koshijinさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.6

息子くん素敵。とにかく料理がしたくなる、食べたくなる映画。最近手料理してないなと思ったらぜひ。

ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)

4.0

"would it help?"
伏線というか時にユーモラスに時に残酷に紡がれる台詞がツボ。
戦争モノの商業映画はプロパガンダなので細かいことは置いといて、褒め言葉として期待を裏切らないスピルバーグ映
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きっと、星のせいじゃない。(2014年製作の映画)

4.2

small infinity...okay.
永遠の僕たちもそうだが、秋口の墓地公園のなんと清々しいことか。いい意味でティーンエイジャーらしさとらしくなさを丁寧に演じている主演2人。

ピンクとグレー(2016年製作の映画)

3.5

これは映画なのか、はたまた他人の人生を覗き見ているのか。登場人物の振れ幅が大きいので混乱する。朝の渋谷が印象的。メッセージに騙されないように注意したい。

シャイン(1996年製作の映画)

3.3

ラフマニノフ。モデルを存じていないので似てる似てないはともかく主演の仕草が癖になる。

世界でいちばん不運で幸せな私(2003年製作の映画)

3.9

ただの悪ふざけ。周りが傷付こうが迷惑被ろうが構わない。例えそれが家族や自分を愛する人であっても。誰も幸せにならない。自分自身でさえも。
そんなこと普通は出来ない。
心からの愛を除けば。
なんと美しく後
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.0

Drive it like you stole itやラストのアダムが唄うGO NOWの歌詞のストレートさ、そして兄貴の台詞とガッツポーズなどロック全開。もっと早く見ればよかった。あいみょんの「君はロ>>続きを読む

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.8

豪華な俳優陣を余すところなくかつスタイリッシュに活かし切るのがタランティーノ映画の真骨頂。"きっかり9分37秒後…"など、さらっと出てくるのが癖になる。朝から見ても爽やかになる稀有なアクション映画かと>>続きを読む

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.9

イギリスの若者が中心ということでトレインスポッティングさながらの瑞々しさがある一方で唯一無二の残虐性と映像美がこの映画をカリスマ足らしめていると思う。若かりし頃の過ちに対する不寛容な社会が見え隠れする>>続きを読む

未来のミライ(2018年製作の映画)

3.2

くんちゃんのくんちゃんによるくんちゃんのための物語。だから大した起承転結もなく、話の繋がりもイマイチ。(無理やり前ふりして話を繋げるみたいなのはアニメあるある?)何を見せられたんだって声はごもっともだ>>続きを読む

プラトーン(1986年製作の映画)

3.4

この映画については、面白いとか面白くないとか、リアリティがあるとか無いとかでは無くて、見て欲しいと思う。戦争映画にありがちな設定だからこそ、心に迫るものがある。

色即ぜねれいしょん(2008年製作の映画)

3.3

個人的には、自由の裏側にあるもう少し緊迫した要素が欲しかったが。男子高校生にあの臼田あさ美は反則すぎ。

007/ゴールドフィンガー(1964年製作の映画)

3.5

007はこれでいい。程よい緩さが最近のシリアスなボンドと違ってまた良き。当時の映像技術ゆえなのか分からないけど。ハット帽半端ない。

シンプル・シモン(2010年製作の映画)

4.0

全然シンプルじゃないシモンと登場人物たち。方程式通りにいかない世の中は生きづらいだろうな。けれどその偶然が人生に味付けするソースであることを学ぶ。兄弟の愛も素晴らしい。美男美女ばかり。

アビエイター(2004年製作の映画)

3.2

レオ様の怪演。映画の中で映画を映すという演出はなるほどと感心した。やや間延びした3時間。

007 ロシアより愛をこめて/007 危機一発(1963年製作の映画)

3.5

展開のテンポと華やかな演出の虜。007シリーズでイスタンブールってたまに登場しますね。

ポンヌフの恋人(1991年製作の映画)

4.0

狂おしいほど恋に落ちた2人に理屈などない。情景描写の素晴らしさは群を抜いており、火吹きや橋の上でのダンス、クラブ、水中、ラストの船の上など、以降の映画でオマージュされたであろうシーンばかりで驚かされる>>続きを読む

ハイ・ライズ(2015年製作の映画)

3.4

詩的でメランコリック。背景が全く明かされないままに進むので理解できない。ただただ右脳で観る映画かと。
まさにパーティー。

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

3.4

期待していた作品。何か一味違うと思わせるリアリティを台詞から感じる一方で、何だか話が飛び飛びで無理やり納得しながら進む脚本にもやもや。映画よりも連ドラのほうがこの作品の良さを引き出しそうだと感じた。>>続きを読む

ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)

3.6

もはや映画というよりドキュメンタリーのよう。サクセスストーリーというほど何かが起こるわけではなく、ただ少しずつ物事が好転していく気がする。(ただし、ロンドンに行ったあとのことはこの映画では分からないが>>続きを読む

世界から猫が消えたなら(2015年製作の映画)

3.7

久しく小説を読まなくなったが、久し振りに気持ちの良い小説を読んだような気持ち。一人になるとよく考える、果たして自分が生きてきたこれまでとは何だったのだろうと。主人公もきっとそんなことを思い、そのうち考>>続きを読む

シチズンフォー スノーデンの暴露(2014年製作の映画)

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スパイ映画さながらの緊張感。恐怖や愛する者への心配など人間性を出しつつ信念を貫く主人公。次々と想定外が発生する脚本。映画以上に映画らしいドキュメンタリー。

P.S. アイラヴユー(2007年製作の映画)

3.4

ストーリーが大味で好みでは無いが、どこか思い当たる節があるような無いような、とにかくラブロマンスかくあるべしな映画。

激戦 ハート・オブ・ファイト(2013年製作の映画)

4.0

程よく内側からアツくなるこのロッキー感。ファイターにとって大切なことは戦う理由を忘れないこと。刺さりました。

息もできない(2008年製作の映画)

4.3

ヤンイクチュンのための映画。まさに息が詰まる映画で見終わったあとしばらくはショックで立ち上がれない。

怒り(2016年製作の映画)

4.7

信じるから裏切られる。疑うから傷付けられる。
細かいツッコミどころが目立つくらい素晴らしい作品。
こんなに入り込んだ映画も久しい。
現代日本映画の頂点だと感じる。
これだけの役者・監督と坂本龍一と川村
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オーバー・フェンス(2016年製作の映画)

3.4

生きていくのって楽じゃない。狭い檻の中で不器用だけどそれをぶつけ合って生きていくのが人間。

戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

3.6

過酷な仕打ち(行)に対する抗議として花を喰う。上官に斬りかかる相手を抱きしめて頬にキスをする。戦時中の敵と捕虜の関係であることを除けば極めて普遍的な愛だ。
音楽とハラ軍曹が飛び抜けている。

ラッカは静かに虐殺されている(2017年製作の映画)

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2015年の国際報道自由賞を受賞したRBSSのメンバー。カメラマンから笑うように指示されるがその顔は強張ったまま。それはそうだろう、この時点で(そしてISIS制圧後の今でさえも)とても笑って喜べるよう>>続きを読む

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.0

正直さ、素直さ、謙虚さ、努力、継続、愛情、友情、無欲、前向き、、、数え上げればきりがないからいつか子どもに見て欲しい映画のひとつ。

ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

3.6

ラストで死にゆくエドワードに話す直前のウィルのあの僅かな間。あれがこの物語のクライマックスだと思う。
少年として生まれ、少年として生き、少年として死に、少年として語り継がれる。それもまた幸せのかたちか
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光州5・18(2007年製作の映画)

3.6

タクシー運転手の予習として。これがフィクションだとしたら何とつまらない話か。それ程までに現実離れし過ぎている。犠牲になられた方々のご冥福をお祈りします。

海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

3.9

何も起こらない、いや緩やかに悪くなっていくのが人生。それがなんだ。愛すべき人は身近にいる。
セリフ一つ一つが地味で印象深くて良い。

カルテル・ランド(2015年製作の映画)

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これ程まで、(フィクション)映画であって欲しいと願ったドキュメンタリーは無い。また、それ程までに"現実"離れした世界が広がっていた。
一体何をどうやってこの映像が出来上がったのか、監督の執念と勇気に嫉
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パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

4.0

差し迫った苛烈な現実が少女の想像を際立たせる。戦争映画だしトラウマ間違い無しだし決してハッピーエンドでは無いけど、いつか子どもに見せたい。

トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.8

青春、とは呼べないただのドラッグムービー。いや、青春だろう。この痛々しさが人々に愛される所以だと思う。