ゆーまさんの映画レビュー・感想・評価

ゆーま

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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.8

漫画史にも残る最高の名試合である山王戦を、メインに置かずにりょーちんの過去をメインに据えた構成。

何部構成かにして、山王戦を現代の映像で完全再現するだけで、多くのファンは満足したハズなのに。

井上
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.2

今までのタイムスリップは点の移動、テネットは線の移動。
つまり、今までのタイムスリップは世界を主体にした絶対的な一方向の時間軸を大前提としていたが、今作では理論上は無限に重なる時間軸が存在する事になる
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

4.5

設計者のエゴ、慈愛のエゴ、愛情のエゴ、
なんとも強烈な宮崎駿の表現者としてのエゴイズム
誰の為でもない自分のためだけの作品。
最後の「生きて」は自分勝手にやってきた事に対しての落とし前というか、迷惑か
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

5.0

エヴァは呪い

シンジにとっても、アスカにとっても、レイにとっても、ゲンドウにとっても、ミサトにとっても

そしてファン、アンチ、みんなにとっての呪いだった

そして何より庵野自身にとっての呪いだった
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事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

3.2

友達とノリで観てきたので軽くレビュー

売れない芸人がひょんなことから、事故物件に住むことになり、劇中では4件の事故物件に移り住んでいく

3件目までは、普通のホラー映画+恋愛映画(よりひどい)

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ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

4.2

カリオストロの名シーン、名台詞といえばとっつぁんの、「あなたの心です」が多分1番有名だけど、僕は声を大にして言いたい。

カリオストロの名シーン、名台詞No. 1はルパンが幽閉されてるクラリスに向けた
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ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

4.7

恒夫のことを誰が責めることができるだろうか。

立ち止まって大号泣する恒夫と新しい電動車イスで今までよりも力強く進んでいるジョゼとの対比に号泣不可避です。

ジョゼも恒夫も幸せになってほしいな。

横道世之介(2013年製作の映画)

4.7

「思い出の片隅の真ん中で彼はいつも笑ってた」

なんて儚くて美しいフレーズなんだろう。

世之介の話をする人はみんな笑ってる。

世之介は本当に幸せ者だとしみじみ。

こんな人間になりたいなー

てか
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.7

ラストの付箋に水がゆっくり染みこんでいく様子は美しかった。

ヨシカの胸に張り付いた付箋、つまり心がニの胸に落ちて、ニの心がヨシカの心にゆっくりと浸透していく感じ。

卓球のラリー音はヨシカとニの呼応
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タイタニック(1997年製作の映画)

4.4

ディカプリオが正装して、階段から登場するシーン。

男前すぎでしょ。あんなん誰でも惚れるわ

インターステラー(2014年製作の映画)

4.5

一見難しい話のようだけれど、主題はすごくシンプルで、愛は次元さえも超えるというもの。

2つの星どちらに向かうかを決める際の選択も、愛を信じていれば正解にたどり着くことができた。

マン博士は自分が助
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.2

普通映画は他人の人生をメタ的なポジションから鑑賞する。ひとつのカメラを通して。

この映画はそのカメラが二重三重になっていることで、メタのレイヤーが複層的になっている。

そこに笑いの要素を持ってくる
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.5

大音量で大画面でクイーンの音楽を聴く。

これだけで映画館に行く価値はある。

文句なしにかっこいい。

セブン(1995年製作の映画)

4.4

とにかく頭がいい。

最後まで犯人の思い通り。

後味の悪い映画として有名だが、こんなにスマートな終わり方の映画は早々ない。

傑作。

バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

4.1

最後のシーン。

お互いに何かを感じ取って振り向くのだけれど、時間差があり目が合わない。

切ないハッピーエンド。

oasisの曲も最高。

まほろ駅前多田便利軒(2011年製作の映画)

4.0

とにかくこの2人が大好きなんですよ。

気怠い感じというか、肩の力抜けてる系男子。

こんな行き方ありかもなってラキスト吸いながら友達と話してた、懐かしい笑

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.0

And in the end The love you take is equal to the love You make

the beatlesのthe endという曲の歌詞を思い出した。

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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

5.0

愛には色んな形があって、どの愛にも共通して言えることは、何かを愛するということは何かを捨てなければならないということ。

自由に生きる、夢に生きるとは常に選択を迫られる。選びとる基準は愛であって、選択
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天気の子(2019年製作の映画)

4.5

「君の名は。」に比べて分かりやすいストーリー(君の名は。が難解なわけでない、よくあるタイムリープものだし)。美しい映像と音楽、エンタメとしての映画として最高峰であった。

三葉と瀧くんのように世界の歴
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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

3.8

主人公はバカなほど真っ直ぐな奴なのか、サイコ野郎なのか本当に分からない。映画を通して彼の言動は見ていて気持ち悪くなる程だった。

最初的に夢を叶えるあたり、結局は成功した者が正義であり、世の中の常識非
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

バットマンのジョーカーは生まれ持ってのワル、ゲロ以下の匂いがプンプンする系の悪。DIOやフリーザと同じ、唯一無二のカリスマ性を有しているため、到底真似できっこない故のかっこよさがある。

本作のジョー
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.7

ジョーカーと本質的なメッセージは同じ。

救われない男の物語。

自分を受け入れてくれない、置いてけぼりにしていくどうしようもない現実、社会に対して衝動的破壊行為を行った結果、ジョーカーの場合は同じよ
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