KOKUさんの映画レビュー・感想・評価

KOKU

KOKU

★5 フェイバリットムービー!最高。
★4 素晴らしい映画。観て良かった。
★3 なるほど、こういう映画も良いですね。
★2 良さを理解するのって難しいね。
★1 観なければ良かったのに。

映画(247)
ドラマ(0)

ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

2.9

恐竜に襲われて九死に一生スペシャル。
3部作の2作目で、次作への繋ぎ感が強いが、恐竜達が今までの枠を飛び出して見せる画の、新しいビジュアルデザインが印象的。
人間の傲慢さが強く描かれていて笑えるレベル
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空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)

3.8

財閥系大企業と戦う中小企業の図式に、池井戸潤原作の魅力が詰め込まれている。がんじがらめで動けない物体が、引っかかりを壊しながら動き始めるカタルシス。
組織のあり方、社員とその家族の生活を守ること、正義
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.8

おもしれええええ!
かなりの評判の良さを上回る面白さ。
エグいインディーズ感に、何観せられてるかわからない初めの30分を我慢した後…
とにかく何も情報を入れずに、少しでも映画が好きな人は全員観てほしい
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わがチーム、墜落事故からの復活(2018年製作の映画)

4.0

2016年11月26日、ブラジル1部リーグに所属するサッカークラブ、シャペコエンセの選手や首脳陣を乗せた航空機が墜落し、搭乗者77人中71人が死亡した「ラミア航空2933便墜落事故」と、その後の復活を>>続きを読む

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

4.0

評判は良くないけど面白かった。

「スター・ウォーズ的」な要素が少なく、シンプルなアクション映画になっている部分が多いが、それがジェダイではない人間としての、ハン・ソロの愛に満ちた人間らしさを際立たせ
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オンリー・ザ・ブレイブ(2017年製作の映画)

4.0

森林を焼き尽くす山火事に立ち向かう消防士チーム、「グラニット・マウンテン・ホットショット」を描いた、実話を基にした物語。
ただの地域の消防団から精鋭部隊「ホットショット」を目指す姿、仕事に対する向き合
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.4

トリーチャー・コリンズ症候群の少年オギーの話。でも障がいをテーマにした感動ポルノでは収まらない。
苦悩を抱えながら太陽のように輝く1人の少年と、その周りで照らされるいくつもの惑星のような人々の物語。
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羊と鋼の森(2018年製作の映画)

2.7

ピアノ調律師の話。
1つ1つの小さな音が、とても大切に描かれている。
余白がとても大きいけれど、そこに書き込むための鉛筆が少し短いような感覚。
ピアノの音の中で深呼吸する映画。

友罪(2017年製作の映画)

3.3

重い。
129分間連続する、本当は129分間では終わらない罪の重さ。
「考えさせられる」では収まらない。
感情移入できない他人事のようでも、その他人事に押し潰されるためにあるような映画。

レディ・バード(2017年製作の映画)

4.3

2003年の18歳。世代ドンピシャ。
テロに誇大妄想に卒業、進学、ケータイ、恋愛、親との関係、見栄に嘘に不安、希望や野望、憧れ、田舎に都会、慣習、自我。そんないくつもが共存する18歳の日々を、そっくり
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.6

凄すぎる。
よく分からない巨大で柔らかくて重い何かをずどーんとぶつけられて身動きが取れなくなるような感じ。
どうしてこんな説明できない感覚を表現できるんだろう。
社会、人間関係、金、血縁、過去、命。で
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

3.3

デザインの勝利。
「ウェス・アンダーソン監督にとっての日本」がとても濃密に繊細に描かれていて、ストーリーよりも眼前で展開される世界、景色に釘付けになってしまう。
緻密なビジュアルに、カメラワーク、日本
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

4.5

最初から最後まで、色々な意味で胸を締め付けられた。
足を怪我した陸上部のエース橘あきら(小松菜奈)の一挙手一投足が、とてつもなく魅力的すぎて打ちのめされていると、気づいたら冴えないファミレス店長近藤正
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のみとり侍(2018年製作の映画)

1.0

エロすぎない。いい話すぎない。時代劇すぎない。微笑ましくない。ウルッとしない。心温まらない。笑えない。楽しくない。
何を描きたいのかと、どこがターゲットなのかをずっと考えてしまった

ピーターラビット(2018年製作の映画)

3.9

なんて英国的なブラックコメディ。
皮肉まみれに湖水地方でパーティ。
BPM速めに笑いが連続して、踊りたくなる音楽の数々。
もふもふうさぎの映像美も素晴らしい。
一瞬に感じる楽しい95分。

ボストン ストロング ダメな僕だから英雄になれた(2017年製作の映画)

3.4

ボストンマラソン爆弾テロ事件で両脚を失った男性の実話ベースの映画。
強いボストンの象徴として周りは英雄に仕立て上げようとするが、とてもそうはなれない主人公。その苦悩や葛藤という言葉では表現できないほど
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モリーズ・ゲーム(2017年製作の映画)

2.4

モーグルで将来を有望視されていたモリー・ブルームが、アンダーグラウンドなポーカークラブの経営者として成功する、波瀾万丈な半生を描いた実話ベースの映画。
他人の人生が崩壊するのをまじまじと眺め、捲し立て
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.0

「これが東映か」と慄く映画。
グロにエロに血に血に血。目を背けたくなる表現がそのまま映画のインパクトとして面白さに直結する。
煙草の煙で霞んだ昭和62年の世界観が目にしみる。
観客を裏切り続け、ヤクザ
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

3.8

女子選手として史上2人目にトリプルアクセルを成功させ、オリンピックの選考会でライバル選手を襲撃したスキャンダラスなフィギュアスケーター、トーニャ・ハーディングの自伝映画。

アメリカ貧困層の鬱屈した環
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さよなら、僕のマンハッタン(2017年製作の映画)

4.5

お洒落なマンハッタンの街並みにのせて交わされる絶妙な台詞を、2つ3つ聞いただけで途端に心を掴まれる。分かりやすいのにセンスが良くて深い言葉の数々。

言葉の深みに心酔しているうちに、気付けば動き出した
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.3

1982年の夏、北イタリアのどこかの風景や空気が、すっと心に沁み入る映画。
1つの言葉、1つの動きが微妙な心の動きを表して、「ひと夏」の出来事を静かに、かつとても綺麗に描写している。
最後のお父さんの
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リズと青い鳥(2018年製作の映画)

3.5

水彩画のようなタッチで描かれる場面があるが、全体としてまさに水を描いたような作品で、水面で煌めく光のような、風が吹くだけでドラマチックに変化するような、淡くて静かな心象世界をスクリーンに映し出している>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

5.0

これはやばい。大興奮。上映中何度も「おもしれー!」と言いそうになり、完全にスタンディングオベーションレベルだった。

仮想現実世界「オアシス」を舞台に、その創設者が隠したイースターエッグを探す冒険。3
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娼年(2018年製作の映画)

3.5

ほぼセックスの話。ひたすらエロい。
変態がもう、素晴らしい。
欲望にまつわる滑稽さと美しさ。
アートと思いきや、笑える。でもちょっと感動しそうになる。でも笑える。でもエロい。
謎の面白さがある映画。

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

4.0

エンターテイメント性がエグい。
ゲームの中に入ってしまう世界は既視感があるも、アバター選択、特技・弱点、ライフ制、ステージ設定などがことごとく面白さを増してくる。
レトロなRPGの体をなす、MORPG
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トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

2.0

いつもの通勤電車で不可思議な謎に巻き込まれる、軽快なサスペンス。
終点までの各駅で刻一刻変化する状況と、目に見えない敵の恐怖がジワジワ押し寄せてくる感覚に、固唾を飲んで見入ってしまう。
毎日乗っている
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クソ野郎と美しき世界(2018年製作の映画)

1.0

映画はどれだけ現実世界を描いていても、ここではないどこかにいる気持ちになるものだけど、この映画は少しも現実世界を描いていないのに、とても現実的だった。
脳の半分は残したままで、もう半分を連れていこうと
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ヴァレリアン 千の惑星の救世主(2017年製作の映画)

4.0

2740年の巨大な宇宙ステーションを舞台にした、ストレートなSFファタジー。
デヴィッド・ボウイ「スペイス・オディティ」に乗せて歴史が語られる冒頭部分が素晴らしく、その後の映像トリップにも心を奪われる
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.4

朝からスコッチを飲み葉巻を咥える、頑固な太っちょおじさんのチャーチル。
第二次世界大戦という難しい時代にヒトラーと対峙し、葛藤を経て、疎まれた存在から周囲の心を掴む存在になるまでの物語。
ラストシーン
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

2.4

ベトナム戦争に纏わる、アメリカ政府にとって不都合な事実が記された最高機密文書を巡り、報道の自由を懸けた戦いを描いた映画。
明確に姿は見えないニクソン大統領という巨大な存在を前に、人生すら賭ける記者たち
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ちはやふる ー結びー(2018年製作の映画)

4.5

良い映画とか悪い映画とかじゃなくて好き。ちはやふる好き。
素晴らしい映像や演出と一緒に、いくつもの話が綺麗に絡み合って劇的な結末を目指していく。細かなシーンが総出で話を劇的にしている。
無音で表情だけ
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去年の冬、きみと別れ(2018年製作の映画)

4.0

『22年目の告白〜私が殺人犯です〜』を想起してしまうような観客裏切り型のサスペンスだが、あちらはエンターテイメント性に優れていたのに対して、こちらは人間の黒い凶暴性を描ききっている。
文学的な話の組み
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.3

ディズニーピクサーは偉大。
死後の世界や祖先崇拝という難しいテーマを『音楽の力』で紐解いて、とてもポップな冒険劇に仕立て上げ、最後には観た人の心に家族愛や普遍的な優しさを残す見事な作品。
映像美もユー
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坂道のアポロン(2017年製作の映画)

3.8

初めのうちはむず痒い感じで、観ているのが恥ずかしいような気持ちになって、ざわざわと軽く鳥肌を立てていたのに、その鳥肌がそのまま圧倒されて興奮して痺れる方の意味に変わっていく映画。
60年代の青春感も良
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ダウンサイズ(2017年製作の映画)

2.9

人類を13cmに縮小すれば、様々な社会問題は解決し、少ない資産も莫大に。
面白設定を活かした面白映画と思って観ていると、肩透かしを食らう。
SFとユーモアに段々と人生観や哲学が混ざり込んで来て、最終的
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.9

現代の作品なのに、不朽の名作を観たような気分。
色々な感情、視点、状況、現象、思想、人間性を、緻密かつとても綺麗に編み込んで、細かな1つ1つのシーンを作っているような印象がある。
スクリーンのこちら側
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