こざらさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ゴジラ(1954年製作の映画)

3.0

マイナスワンを観る前に今作を見れば良かったと後悔しています。こんなにオマージュがあったんですね…。今作を見たからこそ、マイナスワンの疑問点が解決しました。

意外とドラマパートもしっかりと考えられてお
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

5.0

マンドリンの音色とは似つかない田園風景から始まる冒頭シーン。この違和感にも思える音楽や飛行機のデザインが、空に憧れる日本男児だけでなく、後のイタリアと日本の関係を巧妙に表現しています。カプローニ伯爵と>>続きを読む

スクリーム(2022年製作の映画)

3.0

『スクリーム』シリーズ5作目にして、もはやクリストファー・ランドンが監督する新作を待つために過去作を消化するモードに入ってしまいました。

意外な犯人にするためか、犯行動機が回を重ねるごとに酷くなって
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.5

商業映画にも関わらず、映画制作の自由が詰まっていることにとても魅力を感じました。

ボイパを劇伴として使うのは、意外性がありましたし、場面のストリート感(?)とマッチしていて良かったです。ガンアクショ
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

3.5

全編PC画面で進む今作は、このコンセプトを活かし、主人公の心情や考えをセリフ無しで上手く表現しています。だからこそ、主人公と同じ目線に立ち、先の展開に釘付けになることが出来ました。

主人公の成長物語
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ガールズ&パンツァー 最終章 第4話(2023年製作の映画)

4.5

今作は映画館で観るべき作品であり、スクリーン体験の1つの到達点だと思います。家でみていたら、きっと星3.5にしていました。


前作と比較して今作は、テンポがとても良いです。終盤に差し掛かっている中、
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オペレーション・ミンスミート ーナチを欺いた死体-(2021年製作の映画)

3.0

「死体を使ってヒトラーを騙す」

この実話の面白さだけで最後まで観ることが出来ました。英国紳士らしい洒落た演出やセリフの数々は良かったですが、脚本や戦場シーンには緊迫とした雰囲気が感じられませんでした
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北極百貨店のコンシェルジュさん(2023年製作の映画)

3.5

見た目とは裏腹に中々闇が深い世界を描いている今作。色々と想像が膨らむラストカットは衝撃的でした。

今作には裏表2つのメッセージがあります。表は「お仕事映画」、裏は「動物と人間の共存」です。しかし、一
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ラテン・アメリカの旅(1942年製作の映画)

3.5

人生初のプロパガンダ映画。といっても、プロパガンダ要素が強すぎるわけでは無かったので、映像作品としてとても楽しむことが出来ました。

ラテンアメリカの情景や文化を観られたことはもちろん、アニメーターが
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ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

3.0

現実で起きた銃乱射事件を元に脚色をした作品。ワンショット風(?)に撮られた映像、雑音が完全に排除された音響…地獄の70分を体感するには余りにも十分すぎました…。

現実で起きた惨劇を元にした作品にあま
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骸骨の踊り(1929年製作の映画)

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ハロウィンで良く聴くあの曲の元ネタが今作だったとは知らなかった…。

プリンセスと魔法のキス(2009年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ニューオーリンズという舞台を存分に活かした音楽、情景は終始美しかったです。不必要に感じる音楽は一切無く、どれも物語を支える重要な転換点になっています。

「お金が欲しい」というかなり現実的な要素が鍵に
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ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

3.5

シャマラン監督の作品は、どれも設定が面白すぎます。その分、物語の着地の仕方にほぼ必ず賛否両論が生まれてしまうのですが、私は今作の終わり方がとても好きでした。

究極の選択というよりは、信じることがテー
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.5

最後まで展開の読めない脚本とフローレンス・ピューの演技が本当に魅力的です。

社会風刺的な内容もありますが、物語がそのメッセージに向けて飛躍することもなく、最後まで一人の女性を描ききっています。

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マーベルズ(2023年製作の映画)

3.0

これまで築いてきたMCUの設定に頼りきっていて、本作における各キャラクターの成長が全くありません。今後の作品で、「『マーベルズ』でここが成長したから、次の敵は倒せた!」みたいな要素が欲しかったです。(>>続きを読む

ガールズ&パンツァー 最終章 第3話(2021年製作の映画)

3.5

劇場アニメシリーズ(?)3話目にして、やっとこのシリーズを自分の中で消化できるようになってきました。

冒頭20分間の戦闘は、本当に最高でした…。特に、砲撃音だけが響く撃ち合いシーンはとても緊迫感があ
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ガールズ&パンツァー 最終章 第2話(2019年製作の映画)

3.0

こんな中途半端に終わるのに、毎話2年間待ってるオタク達凄すぎます!!

1クールと劇場版だけで、主人公チームが挑む側から受けて立つ側になる展開の早さと脚本には頭が上がりません。

良い意味で単純化され
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ガールズ&パンツァー 最終章 第1話(2017年製作の映画)

3.0

Filmarksで怒涛の1位を取りまくり正直毛嫌いしていた自分が、遂にこちら側に…。

これは映画なのか…。こんな途中過ぎるところで終わって、ファンは続編まで数年待つ…凄すぎる…。何から何まで独特の味
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ガールズ&パンツァー 劇場版(2015年製作の映画)

3.5

作り手のミリオタ魂が詰め込まれているにも関わらず、鑑賞者にとことん寄り添ってくれる不思議な作品。

TVアニメシリーズ1~3話は、怒涛のコメディパートでしんどさを感じていましたが、今作を見て、決戦パー
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

映像面は今までのゴジラで1番好きです。今作では夜間の戦闘がない分、ゴジラのフォルムを堪能出来ました。

そして、ここまで堪能できたのは紛れもなく白組のVFXのおかげです。ゴジラの動きはモーションキャプ
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ハロウィン・キラー!(2023年製作の映画)

2.5

Amazon Primeオリジナルのタイムスリップホラー作品。

ホラー映画を自宅でみると暗すぎてよくわからないことが稀にありますが、PFオリジナルのためテレビでの視聴を前提に制作されている分、とても
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ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)

3.5

メッセージに一貫性があるので、ダイレクトに伝わってきますし、話が散漫していないので、とても見やすいです。

ただ、CGがかなり微妙です。ライティングが合っていないのか、一昔前のCGのように浮いて目立っ
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スパイキッズ:アルマゲドン(2023年製作の映画)

2.0

キャラクターアークがあるように見せているだけで、ほぼ何も変わっていないです…。それぞれが成長するベクトルが真逆なせいで、互いの行動が互いの成長を潰し合っています。

演出も所々雑です。子供向けだから…
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ドミノ(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

娘を殺しの道具にして自由の身になる作戦…。これが娘を救いたい家族が考えた最良の手とは素晴らしいですね…笑

続編があるかのように終わらせましたが、この家族と一緒にいたら一生自由にはなれない展開だと思う
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オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

3.5

無駄が一切無い…どこまでもスマートな作品です。「静」と「動」の切り返しが巧すぎて、監督に踊らされっぱなしでした。

「ステイサムどうせ死なないやろ」心理を逆手に取りコメディシーンに昇華している点が、と
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Pearl パール(2022年製作の映画)

4.0

ここまで1作目を引き立ててくれるとは思いませんでした。

今作単体で捉えても、一人の女性の挫折と成長(?)をとても丁寧に描いています。

『X』と今作、なんなら今作からの方が『X』が面白くなる気もしま
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ラストシーンの一言がとても良かったです。

"ウィニー"で気付かれたからなのか…。"ウィニー"を殺してしまったからなのか…。きっと夫婦間でこの答えは違うのでしょう。もしかしたら、旦那すらも前者かも知れ
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