コミ坊さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.3


おもんなかった。

過去の記憶を見させられているだけで、肝心の“今”がほとんどない。
“今”起こってることは、機械に繋がれて寝ている彼と新しい男と付き合ってる彼女と、不倫してた奴ら。
実際に“今”起
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ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)

3.7


あれよあれよのドタバタストーリー。
面白いんだけど、なにがという明確なことは言えないけど若干の物足りなさを感じた。
もっと見入っちゃう心構えはあったからかな。

話を全く噛み合わせる気のない会話は笑
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元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件(2020年製作の映画)

3.5


どこが脅威の落下G体験だったのかっていうくらい結構飛行してたぞ。

トムクルの旦那が飛行機に捕まったりとんでもないことしてたら常人じゃない!!って思うけど、一般人がやってるとなぜかおれにもできるそう
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帯広ガストロノミー 帯広市開拓140年 市制施行90年記念長編作品(2022年製作の映画)

3.4


前半評価の割に結構良い出だしじゃない?と思ったけどね。
まあまあ、ストーリーには目を瞑った上で人間の汚さのおかげで十勝の良さが引き立ってると思えば。ね。

瀧本美織さんって前々から知ってる女優さんだ
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.5


ここ最近で観たスパイ映画の中でダントツで面白かった。

アクションシーンがかなりスタイリッシュ。
教会でのワンカット風のシーンのメイキングをいつの日かにテレビだかなんだかで観た記憶があったのを思い出
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恋は光(2022年製作の映画)

3.3


高評価だったから観たかった作品。
なんとも面倒くさい映画でおれには合わなかった。キャラ設定も含めて。

恋とか感覚的でセンスみたいな正解のないものにずっと正解を求めてるのがずっと道草食ってる感覚で感
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モンタナの目撃者(2021年製作の映画)

3.6


想像以上にあっさり終わったな。
火事も物語も。

最後におまけのメイキングまで観たら山火事へのこだわりを感じることができてプラスに働いたものの今作において山火事がキーになるほどの出来事でもないのがど
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スミス都へ行く(1939年製作の映画)

3.7


わかりやすいストーリーで無駄がない。
むしろ起の部分がテキパキしすぎてる。
体感3分くらいでどこぞの一般人スミスが抜擢された。
内容はTBSの日曜劇場チックだけど、その先駆けといったところだろうか。
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Dr.コトー診療所(2022年製作の映画)

3.3


患者さんが観てたので不可抗力で観る羽目になった作品。
ドラマの方も観たことなかったけど、これまた患者さん宅で再放送やってるのをちょこちょこ観た程度。



これが日本の現状だなー。

島で暮らしたら
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もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

3.8


八者八様の四組四様の考え方、生き様を他人事の様に観れるのでおもしろい。
とは言え、自分だってしょうもない人間なので参考にするべき。

千葉雄大の役は自身が監督を務めた「あんた」と被り、悪気ない状態か
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21ジャンプストリート(2012年製作の映画)

3.8


絶対おもろくなることが確定してる潜入捜査。

管轄外?のコミュニティに専門外の分野でのぎこちなさが生み出す化学反応がおもしろい。

まだ高校生だから悪さの限度はまだ発展途上といった感じ。
大学編に期
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哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

3.6


案外怖さは薄かったと記憶してる。

不協和音の根源は絶対旦那が原因だと思ってたから、子供側だったことで予想とは不規則な展開を楽しめた。
まあ、根源と言ったら結局の教義は親だからどちらとも言いづらいか
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オーシャンズ11(2001年製作の映画)

3.6


こんなにもハラハラしなきゃいけない作品でハラハラもドキドキもしない作品は珍しいんじゃないだろうか。
なにもかもさらりさらりと進展していって心臓にはかなり優しい。

一番ハラハラしそうな場面を、まさか
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ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

3.9


良質な映画。

80歳で生まれて、若返っていく設定は容姿と頭脳どちらも当てはまるのかと思ってたから容姿だけやったね。
正直、生活様式自体は人にご飯を食べさせてもらって、ハイハイで移動してオムツするの
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.0


僕が金塊を探しに北海道に移住してきてからこの作品には出会ったんだけど、ゴールデンカムイのおかげで北海道(アイヌ)のことにもっと興味を持つきっかけになったのでこの作品には出会えてよかったなと思う。
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ヒート(1995年製作の映画)

4.0


かっけー男共の映画。

最初どっちがどっちのなに役なのかわからなくてキャストの名前見たら、まさかのアルパチおじとロバデニおじの共演だったので把握してからはちゃんと区別できた。
二人ともめちゃ若い。イ
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華麗なるリベンジ(2015年製作の映画)

3.7


まあ、おもろい。

カン・ドンウォンさんの役めっちゃ好きや。
もうカン・ドンウォンさんが好きと言ってもいいかもしれない。

刑務所でのスキルアップは確実にしといた方がいいわ。
シャバに出てからのスタ
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ピクセル(2015年製作の映画)

3.5


役者の関係性と、設定、過去の出来事を必要最低限で済ませることで、難なく一般人が星間戦争に参加できる状況を作ったのはお見事。
幼馴染がポンコツ大統領になって、以降もしっかり仲が続いてるっていう設定はお
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パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

4.0


新作の「枯れ葉」と似ている境遇の二人が全然上手に愛を育む訳ではないんだけど、そのぎこちなさがクセになる。

初期作品も現代作品も時代は変われど、男と女の描き方は全くかわらない。
こっちを観ると新作を
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枯れ葉(2023年製作の映画)

3.9


惹かれ、引かれ、轢かれる。

すれ違いの痕跡をタバコでマーキングするところがめちゃくちゃ好き。

この後に家で観た同じ監督の「パラダイスの夕暮れ」と重なる場面が多くてそっちに上書きされちゃった感はあ
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

5.0


最高。
役所広司映画。

目覚め、支度し、公衆便所の掃除をして、銭湯、飲み屋、読書、就寝。
休日は洗濯、フィルムの現像、古本屋、飲み屋。
ただただ繰り返される日常を切り取っただけなのに「PERFEC
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ナイト&デイ(2010年製作の映画)

3.9


なかなか見応えがあった。

T・客船のスパイ映画といえば「ミッション・インポッシブル」シリーズの二番煎じになりそうだけど、主演二人のキャラ設定をしっかりストーリーに織り込むことでアクションの他、楽し
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65/シックスティ・ファイブ(2023年製作の映画)

3.3


レビュー忘れ。
なんなら2023年のうちに観ていた。


6500万年前の地球×ハイテクアイテムという絶対ワクワクするような設定。
しかし、蓋を開けてみたら観たことすら忘れるくらいに薄い内容だった。
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ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)

4.2


おもろしかったけど、ジャケット写真が好みじゃないのがとても残念。
もっとシンプルなのが良かったので-0.2点。

自分が自分でいられる相手を見つけるまでの道筋がしっかり面白い。
自信つけてからの変貌
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.1


こりゃいいわ。

長いけど、それぞれのパートがしっかり描かれていて没入しやすい。
前半は常に不審感モリモリに進んでいく。
後半はまあ観てのお楽しみってやつだ。

男の悪いところ、女の悪いところ、メデ
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tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

3.6


むーんだったかなー。

仕事も恋も友情も大事だけど、自分の命が一番大事。
僕はいつ死んでもいいように毎日全力で生きてるから命は二の次だけどもさ。
みんなには命大事にしてもらいたい。

日曜のブランチ
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不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

3.8


癒しSF。

「時計じかけのオレンジ」とは違い、知らん言葉にも意味があったのでおふざけレビューが書けず残念。
クーの汎用性は高すぎるのでさすがにクーである。

(人種によって判断するのも良くないけど
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Gメン(2023年製作の映画)

3.6


レギュラーメンバーにEXITのりんたろー。さんを起用することで、そもそも高校生という年齢設定を早々に麻痺させ、その後に登場してくるキャラも違和感なく誰でも平気に起用できる手法は見事功を奏したと思われ
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ヒットマンズ・ボディガード(2017年製作の映画)

3.9


アホくさくていい。

車を乗り換えようとして爆発したシーン、危うく笑っちゃいそうだったけどキンケイドが笑ってたからにやけちゃったよ。

後ろで派手に何か起こってても、何も起こってないように振る舞うの
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雪山の絆(2023年製作の映画)

4.0


いやー、すごいな。
まさに奇跡。

南半球だから季節が反対なのはわかるけど、昼夜の気温差が30℃近くあってあんなに雪残ってるのに日中は薄着で過ごせる感じでアンデス山脈の気候ってどうなってんだ?って思
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ペット 檻の中の乙女(2016年製作の映画)

3.9


評価の割にはめちゃくちゃおもしろかった。


犯行動機がまじでしょうもないのに、実行までの一連のモチベーションへの熱量との高低差がまた御一興。
でもって、女側もこんなことで檻に監禁されたら不憫で寝れ
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ソニック・ザ・ムービー(2020年製作の映画)

3.8


大乱闘スマッシュブラザーズの僕の相棒。
強さがどうとかじゃないのよ。
僕はどんなゲームをする時も軽快さと俊敏性を重視する。
だからスピードのあるソニックはよく使ってた。(強くはない)

映画の尺がち
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.9


特に何か起こる訳でも無い、淡々と生きているようでずっとなにかを探し求めている。
それが夫への愛だったり、生きている意味だったり。

恐竜の前で写真を撮る。
明るい時に撮ればいいのに暗い時、その時やり
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クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

4.0


ぶっちゃけここだけの話、2、3年前までマジモンの元プロクーリエ戦士やってました。

盛大な見せ場がある訳ではないが、常に軽度の緊張感に包まれている状態で進んでいく。
その緊張感が解れてからはあっとい
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トガニ 幼き瞳の告発(2011年製作の映画)

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最悪の事件。
許されざる行為。
ホラー映画よりも怖い。

演技にしてもあの歳であんな経験をさせるのはさすがに酷すぎる。観てられない。胸糞悪すぎる。
実際の当事者の痛みはもっと計り知れない。
涙ながら
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.4


怖さはそこまでない。ラスト30分からが本番といったところか。
いつもはメロリン対象のちびっ子ガールにイラつく場面が多かった。
子供をAIに任せっきりにするのは教育上依存的リスクが大きすぎる。
とは言
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