pikoさんの映画レビュー・感想・評価 - 36ページ目

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マイ・ライフ、マイ・ファミリー(2007年製作の映画)

3.7

リアリティを追求した映画だ。大きな出来事はほとんど起きない。ゆえに ローラ・リニーとフィリップ・シーモア・ホフマンという演技の上手い役者を起用したのだろう>>続きを読む

マーズ・アタック!(1996年製作の映画)

3.0

超豪華キャストで驚く。また宇宙人モノで偶像劇とは珍しく、場面展開が早くてノリやすい作品であった。人間がいくら歩み寄っても宇宙人とは分かり合えないのがおかしくて、結局ビームでやられるっていう繰り返し。宇>>続きを読む

トランスポーター(2002年製作の映画)

3.5

ストーリーは王道だが、主人公の職業がトランスポーターというのはよく出来た設定だと思う。最初のカーアクション等で主人公がいかなる人物かを観てる人に分からせる脚本が上手い。また突然の爆発やミサイルがアクセ>>続きを読む

特攻野郎Aチーム THE MOVIE(2010年製作の映画)

2.0

爽快アクション映画。脱走から話のギアがかかってくる感じが気持ちいい。チーム4人が4人狂人で、そこが面白い所でもあるが、同時に感情移入しにくい面でもあると思う。戦車のシーンとか、あの映画のテーマが流れる>>続きを読む

最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

3.0

いい話だ。時間も短く、ストレスなく観れる。ただただ良い話。あとジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンの相性が良いと思った。スタンド・バイ・ミーの監督が作ったらしく、人生、友人と冒険した方が良いとい>>続きを読む

コラテラル(2004年製作の映画)

3.3

ジェイミー・フォックスの巻き込まれ演技が秀逸。隙あらば逃げようとしたり、ちょっと面白い。話は単純明快で夜のシーンやタクシーでの会話、とにかくルックがカッコよくて、好き。

X-MEN:ファースト・ジェネレーション(2011年製作の映画)

3.9

前シリーズに比べるとだいぶ質が高くなっている。脚本に全く無駄がない。無駄がない故に片時も見逃せない。ミュータントを集めるシーンやトレーニングシーンは音楽が軽快で、テンポも良くて気持ちが良い。主軸はあく>>続きを読む

赤い航路(1992年製作の映画)

3.0

エクストリームなようで割と普通の恋愛を描いてる。方法が過激なだけで、優しくされて、ときめいて、やがて倦怠期が来て、最終的には仲直り。普通の恋愛物語だと思った。ヒッチコック的なカメラワークが多々ありポラ>>続きを読む

あなたを抱きしめる日まで(2013年製作の映画)

3.9

良い映画。「事実は小説よりも奇なり」に尽きるけども脚本が良い。映画の決定的なカタルシスがないものの、カタルシスや皆が納得のいく結末がないのが人生。重い話になりそうだが、スティーヴ・クーガンとジュディ・>>続きを読む

カウボーイ&エイリアン(2011年製作の映画)

1.9

西部劇にエイリアンが来たってだけで脚本もアクションも普通過ぎて退屈。なによりエイリアンがあまり怖くないのは致命的ではないかな。エイリアンと西部劇の組み合わせの妙みたいなのもなかったような。冒頭は結構引>>続きを読む

マリー・アントワネット(2006年製作の映画)

3.7

まず衣装や美術、細かい小道具にまで至るまで色彩豊かでお洒落。マリー・アントワネットをあくまで普通の少女として描いたのがソフィアの狙いなのか、私たちでも共感しやすい内容となっている。嫌いな人は無視するし>>続きを読む

ディボース・ショウ(2003年製作の映画)

3.0

コーエン兄弟の作品はいつも女性の方が一枚上手で賢い。いわゆるコーエン兄弟らしさが随所にあり、笑わせてくれる。ただ監督の他の作品と比較しちゃうとどうしても劣ってしまう。

キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー(2014年製作の映画)

4.4

マーベルが作った映画らしい映画という印象。全うなポリティカルサスペンス。マイケル・マンのHEATを思わせる市街地戦、力と力がぶつかり合う敵との一対一、ハラハラさせるエレベーターシーンと質の高いアクショ>>続きを読む

バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

3.6

デヴィッド・フィンチャー的なサスペンス映画かと思ったら、途中ある仕掛けが分かってから違う展開が待ってる。この設定は鉄板だ。そしてラストが凄く好き。違うエンディングもDVDで観れるけど、劇場公開版が断然>>続きを読む

X-メン(2000年製作の映画)

3.5

物語としては普通かなと、しかし、設定や特殊能力の説明がスマートで、すんなり入っていけた。シリーズ物の最初としては良く出来た作品。

めぐり逢えたら(1993年製作の映画)

2.5

ラジオを聴いて恋に落ちるのはまあフィクションとしていいかなと思うも、流石にあの婚約者は可哀想過ぎだし、デートをしていた女性も蔑ろにされていて、ノレない。

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

4.3

当時、経済が豊かで、日本語だけ話せればよかった日本と、英語だけ話せればいいアメリカだから成り立った映画なのかも。ストレスが募るディスコミュニケーションっぷり。日本が退屈だと思っていて、プライベートも思>>続きを読む

パブリック・エネミーズ(2009年製作の映画)

3.0

長いかなー。銃撃戦とかは見物なんだけど、犯人側にジョニーデップ以外にも個性的な人物がいればいいのに。警察側も別に驚くような手を打つ訳でもなく意外性に欠けてる。衣装や小道具は当時の時代感があり、お洒落で>>続きを読む

イースタン・プロミス(2007年製作の映画)

4.7

ヴィゴ・モーテンセンかっこ良すぎだ。サウナでの格闘は自分が観た格闘シーンの中でもベストかも。間延びなしのタイトな仕上がりもいい。

イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

3.8

ズーイーだけでも見る価値がある!!こんなに可愛いのアリなのか。ジム・キャリーも良かったよ。テンポ良いし、ストーリー簡単で、コメディとして優秀。

キャプテン・フィリップス(2013年製作の映画)

3.9

トムハンクスは家族思いの善良なアメリカ人役ばかりですね。危機に瀕しても愛する人のために奮闘するといったキャラクター演じ過ぎじゃないかな。この映画においては海賊の船長役の人がまあ良かった。やたらと煽る音>>続きを読む

アバウト・シュミット(2002年製作の映画)

3.9

孤独、老い、虚無、阻害、劣等感等を描かせると抜群に上手い監督だ。時に笑わせてくれるから辛気臭くなくて見やすいし、意地の悪そうな所も信頼に値する。ジャック・ニコルソンの不器用な感じ好きだな。今何歳なんだ>>続きを読む

ローラーガールズ・ダイアリー(2009年製作の映画)

4.5

ストーリーは王道でありながら各キャラクターのさばきが上手い。無駄なシーンが一つもない。単純にスポーツとしてのローラースケートがまあ楽しいし、エレン・ペイジの魅力を存分に味わえる。ドリュー・バリモアの次>>続きを読む

ローン・サバイバー(2013年製作の映画)

3.8

映画冒頭は普通の戦争映画かと思いましたが、戦闘が始まってからギアが入ります。痛さと絶望をこれでもかと体感させられる映画をみるのは久しぶりでした。戦争という生きるか死ぬかの場で正しい判断をする難しさ。そ>>続きを読む

アイアンマン3(2013年製作の映画)

3.8

2よりは面白い。1とは毛色が違って比べにくい。三部作の最後だから何でもあり感好きです。敵の動機がしょぼいとか、それ教えるかとか色々ツッコミ所あるけどご愛嬌。個人的には前作で違和感拭えなかったドン・チー>>続きを読む

ナッシュビル(1975年製作の映画)

3.5

登場人物が多くて主役が不在。変な人ばかりで感情移入しにくい。神の視点ではないが、遠くから人間世界をみているような感じであった。偶像劇だからといって、玉突き的に人間関係が構築される訳ではなく、とっつきに>>続きを読む

キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー(2011年製作の映画)

3.8

キャプテン・アメリカという名前、時代が第二次世界大戦ともあって、もしかして日本人には共感しにくい内容なのかと思ったら、全くそんなことはなく、戦う動機も友人を守るためであり、自分の中の信念で動いている主>>続きを読む

ダウト 〜あるカトリック学校で〜(2008年製作の映画)

4.0

人間の心の動きを堪能する作品となっている。フィリップ・シーモア・ホフマン演じる司祭とメリル・ストリープ演じる校長の価値観や信念のぶつかりあい。その間に若い純粋なシスター(エイミー・アダムス)が中立的な>>続きを読む

インクレディブル・ハルク(2008年製作の映画)

2.0

CGを駆使したアクションは見物かな。時間ないとはいえ、冒頭からいきなり長々説明シーンあるのはきつい。アイアンマンの後に鑑賞するとどうしても物足りない脚本と演出だった。

ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅(2013年製作の映画)

3.9

邦題にありがちのサブタイトル、要らないよな~。と思いつつも映画の内容は大変良かったです。特筆すべきは田舎の生々しい描写。話が合わない親戚。娯楽といえばお酒かカラオケ(しかもシンディー・ローパー)くらい>>続きを読む

おとなのけんか(2011年製作の映画)

4.0

これチャイナタウンを撮った人が監督した作品か。ゴーストライターも良かったし、ポランスキー現役バリバリだ。まず役者陣のハマりっぷり。ジョディ・フォスターの青筋立てたヒステリックぶりには笑うしかない。クリ>>続きを読む

ミラーズ・クロッシング(1990年製作の映画)

4.0

コーエン兄弟が撮った硬派なマフィア映画。冒頭のクレジットがこの映画を印象づけている。美しい映像と音楽、キャラが立った役者陣。脚本も複雑に見えてとても分かり易い。お馴染みのナンセンスなコメディ要素も良い>>続きを読む

リトル・ヴォイス(1998年製作の映画)

2.5

ジェーン・ホックスやマイケル・ケインをはじめ役者の演技は素晴らしいです。ただ物語のオチがあまりスッキリしない。コメディテイストで途中まで気持ち良く見れて、ラストを期待しちゃっただけに。

モネ・ゲーム(2012年製作の映画)

1.7

自分の趣味に合わなかったのか、面白くなかった。面白さが分からなかったというのが正解なのか。ストーリーも盛り上がらず、良いキャラクターもいなくて、退屈だった。良い所は、コリン・ファースの佇まいがキュート>>続きを読む

クレイジー・ハート(2009年製作の映画)

3.5

ジェフ・ブリッジスのダメな男役は鉄板。歳をとり売れなくなった姿が物悲しい。ダメダメだったけど、プライドを捨て、最終的には改心し、良いエンディングだったのでは。主演はもちろん相手役の女性の演技も光ってい>>続きを読む

マルコヴィッチの穴(1999年製作の映画)

3.6

穴の発想が素晴らしい 。皮肉なのは、人形を操る等、長けた能力を持っていたとしても、社会的地位がないと認められないという現実。あとは、スパイク・ジョーンズは孤独を扱うのが上手だし、珍しく地味なキャメロン>>続きを読む