kazさんの映画レビュー・感想・評価 - 36ページ目

ティエリー・トグルドーの憂鬱(2015年製作の映画)

3.3

何なん?このタイトルとか思ったんですが、実に憂鬱な映画でした…

主人公のティエリーは長年勤めた会社をリストラされてしまい、1年半以上失業中。
職安でのシーンで始まるんですけど、どこの国の役所もやっぱ
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みかんの丘(2013年製作の映画)

4.1

タイトルの優しくて、柔らかいイメージとは裏腹に痛烈なメッセージ性のある反戦映画でした!

アブハジアというちょっと聞きなれない地域の紛争をテーマとした映画。(まあ単に自分の勉強不足ですがσ(^_^;)
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エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に(2015年製作の映画)

4.4

今年一番観たかった映画と言っても過言ではなかった今作。(当時のまま再録)

『バッド・チューニング』では高校の夏休み前日の1日を切り取り、今作では大学が始まる前の3日間を切り取ったリチャード・リンクレ
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雪の轍(2014年製作の映画)

4.0

196分のパルムドール受賞作品…

という長尺映画なんですけど、以前から気になっていたのでGWの時間を利用して鑑賞してみました。(長かったσ(^_^;))(当時のまま再録)

舞台は世界遺産にもなって
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セブンティーン・アゲイン(2009年製作の映画)

3.9

身体は17歳、心は37歳…?!

失意のおっさんが、ひょんな事から17歳の姿に戻って人生をやり直す話。

個人的に大好きなタイムリープものと思いきや、時間軸はそのまま(現在のまま)で、身体だけが17歳
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ユーロトリップ(2004年製作の映画)

3.5

アメリカの冴えない男子学生が、ドイツ人のメル友女子に会いに行くため、仲間たちとヨーロッパ各地を巡るドタバタ青春ロードムービー!!

ヨーロッパ各地の見所は、
・イギリスのフーリガン
・フランスのロボッ
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.7

結構ビビリなんで、普段なかなかこういう怖そうな映画は観ないんですけど、でも最近は徐々にチャレンジしております。(怖いもの見たさでf^_^;)

今作は飛行機内で鑑賞しました。ああいう大勢がいる場所では
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セトウツミ(2016年製作の映画)

3.5

関西人なら街中や電車の中などで、男子学生たちがワイワイ言い合いながら何でやねん!みたいな光景をよく目にすると思いますが、コッソリ盗み聞きしてみると割と大した事言ってません。(笑)

ボケてツッコミ、突
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.6

基本的に洋画は字幕派です。
何か日本語吹替だと魅力半減ぐらいしちゃいます…なので地上波の映画もあまり観ません。(そもそもいちいちCMが入るのが苦手f^_^;)
邦画も最近は出来れば字幕入りで鑑賞してま
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ウェディング・フィーバー ゲスな男女のハワイ旅行(2016年製作の映画)

3.5

(当時の思い出話)

私事ですが、結婚式に出席するため本日からハワイへと旅立ちます!
この日のために残業&休日出勤しまくったので、便乗してバカンスを満喫してきたいと思います!(笑)

と言う訳で、ハワ
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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

4.5

前作ありきの続編…
前作を観ていないと全く意味をなさない今作。当たり前ですけど。
しかし前作に思い入れがあれば、最高の一作であることは間違いないです!

あれから20年後…
同じキャストが再集結しただ
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PK(2014年製作の映画)

4.1

地球に降り立った宇宙人(後にPKと呼ばれる)、無駄にマッチョなw全裸姿、大事な部分をラジカセで上手く隠す姿は、まさにアキラ100%!(笑)いきなり吹き出してしまいました。

そしてTV局で働くジャグー
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怒り(2016年製作の映画)

4.0

逃亡中の殺人犯の特徴によく似た3人の男。そして彼らに関わった人たちが織りなす3つのストーリー。

3人の男を演じた松山ケンイチ、綾野剛、森山未來が、いわゆる爬虫類顔?の雰囲気イケメンと言うキャスティン
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グッバイ、サマー(2015年製作の映画)

4.4

フランス版『スタンド・バイ・ミー』っていう謳い文句に、最初から懐疑的だったんですけど、そのフレーズを度外視しても堪んない映画でした…!

自分的に、どストライクの青春映画であり、ロードムービーでもあり
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孤独のススメ(2013年製作の映画)

3.1

思ってたんと180度ぐらい違った映画…

全然孤独ちゃうやん…
正直もっと孤独が観たかったんですよ。
いや、孤独は嫌ですけどね。
1人で居るのは嫌いじゃない。むしろ好きです。
まあ1人で居るのと孤独な
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南極料理人(2009年製作の映画)

3.7

以前鑑賞してどハマりした『横道世之介』と同じ監督作品という事で観てみたんですが、今作も独特の空気感で良かったです!

南極のドームふじ観測拠点で任務にあたる個性的な8人の男たちの日常を描いた作品なんで
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アメリカン・ピーチパイ(2006年製作の映画)

3.5

以前、近所のTUTAYAにアメパイを借りに行った時に隣に並んでいて、ヘェ〜こんな番外編も出てるんやと騙されかけた映画。(笑)完全にジャケとか確信犯っしょ?!

でも何故か気になっていて鑑賞してみたんで
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.4

前評判通り、キアヌ・リーブス久々のハマリ役!
アクション好きは一見の価値アリと言うか、決して観て損はない作品ですね。

正確な射撃はもちろんなんですけど、個人的には肉弾戦になった時のサブミッション的な
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人のセックスを笑うな(2007年製作の映画)

3.3

エロいのを期待してなかったと言えば嘘になりますけどw、でも全然そんなやらしい映画じゃなかったです。(もちろんそういうシーンはありますけど)

松山ケンイチ、蒼井優、忍成修吾の3人が演じる微妙な三角関係
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白鯨との闘い(2015年製作の映画)

3.2

まさにタイトル通り、捕鯨船に乗り組んだ海の男たちと、巨大な白いマッコウクジラとの闘いを描いた映画ではあるんですが…

どちらかと言うと、白鯨との闘いの後がメインの話でしたね。

個人的には漂流ものが大
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クラークス(1994年製作の映画)

3.5

主人公は22歳のコンビニ店員ダンテ。
休日の朝、店長から店を開けるよう頼まれ、災難続きの1日が始まる…

基本的には主にコンビニを舞台にしたワンシチュエーションの会話劇。しかしコレがめちゃめちゃ面白か
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.1

おそらくfilmarksを始めて最初の3本ぐらいにClip!していた作品。
いつまで経っても近所のTUTAYAで旧作にならないのも人気のある証拠です。(当時のまま再録)

もうほとんどの方が観られてい
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エンパイア レコード(1995年製作の映画)

3.4

老舗のレコード店『エンパイアレコード』を舞台に繰り広げられる、ドタバタ音楽青春コメディ。まさにその一言に尽きる映画です。(笑)

買収問題や落ち目のミュージシャン、万引きに恋愛に友情に、みたいな色々な
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チリ33人 希望の軌跡(2015年製作の映画)

3.3

2010年にチリで発生した鉱山の落盤事故。33名の作業員が中に閉じ込められるが、69日後に無事救出されたという実際に起こった事故を題材にした映画。

当時ニュースでも頻繁に取り上げられていたので、ご存
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オン・ザ・ロード(2012年製作の映画)

3.4

あまりにも退屈すぎる映画。(良い意味で。笑)

1940年代〜50年代あたりのアメリカを舞台に、青年作家サルと奔放な青年ディーンを中心に、各地を放浪する路上の生活を描いた破滅的ロードムービー。(時に文
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神は死んだのか(2014年製作の映画)

3.5

タイトルのインパクト…!
そしてfilmarksの平均スコア2.7という低評価…(笑)

しかしちょっと興味を惹かれるテーマで以前から気になっていたので、自分の目で確かめてやろうと思い鑑賞しました。
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コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

3.6

ガイ・リッチー監督のスパイ・アクション映画。

1960年代を舞台に、その雰囲気を残しつつ、現代風にオシャレにアレンジ!って感じですかね。

長年敵対関係にあったアメリカとソ連の凄腕スパイが手を組んで
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きみはいい子(2014年製作の映画)

4.0

近年の邦画は非常に良い作品が多い印象なんですけど、今作も例に漏れず素晴らしい作品でした!

3つのストーリーが同時進行する群像劇。
テーマは幼児虐待、ネグレスト、いじめ、学級崩壊。

高良健吾演じる新
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ザ・トゥルー・コスト ファストファッション 真の代償(2015年製作の映画)

3.1

H&MやZARAに代表されるファストファッション。(日本で言うとユニクロとかかな?)
その生産の最底辺、影の部分にスポットを当てて、ファストファッションが支払ってきた真の代償を浮き彫りにするドキュメン
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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

3.8

グザヴィエ・ドラン監督作品5作目。

まず観始めて思ったのは、何か画面小っさくない?(笑)
ブラウン管時代の作品か?そんなことないか、などブツクサ言いながら観てたんですけど、いつの間にかそんな事忘れて
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ロード・トリップ(2000年製作の映画)

3.6

うっかり遠距離恋愛中の彼女に送ってしまったエッチなビデオを取り戻すため、車でNYからテキサスを目指す大学生4人組の珍道中を描いた、おバカな青春ロードムービー!

もうこの設定の時点で大好きなんですけど
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ドリームハウス(2011年製作の映画)

3.3

ダニエル・クレイグ演じる主人公は編集者の仕事を辞め、小説家となって第2の人生をスタートするため、妻と2人の娘と共に郊外の新居へ引っ越してくる。

しかし次々と不穏な出来事が起こり、その家で5年前一家惨
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横道世之介(2013年製作の映画)

5.0

アイツ今頃何してるかな〜?とか、アイツを知ってるだけで得した気分!とか思わせる存在…それが横道世之介。

彼の魅力を語るのは難しい。
基本的にはいたってフツー。
長崎の方言で話し、呑気で、ちょっと挙動
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メメント(2000年製作の映画)

4.0

クリストファー・ノーラン監督初期の名作!難解なイメージが付き纏っていて、ちょっと敬遠してたんですけど、観てるうちにそんな事忘れてしまうぐらい面白い作品でした!

主人公のレナードは 、妻を強姦された上
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ(1984年製作の映画)

3.8

舞台は1930年代のニューヨーク。禁酒法時代。(禁酒法について事前にちょっと頭に入れておいた方が良いかも)

ユダヤ人ゲットーで育ったヌードルスとマックス。この2人を軸に、ギャングとしてのし上がって行
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女の子のコト、男の子のコト(2006年製作の映画)

3.9

俺がアイツでアイツが俺で?的な、今風に言うと君の名は。的な、男女の体が入れ替わっちゃう話。(イギリス製)

でも君の名は。と違うのは2人は家がお隣さんの顔見知りで、その上正反対なタイプでいがみ合ってる
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