じゃがりこさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

3.5

『グラン・トリノ』を思わせる、
孤独な老人と少年の奇妙な友情物語。

撮影時90歳のイーストウッド。エグすぎる。
どのシーンも画になる。
乗馬や、馬と戯れる姿が見れて満足。

意外とあっさり終わって、
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獣の棲む家(2020年製作の映画)

3.0

戦下の南スーダンから逃げ出す最中、
娘を亡くした若いカップル。
ロンドンで新生活を始めるが、新居には
得体の知れない“何か”が潜んでいて―


ロッテントマトで脅威のフレッシュ100%。
戦争も娘の死
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ハリガン氏の電話(2022年製作の映画)

2.5

スティーブン・キング原作。
時代設定は、初代iPhone発売当時。

メインキャストはほぼ2人だけなのに、
展開が単調という苦行。
緊張感も怖さもなく、伝えたかった
メッセージも浅すぎる。

サイラス
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ヴァルハラ・ライジング(2009年製作の映画)

2.5

理解できたのかどうかさえ分からん。
北欧神話とか言われても...
少なくとも日本人には無理や。

色覚障害をもつレフン監督ならではの色使い
と、『ドライヴ』さながらの寡黙な主人公。

マッツのオールバ
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私は貝になりたい(2008年製作の映画)

4.0

中学生くらいに観て、未だに覚えてた。
これと『ATARU』を観て、中居が好きに
なった。

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

2.5

劇場版15作目。
トットムジカの発動条件かなり限られてる
のに、何してんの?

尾田栄一郎が関わった劇場版の中で最低。
1つの特徴でもある衣装も、
全然カッコよくなかった。

歌が多すぎて一気に冷める
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カオス・ウォーキング(2021年製作の映画)

3.5

野性的で少しやさぐれてるトム・ホランド。
スター・ウォーズのデイジー・リドリー。
安定のマッツ・ミケルセン。

“ノイズ”を具現化して戦う描写を
もっと観たかった。
牧師がいいアクセントだったのに、
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炎の少女チャーリー(2022年製作の映画)

2.5

スティーヴン・キング原作。
1984年版は未鑑賞。
わさわざリブートまでして、本作がヒット
する当てがあったのか、ほんとに不思議。

一番のサプライズは、チャーリーの両親。
そういう設定だったのか、と
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

4.0

原作はスティーヴン・キングの息子、
ジョー・ヒルの短編小説。
監督は『エミリー・ローズ』『フッテージ』
『ドクター・ストレンジ』の
スコット・デリクソン。

デリクソン監督は、意見の相違により
『ドク
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散歩する侵略者(2017年製作の映画)

3.0

本作の試写会が当たったと思って友達を
誘ったら、男2人で『嘘を愛する女』という恋愛モノを見るハメになった、ある意味
思い出の作品。

散歩しながら“概念”を奪い、
地球を侵略していく宇宙人。
その裏で
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.0

大分楽しみにしてたけど、残念。

『ヒメアノ~ル』『犬猿』『空白』どれも
好きだったのに、今作はどこも引っかかる
ものがなく、いつの間にか終わってた。

別に心を抉るような内容でもなく、
リアルでもな
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MONSTERZ モンスターズ(2014年製作の映画)

2.5

客層のターゲットは中学生?
設定もキャストも最高なのに、中盤以降の
失速感がすごい。

目隠すか、ライト焚くか、暗闇に暗視
ゴーグルするか、何かしら対策してくれぇ。
劇場の地下に用途不明のクソでかい
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ST赤と白の捜査ファイル(2015年製作の映画)

3.5

役者とキャラクターが良い。
それに尽きる。

・ユースケ・サンタマリア
・フギンとムニン

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.5

前情報は何も知らなかったが、プロットは
予想がつく。
当然、出される料理には何かしらの
意味があり、集まった客にも共通点が。

一言でいうと、風刺・皮肉映画。
そこに、美味しそうな料理や少しの笑い。
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マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル(2022年製作の映画)

3.5

ドラックスとマンティスが地球へ。
ケヴィン・ベーコンが本人役で出演。

グルートが着々とヴィン・ディーゼルに
近づいてた。

マンティスってそういう設定だったんだ。

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.0

MCU作品初、オープニングが無音で、
他のヒーローの映像も一切なく、
チャドウィック・ボーズマンのみ。

どこを楽しめば良いのか分からなかった。
あくまで、追悼作品なのかな。

新キャラや新スーツ、ブ
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ヘルドッグス(2022年製作の映画)

3.5

内容は割とあっさりしてたけど、
見応えはあった。

潜入捜査ものだと、『ダブルフェイス』の
方がダントツ好き。

はんにゃ金田が良かった。

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.0

IMAXレーザー 3DのHFR対応で鑑賞。
すべての動きがヌルヌルで、HFRの恩恵を
十分感じられた。
3時間以上ぶっ通しの3D鑑賞はヤバかった。
翌日まで目の疲れが残った。

海から上がる時に滴る雫
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アバター(2009年製作の映画)

3.5

再上映によって『アベンジャーズ:エンドゲーム』を抜いて、再び歴代興収1位の本作。

ストーリーが普通な分、これは映画館で
観るやつ。IMAX 3Dを体験してみたい。
今の映画と比べても遜色ない映像美に
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劇場版 おいしい給食 卒業(2022年製作の映画)

4.5

シリーズ通して最高。
給食試食会のパートが面白すぎた。

シリーズ全部観たら、両校の校歌を
口ずさめるくらいにはなってしまった。

ワイルドキャット(2022年製作の映画)

4.0

心に傷を負った退役軍人の青年は、死に場所を求めアマゾンへと赴き、野生動物の保護とリハビリ施設を運営する女性と出会う。
やがて、孤児となったヤマネコの命を託され
たことで人生に新たな意義を見いだす―
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

3.5

音楽の使い方と戦闘パターンが噛み合ってて
まんまとテンション上げさせられた。

内容は薄かった。

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.5

140分にもかかわらずあっという間に
観終わったけど、どこか物足りなさが。

頻繁に魔法が飛び交うのは楽しい一方、魔法
動物の活躍はほぼなく、展開も順調すぎた。

個人的にマッツ・ミケルセンはめっちゃ
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神が描くは曲線で(2022年製作の映画)

3.5

みんな大好きオリオル・パウロ制作
ミステリー。
精神科病院の患者という設定なので、
主人公が“信頼できない語り手”の典型。

この話の展開にしては、さすがに
時間が長い気がした。
難解ではないので、素
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.5

『search/サーチ』の監督・脚本作。

アリア・スターの短編『Munchausen』の
長編版って感じ。面白かった。
サラ・ポールソンがハマり役。

予想外なことは起きないけど、脱出ゲームの
よう
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ナニー(2022年製作の映画)

3.0

ニューヨークに住むシングルマザーの
アイシャは、ナニーとして雇われることに。
彼女は、セネガルに残してきた息子をアメリカに呼び、一緒に暮らしたいと考えるがー


“ナニー”は一時的なベビーシッターとは
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グレイマン(2022年製作の映画)

3.5

ラストバトルが『シャイニング』の庭で
笑った。

製作費がNetflix史上最高額の2億ドルなだけ
あって、スケールは凄くて爽快だったけど、
ちょっと退屈した。
何ヶ国行ったんやろ。

ライアン・ゴズ
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.0

これの面白さが分からなかった。
長澤まさみの使い方が気持ち悪い。

元ネタオマージュや変更点に気づくしか、
楽しむ方法はないんじゃないか。

シン・ユニバース追うか迷う。

オーディション(2000年製作の映画)

2.5

バブル崩壊後の日本。
怖くもなく、裏があるヒロインに魅力も
感じなかった。

品定めするためにオーディションするって
だいぶ嫌な行動。

今作が評価された理由を有識者から
聞いてみたい。

フロッグ(2019年製作の映画)

3.5

伏線が散りばめられつつ、どんでん返しも
ありながら、難解さはなく誰でも気軽に
楽しめる。

こういう、時系列を遡って裏を見せていく
演出は退屈になってダレちゃう。

邦題は人によっちゃネタバレする可能
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箪笥<たんす>(2003年製作の映画)

4.0

予想出来そうで出来ない、
絶妙なラインの伏線と展開。

ホラーと言うには怖さがなかった。
あのオバハン性格終わってるやろ!

クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

3.0

『ダブルフェイス』『MOZU』コンビと
『ストロベリーナイト』コンビ。
内容の割に長い。

死体処理の仕方が、ユニークでいい。
警察はもっと頑張れー。

結局、一番のサイコパスって…

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.5

驚くような内容ではないけど、
悪人がいなくて優しい映画だった。
フィクションすぎる展開に少し笑える。

永野芽郁と田中圭が良い人の一言に尽きる。
予告編で想像した通りの内容で少し残念。

エル ELLE(2016年製作の映画)

4.5

期待してなかった分、評価高め。

冒頭、レイプされたのにも関わらず、その後淡々と部屋を片付け、風呂に入り、寿司の
出前を頼む主人公。

弱いけど強かな女性像。
終わり方が、おしゃれで余韻があって
めっ
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ゆりかごを揺らす手(1991年製作の映画)

3.5

逆恨み復讐系。
お手伝い初日の夜から激ヤバな事してるw

展開はそこまでないけど、追い詰められて
いく過程が丁寧だった。