KOKUさんの映画レビュー・感想・評価

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リズと青い鳥(2017年製作の映画)

3.5

水彩画のようなタッチで描かれる場面があるが、全体としてまさに水を描いたような作品で、水面で煌めく光のような、風が吹くだけでドラマチックに変化するような、淡くて静かな心象世界をスクリーンに映し出している>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

5.0

【Movie Monday🎬】
■レディ・プレイヤー1 ★★★★★
これはやばい。大興奮。上映中何度も「おもしれー!」と言いそうになり、完全にスタンディングオベーションレベルだった。

仮想現実世界「
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娼年(2018年製作の映画)

3.5

ほぼセックスの話。ひたすらエロい。
変態がもう、素晴らしい。
欲望にまつわる滑稽さと美しさ。
アートと思いきや、笑える。でもちょっと感動しそうになる。でも笑える。でもエロい。
謎の面白さがある映画。

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

4.0

エンターテイメント性がエグい。
ゲームの中に入ってしまう世界は既視感があるも、アバター選択、特技・弱点、ライフ制、ステージ設定などがことごとく面白さを増してくる。
レトロなRPGの体をなす、MORPG
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トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

2.0

いつもの通勤電車で不可思議な謎に巻き込まれる、軽快なサスペンス。
終点までの各駅で刻一刻変化する状況と、目に見えない敵の恐怖がジワジワ押し寄せてくる感覚に、固唾を飲んで見入ってしまう。
毎日乗っている
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クソ野郎と美しき世界(2018年製作の映画)

1.0

映画はどれだけ現実世界を描いていても、ここではないどこかにいる気持ちになるものだけど、この映画は少しも現実世界を描いていないのに、とても現実的だった。
脳の半分は残したままで、もう半分を連れていこうと
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ヴァレリアン 千の惑星の救世主(2017年製作の映画)

4.0

2740年の巨大な宇宙ステーションを舞台にした、ストレートなSFファタジー。
デヴィッド・ボウイ「スペイス・オディティ」に乗せて歴史が語られる冒頭部分が素晴らしく、その後の映像トリップにも心を奪われる
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.4

朝からスコッチを飲み葉巻を咥える、頑固な太っちょおじさんのチャーチル。
第二次世界大戦という難しい時代にヒトラーと対峙し、葛藤を経て、疎まれた存在から周囲の心を掴む存在になるまでの物語。
ラストシーン
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

2.4

ベトナム戦争に纏わる、アメリカ政府にとって不都合な事実が記された最高機密文書を巡り、報道の自由を懸けた戦いを描いた映画。
明確に姿は見えないニクソン大統領という巨大な存在を前に、人生すら賭ける記者たち
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ちはやふる ー結びー(2018年製作の映画)

4.5

良い映画とか悪い映画とかじゃなくて好き。ちはやふる好き。
素晴らしい映像や演出と一緒に、いくつもの話が綺麗に絡み合って劇的な結末を目指していく。細かなシーンが総出で話を劇的にしている。
無音で表情だけ
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去年の冬、きみと別れ(2018年製作の映画)

4.0

『22年目の告白〜私が殺人犯です〜』を想起してしまうような観客裏切り型のサスペンスだが、あちらはエンターテイメント性に優れていたのに対して、こちらは人間の黒い凶暴性を描ききっている。
文学的な話の組み
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.3

ディズニーピクサーは偉大。
死後の世界や祖先崇拝という難しいテーマを『音楽の力』で紐解いて、とてもポップな冒険劇に仕立て上げ、最後には観た人の心に家族愛や普遍的な優しさを残す見事な作品。
映像美もユー
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坂道のアポロン(2017年製作の映画)

3.8

初めのうちはむず痒い感じで、観ているのが恥ずかしいような気持ちになって、ざわざわと軽く鳥肌を立てていたのに、その鳥肌がそのまま圧倒されて興奮して痺れる方の意味に変わっていく映画。
60年代の青春感も良
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ダウンサイズ(2017年製作の映画)

2.9

人類を13cmに縮小すれば、様々な社会問題は解決し、少ない資産も莫大に。
面白設定を活かした面白映画と思って観ていると、肩透かしを食らう。
SFとユーモアに段々と人生観や哲学が混ざり込んで来て、最終的
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.9

現代の作品なのに、不朽の名作を観たような気分。
色々な感情、視点、状況、現象、思想、人間性を、緻密かつとても綺麗に編み込んで、細かな1つ1つのシーンを作っているような印象がある。
スクリーンのこちら側
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.0

2015年に起きたタリス銃乱射事件を完全再現したような映画。
記録となる映画としてこれ以上のものはあるのかな。
最後のシーンも凄まじかったけど、ごくごく普通のアメリカ人がヨーロッパ旅行している様子がと
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さよならの朝に約束の花をかざろう(2018年製作の映画)

4.4

「あの花」「ここさけ」脚本家さんの初監督作品。若くして外見の成長が止まり数百年生きる“別れの一族”の物語。
ファンタジーはファンタジーだから現実には起きないことが起こるし、感動はあっても現実に起きる感
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ダンガル きっと、つよくなる(2016年製作の映画)

4.2

実話ベースのスポ根インド映画。
初めのうちは、結構しょうもないストレートな古き良きスポ根かと思っていたのに、気付いたら最後の30分くらいずっと泣いてた。だいぶ最高にストレートな古き良きスポ根だった。
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犬猿(2017年製作の映画)

3.9

尋常じゃない不器用さでぶつかり合う人間達の話。
憎しみ、怒り、妬み、僻み、あらゆる負の感情の分厚い層の下にしっかりと愛情がある。
初め取っ付きにくかったのにどんどん4人の人間性に引き込まれる。もの凄く
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.1

こんなにストレートに、生きる力を突きつけてくる映画があるのか。
終始コンプをバシッとかけて音圧あげた音楽みたいに、天井付きっぱなしに中身の詰まった表現が105分間続く。
劇中のマイノリティに共感してし
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ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)

4.8

素晴らしい映画。素晴らしいとしか言いようがない。
孤児院で暮らす子供達を描いた、スイスのストップモーションアニメ。
66分の短いストーリーの中に、人生で大切なことが詰まってるんじゃないかと思えるほど。
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羊の木(2018年製作の映画)

3.9

薄っすらとした恐怖感の下で、ずっとなにかが蠢いているような感覚。特に何かが起きるわけでもないが、6人の元殺人犯と日本の田舎街特有の空気の重さによって、終始湿度が高く、じめじめした時間が流れる映画。>>続きを読む

今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

2.4

まるでEテレのアニメのような、幼稚園のお遊戯会のような世界観。
でもそこから少し掘り下げて、話を丁寧に編み直すことで、とても心が温まる作品になっている。

ファンタジーという大きなオブラートで包まれた
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ウイスキーと2人の花嫁(2016年製作の映画)

3.6

住民たちみんなウイスキーが大好きな、スコットランドの小さな島の物語。1941年に実際起こった貨物船座礁事件を基に作られた、スコットランドで昔から愛されている物語のリメイク。

愉快な島民たちが老いも若
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

2.8

「怒りは怒りを来す。」が1つのテーマ。
怒りの歯車のようなものがあって、1つが動き出すと別の歯車も動き出す。
でもこの映画で描かれているのは単純な負の連鎖ではない。歯車はもっと立体的で、ヘドロの中にあ
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デトロイト(2017年製作の映画)

3.4

人間の愚かさをこれでもかと見せつけられる映画。徹頭徹尾理不尽。取り敢えず今普通に生きて暮らしていることに有り難みを感じざるを得ない。50年前の事実が一瞬コントかと思えるくらいには平和ボケしてる。

君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

3.7

人や言葉がとても丁寧で、あざとさがなくなる。中盤からずっと泣けて、膵臓を食べたくなる。

きみの声をとどけたい(2017年製作の映画)

2.0

言霊という考え方は素敵だけど、ゴリ押しされると言霊教の布教アニメ。主人公のカルト信者っぷりが少し怖いけど、最後の歌唱シーンが素晴らしかった。

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.0

耳鳴りを抑えるために常にiPodで音楽を聴きながら、天才的なドライビングテクニックで強盗を助ける、逃し屋の主人公を描いたクライムサスペンス。常に音楽が鳴っている主人公の世界を疑似体験できる、BPM完全>>続きを読む

ジオストーム(2017年製作の映画)

3.3

これこそまさに教科書通りのアメリカン・ディザスター・ムービー。
地球の天候をコントロールする人工衛星システムが乗っ取られる事件をテーマに、近未来と現代の間の絶妙な時代設定、地球と宇宙を行き来する舞台設
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ダークタワー(2017年製作の映画)

3.7

宇宙の間にある「中間世界」で世界のバランスを保つダークタワー。その破壊を目論む黒衣の男に対決する、特別な輝きを持つ少年と、ガンスリンガー。

圧倒的な中2の世界観に胸が踊る。
スティーブン・キング宜し
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バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

4.4

141分間終始インスタ映え。どの瞬間を一時停止しても笑っちゃうほど絵になるはず。
観客をエンターテインするためなら手段を選ばない、衝撃的な展開、壮大な映像表現。ちょっと稚拙なCGすら味になる。
辻褄と
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

4.4

138分終始インスタ映え。エンターテイメント・ジャンキーが、映画という枠組みを最大限に利用し、観客の思考に破壊の限りを尽くしているような、とんでもない映画。

嘘を愛する女(2018年製作の映画)

2.0

5年付き合った彼が偽名であることを知った女性が彼の過去を探しに行く、実際の事件を基にした物語。
話は最終的にあるべき場所にストンと落ちる。登場人物の人間性も伝わってくる。なのに話の輪郭はぼやけて結論が
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5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生(2017年製作の映画)

3.4

95%の視力を失った男が五つ星ホテルで働く夢を叶える為に、目が見えないことを隠して奮闘する姿を描いた、実話を基にした物語。

5%の視界が実際に描写されることで実感させられ、想像しうる厳しさが当然のよ
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