄い!
スペインのサスペンスは「インビジブル・ゲスト」や「ロストボディ」のように非常にハラハラドキドキ良質なものが多いが、それらと同等、個人的にはそれ以上の出来だと思う。

サスペンス要素は
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