てっちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

てっちゃん

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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.6

期待しすぎたのか、慣れたのか定かではないけど、あらまと肩すかしをくらった。
最初に作品ジャケ見て、えっ!?となってまさかなと思いつつ、観てたら案の定の展開になって、いやいやジャケでネタバレしたらいかん
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遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

4.2

やってきましたよ、ジェイクギレンホールさん観たい欲。
ということで今回は若かりし頃の彼観たさで青春ヒューマンドラマ映画の傑作と名高いこちらを鑑賞。
炭鉱産業で成り立ってるものの、それも終焉を迎えつつあ
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ナイトメアは欲情する(2012年製作の映画)

3.4

邦題ひどいですねの一言につきる。
原題は「VANISHING WAVES(消える波)」であり、こういうの本当にやめて欲しい。
脳神経学者の男性が昏睡状態の女性の脳内と接続し脳内世界と交流するというもの
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トレマーズ(1990年製作の映画)

3.4

さてさてB級映画でも観ましょうかねとなったので、みんな大好きな謎の気持ち悪い巨大生物が人間様を襲っちゃうこちらを鑑賞。
うん、これこれ!っと身体揺らしながら鑑賞。わざとらしい演技、雑なモンスター、でも
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マーサ、あるいはマーシー・メイ(2011年製作の映画)

3.7

アベンジャーズのワンダ役でお馴染みのエリザベスオルセン姉さんが主演だけど、最後まで気づかない自分を鼻で笑ってしまった。言い訳だけど、彼女の表情なり雰囲気がころころ変わるってのがあったのでね。
そんなこ
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わたしに会うまでの1600キロ(2014年製作の映画)

3.8

監督であるジャンマルクバレ氏の雨の日は会えない、晴れた日は君を想うという作品が個人的にすごく響いたのと当時劇場で観逃していたこちらを鑑賞。
彼の作品らしく答えという答えはないし、観る者に委ねるスタイル
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キングスマン(2015年製作の映画)

3.8

いつか観たい観よう詐欺が続いていたこちらを鑑賞。
言うまでもなくコリンファースおじさまの色気は格別でいて気品あふれるまさに英国紳士でうっとりしていると、タロンエガートンさんの正装姿にうわっとなりこれが
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.5

初見で痺れて、これもう1回観ないとだなってことで即再鑑賞したほどの作品。
ミュージカル作品に馴染みがないこと、天邪鬼の片鱗がある性格ゆえに観てこなかったこちらを鑑賞。
結果、号泣するわ、鳥肌えげつない
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サンキュー・スモーキング(2006年製作の映画)

3.9

タイトルからすると煙もくもく映画かなと思ってけど全然違うし、これが実に面白い作品でした。
煙草業界が出資している煙草研究所(煙草が原因とされている病気は関連性がないと主張するような団体)に勤めていて、
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モンティ・パイソン/人生狂騒曲(1983年製作の映画)

3.7

テリーギリアムさんが名を連ねていたのでわくわくしながら鑑賞。
ギリアムさんはオープニングのショートムービーだけらしいのでがっかり。
お下品で汚いし癖が強いブラックコメディだけども社会風刺やらがばっちば
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

4.6

祝!300本目はスタンリーキューブリック大総督の作品と決めていたのもあり、超有名作だけど観たことなかったこちらを鑑賞。
これがSF映画ってもんよという余裕さえみえる貫禄、頭が混乱するけどスタイリッシュ
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ニューヨークの恋人(2001年製作の映画)

3.8

メグライアンさんとヒュージャックマンさんの共演!目の保養にぴったりの作品。
安心して観てられる、こうなって欲しいがちゃんとある、笑いもあるし、心あたたまる人間模様あり、やっぱりハッピーエンドがいいよね
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.5

変な映画を観たい欲も満たされたので、こういう系久しぶりに観ようってことでこちらを鑑賞。
やっぱりめちゃくちゃ面白いな。
よくこんなキャラ出てくるのに、それぞれに焦点が当たってまとめてしまってそれがとん
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快楽の漸進的横滑り(1974年製作の映画)

4.1

気分的によう分からん映画を観たい欲が溜まっていたので、タイトルが魅力的で気になっていたこちらを鑑賞。
初っ端から圧倒的な置いてきぼりを食らって、食らいつこうとしても何を自分は食らいつこうとしてたのか分
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レクイエム・フォー・ドリーム(2000年製作の映画)

3.8

主人公を始め4人の登場人物がドラッグ中毒に堕ちていき、という救いのない映画。
カメラワークや、画面の切り替わりに、ほほうとなりつつも、ドラッグに溺れていく様を丁寧にみせているので登場人物たちにのめりこ
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ブルーベルベット(1986年製作の映画)

3.9

きましたよ、デヴィッドリンチ将軍のこの作品。なぜかどきどきしながら鑑賞。
彼の作品は難解であるという先入観があったが、こちらは人間の内面を芸術的な映像とセンスでみせていくので、ついていける作品ではある
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マジカル・ガール(2014年製作の映画)

4.0

オープニングから伝わるこの感じ、これは自分好みのやつでしょう感。
そして見事に惚れましたとさ。
この作品にぐっときたのは、そのもやもや感。
もやもや感の正体は、謎を謎のままにしておいて想像力を掻き立て
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男性・女性(1966年製作の映画)

3.8

ゴダール巨匠作品初鑑賞。
哲学的でいて、生活感が素のままというか自然体だけども登場人物は極端というか欲丸出し、意味ありげな会話の一節、下品さがなくて上品でいてでも過激って感じがひしひしと伝わり、これが
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タイタニック(1997年製作の映画)

4.0

何回か観たけど観たくなったので再鑑賞。
10年ぶりくらいに観たけど、以前よりも目が肥えたのか自分自身がつまらなくなったのか定かではないが、赤面するシーンが何箇所かありつつも、この作品におけるレオナルド
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裸のランチ(1991年製作の映画)

3.8

クローネンバーグ総帥、カオスな時間をありがとうございました、と最大級の敬意を持って御礼申し上げたくなるであろう作品。
まず音楽が最高にはまっているのが良き(サックスが気持ちよすぎる)、タイプライターが
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ジュリアン(2017年製作の映画)

3.7

日本には馴染みのない共同親権の現実だったり、それに振り回される周囲、その権利を認める制度の曖昧さを描いている作品。
ジュリアンをみていると終始悲しい気持ちになってしまう。時折みせる笑顔がぱっと現れたか
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

3.6

有名作品でいて、なんとなく避けていた作品でしたが、やっぱりこういう系統のは自分はあまり好みではないようでした。
たぶん新卒の頃の私だとアンディの立場、もっと経験積んだ社会人になればミランダの立場で観れ
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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

3.9

サリーホーキンスさんの演技がぎらぎら輝いていて、彼女のみせる微妙な表情だとか視線やちょっとした動きが本当に感情豊かで素晴らしい。
夫役の人どこかで観たなと思っていたら横顔でぴんときました、イーサンホー
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父の秘密(2012年製作の映画)

3.9

過剰なまでに落としてきて、観ていて苛々と悲しみが襲ってきて、アレとロベルトに感情移入してしまうから観賞後に、どっとくるものがある。
あることをきっかけにアレは苛めにあう。ロベルトは心機一転の場所で働こ
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レナードの朝(1990年製作の映画)

3.9

ロバートデニーロ先生とロビンウィリアムス先生の名役者が素晴らしい演技でより作品を高めている。
御二方の演技って人間味があるんだよな、表情が別格だし。
また医師と患者というこの2人の関係性が、友達になっ
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異端の鳥(2019年製作の映画)

4.3

169分という長時間に私の膀胱は持つのだろうかと若干の不安の中、劇場鑑賞。
異様な迫力と狂気に満ちているけど清々しい美しさが混在しており、昨今の流行りや時代を全く無視して作られており、とにかく異常なオ
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息子のまなざし(2002年製作の映画)

4.2

少年と自転車を観てから、ダルデンヌ兄弟の作品にすっかり虜になってしまい、今作を鑑賞。
彼らの作品は何も前情報入れずに、夜中ひとりだけの時間をつくれるときに観るが1番。
彼らの作品らしく、親切な説明など
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ダウン・バイ・ロー(1986年製作の映画)

4.0

ゆるい脱獄映画とあったのでゆるい日にでも観ようと鑑賞。
きれっきれな脱獄方法もなければ、緊迫感迫る脱獄シーンもなければ、追手が迫ってきて仲間が犠牲になるお涙頂戴シーンもなければ、これっていつ脱獄やんの
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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

3.9

タイトルからして強烈で評価も良かったので、ようやくのこと鑑賞。
あらすじはだいたいわかっていたけど、なるほどこういう作品なのかとすんなりと入り込んで観ることができた。
トムハンクスさん、サンドラブロッ
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闇のあとの光(2012年製作の映画)

4.1

理解不能映画と名高い本作に挑戦。
始めからものすごい映像美に圧倒されて、その場にいるような感覚になる。
カメラワークが何目線?だし、周囲にぼかしがあったりするわ、犬の息遣いが聞こえてきたりしてこれはす
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僕と世界の方程式(2014年製作の映画)

3.7

人と人との出会いは大事だし、周囲の環境も大事、個性を履き違えることなく捉えられる頭が大事だと気付かせてくれる作品。
エイサバターフィールドくん、サリーホーキンスさんの親子関係が現実的で、鑑賞中に何度も
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

4.5

安定のジェイクギレンホール主演作品でいて、個人的にとても突き刺さり、とても大切な作品に出会えてた。
適度な毎日を過ごしているけど、特段なにも感じない毎日、日々に追われて周りが見えていない今の自分にとっ
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許されざる者(1992年製作の映画)

4.0

クリントイーストウッド巨匠、製作・監督・主演の作品。
所謂、西部劇物なんかなと思っていたら、そこは巨匠。渋いおじ様方が登場するけど、派手さはなく淡々と静かに進んでいき、人物背景思想が複雑に静かに熱く盛
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

3.7

ヴィンセントギャロのセンスが炸裂しているな、が第一印象。
スタイリッシュな映像と演出で魅力的な人物たちの過去や心情を映していき、小学生低学年のような振る舞いをするビリーとそれを否定もせず受け入れるレイ
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

3.9

ジョニーデップ、レオナルドディカプリオ若い!と思うことでしょう。
と同時にこのときから演技力が間違いないものだと思うことでしょう。
閉鎖的な街に諸問題を抱えた家族がいて、そこによそから旅人がやってきて
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

4.3

しばしやってくるジェイクギレンホール観たい欲。それほどまでに大好きな役者さんのひとりであり、彼の出演する作品は間違いないという定説があり、今作はその期待を軽々と越えてきた快作である。
なにがすごいのっ
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