Kさんの映画レビュー・感想・評価 - 77ページ目

プリデスティネーション(2014年製作の映画)

3.5

いざ観るとあらすじから想像していた内容と違って驚いた。途中で仕掛けに気づいてもちゃんと最後まで魅せてくれる。サラ・スヌークのバーでの表情が印象的。生い立ちの説明は唐突かつ長く感じたけれど、あとで全て活>>続きを読む

ガタカ(1997年製作の映画)

4.8

泳ぐ二人を上から撮る構図が好き。レトロさを持ち合わせた近未来的な映像美。「風にさらわれた」。派手さはない。伝わってくるメッセージが静かに大きく胸を打つ。タイトルはDNAの基本塩基の頭文字で構成。G…グ>>続きを読む

ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

3.7

セミッシラ。アマゾン族。アクロバティックな戦闘スタイルの格好良さ。剣と盾とロープ、そして鎧。ここぞの音楽が印象的。戦いの神アレス。戦場。敵軍には容赦なし。ここで命を平等に扱ってくれれば、より好感が持て>>続きを読む

ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)

4.8

レオナルドディカプリオの演技力に最も引き込まれた一本。特に涙の流し方。ロミオとジュリエットの顛末を現代に置き換えて描く。本来の設定はモンタギュー家(皇帝派)とキャピュレット家(教皇派)。マフィア抗争の>>続きを読む

レナードの朝(1990年製作の映画)

4.6

ボール、ペン。床の模様。それぞれの音楽。カードゲーム。1000mg。Leonard。扇風機の風。鏡。歳月の流れ。街巡り。自由散歩の許可。ダンス。彼女を見送る姿に胸が締め付けられる。実験台。記録映像。目>>続きを読む

レミーのおいしいレストラン(2007年製作の映画)

3.5

序盤にあるイリュージョンのような調理シーンはわくわくした。どの映画もそうだけど特訓シーンはやはり楽しい。肉パンチ、家族愛、ラタトゥイユ。イーゴが料理を口にした瞬間が最も印象的。それぞれの勇気に感動した>>続きを読む

LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

4.0

人類最初の女ルーシー。青い結晶。CPH4。覚醒後のルーシーの据わった目。そうはならんやろという展開多め。次はどんな超人的能力を見せてくれるのかとワクワクする。コロコロ変わる眼球。通信網をカーテンのよう>>続きを読む

リトル・ランボーズ(2007年製作の映画)

4.2

軽快なオープニング。テレビ禁止。娯楽を知らない少年の初めて観た映画『ランボー』その衝撃。感化された少年の活き活きとした姿が良かった。アニメーションとの融合。腕時計。松ぼっくり。カチンコ。贈り物。母の意>>続きを読む

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

5.0

好きなシーン多数。父への披露と開封待ちが特に好き。秀逸なラストシーン。モデルはウェイン・スリープさん。

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

3.5

二人の花嫁美しかった。真白が語るコンビニの話。七海は知らず知らず導かれていく。「ランバラルの友達ですから」安室は本当に不思議な存在。宮沢賢治が好きと言っていた七海。“本当の幸い”を問う『銀河鉄道の夜』>>続きを読む

リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

3.4

コメディタッチの分かりやすい成功譚かと思っていたけれど違った。様々な問題を抱え、次から次へとトラブルに見舞われるフーヴァー一家。事態は深刻。でも悲壮感はない。車内の会話。説明なしで分かる人物描写。なん>>続きを読む

リリーのすべて(2015年製作の映画)

4.1

初の性別適合手術を受けた男性。登場人物が皆とても美しい。リリーが目覚めたことによってアイナーが消滅してゆく。妻ゲルダの愛情、懐の深さ。それゆえの切なさ、もどかしさ。のぞき部屋のシーンが印象的。だんだん>>続きを読む